京大教授が絶句。防衛費増を利用した岸田首相の「大増税」に呆れたワケ

防衛力強化を議論する政府の有識者会議は、防衛費増額の場合の財源について、国債に頼らず幅広い税目による「増税」を含めた国民負担が必要だとする報告書をまとめました。その報道に接し絶句したと語るのは、京都大学大学院教授の藤井聡さん。今回のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』では、有識者会議に名を連ねる経済専門家の顔ぶれについて、緊縮財政を目指す岸田政権と財務省が「増税」の結論ありきで選んだ人たちと指摘。欺されて増税を許せば、経済が疲弊しかえって防衛力を低下させてしまうと、「増税論」の矛盾を説明し阻止すべきと訴えています。

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岸田・麻生流の緊縮財政派は今、「防衛費増」を利用して「増税」を狙っている ~増税のためにつくられた“有識者会議”~

『有識者会議“防衛費財源 国民負担で”意見相次ぐ』、の報道にはホントに絶句しました……
有識者会議“防衛費財源 国民負担で”意見相次ぐ 議事要旨公開 | NHK

この会議は、「外交・防衛のほか、経済・財政分野などの専門家」も出席していたそうですが、彼らの発言は「むやみに国債発行をしてはならない」「第2次世界大戦時の軍事費調達のため、多額の国債が発行され終戦直後にインフレを招いた歴史を忘れてはならない」と、国債発行はダメだという意見に加え、「日本はOECD=経済協力開発機構の国々と比べ租税負担が少ない」「幅広い税目による国民負担が必要なことを明確にして理解を得るべきだ」と、増税・国民負担を求める意見が多数でたとのこと。

こうした意見は、財務省の公式見解、すなわち所謂“ザイム真理教”の教義そのものです。一体どういう人達がこの発言をしていたのかと確認してみると、そのリストは次の様なものでした。

  • 上山隆大 総合科学技術・イノベーション会議 議員(常勤)
  • 翁百合 株式会社日本総合研究所理事長
  • 喜多恒雄 株式会社日本経済新聞社顧問
  • 國部毅 株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役会長
  • 黒江哲郎 三井住友海上火災保険株式会社顧問 
  • 佐々江賢一郎 公益財団法人日本国際問題研究所理事長 
  • 中西寛 国立大学法人京都大学大学院法学研究科教授
  • 橋本和仁 国立研究開発法人科学技術振興機構理事長 
  • 船橋洋一 公益財団法人国際文化会館グローバル・カウンシルチェアマン
  • 山口寿一 株式会社読売新聞グループ本社代表取締役社長

これらのリストには、国際政治学者や元外交官・防衛官僚、外交・軍事のジャーナリストなどが含まれていますが、経済・財政関係の有識者として入っているのが、翁百合株式会社日本総合研究所理事長 元日銀のエコノミスト、喜多恒雄株式会社日本経済新聞社顧問 慶応大学経済学部から日経新聞に入社、國部毅株式会社三井住友フィナンシャルグループ 取締役会長の3人。

まず、國部氏は、財務省の意向に逆らった委員会発言など絶対の絶対に出来ない銀行グループの取締役。喜多氏も同様に、「財務省の機関誌(赤旗)」とすら言われる日経新聞に入社し、顧問にまで上り詰めた人物。彼らがザイム真理教の教えに背いた発言をする筈がなく、増税だ、国民負担増だ、財政破綻だ、国債発行はまかり成らぬという発言をすることは、人選の時点でハッキリ分かっていた人物です。

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そのスーツ何年もの?「見られる」ことを意識するビジネスマンがデキるワケ

あなたは、仕事をしているときの自分を「誰かに見られている」と意識していますか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが話すには、仕事をする上で重要なことの一つに「見られていることを意識する」というものがあるそうです。その明確な理由とは?

仕事は人に見られてナンボ。サラリーマンでこの意識を持てる人が伸びる人、出世する人

人に見られることでおカネを頂けるビジネスのことを「プロ」と呼ぶわけですけど、これはサラリーマンでもやれるんですよ。というか、サラリーマンでこの意識を持てる人が伸びる人、出世する人なんです。

あなたのいつもの仕事ぶりを見ている観客がいるとしたら、あなたは今日のような振る舞いをしますか?今日のような業務態度で仕事に臨みますか?

観客がいて、あなたの一挙手一投足を見つめているとしたら、もっと格好を付けようと思うでしょ。もっと華麗に、もっと美しく、観客が思わず拍手をしたくなるようなやり方で仕事をするでしょ。

どうせ誰も見ていないと思っているから、テキトーに仕事をしているんです。だからグダな態度で、イヤイヤ仕事をするんです。

ちなみに、新入社員を毎年採用する大きなメリットは、新入社員がフレッシュな時って、先輩社員がシャキシャキ働くからですよ。なんでシャキシャキ働くかというと、新人が先輩であるあなたの仕事ぶりを見ているからです。だからいつもよりちゃんとした格好で、無精髭もちゃんと剃って、いつもよりハッキリとした声で、できれば新人の(特に異性の新人の)注目を浴びたいと思うわけ。

ま、それはひと月も保たないんですけど、それでも4月って会社の空気が変わるわけですよ。

それと同じことを、普段から意識して仕事をやったら、パフォーマンスは必ず上がりますよ。

まるで魔法。あの上司は、なぜ取引先にも部下にも好かれているのか?

ビジネス書ランキングで3年連続1位に輝いた『人は話し方が9割』。今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、その第3弾である、リーダーの話し方にフォーカスした一冊です。

『リーダーは話し方が9割』部下の自己肯定感、自己重要感を高めるノウハウ

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リーダーは話し方が9割

永松茂久・著 すばる舎

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、日販の年間ビジネス書ランキングで、3年連続1位に輝いた、『人は話し方が9割』の第3弾。

● 第1弾:『人は話し方が9割
● 第2弾:『人は聞き方が9割

今回は、「リーダーの話し方」がテーマということで、先日ご紹介した矢野香さんの『最強リーダーの「話す力」』とテーマが似ていますが、『最強リーダーの「話す力」』がパブリックスピーキングに重きを置いているのに対し、こちらは部下への個別指導・対話が中心。

※ 参考:『最強リーダーの「話す力」

どうやって部下の自己肯定感、自己重要感を高めるか、現場で効く考え方、ノウハウがまとめられています。

うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」、部下が主役になるコミュニケーション、部下の自己重要感を高める魔法の言葉12選など、読んでおきたいノウハウが満載です。

過去をふり返り、もっと早く知っておけば良かったと思う内容がびっしりと書き込まれていますので、リーダーの方はご注意ください。

部下のいいところをいくつ知っているか、部下が嫌いなことをどれだけ把握しているかなど、話し方だけにとどまらない、リーダーの日々の心構え、行動についても書かれており、じつに勉強になりました。

心理学者が本気を出して考えた「PK戦で勝つ運」を引き寄せる戦略とは?

ワールドカップのクロアチア戦でPK戦負けしまった日本代表。技術、実力だけでなく、運も関わるPK戦を勝ち抜くためには何が必要なのでしょうか? 心理学者・富田隆さんのメルマガ『富田隆のお気楽心理学』の中で、その「運」を引き寄せる方法について詳しく語っています。

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エスパーPK戦。「運」を引き寄せる戦略について本気で考える必要がある

サッカーの試合は残念でしたね。ワールドカップのクロアチア戦は1対1で、延長戦でも勝負がつかず、最後の最後、ペナルティー・キック戦で負けてしまいました。

それでも、日本代表は強豪のドイツとスペインを下し、トーナメントに進んだのですから、今回は素晴らしい健闘ぶりでした。PK戦には「運」まかせの部分がありますから、クロアチア戦の戦いぶりも、前回の準優勝チームを相手に、ほぼ互角のものだったと言って良いでしょう。グループリーグ戦なら引き分けになる試合でした。

「PK戦は運まかせ」という意見は、私だけでなく、多くのサポーターの間からも聞こえて来ました。

もちろん、キーパーの「実力」も大切ですし、キッカーの「力量」も重要です。「運ではなく技術だ」という意見にも一理あります。

たとえば、もしベテランのキーパーが、敵のキッカーが無意識に発する微妙な身体のサインを見逃さないという実力を備えていたらどうでしょう。何処にボールが飛んでくるかを見破ることができるのですから、これを跳ね返し、ゴールを阻止することができるはずです。実際、キーパーの中には、ボールが左右のどちらに飛んでくるかを事前に知っていたとしか思えない余裕の対応をする人がいます。

しかし、キッカーの側も百戦錬磨の強者ですから、わざと逆のサインを出してキーパーを欺くこともできるのです。たとえば、左サイドを狙っているかのように見せかけて、実際には右サイドにボールを蹴るといった具合です。

こうなると、まさに、「キツネとタヌキの化かし合い」で、より「人の悪い」方が勝つのではないでしょうか。

ブラジルのネイマール選手は、見事にキーパーの裏をかいてPKを決めてみせた後、いかにも「どうだい、騙してやったぜ!」というような顔で悪戯っぽく舌を出していました。このように、PKで勝つには、技術プラス「人の悪さ」が重要なように思えます。

ところが、日本人の選手たちを見渡すと、いかにも人の良さそうな好青年ばかりです。とても、おっかない顔をした強豪チームのキーパーを騙せそうには見えません。技術の点では世界基準を満たしていても、「人の悪さ」となるとちょっと無理なのではないでしょうか。

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人の「善意」を利用してダマす統一教会の悪質な手口。元信者が暴露する「募金」「寄付金」「ボランティア」の実態

メルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』発行者で、かつて旧統一教会の信者であったジャーナリストの多田文明さん。人の「善意」を使ってさまざまな団体や自治体に入り込む悪質な統一教会の手口を、最新刊『信じる者は、ダマされる。元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)の中で詳しく綴っています。今回、特別に多田さん最新刊の一部を抜粋してお届けいたします。

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統一教会も駆使した「善意」でダマす手口。なぜ、旧統一教会の「寄付」や「応援」を断れないのか

旧統一教会内での活動を見てきて、「善意を装って近づく」のがとても巧みであることを痛感しています。これにより、心あるやさしい人たちはダマされてしまいます。

すでに旧統一教会から全国の自治体にお金が寄付されていた実態が明らかになっています。地域住民の福祉の推進を行っている社会福祉協議会への寄付も目立っています。寄付されたところは相当数になると見られ、教団組織としてなんらかの指示や意図を持って行われている可能性もあります。なぜ、こうした寄付が行われているのか。教団の目的などについてお話しします。

2022年8月に入り、私が一時期所属していた仙台の旧統一教会から仙台市社会福祉協議会への寄付があったとの報道があり、急いで取材しました。

寄付は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の仙台家庭教会の壮年部からによるもので、仙台市社会福祉協議会によると、3年間にわたり、約10万円の寄付を受けています。「当時、旧統一教会の認識はあったものの、寄付という善意なので、断る理由がありませんでした」との答えでした。

このあたりが巧妙なのですが、相手先の団体が霊感商法を過去に行い、甚大な消費者被害を引き起こした旧統一教会であるとわかっていても、「寄付」という善意を前面に出されるために、断りにくい状況になるのです。

2020年10月、長崎県の佐世保市社会福祉協議会のもとには、世界平和統一家庭連合佐世保家庭教会から約4万円が寄付されています。同社会福祉協議会によると、「チャリティーバザーを開催した益金とのことでした。ただ、どんなチャリティーを行っていたのか、その詳細までは把握していません」との答えでした。

どうしても善意の行為を疑い、その内容を聞くこと自体が「よくないこと」と思ってしまいがちです。それゆえ、詳細を尋ねることを躊躇してしまいます。まさに、その点を突かれ、寄付を受け取ってしまったといえます。

このほかにも、2021年11月、奈良県の香芝市社会福祉協議会は世界平和統一家庭連合かつらぎ家庭教会よりチャリティーバザーによる17万円の寄付を受けています。この額はなかなか多いとの印象を受けますが、ここでは「SDGs」を謳っていることもあり、多くの人がやってきて、それだけバザーでの収益があったということでしょう。

報道によると、このほかの全国の社会福祉協議会にも同様の寄付がなされています。

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糖尿病治療も一因か?現役医師が推測する、渡辺徹を死に追いやったもの

11月28日に急逝した、俳優でバラエティタレントとしても類稀なる才能を発揮した渡辺徹さん。各種メディアで伝えられた訃報では、渡辺さんが抱えていた糖尿病の恐ろしさがクローズアップされましたが、現役医師の和田秀樹さんはその内容に違和感を覚えたといいます。今回和田さんは自身のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』で、「糖尿病の真実」を解説。さらに糖尿病とアルツハイマー病の意外な関係を紹介するとともに、渡辺徹さんの死因について自身の見解を記しています。

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糖尿病や高血圧より低血糖や低血圧や低ナトリウム血症が怖いのを教えない国

渡辺徹さんが亡くなったときも糖尿病の怖さがあおりまくられた。

1981年、「太陽にほえろ!」でデビューした当時は69キロ。それが榊原郁恵さんと挙式した87年には130キロだったとのことだ。“マヨラー”で大食漢。30歳で「2型糖尿病」と診断されて以後、急激なダイエットやリバウンドを繰り返してきたらしい。

料理番組の収録中に胸が苦しくなり血糖値を測るとなんと600mg/dLだったらしい。その後、奥さんの徹底的な栄養管理のもと、体重は79キロになったとのことだ。ところが、公演中で足が思うように動かなくなり、虚血性心疾患が発覚。このときも、妻の目を盗み、暴飲暴食していたと告白したそうだ。

そして2013年に膵炎で一時入院。さらに16年からは人工透析を受けるようになったという。死の一か月前の記者会見ではかなりスリムになった姿が報じられた。

ところがその一か月後に亡くなっている。

こんな話を書くと糖尿病は怖いし、それなのに暴飲暴食をした報いだという人が多いだろう。

血糖値600mg/dLなんて最重症の糖尿病と思う人もいるだろうが、私も3年半前に糖尿病が発覚した際には血糖値が660mg/dL(勝ったとは言わないが)だった。ただ、胸の苦しみなどなく、のどがひたすら渇くだけだった。

おそらくその2年くらい前から糖尿病はあったのだろうが、現時点では、腎機能もまったく正常だし、眼底も正常だ。

糖尿病という病気で誤解が多いのは、ただ血糖値が上がる病気だと思われていることだ。

実は、血糖値のコントロールが悪くなる病気だ。

糖尿病のない人は多少のダイエットをしても病的な低血糖にはならないが、糖尿病の患者はダイエットをしても、薬やインスリンが効きすぎても、失神をするような低血糖が起こってしまう。慌てて氷砂糖を食べるのもそのためだ。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ

 

中居正広「オペ室激震」報道の重い意味とは?「病気は7掛けが業界ルールのはず…」芸能記者も衝撃。いま木村拓哉こそが“希望の光”か

年内休養を発表したタレントの中居正広さん(50)が、11日に放送された「プロ野球珍プレー好プレー大賞2022」(フジテレビ系)にVTRで出演。大の野球ファンとして知られる中居さんは、「1年の締めくくりは珍プレー好プレー、そしてプロ野球でお楽しみ下さい!」と笑顔で視聴者に語りかけましたが、そのあまりの痩せっぷりに各方面から心配の声があがっているのは既報のとおりです。
これに関して、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「有名芸能人の病気報道は、実際の容体の“7掛け”くらいで報じるのが業界ルール」と指摘。女性セブンが報じた「中居正広 頬も体もやせこけて 復帰不能 『オペ室で起きた激震』」という記事に大きなショックを受けた理由を説明しています。

闘病中の中居くんに「復帰不能」報道の異常事態

『女性セブン』が中居正広の、実にシリアスなタイトルの記事を掲載しました。

“頬も体もやせこけて復帰不能「オペ室で起きた激震」”…広告でこのタイトルを見た時、鼓動が早くなるような軽いショックを受けました。

通常、週刊誌が有名芸能人の病気に関する記事を掲載するときは、実態の“7掛け”程度で報じるのが業界のルールと言われています。

にもかかわらず『女性セブン』がここまでの記事を掲載するという事は…中居が心配です。

滅多なことは書けない、芸能人“重病取材”の裏側

大変不謹慎ですが、芸能記者という職業の人間は、有名芸能人が大病に罹ったと耳にすると血液が逆流してしまう妙な人種です。

このブログでも何回か取り上げたことがありますが、30数年前に渡辺謙が白血病が原因で映画を突然降板したと聞いた時、私の体は気が付けば都内の某大学病院の集中治療室近くにありました。

芸能記者たるもの、有名芸能人の病気にはとても敏感な人種なのです。

改めて当時のことを思い出しても、この病院の集中治療室近くに、どのようなルートで辿り着いたのかはほとんど記憶にありません。

しかし無菌室で、深い眠りについている渡辺の横顔を思い浮かべながら原稿を書いたことだけは今だに忘れられません。

6年前には『鎌倉殿の13人』の“後白河法皇”役が好評だった西田敏行の極秘入院の情報をキャッチして、東京郊外の某大学病院内を連日終日張り込んだことがありました。

体が健康な状態で、医療施設の中で長時間張り込みを続けるという作業は、心身ともに大変なプレッシャーを感じたものでした。

シャッター・チャンスは緊張感が薄れ始める午後2時過ぎくらいに訪れました。

検査を目的に、西田が入院病棟から車椅子に押されて現れたのです。
本人を確認すると同時に、カメラマンの隠しカメラが炸裂したのは改めて説明するまでもないでしょう。

あの時の西田の、生気を失った視線、くすんだ顔色は、今だに脳裏から離れることはありません。

鈴木京香にメロメロだった“後白河法皇”を拝見し、役者としてまだ現役でいらっしゃる喜びを感じてしまいました。

嵐の二宮和也、そして木村拓哉が中居くんをサポートへ?

さて、今回の『女性セブン』の記事は、特別に中居や『SMAP』というグループのファンでなくとも気を揉むタイトルですが、特に心配に思っているのは、やはり『SMAP』全盛期を知っている女性たちだと思います。

そしてジャニーズ事務所ととても良い関係の『女性セブン』に、“頬も体もやせこけて~”と書かれて、苦楽を共にした昔の仲間が知らぬ存ぜぬを決め込めるはずもないでしょう。

解散、退所、残留には、それぞれに苦い思いがつのるばかりでしょうが、入所してからそんな日々が来るとは想像もしていなかった頃には、同じ釜の飯を食い、一緒に泣き笑い過ごしたかけがえのない仲間ですから。

特に中居の動向にやきもきしているのは木村拓哉ではないかと、私は密かに睨んでいます。

先日、中居のピンチヒッターとして『金スマ』のMCを『嵐』二宮和也が担当しましたが、なんといってもニノは、現在のキムタクの1番舎弟と言っていい存在です。

金銭的にはシビアですが、先輩後輩に限らず“仲間”に対しての面倒見がいいことで知られるニノが、病床に伏す中居とキムタクの間を取り持って、何かリアクションを起こすことは十分に想像できます。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: 「中居正広のニュースな会」公式HP

中国抗議デモの発端、新疆ウイグル「タワマン大量焼死火災」が習近平と中共を追い詰める

新疆ウイグル自治区のウルムチで発生した火災が発端となり、中国全土はおろか世界にまで広がりを見せた習近平政権への抗議デモ。現在は表向き収束し社会生活は平静を取り戻しましたが、異例の3期目政権をスタートさせた習近平国家主席は、自身の権力を盤石なものにすることができるのでしょうか。今回、政治ジャーナリストで報道キャスターとしても活躍する清水克彦さんが、習近平氏が「皇帝」として君臨し続けられるのか否かを考察しています。

清水克彦(しみず・かつひこ)プロフィール
政治・教育ジャーナリスト/大妻女子大学非常勤講師。愛媛県今治市生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得期退学。文化放送入社後、政治・外信記者。アメリカ留学後、キャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサーなどを歴任。
著書は『日本有事』(集英社インターナショナル新書)、『台湾有事』『安倍政権の罠』(ともに平凡社新書)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『ゼレンスキー勇気の言葉100』(ワニブックス)、『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)ほか多数。

江沢民元国家主席の追悼を利用した習近平指導部

12月1日、中国の各メディアは、前日死去した江沢民元国家主席(以降、江沢民と表記)の足跡を振り返る追悼ムード一色となった。

「人民日報」など各紙の紙面はモノクロ。中国人が持つ全てのスマートフォンは、白黒の画面に変わり、アリババなどネットショッピングのサイトまでモノクロで見なくてはならなくなった。

極めつけは、12月6日、北京の人民大会堂で営まれた江沢民の追悼集会だ。弔辞を述べた習近平国家主席(総書記。以降、習近平と表記)は、江沢民を「卓越した指導者」と持ち上げたうえで、「動乱に反対し、社会主義を守った」と強調してみせた。

つまり、「国民よ、江沢民の死に対して喪に服せ」「この機に乗じて抗議行動を拡大させるなど到底許されない」と強烈なメッセージを投げかけたのである。

11月26日以降、北京や上海だけでなく中国各地へと拡大した「ゼロコロナ」政策に対する抗議行動。どうしても思い起こされるのは、1989年6月に起きた天安門事件だ。

天安門事件は、胡耀邦元総書記の追悼集会がきっかけとなった。今月に入ってからの習近平指導部の動きは、「同じ轍は踏まない」「追悼の名の下に、何としてでも抗議行動を鎮静化させる」という強い意思を色濃く反映したものとなった。

抗議行動の発端は、ウイグルという因縁の地

今回の抗議行動は、元はと言えば、様々なメディアで報じられてきたとおり、11月24日、新疆ウイグル自治区のウルムチで起こったタワーマンション火災が原因だ。

火災では、逃げ遅れた住民たちが多数犠牲となったが、住民たちが拡散させたSNS、WeChat(微信)を通じて明らかになってきたのが、習近平指導部による行き過ぎた「ゼロコロナ」政策によって、避難と消火活動に支障をきたしたという事実であった。

新疆ウイグル自治区と言えば、イスラム教徒が多い地域だ。中国の歴代の指導部は、ウイグル族の間で独立の機運が高まるのを阻止するため、拷問や虐殺によって、その精神を弾圧し、「天網」と呼ばれる監視カメラで住民の行動を追跡して収容所に送り込み、イスラム文化やウイグルの言語まで捨てさせてきた因縁の地である。

そのような地域で起きた火災による悲劇は、「ゼロコロナ」政策に辟易としている市民、自由に声も上げられないに対する市民たちからの怒りを増幅させ、それが、「習近平下退!」(習近平、辞めろ!)という波となって、中国全土、そして東京やニューヨークなど海外へと拡大したのだ。

プーチンに与えた「核使用」の正当性。ウクライナ軍によるロシア本土攻撃の結末

12月5日と6日、突如ドローンの攻撃を受けたロシア国内の空軍基地。露政府はただちに「ウクライナ軍によるもの」と発表しましたが、もしもそれが事実であるのなら、今後ウクライナ戦争はどのような展開を見せることになるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、この越境攻撃が各国の「ゼレンスキー離れ」を加速させると推測。さらに自身が驚きと恐れをもって受け取ったというプーチン大統領の発言を引きつつ、核戦争勃発の可能性について考察しています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

 

新しい段階?終わりの始まり?─国境を越えたウクライナの攻撃の意味

「これは一体何?」

12月5日と6日に相次いで起きたロシア空軍基地や石油貯蔵施設への無人攻撃型ドローンによる攻撃の報が入ってきた際、思わずそう呟きました。最近は頻繁に、調停グループの会合も開催され、その報が入った際も会議中でしたが、参加者一同、「???」という雰囲気でした。

グループにはウクライナの専門家も含まれるのですが、その人にも理解不能な展開で「もしかしたら、ゼレンスキー大統領もウクライナ軍も踏み越えてはいけないラインをついに越えてしまったのではないか」とのことでした。

その後、ロシア側からの発表の速さには戸惑ったものの、どの筋からも「これはウクライナ軍によるロシアへの攻撃に他ならないと考える」との分析が入り、どうも“旧ソ連製の無人機をウクライナが長射程用に改良したもの”というものと、“ウクライナが独自に開発した長射程の自爆型ドローン”という説が混在していますが、実行したのはウクライナ軍の特殊部隊だったとの見解では一致しました。

ウクライナ政府はコメントを発していませんが、SNS上で“また”ポドリヤック大統領府長官顧問が、ウクライナによる攻撃を匂わせるような内容の書き込みを行っていたことも、ウクライナによる仕業であることを確信させる一助になったようです。

多くの分析によると(まだ変わるかもしれませんが)、「ロシアによるインフラ施設への大規模なミサイル攻撃に対する報復と、ウクライナによる反撃能力の誇示」という目的があるのではないかと言われています。

それと同じころにはゼレンスキー大統領はドンバス地方を訪れて、ウクライナ軍を鼓舞する映像を流していますが、その際「越冬戦」に言及したことで、対ロ徹底抗戦を再度宣言しただけでなく、ある無言の、でも非常に明確なメッセージを国際社会に送ることになりました。

それは【この戦争の司令官は私であり、ウクライナがどうするかを決めるのは私】というメッセージです。

先日のポーランドへのミサイル落下事件以降、アメリカも欧州各国もウクライナ・ゼレンスキー大統領と距離を取り始めてきましたが、今回のウクライナによるロシア攻撃によって、その傾向は加速するのではないかと推察します。

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人生に生きる意味なし。ホンマでっか池田教授が年老いて判った事

人間誰しも一度は深く考える、自らの生きる意味。そんな「哲学的」とも言える疑問も、歳を重ねることで解消するケースもあるようです。今回、「75歳を超えて、人生に生きる意味はないという当たり前の事実が分かるようになった」と書くのは、生物学者でCX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授。池田教授はメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』に、自身がなぜそのように思うに至ったかを綴っています。

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歳をとって分かったこと-人生に生きる意味はない-

最近『バカにつける薬はない』という本を上梓した。2021年の1月から2022年の4月にかけて、このメルマガに連載したエッセイをまとめたものだ。その中のV章は「老いの人生論」と題して、老人になった感慨を綴ったものだ。昔まだ若かった頃『昆虫のパンセ』(青土社、後『虫の思想誌』と改題して講談社学術文庫)に収められた「ファーブルと彼の虫たち」の中で、ファーブルが再婚相手との間に、ファーブル64歳、66歳、71歳の時に子宝に恵まれたという話に続いて、「残念ながら私は老人になった事がないので、71歳で子供を作るという意味がよく分からぬ」と偉そうなことを書いた。

それから30年の時が過ぎて、今や75歳というまごうことなき年寄りになったが、71歳で子供を作るという意味がよく分かるようになったかというと、やっぱりよく分からないのである。肉体的な老化とはどういうことかを、身に染みて分かるようになる以外には、歳をとったからと言って分かるようになることは余りない。

しかし、そんな中でも、ああそうだったのかと分かることも稀にある。75歳を過ぎた老人になってよく分かったのは、人生に生きる意味なんかないという、当たり前の事実である。若い時は、頭に余力があって余計なことを考えるので、人生の意味なんてことも考えたくなるが、心を虚しくして見れば、人生に意味なんかないのは当然の気がする。そもそも、悠久の宇宙の歴史から見れば、人類の生存や繁殖に何か意味があるかと言えば、何の意味もなさそうだ。

冒頭に挙げた「老いの人生論」を書いてから、まだ1年程しか経っていないが、「人生に生きる意味などない」ということがしみじみと腑に落ちたのは、1年歳をとった成果である。これで、死ぬのが余り怖くなくなった。私は若い頃から、完膚なきまでの無神論者で、宗教に魅力を感じたことは一度もない。宗教を信じる人は、結局のところ死ぬのが怖いのだと思う。

動物は、苦痛から逃れたいとは思うだろうが、死ぬのは怖くないに違いない。そう断言すると、動物になったことがないのに、どうしてそんなことが分かるんだ、と絡んでくる人がいそうだけれど、動物は、脳の構造からして、人間のように確固とした自我を有していないので、死ぬのは怖くない、と考えて差し支えない。

人間が死ぬのが怖いのは、自我がなくなるからである。現在の脳科学では、自我は前頭連合野に局在するようだ。ここは人間で一番よく発達している。個人の内的な感覚としては、自我は自分以外の全存在と拮抗する唯一無二の実在である。自我がなくなるということは、自分以外の存在物(の少なくとも一部)は無傷のまま保たれるのに、自分にとって唯一無二の自我が喪失することを意味する。従って、死が自我の喪失を不可避にもたらすのであれば、死が怖くないわけはないということになる。

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