むしろ必要ない。いじめを隠蔽し放置する教育委員会の存在意義

日本各地で続々と明るみになる、教育委員会によるいじめの隠蔽や放置。本来子供たちを守るために存在するべき教育委が、自らの保身に走り機能不全となっているのなら、その存在意義はもはや無に等しいと言っても過言ではありません。これまで数々いじめメ問題を解決してきた現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは今回のメルマガ『伝説の探偵』で、多くの教育委が抱える問題を白日の下に晒すとともに、今こそ保護者や地域住民が彼らを「本来の機能を満たす組織」にすることが必要との見方を示しています。

 

教育委員会不要論が再発

大阪市吹田市いじめ放置事件では、被害保護者による学校への不信感や教育委員会とは一体なんなのかというコメントが発表された。第三者委員会の報告書においても、教育委員会の対応について厳しい指摘があった。

埼玉県川口市いじめ多重重大事件においては、訴訟となっているが、川口市教育委員会は提出するべき資料などを提出しなかったり、裁判所との約束をも守らないことで問題になっている。

山梨県北杜市の教育委員会は第三者委員会を黒塗りで被害側に合意を得ようとするなど、その対応が問題となっていた。

今やいじめの被害者の多くは教育委員会への不信感そもそもの存在としての意味すら疑いたくなるような事態となっている。

教育委員会とレイマンコントロール

では、そもそも教育委員会とは何か。

教育委員会とは、教育の政治的中立性や地域住民の意向の反映子供たちの安全や教育の持続継続性というのが名目になっている。

委員会は知事や市区町村長に任命され議会で承認された教育委員と教育長で構成され、その下に事務局として教育委員会の職員がいる。

この構成は、「レイマンコントロール」と言い、専門的な行政官の上に、専門外の住民がいて指揮監督しているということになるが、これは主に教育の政治的中立性や地域住民の意向の反映を目的としているというのが建前だ。

もちろん、こうした機能が有効に動いている教育委員会もあるだろう。しかし、前述の教育委員会のように、いじめを隠蔽したり放置したり封建的で強制的な権限を行使してしまう問題も発生している。

例えば、教育長の任命は知事や市町村長が行うが、よほどの問題がない限りは議会が反対をすることはないであろう。ほとんどは議会承認は通過儀礼のようなもので、市民が望むような何か特別なチェック機能が存在しているわけではない。そして、教育長の多くは教育委員会の関係者なのであり、教育委員も元教員などレインマンコントロールの考えとは程遠いのである。

教育委員は一般住民であっても、毎日勤務するわけではなく、必要な折に会議に出る程度であり、日常的な業務や発生した問題の資料は事務局が担当する。

つまりは、事務局が意図的に資料を作れば、教育委員は意図的な資料から物事を判断せざるを得ない

これでは、責任の所在もわからず、ましてやレインマンコントロールの理念は実現されることはないであろう。

政治や制度が何かに担保したいのはわかるが、形骸化した仕組みは不正と横暴な権力の道具になりやすいのであり、特にいじめや不登校などの問題に対応するにはこの制度では現実問題に沿わないものになってしまっている。

アリバイ作り?玉城知事「トークキャラバン」が報道されない理由

沖縄の米軍基地問題の議論を深めてもらおうと全国を巡る沖縄県の「トークキャラバン」が6月11日にスタートしましたが、新聞各紙がこぞって報じる、ということにはなりませんでした。これを問題視するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは、キャラバン初日の8日前になって登壇を打診されたそうで、その準備のお粗末さを指摘。これでは、全国行脚は沖縄県民向けの「アリバイ工作」との印象を与えると厳しく指摘しています。

沖縄県の「トークキャラバン」

気になってならないので、ここに書いておきたいと思います。沖縄県の玉城デニー知事が始めた「トークキャラバン」のことです。

「『沖縄の民意』を踏まえて米軍基地問題の議論を深めてもらおうと、沖縄県の玉城デニー知事が11日、全国を巡る『トークキャラバン』をスタートさせた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐっては、2月の県民投票で『反対』が7割以上を占めたが、政府は埋め立て工事を強行している。本土の世論を喚起することで、局面の打開を図りたい考えだ。

初日となった11日は、東京都内で安全保障の専門家らを交え、『沖縄の声を聞き、皆で考えてみませんか?』などと題したシンポジウムを開催した。米国でロビー活動を実践するシンクタンク『新外交イニシアティブ』が事務局を担う。来春にかけて、各地の都市部を中心に講演やシンポジウムを開いていく予定だ。(後略)」(12日付朝日新聞)

これが全国紙で最も大きな扱いです。読売新聞には出ていませんでした。あとは東京新聞と沖縄の2紙、そして共同通信の配信記事を載せた地方紙などが伝えていただけです。 この「トークキャラバン」のシンポジウムには次の皆さんが顔を揃えました。

基調講演

  • 玉城デニー氏(沖縄県知事)
  • グレゴリー・カラツキー氏(米シンクタンク「憂慮する科学者同盟(UCS)」上級アナリスト)
  • 前泊博盛氏(沖縄国際大学・大学院教授/元琉球新報論説委員長)
  • 半田滋氏(東京新聞論説委員兼編集委員)
  • 元山仁士郎氏(県民投票条例制定請求者)

司会・コーディネーター

  • 猿田佐世氏(新外交イニシアティブ(ND)代表/弁護士(日本・ニューヨーク州))

先の朝日新聞の記事では、「安全保障の専門家らを交え」と書いてあるにもかかわらず、安全保障問題についてのパネリストの発言はまったく紹介されず、県民投票条例制定請求者の元山さんのコメントだけが載っていました。

実は、私のところにも登壇してほしいと打診があったのですが、わずか8日前のこと。日程の関係で出席することができず、お断りしました。

しかし、アメリカからの登壇者などは、かなり前から声をかけておかなければ、来日は無理だったでしょう。そんな準備をしておきながら、直前になって私に声をかけるというのは、上記の皆さんではインパクトがないと考えたからでしょうか、あるいは、辺野古案に反対している私を登壇させて、「小川でさえ反対している」とアピールしたかったのかも知れません。

五木寛之が悟った折り返し点を過ぎた人生を楽しむ「下山の思想」

人の一生は、厳しい上り坂が続く登山に例えられることが多々あります。しかし、気力体力のピークを超えた後の「人生の下り坂」にこそ登りの時には味わえない喜びがあるとするのは、直木賞作家の五木寛之さん。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、五木さんと鎌倉円覚寺管長の横田南嶺さんの対談を通して、「下山の思想」を紹介しています。

下りの人生にも味わいがある──人生を豊かにする「下山の思想」

数々のベストセラーを世に送り出してきた作家・五木寛之さん。禅の一道を歩み、鎌倉円覚寺管長を務める横田南嶺さん

弊誌連載でお馴染みのお2人が語り合う、人生100年時代に必要な「下山の思想」とは??


横田 「五木さんを前に申し上げるのもなんですが、私もこの頃は、人生の下り坂に差しかかったことを実感することがあるんです」

五木 「えっ、全然そういうふうには見えませんけれども(笑)。失礼ですが、横田さんはいまおいくつなんですか」

横田 「今年54になります」

五木 「うーん、まさに人生の盛りじゃありませんか(笑)」

横田 「とはいえ、道元禅師は53で亡くなっていますからね。

私はその道元禅師の、坐禅は安楽の法門であるという教えを拠り所に、これまで一所懸命坐禅に取り組んでまいりましたし、いまも20代の修行僧たちと一緒に坐っています。けれどもこの頃は、結構くたびれることもあるようになりました。

1週間ほぼ寝ずに坐禅だけをする時もあるんですが、後でガタガタッと体が弱って寝込んでしまったり、だんだん若い人たちについていけなくなりつつあるのを痛感するんです。

これではいけないと思いましてね。いろいろと試行錯誤をして、去年から今年にかけて自分の坐禅を180度変えたんです」

五木 「ほう、どのように変えられたのでしょう」

横田 「これまでは意志の力で坐禅をしていました。腰をしっかり立てたり、吐く息を長くしたり、精神を丹田に集中させたり、いろんなことを意識しながらやってきたんです。けれども、そういう意識的にやっていたことを全部やめてみました

そうやって全部手放してただ坐っていると、心の内から喜びが湧き上がってきたのです。それまで奥歯を噛み締めて、鬼の形相で坐禅をしてきましたが、ニコニコと微笑みがこみ上げてきました。私はそこで、すべてを手放して微笑みながら坐る坐禅というのもあるのではないかと発見しました」

五木 「それはまさに自然法爾ということですね。法爾というのは、楽しみであり、喜びであると思うんです」

横田 「ですから、泰道先生には『精いっぱい生きよう』と言われましたけれども、その「精いっぱい」に、「楽しんで喜んで」が加わるような心境になってまいりました。そして、人生の下りには下りの景色の味わいがあるのではないかと思い始めたところです」

五木 「私は昔から『下山の思想』ということを盛んに言ってきたんですけど、山を登っていく時の姿勢と、下りていく時の姿勢では重心のかけ方も違いますし、見ている世界も違いますよね。

必死で登坂している時は頂上を見ているだけで、他のことは考えられませんけれども、下山は一歩一歩踏みしめながら、優雅に下っていける。昔のことに思いを馳せることもできるし、遠くを眺めて、あぁ町がある、村がある、海が美しいって感動しながら下りていくこともできる。下山には、登りの時には味わえないそういう喜びもあるんです」

横田 「今後は、そういうところにもっと注目していく必要がありますね」

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私は母として子どもに認められてない。義母に嫉妬する母親の苦悩

「もともと子供があまり好きではなく、仕事のほうが楽しかった。出産後すぐに復職したが、娘は自分よりも預け先の義母に懐き、そんな状況に違和感を覚えている」ー。無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』著者のパピーいしがみさんの元に、読者からそんな悩みが寄せられました。義母との関わり、娘との接し方…、パピーさんはどのようなアドバイスを送ったのでしょうか。

義母への嫉妬

こんばんは。パピーいしがみです。今日のメルマガのタイトルは「義母への嫉妬」とさせて頂きました。ご紹介させて頂くのはルルさんです。ルルさんからは、こんなご相談を頂いていました。

始めまして、2歳の娘を育てるルルと申します。私がご相談したい内容は、義母に対する嫉妬。そして子供に認めてもらえない私は、これからどうしたらよいか?です。

 

私は出産後約半年で育児休暇を切り上げて復職しました。もともとあまり子供が好きではなく、仕事で評価されることの方が楽しくて、子育てで仕事を休む事に抵抗がありました。

 

「早く仕事に復帰したい」、そんな気持ちを主人に話をしたら、主人のお母さんが「ちょうど定年になるから預かってあげる」と言ってくださり、渡りに船だと思って、生後半年の娘を義母に預け、出社する日々を続けています。

 

義母は若い頃、保育園の先生をやっていた方で、主人が生まれた時に退職し、2つ下の妹が幼稚園を卒業するまで専業主婦でした。子ども扱いがとても上手で、娘を預かってもらう時にも「又、赤ちゃんと触れ合えるなんて嬉しい♪」と言ってくれました。育児よりも仕事の方が楽しかった私にとっては、願ったり叶ったりで、有り難くお願いして、1年数か月が過ぎたところです。

 

ですが、娘が1歳になるぐらいから違和感を感じる様になりました。義母が「ほら~、ママが迎えに来てくれたよ」と言っても嫌がって泣いて、義母から離れようとしません。私は「お婆ちゃんの家では甘やかしてもらえるから、帰りたくないのも当然だよね…」とその時はあまり深刻には考えていなかったのですが、ある時、早く帰れる時があり、こっそり遊んでいる様子を見ようと庭の方からリビングを見てみた時、そこにはニコニコしながら義母と義父に遊んでもらっている娘の姿がありました。その姿は、家にいる時の娘とは全くの別人でした。「家ではみせた事がない屈託のない笑顔」「声を上げて楽しそうにはしゃぐ姿」「こんなに違うのはなぜ?」と心配になった瞬間でした。

 

そんな心配を持ちつつ、いつものように義母に娘を預けて出社する時、娘が義母を見るなり「だっこだっこ」と甘え、義母は優しい笑顔でそれを受け入れました。抱っこされてニコニコしながら、私を振り返る事もなく義母宅のリビングに消えていき、1人玄関に取り残された自分に強い孤独を感じて「私は娘にとってどういう存在なのだろう?」と、とても悲しくなると共に強い喪失感に襲われました。

 

家にいる時の娘は、とても大人しく、声を上げる事もありませんし、ワガママも言いません。「だっこ」とせがむ事もあまりありません。ですが義母宅の娘は、別人のように、子供らしく甘え、駄々をこね、でもイキイキしているのです。

 

その時私は、子供を生めば母親になれると思っていたけど、大事な事をないがしろにしていたのではないだろうか?と、とても不安になり、ネットでいろいろ探してパピーさんにたどり着き。「自分が母として娘に認めて貰えていない」という事が分かったのです。

 

娘が生まれて半年間。私は義務感で育児をしてきました。もちろん虐待などはしませんが「あ~、泣いてる、しょうがないオムツ変えなきゃ」という感じでした。その頃は、「親はなくとも子は育つ」という思いでしたし、必要な教育やしつけは、もっと大きくなってから。できるだけ手がかからず静かで大人しい子を望んでいました。今、思うと、私は娘にとって、とても冷たく、無表情で、一緒に居ても楽しくなかったと思います。

 

それに対して、義母はとても表情が豊かで、娘に向ける笑顔がとても穏やかで優しく、しゃべれない娘に対しても、何かと声を掛け、娘の反応に喜んでくれていました。私はそんな義母と娘を見て「私と一緒にいるより娘はずっと楽しいだろう。お義母さんが見てくれることになって良かった♪」と安堵していました。

 

ところが、いつまでたっても我が家で過ごす娘の姿が変わって行きません。娘が私に見せる顔よりも、義母に見せる顔の方がずっとにこやかで、安心しているように見えます。そして私よりずっと素直に義母に甘えるのです。休日も、私がいるのに「ばあばのお家に行かないの」と何度も聞いて来たり、「ばあばに会いたい」と言ってメソメソしたりします。

 

自分が望んだこととは言え、今になって、わずか生後半年で義母に預けたことをとても後悔していますし、どうしたら娘の気持ちを取り戻すことができるのか、悩んでいます。この頃は「私は子供に必要とされていない母親なんだ!」と、強い無力感を感じており、子供にとって母親である私よりも信頼されている義母に嫉妬をしてしまっています。

 

勉強を始めてから、子供が自分よりも義母に信頼を寄せているのは、娘をないがしろにしていた自分のせいだったと分かって、とてもショックでしたが、なんとかこの関係性を改善して行きたいと思っています。

 

今、できるだけ子供に笑顔を向けるようにしたり、楽しく過ごそうとするのですが、到底義母には叶いません。どのようにすれば娘から「お母さん」として認められるでしょうか?信頼を得る事ができるのでしょうか?厳しいお返事でも結構ですので、教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

兼業を不許可にしたら社員が「違法だ」と起こした裁判。結末は?

国も推進する「兼業」がブームになりつつあるようですが、兼業許可を通さず社員と揉める企業もあるようです。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、会社側に兼業を許可されなかった社員が起こした裁判の結果と、今後企業が気を配るべき事柄を記しています。

兼業を不許可にされたことで損害賠償は認められるのか

兼業がブームです。ツイッター上では「兼業を認めるのは長時間労働を増やすだけ。それよりも賃金あげろ!」などというつぶやきも話題になりましたが私は基本、兼業には賛成です。いろいろな会社で実務経験をすることは自分の成長にもつながると思うからです。会社勤めをしていた頃もいろいろな会社を兼務したいと思っていましたし(実現はしませんでしたが)、実際にしている人に対して憧れもありました。

ただ、この兼業は管理する側(会社もしくは担当者)にとっては非常に悩ましい問題でもあります。

それについて裁判があります。

ある運輸会社で、社員が別の会社でのアルバイトの許可申請を提出しました(この会社では兼業は許可制でした)。すると、会社側が不許可としたためこの社員が「不許可にするのは違法だ!」として、会社を訴えたのです。

では、この裁判はどうなったのか?

以前ですと「兼業・副業は禁止すると就業規則に明記し認めない会社が大半でした。逆に社員の方も「いかにばれないようにアルバイトをするか?」ということを工夫(?)してこっそりと行うことが多かったでしょう。

それが現在は国全体が「兼業、大歓迎!」のような雰囲気になり(すいません、ちょっと大げさかも知れませんが)厚生労働省の就業規則もそのような内容に改定されています。

そうなるとこの社員側が有利に思えるかも知れませんがとは言え、損害賠償までは…、と考える人が多いのではないでしょうか。

結果です。

会社が負けました裁判所は慰謝料として30万円を支払うように会社に命じたのです。

いかがでしょうか。

ただ、これは「会社は兼業を認めなければいけないという意味ではありません。許可制にして不許可にすることももちろん可能ですし、そもそも兼業を認める制度を入れることも強制ではありません。現状で残業が多い会社であれば兼業を認めることでさらに長時間労働をすすめてしまうことになりますし、業種や職種によっては情報漏えいの危険性が高い場合もあるでしょう。また、法律面でも労働時間の通算などでまだまだ不透明なところもあります。

ただ、一方で今後については「兼業不許可に対するリスクも高くなってくるでしょう。現状で「兼業許可制」を入れている会社であればその許可基準を見直す必要もあるかも知れません(通算何時間以上であれば認めないがそれ未満は認める、情報漏えいの危険性からこの職種、業種との兼業は認めない、それ以外は認めるなど)。

また、採用においても「兼業禁止」の会社と「兼業大歓迎!」の会社では募集効果に差が出てくる可能性もあります。今すぐに「兼業許可!とはしないまでも検討は早めにしておいたほうが良いかも知れませんね。

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獣医師が教える。暑さに弱い愛犬・愛猫と夏を元気に生活する方法

今年もいよいよペットの熱中症を心配する時期がやってきました。ハァハァと短い呼吸をしていたら要注意と教えてくれるのは、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生です。犬も猫も暑くてもなかなか水分補給をしてくれない子が多く、飼い主を悩ませているようですが、そんなときに夏を代表するあの果物をオススメ。そのほか、夏を元気に過ごすためのポイントを伝えています。

夏を元気に愛犬・愛猫と生活する方法

今年は、昨年よりも猛暑だと言われています。犬や猫にとっては、寒さより暑さに弱い傾向にあります。体中を被毛で覆われている上、人間のように汗をかくことができないため、体温調節ができません。蒸し風呂に入っているのと同じです。

ハァハァと短い口呼吸をしている。いつもより水をたくさん飲んでいるというのは暑がっているサイン。放っておくと「熱中症」になってしまう可能性があります。

そこで今週は「夏を元気に愛犬・愛猫と生活する方法」についてお話をしたいと思います。

1)夏の暑さに強くなる体作りについて

暑さに強くなるためには3つポイントがあります。

  1. 栄養のある食事をとれるように工夫をする
  2. 水分補給
  3. 生活の環境を整える

これらの3つですが、この中で犬猫がしてくれないのは「水分補給」です。

暑いとなぜかお水を飲まなくなる子もいます。そこでオススメしたいのが、水分量の多い果物をあげることです。

例えば、スイカです。スイカはそのほとんどが水分で全体の90%と非常に豊富なことと、匂いで食べてくれる子も多いです。ただ、種と皮はしっかり取りのぞいて、アレルギーではないかを確認してからあげてください。

2)エアコンのかけすぎに注意

猛暑日が続くと、室温調整が必要です。暑さは、犬や猫にとって病気になるだけではなく、ストレスになります。適温がとても大切です。

エアコンは室温を下げるのにとても大切ですが、体を冷やしすぎることもあるため、反対に、自律神経が乱れ体調をくずしてしまう子もいます。体自体は冷えやすい個体もいますので要注意です。

まとめ

人間同様、しっかり食べて、水分補給、快適な環境で質の良い睡眠が猛暑を乗り切る大切なことです。

言葉で伝えることができない犬猫には、飼い主さんが健康管理をしてあげなければいけません。少しでも、参考になればと思います。

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ファッション専門学校が人を、地域を、世界を動かす「仕掛け」

アパレル企業が作る服は面白くなくなっていることに加え、新卒のデザイナー採用は限られていると、日本のアパレル業界の閉塞した状況を語るのは、メルマガ『j-fashion journal』の著者で、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんです。坂口さんは、札幌のファッション専門学校での講演後に訊ねられた「校長になったら、どんな学校にしたいか?」の質問に、地域、世界を動かすことが可能なファッションの力を信じるアイデアを披露しています。

ファッション専門学校のイノベーション

先週、札幌のファッション専門学校の150名のみなさんに講演をしました。講演後の食事での会話ですが、「もし、坂口さんが校長になったら、どんな学校にしたいですか」と聞かれました。今日は、それをまとめてみたいと思います。

1.誰のためのファッションか?

ファッション専門学校は、洋裁学校からスタートした。洋裁学校で教えたのは家庭洋裁で、自分や家族の服を作ることを目的としていた。その流れは現在も続いている。学生は自分が作った服を自分で着て発表会を行う。基本は自分の着たい服を作るということだ。

もう一つの目標は、コンテストに入選すること。昔はコンタテストで入賞したり、グランプリを取ることがプロへの登竜門だった。しかし、コンテストの服は仰々しく装飾過多なものが多く、現代人のライフスタイルや現代のファッションに合っているとは思えない。そろそろ自分の服とコンテストの服から卒業するべきではないか。

プロのデザイナーは、クライアントのためにデザインする。多くはアパレル企業の利益を上げるためにデザインするのだ。それには、顧客に支持される服を作らなければならない。自分の好みではなく、顧客の好みに合わせること。そのために、トレンド情報をチェックし、市場調査を行う。

しかし、アパレル企業が作る服は面白くない。冒険をせずに安全なものを作っているからだ。それに、日本のアパレル企業は新卒のデザイナーを採用することをやめてしまった。 それなら、学生は何のために服を作ればいいのか?誰のために服を作ればいいのか?

2.地域を盛り上げるファッション

例えば、北海道の専門学校なら、「北海道を盛り上げるためにファッションは何ができるか」を考える。 例えば、北海道の産業を盛り上げる。農業を盛り上げるファッション。畑をステージと考えて、そこに色とりどりのファッションが働いている。その姿を想定し、テーマを決めてコレクションを作る。そして、畑でファッションショーを行う。 漁師さんを応援するファッションはどうか。本物の漁師さんをモデルにした写真集を出す。機能的にも優れたファッションを身につけてもらう。普段着ている服をリフォームするのも面白いし、普段着ている服を借りて、その人のサイズに合う服を作る。 ビアガーデンで着用してもらうチャリティの服はどうか。Tシャツかエプロン、前掛けなど。そこにメッセージのコピー入れて、みなさんに着てもらう。できれば、購入してもらいたい。これもイベント自体が発表の場となる。学生がフォトグラファーとなって、着用した姿を撮影するのも良いだろう。

四国にはYouTuberが多い?「パラレルワーカー」に関する実態調査

老後の年金支給に暗雲が垂れ込め、「国民の自助努力」がそれとなく求められ始めている今、働き方改革の流れを受けて昨年あたりからパラレルワークが一気に注目され始めています。ところで、パラレルワークを始めている人々は実際どれくらいいるのでしょうか。また、具体的にどんな仕事を選んでいるのでしょうか。インターネット接続サービスの「So-net(ソネット)」が全国の20代〜50代の2,500名を対象に「パラレルワークに関する実態調査」を実施したところ、「好きなこと」を複業に選んでいる人が多いことが見えてきました。
パラレルワーク(複業)とは、本業が空いた時間を利用して行う「副業」と異なり、本業を複数持って、一つのビジネスに依存しない新しい働き方を指しています。

すでに約5人に1人がパラレルワーカーの時代

「あなたは現在、複業をしていますか?」という質問に対し、約5人に1人がしていると回答。その中でも20代女性のパラレルワーカー人口の推移をみると、働き方改革関連法の公布(2018年7月)から複業を始めた人が約7割という結果になり、特に若い女性がこの新しい働き方に注目していることが判明しました。一方、専業ワーカーに対して、「複業をしてみたいと思いますか?」と質問したところ、約6割がしてみたいという回答結果に。また、「あなたの所属している会社(仕事)では複業が認められていますか?」と質問したところ、認めていない会社は約6割であることが明らかになりました。

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働き方改革以降、すでに複業を開始している人が5人に1人いるとの結果、あなたのオフィスの同僚も、実はすでにこっそり何かを始めていのるかもしれません。一方で、複業がまた認められていない会社も多いようで、複業をスタートする機会を今か今かと待っている人もかなりいそうです。

「好きなことが できること」を重視している傾向。男女差も

「あなたが複業をしている理由は何ですか?」と質問したところ、「収入を増やすため」(77.8%※)、「好きなことをしていたいため」(32.2%※)順で多い結果になりました。「あなたが仕事をするにあたり重視していることは?」という質問に対しては、「自分の好きな業務内容を重視する」が1位となり、「好きなことができるという点にやりがいを感じているということが判明。また、男女別でみたところ女性が「自分の好きな業務内容である」(69.5%※)と回答したのに比べ男性は59.0%※と10ポイント以上の差が見受けられ、男女間で複業に対する考え方に違いがあることがわかりました。※複数回答可

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公的福祉が老後の安心にならないのではないかという不安が募る今の時代、少しでも自助努力をと、収入を増やすことが第一目的であることは間違いなさそうです。その上で、好きなことを重視する傾向が男性よりも女性に多い結果なのは、男性の方が家計への責任感を強く持っているからでしょうか。

「人気複業ランキング」発表!年収が高い人ほどネットで副業

「あなたが現在やっている複業は?」という質問に対しては、1位ライター・作家」(20.2%※)、2位投資家(株式、不動産など)」(18.2%※)、3位Web制作」(11.2%※)という回答結果に。その中でも、年収800万以上の人においては、「Web制作が約50%※、「システムエンジニアが約40%※と、年収が高い人ほどインターネットを利用した複業をしている傾向がありました。また、今後やってみたい複業について質問したところ、「デザイナー」、「イラストレーター」、「コンサルティング」などの専門性の高い職業や、「動画配信」、「インフルエンサー・ブロガー」などのインターネット関連の複業が多いことが明らかに。※複数回答可

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1位のライターは、主婦や未経験者でも気軽にチャレンジできそうで、かつ努力次第ではキャリアを積んでいけそうなイメージがあるのでしょうか。2位の投資家は、少ない時間で効率的にお金を増やすには良い複業なのかもしれません。

パラレルワーカーは、一週間あたりの平均労働時間が約6時間も短い

「あなたの1週間あたりの平均労働時間と仕事内でのインターネット利用時間をそれぞれお答えください」と質問したところ、パラレルワーカーは専業ワーカーと比較して、平均労働時間が約6時間も短いことが明らかになりました。また、仕事におけるインターネットの利用割合は専業ワーカーと比べ、15%も高いことが判明。パラレルワーカーは、インターネットを活用することで効率的な働き方を実現していることがわかりました。

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会社のように決められた時間にオフィスにいなくて良いうえ、自分の裁量で行動できるので効率的な仕事ができるようです。しかもインターネットを利用すれば、通勤の苦労も不要ですね。

地方のパラレルワーカーほど動画配信などネット複業にチャレンジ

「あなたが現在やっている複業は?」という質問したところ、「動画配信が四国地方では約42%※、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)では約20%※と2倍以上の差が出ました。また、東北地方においては、「Web制作」を複業にしている人が約42%※という結果になり、地方のパラレルワーカーはインターネットを駆使した複業をしている人の割合が高いことが判明。※複数回答可

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地方に住んでいても、インターネット回線とスキルがあれば様々な複業が可能なことがわかります。

注目のパラレルワーク、「簡単な操作で高収入」などとうたった詐欺も次第に増えているそうですから、その点にはくれぐれも気をつけつつ、身の丈にあったところからチャレンジして、ぜひコツコツ自助努力を。

「ソニーのネット ソネット」特設サイト: https://www.so-net.ne.jp/access/special/sony_so-net/
情報:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

障がい者雇用の現場で交わす「コトバ」に現れる、会社の「文化」

2018年4月に施行された改正障害者雇用促進法により、法定雇用率が引き上げられるとともに、精神障がい者も雇用率に含むことに変わりました。法令遵守に取り組む企業の中でも、その姿勢にはさまざまな「温度」があるようで、そこで交わされる「コトバ」に会社の文化が出ると、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』の著者でジャーナリストの引地達也さんは語ります。引地さんは、支援者と企業の障がい者雇用の担当者がコミュニケーションを深める必要があると訴えています。

障がい者雇用で露呈する会社の「コトバ」は文化が作る

障がい者を一般企業の「障がい者雇用」での採用を目指して支援している者として、企業とコミュニケーションを交わしていると、その発せられたコトバから企業の文化が見えてくると考えている。 障がい者雇用という新しい流れに、新しい価値観で対応しているのか、「面倒くさい」と臨むのか、何気ない言葉でもその会社の文化を物語ってしまうから面白い。

知的障がいをはじめ複数の障がいがあり長年就職活動続けながらも採用にこぎつけないある40代の男性が、先日やっとのことで都内の中規模製造業の企業の内定を得た。私も面接に同行し、先方の工場長は「障がい者雇用は初めてだから」としつつ挑戦してみることになった。 その男性と私は歓喜しつつも、男性の障がい特性として新しい環境への不安や、説明が分からなくなると何もできなくなったりするから、初日を何とか乗り切り、特性を知ってもらいながら定着させていこうと考え、就業初日に向けて何度も「分からなかったら、聞く」などのアドバイスを繰り返した。

そして臨んだ初日。結果、採用担当者から夕方に言われた言葉が、「会社がボランティアではできない」だった。つまり、生産性を重視する会社では雇えない、との結論である。 男性も私も残念な思いに打ちひしがれたが、すぐにほかの大手企業の特例子会社から採用に向けての実習が決まり、同じような特訓をして臨んだ。3日の予定ではあったが、1日目で採用はできないとの結果に至った。

その時の説明は「すみません。私どもで対応できる能力がありません」だった。前者の企業の言葉は、経験不足も考慮しても、障がい者を理解しようとしない排除の心理が現れており、時代遅れの一言。後者の特例子会社は「何とかしないと」というニュアンスも伝えられ、理解しようという姿勢がにじみ出ていた。

このように障がい者雇用をめぐる「コトバ」を数多く聞いていると、そこににじみ出た会社の文化に会社の価値も連動してきそうだ。時代の流れを捉えつつ、正しい言葉を紡ぐ会社の文化であってほしいと思う。