業スーの激安米粉が大変身。元パティシエ考案のクッキーが2度おいしい秘密はね…

撮影:佐山裕子(主婦の友社)、室崎さゆり

バレンタインが近づくと、お菓子づくりに挑戦したくなりませんか?

今回は、元パティシエ・室崎さゆり(ぺぽ)さんの新刊『ほぼ100均道具でパティシエ級おやつ』(主婦の友社)から、コスパ抜群の「業務スーパーの米粉」を使ったクッキーをご紹介。

焼きたても冷めてもおいしい魅惑のスイーツが、手頃な材料と100均の道具で簡単につくれちゃいますよ。

マシュマロがもっちりとろける!「ココアクッキースモアサンド」のつくり方

(画像はすべて本書42~43ページより)

<材料(約12個・クッキー約24枚分)>

  • 【A】米粉…40g
  • 【A】片栗粉…25g
  • 【A】アーモンドプードル…25g
  • 【A】ココアパウダー…10g
  • 【A】塩…少々
  • 【B】米油…20g
  • 【B】メープルシロップ…15g
  • 水…5g
  • マシュマロ…6個
  • <下準備>

    ・オーブンを170度に予熱する。

    ・天板にオーブンシートを敷く。

    <つくり方>

    1. ボウルにAを入れて泡立て器でぐるぐるまぜ、Bも入れてゴムベラでまぜ合わせる(そぼろ状になる)。

    2. 水を入れてゴムベラでなじませるようにまぜ合わせ、手でこねてひとまとめにする。まとまりにくい場合は少量ずつ水(分量外)を足す。

    3. ラップで包んで4mm厚さに伸ばし、3cmの丸い型で抜いて天板に並べる。170度のオーブンで14~16分焼く。焼いている間にマシュマロを半分に切っておく。

    4. 焼きあがったら、熱いうちにクッキーの半量にマシュマロをのせ、残りのクッキーでサンドして軽く押さえて接着する。そのまま冷ます。

    (『ほぼ100均道具でパティシエ級おやつ』42~43ページより引用)

    「業務スーパー」の米粉、なんと1kgで358円

    ビターなココアクッキーと、ふんわりしたマシュマロのハーモニーがうれしいこのクッキー。

    焼きたては、パリッとしたアツアツのクッキーではさんだマシュマロがとろけるよう。冷めると今度はねっちり、もっちりとした食感になって、2つの味が楽しめるところが気に入りました。

    本書『ほぼ100均道具でパティシエ級おやつ』では、おやつ作りのハードルをとことん下げるために、スーパーや100均で手軽に材料を集められるレシピにこだわった、というぺぽさん。

    このクッキーも、クッキー型はダイソーやセリアで購入可能。そして、メインの材料は小麦粉ではなく米粉を使うのですが、ぺぽさんのオススメはコスパ抜群の「業務スーパー」の米粉。1袋1kgも入っているのに、価格は税込358円前後と激安なんです。

    米粉は商品によって吸水率が異なるため、逆に他の米粉ではうまくいかないこともあるとのこと。

    手づくりお菓子は材料費がかかると思い込んでいましたが、本書があれば、もっと気軽におやつづくりにチャレンジできそうです。

    ほぼ100均道具でパティシエ級おやつ

    ジップロックでおやつを新食感に大変身させる裏技。クリームパン、饅頭、バームクーヘンまでも…

    材料3つ!揚げない「揚げパン」のつくり方。罪悪感なし。思いっきり食べられて幸せ〜

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    提供元:ROOMIE

    「山崎実業の別注アイテム」で水回りのストレスが解消した!もう石けんカスの掃除をしなくていいんだ…

    水が溜まってぬるぬるになったり、ホルダーが取れたりと、ものによっては何かとストレスの多い石けん置き。

    ずっと石けん置きが定まっていなかったなか、「今度こそ」と導入したこれがとにかくストレスフリー!

    お風呂場の固形石けんに関するストレスを、一気に取り払ってくれたんです。

    山崎実業別注アイテムの「ソープホルダー」

    山崎実業 「マグネットソープホルダー タワー」 1,540円(税込)※株式会社ワイ・アダプト 別注アイテム

    それが、山崎実業の「マグネットソープホルダー タワー」。

    実はこちら、楽天市場などで「BATH ROOM」や「くらしのもり」を運営するワイ・アダプトという会社が、山崎実業に別注したオリジナルアイテムなんです。

    先日ROOMIEで紹介した同じ別注アイテムの「シェーバーホルダー」の使い勝手が最高で、こちらも追加で導入してみることにしました。

    裏面のマグネット

    石けん置きに求めるのは、石けんが無駄に溶けないことと、ホルダーがズレ落ちないことの2つ。

    山崎実業のお風呂場用マグネット収納では、失敗したことがない信頼感もあり期待大……!

    石けんをぶら下げるようなつくりが斬新

    実際に石けんをホルダーにセッティングしてみると、こんな感じ。

    パーツは取り付け金具と、ホルダー部分の2つ。ホルダー部分の裏は全面マグネットになっています。

    石けんを金具につける時は、金具を石けんにグーッと押し付けます。

    そうすると、石けんに金具が埋まり完成。

    あとは、この丸い部分に金具をペタッとつけてぶら下げるだけでOKです。

    ちなみに、対応できる石けんは約250g、奥行約7cmまでのもの。

    参考までに、設置した「シャボン玉浴用 100g」は奥行き約5.5cm、100g。

    海外製の石けんだと設置するのが難しいこともあるかもしれませんが、一般的なサイズ感の石けんなら問題なく設置できそうです。

    石けんがすぐ乾くようになった!

    このホルダーは石けんがぶら下がるような形状だから、使った後も石けんが乾きやすい!

    石けんが水に浸かってしまうことがなく、無駄に溶ける心配もありません。

    洗顔用固形石けんは「すぐ溶けちゃうから」と避けていたのですが、今後はこのホルダーのおかげでスキンケアの幅が広がりそう。

    導入してから1週間ほど使っているこの石けんホルダーですが、今のところ山崎実業のほかのホルダー同様にズレる気配なし。

    吸盤タイプやトレー付きのタイプなど、石けん置きをいろいろ試したけれど、石けん置きがズレたり取れるのが大きなストレスだったわが家にはこれが最適解でした。

    山崎実業の「マグネット棚」が冬に大活躍する理由

    2024年、買ってよかった「山崎実業の隠れた逸品」5選

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    中島聡が中国製AI「DeepSeek-R1」に受けた衝撃と時代の大変化。私たちは「知的労働のコストがゼロになる」瞬間を目撃している

    中国のAIスタートアップ企業「DeepSeek」が20日、米OpenAIの最新モデルo1に匹敵する「考える力」を持った人工知能「DeepSeek-R1」を公開した。これを実際に触り、「素晴らしいとしか言いようがありません」と絶賛するのは著名エンジニアの中島聡氏だ。同氏は「AIの進歩により、知的労働のコストが限りなくゼロに近づく現象がまさに今、私たちの目の前で起こっている」と指摘。米中のAI開発競争という文脈では“脅威”扱いされることが多いDeepSeekだが、いち技術者としては素直に評価せざるを得ない能力を秘めているようだ。(メルマガ『週刊 Life is beautiful』より)
    ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです

    プロフィール中島聡なかじま・さとし
    ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

    【関連】中国企業「Deepseek」開発のAIに「尖閣列島はどの国の領土?」と聞いた結果…(中島聡)

    中島聡が実際に触って感じた、中国製AI「DeepSeek-R1」の凄さ

    先日紹介した、中国のDeepSeekが、今度はOpenAIのo1に匹敵する「考える力」を持った人工知能、DeepSeek-R1を発表しました。

    各種のベンチマークで、o1と同等かそれ以上のスコアを上げています。

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    にも関わらず、APIのコストは、OpenAIの o1, o1-mini と比べて桁違いに安いのが特徴です。

    20250128-nakajima002

    オープンなはずのOpenAIが、パラメータ数も発表せずにクローズドな形でGPT4o、o1などの人工知能を発表しているに対して、中国のベンチャーが全てオープンな形で次々に優秀な人工知能を発表している点が、なんとも皮肉だと指摘する人もいます。

    仕組みに関しても、DeepSeek-R1: Incentivizing Reasoning Capability in LLMs via Reinforcement Learning [PDF]という論文で詳しく紹介しており、AI業界全体に対する寄与もとても高く評価できます。

    パソコンでも動くように小さくしたモデルもすでに公開されており、LM Studio や Ollama を使って簡単に試すことができます。私も、70Bモデルと32Bモデルの両方をOllamaを使って私のMacBook Pro(96GB メモリ)で試してみました。70Bモデルは少し遅いのですが、32Bモデルはとても快適に動きます。有名な「単語、Strawberryの中に”r”はいくつ入っているか」も問題なく解けます。

    「考える力」を持ったo1をOpenAIが発表した時は、多くの人が驚くとともに、APIのコストがとても高くなることが懸念でしたが、わずか3ヶ月後に、それと匹敵するレベルのものがオープンソースでリリースされてしまったことは、素晴らしいとしか言いようがありません。

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    健康診断からの帰り道、代々木で行列のできる「福岡うどん」をすする【ROOMIEのふつうごはん日記】

    【1/21】代々木で行列のできる「福岡うどん」のお店

    ・親子天ぶっかけうどん【大】

    たまには待ってみるのもいい

    本日は朝から健康診断。昨夜19時から何も口にしていないため、腹が、減った……。

    クリニックのある北参道から新宿方面にぶらぶら歩いていると、あっというまに代々木駅に到着。「そうだ!」と思い、ずっと行ってみたかった福岡うどんのお店「新堀(しんぼり)へ。

    SNSなどで頻繫に取り上げられる人気店ということあり、行列に並び待つこと約20分。案内されたカウンター席に座ると、ほどなくして注文しておいた「親子天ぶっかけうどん」が到着。

    透明感のある長めのうどんは細麵ながらコシが強く、のどごしも◎。揚げたての天ぷらと冷たいつゆのバランスもよく、空腹も相まってあっというまに平らげてしまいました。

    行列すると聞くと避けくなる性分でしたが、健康診断終わりという特別感が背中を押してくれて、結果大成功。たまには「美味い」をジッと待ってみるのもいいもんですね。

    価格および在庫状況は表示された01月28日13時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
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    提供元:ROOMIE

    マスコミによって報じられた「解雇規制の見直し」への不安。本当に日本は海外に比べてクビになりにくいのか?

    昨年に新しく石破政権が発足しましたが、自民党総裁選に立候補した一部の政治家によって声が上がったのが「解雇の金銭解決」について。あらゆるメディアでもこの件について取り上げられましたが、誤解が生まれているかもしれないと考えるのはメルマガ『ブラック企業アナリスト 新田 龍のブラック事件簿』の著者である新田龍さんです。新田さんは、海外と比べた日本の「解雇規制」についてなどにも触れて解説しています。
    ※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「解雇の金銭解決」にまつわる誤解を解く

    この記事の著者・新田龍さんのメルマガ

    不安の声が集まる「解雇規制」の見直しは良い?悪い?

    先般おこなわれた自民党総裁選に際し、立候補した政治家の一部が「金銭解雇も含めた解雇規制の緩和検討」に意欲を示したことが話題となった。メディアでは「解雇の金銭解決で人材流動化!」と騒がれたため、もしかしたら読者諸氏の中には「解雇規制緩和」=「社長の一存で簡単にクビを切られるようになる」と捉え、雇用環境の悪化を心配する方がおられるかもしれない。

    しかしそれは早計だ。正確には「解雇を受け入れる代わりに、労働者が金銭を受け取る『金銭解決制度』の導入を検討」というお話であり、解雇にまつわる明確なルールが定められていない現状を脱却でき、労使双方にとってメリットを実感できる仕組みともなり得る話なのだ。

    今回は、筆者が導入を大いに賛成する「解雇の金銭解決制度」につき、そもそもの「解雇の種類」、一般的に認識されている「日本には厳しい解雇規制がある」との言説の誤解と実態、そして「解雇を金銭解決できることのメリット」について解説していこう。

    我が国における「クビ」、4つのパターン

    我々が俗に「クビ」と呼ぶ「解雇」とは、会社の都合によって従業員との雇用契約を解除することだ。我が国において解雇は、その原因別に大きく「整理解雇」、「懲戒解雇」、「普通解雇」の3種類が存在する。

    「整理解雇」

    経営不振による合理化など、経営上の理由に基づく人員整理として行なわれる解雇。「リストラ」とも呼ばれる。ほか2つの解雇とは違い、従業員側に直接的な落ち度はない。

    「懲戒解雇」

    会社の規律や秩序に違反した従業員に対して懲戒処分としておこなわれる解雇。違反理由としては「犯罪行為」や「職場の規律違反」、「業務命令違反」、「機密漏洩」などがあり、懲戒処分としては、戒告、譴責、減給、停職などがある。懲戒解雇はこれら懲戒処分のうち最も重いものである。

    「普通解雇」

    上記以外の理由で、従業員側の「勤務成績不良」、「能力不足」、「協調性の欠如」といった、就業規則に定める解雇事由に基づいておこなわれる解雇。

    これらはいずれも会社側が一方的に契約解除を通告するものだが、似ているようで異なるものとして「退職勧奨」という手続が存在する。

    「退職勧奨」

    会社側が、退職してほしい従業員と個別に交渉して、自主退職を促すこと。会社からの一方的な処分ではなく、本人の合意があってはじめて成立する。

    「日本の解雇規制は厳しい」は本当か?

    映画やマンガでは、ヘマをした部下に対して上司や経営者が「お前はクビだ!」などと宣告する場面をよく見かける。しかし、これができるのはあくまでフィクションの世界や、日本とは法律が異なる海外の話。我が国ではそう簡単に、従業員のクビを切ることはできない。労働者の雇用は手厚く守られているからだ。実際、「日本は海外に比べて解雇規制が厳しい」「従業員のクビを切るのは法律違反だからダメ」と認識されている方も多いだろう。

    しかしそういった一般的な認識とは裏腹に、実は我が国の解雇規制は世界的に見たら「弱い方」だというと、意外に思われるかもしれない。だが本当なのだ。OECD諸国で比較した場合、日本は解雇規制が弱い方から9番目。アメリカより厳しく、欧州諸国より弱い、という位置づけなのである。

    実は我が国において解雇を直接的に制限する法律といえば、労働契約法第16条(解雇権濫用禁止)くらいしか存在しない。そう、「禁止」ではなく、あくまで「制限」なのだ。

    労働契約法第16条

    解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

    それどころか、民法では「期間の定めのない雇用契約はいつでも解約の申し入れをすることができる」との規定があるし、労働基準法第20条でも「30日前に予告するか、解雇予告手当を払えば、従業員は解雇できる」と書いてある。

    民法第627条

    当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

    労働基準法第20条

    使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。

    ここに挙げたとおり、法律の条文だけをよく読めば、我が国において解雇が厳しく規制されているようには恐らく見えないはずだ。法律に明記されているわけだから、「解雇予告手当1ヵ月分を払えば自由にクビできる」とお考えの方もおられるだろう。

    しかし、これは「あくまで法律上は」という建前上のお話に過ぎない。実質的に、我が国には法律とは別にもう一つのルールが存在するのだ。それが「判例」、すなわち「裁判で解雇が無効だと判断された事例」である。

    これまで不当解雇にまつわる裁判が数多おこなわれ、個々のケースについて有効か無効かが判断されてきたという「歴史の積み重ね」があり、それらの判例が法理として現行の「整理解雇の4要件」となっている。

    1.人員整理の必要性
    2.解雇回避努力義務の履行
    3.被解雇者選定の合理性
    4.解雇手続きの妥当性

    ということで実際は、過去の判例とこの4要件により、根拠ある合理的理由がなければ解雇は無効となってしまう。この「解雇が合法的に成立するための要件」認定は極めて厳しく、「実質的に解雇が有効になるケースはごく稀である」というのが現状なのだ。

    したがって、「日本は解雇規制が厳しい」と言われているのは、「解雇を規制する法律がガチガチに固められていて、解雇したら即ペナルティが課せられる」といった意味ではなく、「解雇自体はできるが、もしそれが裁判になった場合、解雇無効と判断されるケースがきわめて多いため、実質的には解雇が困難」という表現がより実態を正確に表していると言えるだろう。

    会社から不当に解雇された場合、労働者側から裁判に訴え出れば有利であることは間違いない。実際、不当解雇の被害者に対して「会社を訴えればいいのに」とアドバイスがなされるケースもよく目にする。

    ただし実態は大きく異なり、そもそも不当解雇から裁判に至るケースは少数派なのだ。

    ちなみに令和3年の1年間では、クビにまつわる労働局・労基署の相談件数が約3万3,000件あったものの、そこから実際に裁判に至ったのはわずか1,000件程度。やはり訴訟を提起するには相当の弁護士費用と肉体的&精神的エネルギー
    が必要であり、終結までにはかなりの時間も要する。結局判決にまで至らず、和解で終わることも多い。独立行政法人労働政策研究研修機構(JILPT)の調査によると、令和2年~3年の不当解雇にまつわる裁判において、解決金の中央値は和解が300万円、労働審判は150万円という結果になっている。

    事実上「日本の解雇規制は厳しい」はずなのに、外資系企業や中小企業ではアッサリとクビになっているのはどうして?

    ここまでの背景事情をお分かり頂ければ、「日本の大企業において、解雇は相当困難なように思えるが、なぜか外資系企業や中小企業では普通にバンバン解雇がおこなわれている。ダブルスタンダードなのでは?」という素朴な疑問にも答えが導き出せるはずだ。

    理由はシンプルで、ーーー。(『ブラック企業アナリスト 新田 龍のブラック事件簿』2025年1月7日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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    役職定年を迎えて、家でも職場でも「頼られる」ことが無い50代後半の私。この不安をどうしたらいい?

    役職定年を迎え、家でも会社でも頼られなくなった私。このまま社会に置いていかれるのではと不安です…。そんな読者からのお悩みに答えるのは公認心理師の永藤かおるさん。永藤さんはメルマガ『公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―』の中で、「不安や恐怖におびえている場合じゃない」として、2つのことを考えるように回答しています。

    自分が社会に置いていかれる恐怖

    Question

    shitumon

    50代後半男性会社員。

    同い年の妻と二人暮らしです。子ども二人は社会人になり、家を出ました。

    昨年役職定年を迎えました。

    会社には65歳まで残ることはできますが、給与体系が変わり、以前より3割収入が少なくなり、いわゆる平社員扱いになりました。

    今までずっと自分を鼓舞して働いてきました。

    結婚してからは家族のためと思って頑張ってきました。

    30代、40代のころは、子どもも小さかったし、妻と共働きで一緒に頑張ってきたつもりです。

    小さいながらも一戸建てを買ったし、子ども二人も大学まで奨学金なしで出しました。

    仕事でも、家庭でも、「頼られているな」ということが実感できたし、それが嬉しかったんだと思います。

    今、子どもたちも巣立ち、そして会社でも、誰かに頼られるようなことはありません。

    むしろうっとうしがられていることがわかります。

    先日も、経費精算のシステムが変わったのですが、よくわからなくて2~3度質問したら

    「これくらいできるようになってくださいよ」

    と言われ、厄介者扱いされました。

    家でも妻は、

    「もう子育ても終わったし、学費の心配もないし、家のローンもめどがついたし、これからは自由にやろうね!」

    と、なんだか楽しそうに浮かれています。

    妻は社交的で、友人も多く、多趣味です。

    今まではお金がかかるからと我慢していたクラシックやオペラを鑑賞したりしているようです。

    誘われて何度か一緒に行ったのですが、私は毎回寝てしまうので、チケット代がもったいなくて

    「僕はいいよ」

    と言ってしまいました。

    旅行なども、私はあまり興味がないです。

    でも、このままでは、私は確実に社会から、家族から置いていかれるという恐怖があります。

    どうしたらいいのでしょうか?

    永藤さんからの回答

    投稿者さん、本当に長い間、お仕事お疲れさまでした。

    まだお仕事続けていらっしゃることも重々承知ですが、とにかくこの年齢まで、よくがんばってきました。

    まずはそれをお伝えしたいです。

    その上で、「社会から、家族から置いていかれる恐怖」がある、ということは、これからも頼りにされたい、頼りにされる自分でいたい、と思っていらっしゃるということですよね。
    すばらしいじゃないですか。

    私なんぞはぐーたらだし、わがままだし、勝手な人間なので、隙あらば仕事をさぼりたいと思うタイプ。

    頼りにされるとその責任の重さにヒーコラ言ってしまう性質です。

    なので、投稿者さんのような立派な志をお持ちの方がキラキラまぶしく見えてしまう。

    「どうしたらいいのでしょうか?」

    という質問の答えですが、個人的に思うことは二つ。

    (1)気が乗らないことをする必要はない
    (2)投稿者さんの知恵や力が活かせる場に行けばいい

    まず(1)ですが、気が乗らない誘いに応じる必要はなく、自分にとっての「楽しいひとり時間」を探してみるのはいかがでしょう?

    あなたのパートナーさんはクラシックやオペラで心の栄養補給ができる方。

    人間にとって、心の栄養補給はとても大切で、そして人それぞれ違う補給方法がある、というものです。

    なので、「今さら」なんて言わないで、「自分の好きなもの探し」を始めてみるということ。

    過度な飲酒やギャンブルは身を持ち崩すからやめておいた方がいいですが、身も心も健康になる、「気が乗る」ものが見つかるといいですね。

    そして(2)ですが、老後のお金の心配がないのであれば、今の会社に居続ける必要はなく、もっと投稿者さんの知恵や力が活かせる場所が探せると思うのです。

    今よりももらえる額は少なくなるのかもしれませんが、地域のボランティアなど、困っている方に手を差し伸べるような、その方たちの役に立つような仕事は、恐らく50代の投稿者さんのような「若い」方が、喉から手が出るほど欲しいのでは?

    「ありがとう、あなたがいてくれて助かった」
    「頼りにしてますよ!」

    そんな声を掛けてくれる場所は、必ずあると思うのです。

    今いる世界だけではなく、ちょっとだけ外に出てみて、知らなかった場所を探検するだけで、自分の意識は変わります。

    不安や恐怖におびえている場合じゃないです。

    どうやって探すかって?

    あなたの手のひらにはスマホが、目の前にはパソコンがありますよね?

    幸運を祈ります!

    この記事の著者・永藤かおるさんのメルマガ

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    ホンマでっか池田教授は何度でも言う。「労働は美徳」という時代が終わる、と

    自民党の麻生太郎氏がした「新成人への説教」の内容が物議を醸しています。メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』の著者で生物学者、CX系「ホンマでっか!?TV」でおなじみの池田教授は、この麻生氏の発言に対して、もう「労働は美徳」というイデオロギーは近々なくなると語っています。その理由とは?

    人はなぜ働かなくてもいいのか

    麻生太郎が、新成人に「楽して儲かるなんて仕事はない」と説教して物議を醸している。日本で楽して儲かる仕事の最たるものは議員だろう。自分のことを棚に上げてよく言うわ。特に参議院議員は、一度当選すれば6年間は何にもしなくとも歳費がもらえる超ラッキーな職業だ。楽して儲けている人は他にもいて、例えば優良株を沢山持っている人は、配当だけで食べていける。

    今の日本の税制では、配当には2割の所得税が配当額に関係なく掛かるだけなので、1億円の配当があれば8000万円が所得になる。一方働いて1億円を稼ぐと、半分くらい税金に持っていかれる。麻生太郎の言い分とは反対に、沢山儲けようとするならば、なるべく楽をして働かない方法を考えた方がいいということになる。

    しかし、働かないで優雅に生活できる特権階級を支えているのは、低賃金で働く労働者である。企業はなるべく低コストで生産して高値で売る。特権階級はこの差額を掠めて儲けているわけである。低賃金の労働者がいなくなればこの構図は崩れてしまう。それで、特権階級や特権階級にぶら下がって生きているフォロワーたちは、労働は美徳だというイデオロギーを国民に植え付けることに余念がない。

    例えば、「NHKから国民を守る党」の副党首で元衆議院議員の丸山穂高は、麻生太郎の発言は当然だとして、麻生太郎の発言を批判するメディアを「便所の落書き以下」とこき下ろしたと伝えられているが、麻生太郎の発言は当然ではないのだよ。後段で詳しく説明するが、あと半世紀もすれば、農耕が始まって以来延々と生き延びてきた「労働は美徳」というイデオロギーは終わってしまうのだから。

    それとは別に「便所の落書き以下」というキッチュな比喩を、得々として使っている時点で、この人の感性はアウトだな。政治的な落書きはSNSに溢れているが、今や便所に政治的な落書きをする奴はいない。

    何度も同じようなことを書いているが、狩猟採集生活をしていた頃は、労働は別に美徳ではなかった。働けば働くほど、富が蓄積するということがなかったからだ。自然生態系の中から余剰を頂いて食料にする生活で最も大切なのは、資源が枯渇しないことだ。

    例えば、バンド(狩猟採集生活をしていた頃の原始的な社会組織:血縁で結ばれた家族を単位とする50人から100人くらいの集団)の縄張りの中に、イノシシが500頭棲息していたとする。毎年そのうちの平均50頭を狩って、食料にしていたとしよう。イノシシの毎年の繁殖力が約10%だとすると、イノシシの個体群はほぼ500頭に保たれて、バンドにとっては持続可能な食料になる。

    しかし毎年100頭を狩るとどうなるか。次の年には500頭を維持することは困難になり、個体数は徐々に減って、いずれ持続可能性は崩れてしまう。ということは閾値を超えて獲れば、ヒトもイノシシも共倒れになるということだ。

    その日の食料が獲れれば、後はごろごろ好きなことをしていた方が賢いのだ。狩りを労働だと考えると、その頃の労働時間は1日2~3時間くらいだったようだ。

    この記事の著者・池田清彦さんのメルマガ

    台湾メディアが警告。私たちは知らぬ間にXやTikTokで「偏った政治コンテンツ」を見せられている

    日本でも人気のある中国発のソーシャルメディア「TikTok」ですが、国際的にはアメリカで「利用禁止か、保留か」と波紋を呼んでいます。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、台湾のTaipei Timesの記事を引用し、TikTokの「政治利用」問題について紹介しています。

    ソーシャルメディアへの報道規制

    中国系ソーシャルメディアのTikTokが話題です。

    トランプ大統領は米国でTikTok利用を禁止する措置を保留する大統領令に署名しました。

    ご存じのようにTikTokは中国の会社が開発した携帯アプリです。

    短い動画を投稿することができます。世界で15億人以上の利用者がいます。

    音楽に合わせて踊る楽しさを伝える動画で若者を中心に人気を得ました。今は、あらゆる種類の動画が投稿されています。

    このTikTokについて台湾のTaipei Timesが1月20日に記事を掲載しています。

    記事

    TikTokは台湾の若者のアイデンティティ観に影響を与えている可能性がある

    フィナンシャル・タイムズ紙は、TikTokのアルゴリズムは、InstagramやYouTubeなどの他のアプリと比較して、中国共産党に有利なコンテンツを「不均衡に高い比率」で提示していることが判明したと報じました。

    TikTokは「ソフトな」政治的コンテンツをすべてのユーザーにプッシュしていると述べています。

    また、若い女性ユーザーを装ってアカウントを作成した研究者は、台湾の政治体制と比較して中国の「民主主義」を好意的に描いたプロパガンダを見せられたと付け加えています。

    そして、台湾の若者たちは、賃金の停滞や住宅価格の高騰といった国内の経済・社会問題に不満を抱いており、TikTokはこうした感情に訴えかけることで、状況をさらに悪化させるだろうと研究者は述べています。

    解説

    TikTokは台湾問題において中国側に有利な投稿の表示が多くなるように操作しているというのです。

    このTikTokのように運営会社・国の方針によって政治的な偏りがある情報を見せられる可能性は十分にあります。

    これはTikTokだけの問題ではありません。

    ツイッターはトランプ大統領の投稿を禁止。過去の投稿も見られないようにしていました。

    イーロンマスクが買収してXになったので、今は逆にイーロンマスクの投稿の露出が増えています。つまりトランプ側の投稿表示が多くなったという事です。

    また、私自身の経験ですが、一昨年にリンクドインに「トランプ元大統領の郵便投票に対する懸念は理解できる」と英語で投稿したところ警告受けて掲載できませんでした。

    「トランプ元大統領の主張を理解できる」という投稿でさえ禁止されるのか?と、気味がわるくなりました。

    トランプ大統領になって、フェイスブックとインスタグラムは投稿内容の正確性を調べる独立したファクトチェッカーの使用を廃止しました。

    メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者は、第三者のモデレーターは「政治的に偏りすぎている」とし、「表現の自由をめぐる、我々の原点に戻る時だ」と述べました。

    これは望ましい方向と思います。

    確かに情報が氾濫することは一般人にとっては大変です。

    自分の判断力を問われるからです。

    しかし国やソーシャルメディアがファクトチェック(事実確認)をして情報規制するよりも、雑多な情報がある方がずっとよいです。

    情報はできるだけオリジナルを見る、そして複数の媒体から情報をえる事が大事です。

    社会の分断化を推し進める「バランスを欠いた報道」を見極めるために

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    松田聖子、綾瀬はるかも味わった「落選」「2番目」の屈辱。オーディション落ち組が将来「大スター」に急成長しやすい理由とは?

    “伝説の歌姫”こと松田聖子(62)、“CM女王”の一角を占める綾瀬はるか(39)。今や不動の地位を確立している2人ですが、デビュー前にはオーディションで落選したり、グランプリを逃したり…と意外な“挫折”も味わっています。ところが芸能界では、そんな苦労を経験した人物ほど後年トップにまで登り詰めることが多いのだとか。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

    デビュー前の松田聖子が味わった“二度の挫折”

    『FRIDAY』が、オーディションを落ちたり、コンテストでグランプリを獲れなかった“落選組”の下剋上が始まっている…という記事を掲載しました。

    頂点に立った勝者より、次点や審査員特別賞等を獲った敗者の方が、将来的にブレイクする確率が高いことを解説しています。

    普段、芸能記事にあまり興味がない読者の方は「へえぇ~…」となるのでしょうが、週刊誌の芸能記者からみれば、これはかなり当たり前…半ば常識の話でもあるのです。

    現在活躍中の、オーディションやコンテスト出身のトップ・スターたちのプロフィールを垣間見れば、誰もが将来を約束されたと思われる王冠を被らされたわけではないことがよくわかるでしょう。

    【関連】【中居フジ問題】関テレ大多亮社長の“不倫騒動”に芸能記者が今、思うこと。鈴木保奈美との『東京ラブストーリー』禁断愛から30余年…心境に変化も?

    例えば松田聖子

    聖子は1980年4月、『裸足の季節』で華やかなデビューをしていますが、実は落選を2度も経験しているのです。

    まずは1977年、“ホリプロタレントスカウトキャラバン”に。その翌年1978年は、“ミスセブンティーンコンテスト”に参加しています。

    当時の聖子を審査した関係者たちを辿ってみても、記憶にないとか、会場にいたかもしれないけれど、インパクトは感じなかったという感想です。聖子も、芸能界デビューにこんなに貪欲だったのですね。

    そして悲願達成、アイドルとして、ヴォーカリストとして『青い珊瑚礁』がスマッシュ・ヒットとなり、頂点に駆け上がっていくわけです。

    相性が悪かったのか、審査員の目が節穴だったのかはわかりませんが、ショー・ビジネスの摩訶不思議な伝説となるわけです。

    綾瀬はるかも落選組。もし審査員の“先見の明”がなかったら…

    そしてもうひとりは綾瀬はるかです。

    綾瀬は2000年の“ホリプロタレントスカウトキャラバン”で、4万人を超える応募者の中から、グランプリではない、審査員特別賞を受賞しています。

    先見の明があった審査員が綾瀬の将来を見抜いたというわけです。

    もしこの受賞がなければ、今頃、綾瀬は何をしていたのでしょうね…逆に、自分の好きなように生きられて、何の迷いも障害もなく、自分の大好きな人と、結婚もしていたのかもしれません。

    【関連】綾瀬はるか「事務所孝行」で婚期逃す!? 働けど働けどなおジェシーと結婚できず…ホリプロ経営難に芸能記者が思うこと

    この年、綾瀬が逃したグランプリを獲った女性タレントは、映画1本とドラマ2本に出演したのち、5年後にひっそりと芸能界から去っていました。