“政界のビッグモーター”維新の会が街路樹1万本を撤去計画、自ら「第2自民党」宣言で剥がれた化けの皮

在阪メディアを巧みに操り党勢を急拡大させるも、ここに来て支持率の下落に見舞われている日本維新の会。馬場代表が自党を「第2自民党でいい」とした発言が大きな物議を醸しましたが、彼らはこの先、どこに進もうとしているのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、支持率低下の原因を考察。さらに過去「第2自民党」と呼ばれた政党が辿った悲惨な行く末を紹介するとともに、維新を増長させてきた在阪マスコミの姿勢を強く批判しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

止まらぬ支持率下落。自ら「第2自民党」発言の維新が辿る末路

ここにきて、日本維新の会の支持率が低下傾向にある。NHKの「政党支持率調査」によると、8月の維新の支持率は4.8%。維新の支持率は、3カ月連続で下落した。

5月に6.7%あった支持率は、6月「6.2%」、7月「5.6%」、8月「4.8%」と続落。

なぜ維新の支持率は低下傾向にあるのか。まず考えられる理由は、馬場代表による「第2自民党」発言だ。ただでさえ、日本維新の会は「自民党の別動隊」と揶揄されているのに、馬場代表が、

「第1自民党と第2自民党でいいんですよ」

と自ら「第2自民党」であると認めるような発言をし、“化けの皮”が剥がれた。また関西・大阪万博をめぐるゴタゴタもそれに拍車をかける。

維新の会所属議員の不祥事も、各地で相次いでいる。5月には、国会で梅村みずほ参院議員(44)(1期)が、出入国在留管理局施設で死亡したスリランカ人女性をめぐる質疑のなかで、

「ハンガーストライキによる体調不良によって亡くなったのかもしれない」

と発言、批判を浴びた。

地方でも同じ。大津市議会の原田優太市議(30)は6月7日の市議会開会日に姿を見せなかった。自身で初めての本会議だったが、取材に対し、

「訪問看護の仕事が長引き、参加できなかった」(*1)

と欠席理由を説明。「議員としての自覚が足りなかった」と陳謝した。

福岡県飯塚市議会では、5月30日、藤間隆太市議(35)が市の男女共同参画に関する啓発について、無所属の女性議員を名指しし、

「セーラー服を着て、PR動画を投稿すれば再生数を稼げる」(*2)

と述べる。藤間氏は市議会でただ一人の維新議員であり、取材に「失言だった。注意したい」と謝罪した。

日本維新の会は今春の統一選で365人が初当選し、所属地方議員と首長は750人超にまで、拡大。しかし候補者を公募でかき集めた結果、政治経験がないまま当選した新人や若手議員も多い。

目次

  • 代表自らが「第2自民党」宣言した維新の行く末
  • ビッグモーターを批判できぬ維新の街路樹大量伐採
  • 政治的権力を監視する力を失った大阪メディア

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

中国を笑えぬ日本。首都圏にも多数存在する「台風や洪水被害に脆弱すぎる土地」はどこか?

地球温暖化の影響で、年々大型化、強力化する台風。ここ数年日本も大きな被害に見舞われ続けていますが、自身や大切な人を守るため、私たちできることはあるのでしょうか。今回、安全保障や危機管理に詳しいアッズーリさんは、自然災害の備えについては日本はアジアでもトップクラスとしつつも、首都圏にあって台風や洪水被害に脆弱な「危険地域」の存在を指摘。その上で、災害から身を守るために住民が取るべき具体的行動を提示しています。

中国では地方住民が大都市の犠牲に?首都圏の台風や洪水でやるべきこと

また習政権に対する国民の反発が増殖しそうな感じだ。中国北部では7月末から8月はじめにかけて集中的な豪雨が各地を襲い、洪水になるなどして犠牲者が増えた。しかし、これは自然に起こったものではなく人災だとする反発が市民の間で拡がっている。7月に入って重慶市や浙江省、河北省、北京市などで大雨による被害が発生し、7月だけで死亡・行方不明者は142人となったが、習政権は北京や重慶など大都市を水害から守るため、氾濫や決壊の恐れがある河川から人口の少ない遊水地などへ放流を行い、それによって地方で洪水被害が異常に拡大したとの疑念が拡がり、地元住民たちは習政権への反発を強めているのだ。

特に、北京市中心部の南西約60キロに位置する河北省涿州(たくしゅう)市では被害が拡大し、水の水深が7メートルまで達し、習政権は北京さえ安全だったらどうでもいいのかと怒りの声が聞かれた。これまでの情報だと、被災した人は700万人を超え、家屋の倒壊は2,300棟に上り、経済損失は日本円で約3,100億円に上ったという。

中国は日本と比較して台風が到来する機会も少ないことから、日本より自然災害対策が脆弱であり、仮に毎年沖縄に来るような大型台風が中国各地を襲えば、ビルや住居の決壊が相次ぎ、犠牲者も日本の比ではないだろう。日本は大雨や台風、地震などを日常的に経験することから、自然災害への備えはアジアでもトップクラスだろう。

東京にも多数存在する危険地域

だが、首都圏を細かく見ると、台風や洪水などに脆弱な、危険な地域は所々にある。たとえば、東京でいえば江戸川区や葛飾区、もっといえば荒川に近い総武線の新小岩や小岩あたりは極めて心配されるエリアだ。このあたりはもともと家々が密集し、細い路地がたくさんあり、敷地の狭い家々が乱立している。火事など起きれば瞬く間に他の家々に広がりそうな感じだ。そんなところに台風や大雨が襲えば、近くにある荒川や隅田川の氾濫は抑えきれず、すぐさま水が街を飲み込むことになるだろう。江戸川区や葛飾区が出すハザードマップを見ても、このエリアはトップ級にリスクが高いとされている。

また、東京の西側にも危険地域がある。それは多摩川沿いのエリアだ。こちらの地域は高級住宅街も少なくない。特に近年叫ばれるのが武蔵小杉だ。武蔵小杉はタワーマンションが乱立し、近年はお金持ちが住む高級エリアと勘違い甚だしいイメージが先行しているが、このエリアは決して高級なエリアではなく、洪水となればすぐさま機能不全に陥る。

近年も台風が首都圏を襲い、多摩川が氾濫した際、大量の水が新丸子や武蔵小杉の川崎地域を襲い、それによってタワマンのエレベーターが動かなくなり、高層階の住民たちは下へ降りられなくなった。また、イメージがいい二子玉川も高島屋や周辺の居酒屋エリアも浸水し、多摩川沿いの脆弱性を露呈することになった。さらに高級住宅街の田園調布でも一部地域で浸水が発生し、地元住民たちは世田谷区の対策はどうなっているんだと怒りの声も上がった。

日教組が連合の「下駄の雪」でないなら、すぐ取るべき行動とは?

日本教職員組合(日教組)の定期大会に出席するはずだった芳野友子連合会長がドタキャンしていたそうです。この機会に日教組が連合を抜けなければ、自民党の「下駄の雪」と揶揄される公明党と変わらないと主張するのは、教師として日教組の組合員だったこともある評論家の佐高信さん。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、日教組幹部に改めて読み返したらどうかと、今年7月に亡くなった僧侶で教育者の無着成恭さんの“呼びかけ”を紹介しています。

日教組は下駄の雪か?

7月15日、16日に日本教職員組合(日教組)が開いた定期大会に出席予定だった連合会長の芳野友子が直前になってドタキャンしたという。政府自民党に呼ばれると、いそいそとして出かける芳野は左派的な日教組が嫌いなのだろう。

私は前から日教組と自治労は連合から脱けろと主張してきたが、激怒しているという日教組にその気配はない。

これでは自民党と連立を組んで、岸田軍拡に引きずられて「どこまでも、ついていきます下駄の雪」とバカにされている公明党と変わらない。公明党は「下駄の石」とまで言われている。雪はとけてなくなるが、石はなくならずにくっついているからである。

理不尽なことに黙って従う教師たちが、言うべきことは言う生徒たちを育てられるはずがない。

私は大学を出てすぐに郷里に帰り、農業高校の教師となって、組合運動にも全力投球した。そしてストライキにも参加したが、「教育闘争をしない日教組」の委員長、槙枝元文(当時)に“辞表”を出すような気持ちで教師をやめた。それでもOBとして日教組には関心を寄せてきたのである。

最近、無着成恭の『山びこ学校』が岩波文庫に入った。無着はそれを見届けるようにして亡くなったが、日教組の幹部は無着の次の呼びかけを改めて読み返してみてはどうか。

いつも力を合わせて行こう。
かげでこそこそしないで行こう。
いいことを進んで実行しよう。
働くことがいちばんすきになろう。
なんでも、なぜ?と考える人になろう。
いつでも、もっといい方法はないか探そう。

惰性で連合に入っている日教組の幹部たちに無着のこの言葉は耳が痛いかもしれない。

8月10日付の『日刊スポーツ』「政界地獄耳」欄に、維新が全面的に関わっている大阪・関西万博の問題点が指摘されている。「身を切る改革」とは正反対の税金の無駄遣いをしてもパビリオンの建設はむずかしいらしい。ところが、この万博協会の理事に芳野が名を連ねているというのである。

来年4月から時間外労働の上限規制が適用されて建設環境はさらに厳しくなるが、万博サイドはこの規制から万博建設を除外せよと政府に訴えているとか。それに芳野は賛成するのだろうか。これまでの芳野の行動を見れば、はっきりと反対はしないと考えざるをえない。労働環境の改悪に連合会長が賛成したらマンガだが、彼女なら賛成する可能性が大いにあるのである。

そんな芳野の会長続投が決まったという記事が『朝日新聞』に出た。であるなら、なおさら日教組と自治労は連合から脱けるべきだろう。そうしなければ自民党と連帯して労働者と敵対する連合の共犯者となってしまうのである。芳野などにコケにされる日教組の組合員に自立した生徒は育てられないと私は断言する。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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中国の若者層50%が失業か。不動産バブル大崩壊で危機に直面する隣国

経済的発展を背景に、自らの権力を確固たるものにした習近平国家主席。しかし今、好景気を牽引してきた不動産市場が崩壊の危機を迎え、若年層の失業率も悪化の一途を辿るなど、政権は大きなピンチを迎えています。そんな中国政府が「戦争を求めている」とするのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で今回、彼らが周辺諸国との軍事的緊張を高める行動を取る理由を解説するとともに、世界は今後「大戦争時代」に突入するとの予測を記しています。

まるで黙示録が述べている通りの状況に。いま世界の「臨界点」が近づいている

ロシアの侵略戦争の上に、中国経済崩壊の危機になり、AIの発展や地球の灼熱地獄化など複数の事象が重なり、まるで黙示録が述べている世界になってきた。この現状と今後の検討をしよう。

中国経済の動向が問題であり、不動産市場の崩壊で、シャドーバンクが利息の支払いができず、不動産バブル崩壊が「リーマン級」の金融危機に繋がる可能性が出てきた。金融危機が拡大すれば中国経済を直撃しかねない。

しかし、この不動産には諸外国の資金は入らず、中国国内だけの問題になるようだ。1990年代の日本のバブル崩壊時と同じである。

その上に、米国が半導体の輸出規制をしているので、中国での電子機器の生産ができず、中国からの輸出も減っている。欧米日の製造業は、コロナ時のサプライチェーン崩壊から、中国での生産から、日本やアジアに生産拠点を移したことで中国の生産面での依存がなくなっている。

このため、若年層の失業は50%以上にもなっているようであり、バブル崩壊の影響は多方面に出ている。デフレにもなっている。

このため、景気後退局面であるため、中国人民銀行(中央銀行)は15日、中期貸出制度(MLF)の1年物金利を2.5%に引き下げた。

それと、中国景気に敏感な銅価格の下落が目立っている。

そして、とうとう中国不動産大手の恒大集団が17日に、米国で破産申請したことで、中国経済の大減速を示した。

このような、中国経済の大減速を受けて、欧米日企業の中国での売上げも厳しくなることで、世界景気が減速すると日欧米の株も下げている。

そして、中国は日本にとって最大の貿易相手国で、企業の海外拠点も中国に4割近くが集中するなど経済的な結びつきは強い。特に、中国を市場にしている日本企業にとっては影響は深刻だ。

それと、中国のバブル崩壊で、中国から投資家は撤退をしていることで、中国の株価も大きく下落している。需要の減少で欧米日企業は、中国への投資もしない。その上に反スパイ法ができて、いつスパイとして捕まるか分からない状況であり、投資ができない。

しかし、中国は社会主義国家であり、株価がさがると、株の売り停止などの処置をすることで、株の暴落を防ごうとする。人民元安に対しても米国債売りで人民元を買い支えているし、基準値を作り、その値をキープするようである。

しかし、景気全般では、庶民や中間層の収入も資産がなくなり、景気の一層の低下になる。

国家経済が厳しくなると、国家は企業に代わり、職を作ることで景気の下支えをする必要になる。国家の一番大きな仕事は防衛である。

しかし、この職を増やす名目が必要であり、そのため戦争の危機が必要になり、ロシアとウクライナの戦争などでの欧米対中ロの戦いが起こっているとして、台湾を解放することが、中国の役目だとして、今以上の大軍備拡張を行うことになる。

経済は政治の下という感覚が、中国習政権にはあり、このため、政治で経済を動かすという動機が働きやすい。このため、戦争が必要になるのだ。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

柴咲コウ「パチンコ玉乗りCM」でギャラ7000万円?イメージダウン覚悟の厳しい“フトコロ事情”

女優・柴咲コウが出演するCMが芸能記者の間で話題になっているようです。その理由は、CMが「パチンコの宣伝だから」と芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは語ります。大河ドラマでヒロインを務めた彼女に何が!?

柴咲コウ、パチンコCMでギャラ7000万円も…大手芸能プロからの独立は失敗? 成功?

『週刊新潮』が、柴咲コウ経営のアパレルブランドの経営危機を伝えています。

2016年にプライベート・ブランドを立ち上げた当初から、芸能関係者の間では“実業家遊び”なんて陰口が聞かれていましたから、私などは7年も会社が続いた経営手腕に驚いていますけれど…。

柴咲といえば、注目を集めるのは『KIBUN PACHI-PACHI委員会』が4月21日からオンエアしているテレビCMでしょう。

実は私は3度目位でようやく柴咲を受け入れられたのですが、2017年に大河ドラマ『おんな城主 直虎』でヒロインを務めた女優が、6年後にパチンコの玉乗りをしているなんて一体誰が想像できたでしょう。

実は業界内でパチンコ台の新キャラクターになったり、CMに出たりすることは“経済的に困窮した芸能人や文化人の駆け込み寺”と囁かれている、少々後ろめたい感もある仕事のひとつなのです。

それを元大河ドラマの主演女優が引き受けたわけですから、芸能記者たちが動揺しないわけがありません。

少し前までは競馬も、ギャンブルという同じ括りで捉えられていましたが、1998年の木村拓哉以降位からでしょうか、そのイメージは変わりつつあり、2017年からは松坂桃李、柳楽優弥、中川大志、高畑充希、土屋太鳳で5年間、現在は長澤まさみがキャラクターを務め“爽やか路線”転向に成功しています。

ただパチンコに関しては、まだまだ認知度は低いままのような気もします。

今では店内もとても綺麗になり、様々なサービスもあるようですが、煙草の煙にむせびながら湯水のように機械に金が吸い込まれていく…私だけかもしれませんが、こんな昔からのイメージがまだまだ払拭できていないような気がします。

そんな中、突如巨大パチンコ玉乗りを披露する柴咲が出現したわけですから、自らが社長を務めるアパレル会社の経営危機を噂されても仕方のないところでしょうね。

業界ではパチンコ業界のCMギャランティは相場の倍付けと言われています。

今の柴咲のCMギャランティは3,500万円位とされていますから、単純計算で7,000万円…パチンコのCMに出ているというイメージとギャランティを天秤にかけた時、“背に腹は代えられない”状況があれば出演を快諾するのも無理もない話です。

私がこの記事を読んで確かめたいと思ったのは、柴咲が以前からギャンブル好きかどうかでした。これはイメージ・キャラクターを務める上で非常に重要なファクターのひとつだと思われます。

中国テック大手「歩歩高(ブーブーガオ)」の強みと凄み。なぜ“元ファミコン互換機屋”の段永平は世界屈指の企業集団を作れたのか?

多くの日本人にとって、米欧IT企業と比べて馴染みが薄い中国テック企業群。「アリババ」や「ファーウェイ」は耳にしたことがあっても、最新動向はさっぱり…という方も少なくないのが現実ではないでしょうか。今回のメルマガ『知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード』ではITジャーナリストの牧野武文さんが、いま中国で急成長中の企業集団「歩歩高(ブーブーガオ)」を紹介。ユニークなスマートウォッチで子どもたちの心を鷲掴みにしているとのことですが、そのルーツのひとつには任天堂の「ファミコン」があるそうです。

プロフィール牧野武文まきのたけふみ
牧野武文(まきの・たけふみ):中国事情に精通するITジャーナリスト。著書に『Googleの正体』『論語なう』『任天堂ノスタルジー横井軍平とその時代』など。メルマガでは急速に発展する中国のITについて、企業・人物・現象・テクノロジーなど毎回1つのテーマを取り上げて深掘り解説している。

中国市場を席巻する子ども用スマートウォッチ「小天才」

今回は、中国の注目テック企業「歩歩高(ブーブーガオ)」と、その子会社が大ヒットさせた、子ども用のスマートウォッチ「小天才」についてご紹介します。

小さな子どもを持つ親の悩みとして、「何歳からスマートフォンを使わせればいいのか?」という問題があります。デジタルデバイスは確かに便利ですが、子どもの成長面でさまざまな弊害も指摘されているからです。親は二律背反する難問を解決しなければなりません。

そこで注目されるのがキッズケータイです。家族や登録した人としか通話やメッセージ交換ができない、GPSがついており親は子どもの居どころがわかる、写真が交換できるなどの機能を基本にしたものです。

中国にもキッズケータイに相当するスマホはありますが、圧倒的に人気なのがスマートウォッチです。スマートウォッチといっても、SIMを内蔵していて、通話、メッセージを送ることができ、写真撮影やビデオ通話もできるというものです。もちろん、GPSや中国の衛星測位システム「北斗」(ベイドウ)に対応していて、親のスマホに子どもの位置事情が表示できるようになります。

このキッズ用スマートウォッチの分野では、「小天才」(シャオティエンツァイ)というブランドが圧倒的なシェアを持っています。そこに華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)が続いています。

この小天才で見るべきことは、その頭のいい商品設計です。トップシェアを握るのも当たり前だなと思われる商品です。もうひとつは、この小天才という企業は、「歩歩高」(ブーブーガオ)の子会社で、歩歩高は中国のデジタルデバイス業界の大きな集団を形成している点です。スマホメーカーのOPPO(オッポ)、vivo(ビーボ)も歩歩高系の企業です。

この記事の著者・牧野武文さんのメルマガ

世の中の無知につけこむ警察とマスコミの“煽り”。日大「大麻問題」の印象操作

アメフト部員が逮捕され騒動になった日本大学の大麻問題。これに、メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』の著者で精神科医の和田秀樹さんは、マスコミと警察が世の中の無知につけこんでいるのではないか?と持論を展開しています。

世の中の無知につけこむ悪辣マスコミと警察

警察やマスコミが一般市民の無知につけこんで印象操作をやっていることに大麻問題がある。

私も、最近、初めて知ったのだが、大麻は所持は罪になるが、使用は罪にならない。

もちろん使用していたということは所持していたことを意味するので、警察で事情聴取は受けることになるだろう。

大麻の常習者はこういうときの言い逃れを知っている。

「みんなと一緒にやったので、俺は持っていなかったけど、そいつにもらった」

現行の法律では、自分で持っていたことを証明しないと、起訴できないし、有罪にもできない。「そいつが誰か言わないと逮捕するぞ」とか「そいつが誰か教えないとお前が持っていたことになるぞ」という脅しはできない。そんな嘘を言っての自白強要は、逆に警察のクビが危うくなる。

ただ、一般の、常習もしていない、たまたま遊びでやっていた学生は、そんなことは知らない。

ひょっとしたら先輩から、「お前がもっていてやったといったら罪になるから、捕まったら仲間とやったと言え」くらいの知恵はつけられているかもしれない。

学生に大麻が蔓延している中、学生の間では、使用では罪にならないことくらいは常識なのかもしれない。

だから、平気で「やった」と告白するし、もっと賢い人間なら「仲間とやった」といいふらすだろう。

こんな人を抱える学校の側からしたらたまったものではないが、慣れている学校では、学長がHPで遺憾のコメントを出すだけで、記者会見などは開かない。めったにこういう事件が起こらない、まじめな学生の多い学校では、あわてて記者会見を開いて、マスコミの袋叩きにあう。たとえば、日大は7万人も学生のいる大学なのだから、今の大麻のまん延状況からみれば1,000人に一人くらい、使用者がいても不思議でないが、たった一人で大騒ぎになる。

それだけ学生が真面目だという証拠だと思うが、確率でものを考えないマスコミと国民には通じない。

マスコミも警察も、大麻の使用が罪にならないことくらい知っているはずだが、国民がそれが犯罪だと思っていることを利用して、煽り報道をする。

私の大好きな泉谷しげるさんも、おそらく無知のために、いい加減なコメントを出していた。

押収した大麻を提出しなかったことについて、「要は尿検査で使用した証拠が出ないようにしただけだろ。明らかに隠蔽」との話だが、尿検査で陽性が出ても逮捕はできない。

去年の7月に使用を認めた学生がいたのに、部内で処理したことになっているが、実は警察に相談している。そして、その警察から事件化が困難だから十分に注意をするように指導を受けたのが事実だ。その後、警察も動きを見せて講習会も行っている。

こういうことについては、記者会見でもはっきり伝えたことだが、警察にしても、使用では刑事事件化できないから、所持の事実が確認できないと動けないというのが本音だろう。

ただ、世論もあるし、世の中の、とくに大学生の間での大麻のまん延に手をこまねいている印象を与えたくないので、急に態度を硬化させ、7月に使用の自主申告をした人間がいたのに何もしなかったと、マスコミを使って日大を叩くことになったということなのではないかと思う。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ

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仙台育英vs神村学園での“誤審”が話題も…「我々も責任感を持ってやっている」。現役審判の声

21日、夏の甲子園準決勝 仙台育英(宮城)vs神村学園(鹿児島)の試合が行われ、6対2で前回王者・仙台育英が勝利した。X(旧Twitter)では、選手たちへの賞賛の他、「誤審」についての意見も相次いでいる。具体的には、仙台育英の選手がホームに帰ってきたタッチプレイで、アウトのようにも思えた場面がセーフになったこと。これに、「高校野球もリクエスト制度を導入すべき」「誤審のせいで試合の流れが変わった」などと、審判への批判が相次いでいるのだ。

プロにもある「誤審問題」

野球の審判による「誤審問題」はアマチュアだけにとどまらず、プロの世界にも存在する。18日に行われたDeNAvs阪神では9回、DeNA三浦監督のリクエストにより阪神の同点のチャンスが幻となり、阪神・岡田監督が猛抗議したことが話題となった。

高校野球の世界も同様で、不可解な判定は枚挙に暇がない。21日午前現在で準決勝に残っている慶應高校と横浜高校の神奈川県地区予選決勝では、ベースを踏んだ踏まないで誤審疑惑となり、野球ファンの間で大きな議論となった。

審判といえども人間のやることである以上、ミスは間違いなく出てくる。それは誰もが分かっているとは思うが、必死にプレーをする選手に同情する気持ちから、つい感情的な審判批判をしてしまう事情もよく分かる。

審判側の意見

だが、実際に地方大会の審判を務めるという男性はこう話す。

「結果的に誤審になってしまったケースは申し訳ないですし、そういう場合は審判もずっと後悔するもの。しかし、ネットで〈〇〇高校贔屓〉などと言われると、正直辛いものがある。例えば、強豪校vs公立の弱小校との試合では、弱いチームに肩入れしたい感情はあります。けれど、だからセーフをアウトと言ったり、またその逆も絶対にありません」

高校野球の審判は「ほほボランティア」で運営されているのはよく知られているところだ。

「だからといって真剣にやっていないわけじゃない。ちなみに、地方大会でも観客席から〈今のはアウトだろ〉〈クソ審判が〉などといったヤジが飛んでくるケースもあります。ただし、それで審判を辞めたいとは、多くの人間が思っていないはず。なぜなら、我々はプロ扱いされていなくても責任感を感じているからです。選手の我々も必死で、暑い中やっている。若い選手と比べて私なんかは老いぼれだから、頭がボーッとすることもあります(苦笑)。それでも、極力間違いのないようやっています。だから〈クソ審判〉〈贔屓〉〈辞めちまえ〉といった意見を目にするのは、正直ツライですね」

とはいえ、アマチュアプロに限らず、選手は懸命にプレーしており、審判の判断が選手のその後を左右するケースも少なくない。そのため、プロ野球で導入されたリクエスト制度をアマチュア界でも取り入れる意見や、そもそも審判のAI化を…といった声もある。

「私も元高校球児で、やっぱり野球に関しては、AIにのような機械に頼るのに抵抗がある。でも、今みたいにネットで批判され、時には審判の名前まで晒されることがあるなら、若い人の“なり手”は減るでしょうね。そうしたら、自動的にそういった方向に進むのは理解できます。悲しい話ではありますが…」(前同)

緊張で早口、しかも聞き取りにくい…それでも「ロープレ大会」最高評価の理由

営業力を試すためにロールプレイングという手法は有効であり、さまざまな場所で使われています。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、ロールプレイングの審査をした際に見ている箇所をレクチャー。声は上ずっていて、早口。パッと見は「これはダメだな」と感じた挑戦者に最高評価を付けた理由とは?そこから得られるヒントがきっとあるはずです。

ロープレの審査員は営業スタッフの何を見ているのか?

人の営業力を評価する。これは簡単ではない。どこの部分をどう判断していいか迷う。

今まで、いろいろな場所で“ロープレの審査員”をさせて頂いた。

・会社のロープレ大会
・録画したものチェックする
・セールスグランプリ
・プレゼン大会

などなど。いろいろな場所でロープレを見てきた。ジャッジは難しいが、非常に勉強になる。

ある大会で他の審査員の方に「何を基準にジャッジしていますか?」と質問したことがあった。

その方は「質問から入っているか、ですね」と教えてくれた。これは一つの基準となる。

ロープレでは一定の条件が与えられる。それを相手役に対して売込みや説明をする。時間も限られているので難しい。

さらには人に見られている。緊張するのは当たり前だ。私もロープレは大の苦手だった。

中には場慣れしていて“こなれた雰囲気で明るく話す”という営業スタッフもいる。時には笑いを取って会場を盛り上げる。

こういった人は「結構いいんじゃないか」と一瞬思わされる。今まではこういう営業スタッフを高く評価していた。

しかし、冷静に考えると「内容的はあまり良くなかったのでは」と思うことも。表面的なことに騙されてしまう。

その点、“質問から入るかどうか”という基準があると、正確に見極めができる。これは便利だ。

ある営業スタッフの番になった際“誰が見ても緊張している”といった雰囲気だった。

声は上ずっていて、早口。パッと見は「これはダメだな」と思う。

しかし、その営業スタッフはお客様に対して「どうしてこの商品を検討しようと思ったのですか?」と質問していた。

こう聞かれたお客様が「ちょっと家が古くなってきましてね。水回りとか」と話し出す。

お客様が話すと流れが変わる。会話がかみ合うように。質問をきっかけにして落ち着きを取り戻した。

最後まで見て、私は“最高評価”のジャッジをした。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ