元国税が暴露。定年退職者の多くが「税金を払い過ぎている」現実

本来ならばもっとも公明正大が求められるはずの税務署員ですが、実態はまさに「目を覆うばかりの惨状」と言っても過言ではないようです。これまでもたびたび税務署の信じられない実態を暴いてきた、元国税調査官で作家の大村大次郎さんですが、今回もメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、納税者の無知につけこみ追徴金をむしり取る手口と、定年退職者の多くが払いすぎている税金の存在をひた隠す卑劣な一面を暴露しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2020年1月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

税務署員は市民の無知につけこむ

前号「普通ここまでやるか?納税者を平気でダマす税務署の卑劣な手口」では、税務署員が市民を騙して追徴税を巻き上げるということをご紹介しました。今回もその続きで、「税務署員が市民の無知につけこむ」ということについてご説明したいと思います。

日本人というのは、指導者などにはとても従順な民族です。昔から、政治家やお役人にあまり楯ついたりしてきませんでした。政権を倒すための市民による武力革命って、起こったことがありませんからね。

日本人は、お役人は間違ったことを言わない、お役人の言うことは聞かなくてはならない、と思っている節があります。特に税務署の調査官などは税金のプロなので、彼らの言うことには必ず従わなくてはならない、と思っている人もいます。調査官はその心理を上手に利用して、追徴税を稼ごうとします。何度か述べましたが、税務の世界では、グレーなものがたくさんあります。課税になるかならないか、経費として認められるか認められないか、明確な線引きがされていないものが多いのです。

また個別の事情によって、線引きは変わってくることもあります。つまり、税務には微妙なものが多いのです。そういう微妙なものに関して、裁定を下すのは、実は調査官ではないのです。法律的に言えば、納税者が自分で判断していいのです。そして、調査官は、明らかに間違っているものだけを修正できるのです。調査官が、グレーゾーンに関してこれはOK」「これはダメなどと判断する権利はないのです。

日本は申告納税制度を採っています。この申告納税制度というのは、国民が自分で申告し、納税するという制度です。そして、国税や税務署は、申告が明らかに間違っているというときのみに是正できるのです。

しかし、調査官は、あたかもその権利を握っているかのように納税者にふるまいます。たとえば、よくあるケースで、こんなものがあります。とある会社で、ゴルフ代を会社の経費で認めるかどうかで、調査官が追及しています。

「社長!このゴルフ代はだれと行ったんですか」

と調査官が社長に聞きました。

「以前から取引のあるYさんと行きました」

社長が答えます。すると、調査官はこう聞き返しました。

「Yさんとは今も取引があるんですか?」
「最近はあまりないです」

と社長は答えました。それを聞いた調査官は、こう言いました。

「Yさんは取引先じゃなくて、普通の友人でしょう?友人と一緒にゴルフに行ったんでしょう?これは会社の経費とは認められませんね」

こういうやりとりは、税務調査の中では、普通にあります。でも、これは明らかに法的にはおかしいのです。というのも、交際費(会社の経費)に該当するかどうかの判断を、調査官がする権利などはないのです。交際費などというのは、非常に線引きが難しいものです。どこからが会社の交際費でどこからがプライベートの費用なのかはなかなか判別がつきません。その場合、まず納税者の申告が尊重されるのです。そして、それが明らかに誤りであるというときに、調査官は否認することができるのです。このケースだと、明らかに誤りがあるとはいえません。

もし納税者が異議申し立てをしたり、行政裁判を起こせば、税務署は負けるでしょう。調査官が、「これは友人と行ったものなので、会社の経費ではおかしいのではないですか?」と社長に問いかけ、社長がそれに納得すれば、否認することもできます。でも、あたかも最初から調査官に判断できる権利があるかのごとく「これはダメです」などということはできないのです。

納税者は自分の潔白を証明する必要はない

調査官は、納税者の無知につけこんで、追徴税を認めさせようとすることも多々あります。調査官が課税漏れなどを指摘しようとする時、明確な証拠がない場合があります。つまり白か黒かはっきりしないようなケースです。

その場合、納税者としては自分の潔白を自分で証明しなければならないような気持ちになってしまいます。しかし、税法上、納税者は自分の潔白を証明する必要はないのです。日本の税制では申告納税制度という建前をとっています。これは「税金は納税者が自分で申告して自分で納める」というものです。国税や税務署は、申告に明らかな誤りがあったときにのみ、是正できるのです。そして申告の誤りについては、国税側が証明しなけれなならないのです。

つまり申告で不審な点があった場合、納税者は「それが潔白だ」という証明はしなくていいのです。もし不審点を否認するのなら、税務当局側つまり税務署それは黒だと証明する必要があるのです。にもかかわらず、調査官はさも納税者側に、無実の証明義務があるかのようにふるまいます。

たとえば、税務調査ではこういうことがよくあります。とある会社が下請け業者に50万円払っていました。その下請け業者は、倒産し今はどこにいったかわかりません

税務署はその取引について、文句をつけてきます。この取引は架空じゃないか、と。会社の方は「架空じゃない、本当の取引だ」と主張するのですが、その下請け業者が今はいないのですから、証明しようがありません。税務署は、あたかも会社に潔白を証明する義務があるように責め立て、結局、この取引は架空であるということを、会社に認めさせてしまいました。

が、この会社は本当に取引があるのならば、わざわざそれ以上の証明をしなくてもいいのです。税務署が架空であるという証拠をつかんだときに初めて、この取引を否認できるのです。

しかし、納税者にはそういう知識はありません。だから税務署の圧に耐えられなくなり、架空でもないのに架空だと認めてしまったりするのです。

今までの外交努力が水の泡。習近平「国賓」で安倍首相に痛烈批判

経済や国際情勢等、先行き不透明感を抱えたままスタートを切った2020年ですが、我が国は各国に対してどのような外交姿勢を示してゆくことが望ましいのでしょうか。かねてから中国との距離感について危機感を記してきた国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは今回、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、「習近平の国賓待遇訪日」など親中化に舵を切っているとしか思えぬ現政権に対する米有力紙の痛烈な批判記事を紹介し、改めて媚中外交の危険性を指摘しています。

ニューズウィークが安倍総理を痛烈批判「【地獄】を見るまで目覚めない」

皆さんご存知のように、RPEはかなり前から「習近平の国賓訪日」に大反対しています。たとえば今から1か月以上前の11月22日、ダイヤモンドオンラインに「習近平の国賓訪日を中止すべき4つの理由、魂胆は『天皇の政治利用』」という記事を書きました。読んでいない方は是非ご一読を。

習近平の国賓訪日を中止すべき4つの理由、魂胆は「天皇の政治利用」

ここで私は、習の国賓訪日がNGな4つの理由を挙げました。1番目の理由は、中国への過度の接近が、同盟国であるアメリカとの関係を破壊するから。2018年に、米中覇権戦争がはじまった。その直後から、同盟国日本は、中国に接近しはじめた。これ、普通に考えれば、【裏切り行為】でしょう?

2つ目の理由は、「ウイグル問題」。中国政府が、100万人のウイグル人を強制収容している事実が広く知られるようになってきた。ナチスドイツとも比較される独裁国家の長を、天皇陛下に会わせる????とんでもないことです。

第3の理由は「香港問題」。第4の理由は、中国政府が天皇陛下を政治利用するから。1989年、中国は天安門事件で世界的に孤立しました。この時、中国は、一番「平和ボケ」「お人よし」「ナイーブ」な日本政府に接近したのです。そして、1992年の天皇訪中を実現させた。これを見た欧米は、「狡猾な日本は、巨大な中国市場を独占するつもりだ!」と焦った。それで、1993年から、欧米と中国の関係は正常化された。中国は、見事に天皇陛下を【政治利用】することに成功したのです。

そして、1994年、中国は国内で「反日教育」、世界で「反日プロパガンダを開始した。これは、何でしょうか?日本を米中共通の敵にするため、「悪魔化工作」を開始したのです。それで、クリントン政権は、非常に反日でした。また同じ過ちを繰り返すのは、愚かです。

以上4つの理由で、私は習の国賓訪日に反対しています。そして、「日本は第2次大戦時、ナチスの同盟国になって敗戦した。今度は、ウイグル人100万人を強制収容している中国に接近して敗戦する」と警告しつづけてきました。

最近は、さまざまな人が、「習国賓訪日反対」と公言するようになり心強いです。しかし、皆さんご存知のように、安倍総理の心は現時点で変わっていません

そんな中、ニューズウィーク日本版が、安倍総理を痛烈に批判する記事を掲載しました。題名は、「基本的人権の理念を捨て、習近平を国賓に迎える安倍政権」です。何が書いてあるのでしょうか?記事はまず、根本的な疑問を提起します。

ウイグル人弾圧、香港抑圧の習近平・独裁体制と「世界平和」を目指す安倍政権は、人権、民主主義の理念を捨てて経済的利益を優先するのか

安倍政権は、人権、民主主義より金儲けを優先するのか?」という問題提起です。

日中関係・日米関係に何が起きているか全く釈然としない──そう考える米シンクタンク勤務の私の友人が東京に来ていたときに、安倍首相は中国寄りの姿勢を一層強めて見せた。アメリカへの挑戦とも映る日本政府の昨今の動向は決して感情的な「反抗」ではなく、明確な意図に基づいた行動だ、とアメリカの関係筋はみているらしい。

ここ重要です。アメリカは、日本の中国接近を、アメリカへの挑戦】と見ている。ただ、アメリカ関係筋は、間違っています

感情的な「反抗」ではなく、明確な意図に基づいた行動だ

この部分。日本には、アメリカに「反抗する意志も、明確な意図もありません。戦略に基づいた行動でもない。ただ、「中国さんが接近したから、日本も仲良くしましょう」ぐらいで、「な~~~~~~~~~~~~にも考えてない」ことは明白です。

昔Z氏という方から、聞かれました。ある行動について、「日本政府は何を考えているんだ、理解できない!」と。それで私は、「何も考えていないですよ。日本政府は何も考えていないことがわかると、日本の動きが全部わかるようになるのです」と何度も説明した。最初Z氏は、「そんなバカな!」というリアクションでした。しかし、しばらくすると、「結局、君のいうことが正しいと思う」といって微笑みました。

そう、日本政府は、何も考えていないので、悪気なくアメリカを傷つけるしかし、アメリカ政府高官は、「何も考えていないはずがない!」と思うので、「日本は明確な意図をもってアメリカに反逆している!と勘違いする。

しかし、勘違いされても仕方ないでしょう。この件では、圧倒的に安倍政権が悪いです。

ニューヨークはアメリカで一番英語の上達に向かない街

処女作がAmazonビジネス部門第1位を記録し、ブログ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でもある、高橋克明さん。NY在住日本人社長という肩書きもあり、海外を目指す就職活動生からも進路相談を受けることも多いのだとか。今回は日本で学生時代を過ごした女性2人との会話を例に、英語話者がいつまでも増えない日本社会の特徴を挙げ、背景にある「日本人としてのコンプレックス」を説明しています。

ニューヨークで暮らしても英語は上達しない?

先月の日本出張の際、全国各地で講演会のお仕事をやらせて頂きました。大阪での講演会終わりの懇親会でのこと。ひとりの女子大学生が「卒業したらアメリカで就職したい」と相談に来てくれました。そのために、いま英語を一生懸命勉強している、と。どうやったら英語が上達するのですか、という彼女の僕への質問は、ここの読者のみなさんがご存知の通り、いちばん困る質問です。なぜなら在米20年のくせに僕はいまだ英語苦手だから。日本在住で英文科に通っているハタチそこそこの彼女の方が、おそらくすでに僕よりキレイな英語を話すはずです。

英語上達の決め手は、それがすべてではないにしても、職種とエリアに大きく左右されます。日系社会対象の仕事でニューヨーク暮らしの僕に、英語の上達法を聞くほうが間違えている。たとえば、職種でいうと、国連勤務とか、同時通訳者とか、住まいでいうと、オハイオとか、ネブラスカに住んでいる日本人の方がずっと僕より英語達者なはずです。彼らに聞いたほうがいい。

それらの人たちは、生活するのに当然、言語が必要になってきます。生活に直結している。まちがいなく言えることは、北米の中で英語上達にいちばん向いていないエリアが、ここニューヨークだということ。世界中の言語が混在しているこの街は、英語の必要性がおそらくアメリカの中でもいちばん低い。ハッキリいうと、英語ナシでも生活できなくないからです。ワイオミングあたりだとそうはいかない。

それでも20年も暮らしていると、さすがに日常会話くらいはできるようになります。実際、ニューヨーカー相手に日々広告営業をして契約をもらっているし、毎日のようにタクシーにも乗るし、スターバックスでも注文します。そこでのコミュニケーションで困った記憶はありません。なので、日本の人からすると僕は「英語で話せる人」なのかもしれない。

でも、それは、そのニューヨーカーたちが生粋のアメリカ人じゃないから。外国人同士の第2外国語同士の会話なので、なんとか成立しているだけです。多少、発音なり単語がミスしても、理解し合える仲間内でのコニュニケーションでしかない。そう、この街は「外国語としての英語」に街全体で慣れているエリア。カタコト英語大国です。

その証拠に、絶対にコミュニケーションで間違えてはいけない、間違えると致命傷になる、たとえば、銀行とか会計士とか弁護士とのミーティングには、恥ずかしながら必ず「ペラペラ」の家内を連れていきます。

そんな僕だからこそ、前述の彼女には「なんとかなるんじゃない?」とついつい、無責任なアドバイスをしてしまう。実際、彼女の英語力だと職種にもよりますが、ここアメリカでもなんとかサバイブできなくはないはずです。それに渡米してから語学力がグンと伸びる場合も珍しくない(僕以外)。

心に悩みを抱える母が、子供のおねしょ解決への道で見つけたもの

「子供がもう5歳なのに毎日おねしょをしてしまう」という相談から始まった、今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』の著者・パピーいしがみさんに寄せられた悩み。当初は、子の心と身体の成長に即した対応についてやり取りしていましたが、深掘りしていく内に、お母さん自身が抱えていた不安や悩みと向き合い始めていきます。パピーいしがみさんはどうアドバイスしたのでしょうか。

おねしょ

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は「おねしょ」について、ご紹介させて頂こうと思います。

おねしょ…子供ならだれでも通ってくる道ですよね♪ですが「お泊り保育までにはなんとか卒業させたい」とお考えのお母さんは多いと思います。

今日ご紹介する菜の花さんは、お子さんがおねしょしないように頑張るぞ!とパンツでチャレンジするものの…毎日失敗で、どうしたらいいものか?とお悩みでした。

そうですよね。せっかく「頑張るぞ!」と思っているのに「オムツ履いて」とは言いにくいです。でも、この寒い時期、布団も乾きにくいし風邪もひき易い。どうしたら良いかな?と思います。

菜の花さんからはこんなメールを頂いていました。

パピーさん、おはようございます。菜の花です。いつもフォローメールやメルマガ配信ありがとうございます。(この頃の変化ですが)寝る前の絵本や子守歌を歌っている間にすぐ寝てくれるようになりました。

 

又、寝るまでの一緒にいる時間に、以前は話してくれなかった保育園の事などをいろいろ話してくれるようになりました。チャレンジ精神や「自分でやる!」と言う事も芽生えてきています。1人でのお買いものも、わからない事は店員さんに聞いたりしているし、なかなか娘はしっかりしているんじゃないかしら?なんて親バカしています。

 

今回の相談は1人娘(年中さん)との関わりについてです。主におねしょについてです。昼間は完璧なのですが、夜のおねしょは毎晩です。私としてはオムツをして欲しいのですが「チャレンジする!」といいながらパンツを用意するので、毎朝世界地図が布団に更新されています。

 

怒ったりはしません。「お母さんもおねしょしてたし、テレビに出てる人もじいちゃんもみーんな子どもの時はおねしょしてたんだよー」なんて話しています。それで大丈夫ですか!?5歳で毎晩おねしょって心配いらないですか?

5歳の娘さんが自分から「おねしょを克服したい」「チャレンジする!」と頑張っている所、なかなかオムツにしてほしい…とは言いにくいですよね。でも菜の花さんが偉いな♪と思うのは、娘さんが毎晩おねしょをしても、それを叱ることなく「誰でもするんだよって娘さんをフォローしてくださっている所です。

ただ、寒くなってきた秋から冬に向かう今の時期は、オムツ外しやおねしょ対策には、ちょっと向かない季節でもあるんですね。なので、このようにお返事しました。

菜の花さん、こんにちは。パピーいしがみです。メール拝見しました。今回のご相談は「おねしょ」についてでしたね。

 

「私としてはオムツをして欲しいのですが、チャレンジする!といいながらパンツを用意するので、毎朝世界地図が布団に更新されています」

 

なるほど…。おねしょもその子によって、早く克服できる場合と、なかなか治らない場合があるのですが、5歳ぐらいではおねしょをしても異常ではないと思いますし、多くの子供たちが通ってくる道だと思います。又、今の時期、寒くなってきたこともあって、おねしょしやすい事もあると思います。

 

ただ子供のおねしょの一番の原因は「体の機能の発達」と言われています。なのでどんなに本人が「おねしょしないぞ!」と思っても、それが結果に現れない事もあるんですね。

 

おねしょが続く子で、できるだけ早くおねしょから卒業してほしいとお考えの方には「夜眠る時にあまり水分を取らない事」や「眠った数時間後にトイレに誘っておしっこをさせる事」をお勧めします。

 

又「できればチャレンジは春から夏がいいですよ」とお返事します。と言いますのは、やはりお漏らししたオシッコが冷えて、風邪をひいたりしますし、汗をかきやすい時の方が膀胱にたまる尿が少なくなるので成功しやすくなるからなんですね。なので今は時期的にも、タイミングがあまり良くないと思うのです(夜起しても寒いですしね)。

 

本人が「チャレンジする」と言って頑張っているので「オムツにして」とは言いにくいとは思いますが、今の段階では、夜眠る時にはパンツで眠るとしても、親が眠る時に(こっそり)紙おむつに替えるようにされたらいかがでしょうか?

 

身体の機能が整えば、夜の水分摂取量を減らすことで、おねしょの頻度は格段に減ってきます。紙おむつでおねしょをしなくなったら、パンツで「本当のチャレンジ」をすればいいと思うのです。今、毎日おねしょをしてしまう…としたら、まだそこまで体の機能が成長していない、という事だと思いますから(^^)

 

本人のやる気は素晴らしいですが、体調を壊さないためにも(毎日の洗濯や布団干しから解放されるためにも)眠っている間の交換をお勧めしたいと考えますが、いかがでしょうか?

私としては、子供のやる気を損なわず、子供が眠った後に、パンツを交換してあげたらどうかな?とご提案したのですが、菜の花さんは、オムツに替えることなく、又、本人のやる気を損なわない方法を見つけられたそうです。

氷が水に浮く原理を説明できる人はあまり存在しないという事実

生物にとって生命の源で、工業的にも不可欠の存在で、大規模災害の原因ともなる性格をも持つ「水」。H2Oの化学式は誰もが知っていますが、私たちの水に対する科学的な知識は意外に少ないようです。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で現役科学者のくられさんが、そんな身近な「水」とはどんな物質なのかを丁寧に解説しています。

水という謎の液体

たまにはちゃんとした化学の話もしましょう。

テーマは水。水is水。

水は水以外ではなく、それに水素やらケイ素やらが溶けたと自称するゴミが町中に売ってますが、機能的には水は水です。

水素水に至ってはザルで水を汲んで売るようなもの。水素分子はペットボトルのスキマから逃げ出すし、フタのパッキンのスキマからも余裕で逃げられます、というシロモノなわけですが、今日はそういうオカルト商売につばを吐きゲロをぶっかけてケツに高水圧洗浄機をつっこむ話ではなく、水という分子についての話です。

実は水というのは極めてへんてこりんな分子で、H2Oで表されるように水素2個と酸素1個で構成されています。地球でも相当多い物質で、地球の7割は海ですし、地下6kmまで水が存在することが知られています。

じゃあこの水で人類が使えるのは…となると、97%は海水で、残りの淡水の75%は氷として南極と北極に存在して…河川や湖などすぐに使える淡水は全体のたった0.05%です。

地下水は先の0.05%には含まれないのですが、埋蔵量が深さごとにわりとすぐに枯渇するので、工業的に使うと地盤沈下を起こすレベルで深掘りして採取しないといけなくなってコスパも極悪だったりします。

水が化学物質として奇妙というのは化学をそこそこ勉強しないと実感できません

例えば、まず水は非常に低分子であるということです。水の分子量は約18g/molですよね。対して、LPガスとかのプロパンなんてガスの代名詞ですが、44g/molもあります。水より分子が重いのに、余裕で常温ではガスですよね。高圧に缶につめてようやく液化できるレベルです。水に構造が近いH2S(硫化水素)もバリバリに気体ですね。硫化水素は34g/molです。おかしいですね。

これは酸素という原子が非共有電子対をもってることと電気陰性度が高いことから来ています。これによって常温の水分子は水素部分と酸素部分で互いに引き合って水素結合によって編み目の構造になることで見かけ上大きな分子として働くけど所詮は水素結合なのでぐにぐにと液体として振る舞うことが可能なわけです。

これが低分子の水が常温で液体である理由です。この互いに引き合う性質が今度は冷えたときに結晶構造を取ろうとすると、今度は分子間のスキマが増えるので密度は下がるので、氷は水に浮くわけです。溶けた鉄に固体の鉄をいれると沈むように基本的に固体が液体に密度で負けるというのはこれまた珍しい性質というわけです。

そういうわけで水ひとつとっても、語る話題は無限大。化学という物質で物事を見る目があれば、いろいろなものが見えてきて、インチキ科学にも欺されにくくなるわけなので、みんな理科を勉強しましょう。

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犠牲者ぶってないか。あなたの周りから子も部下も離れていく理由

何かを頑張った分の報酬はあって当然ですが、人間関係において「見返りを」求めることは注意を要するようです。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では心理カウンセラーの吉田こうじさんが、本人も他者も犠牲にしない健全な関係性を築くための考え方を解説しています。

被害者を装い見返りを要求してくる面倒臭い人

相手のために自分が犠牲になっているつもりで、実は自分が相手を犠牲にしているということって、案外少なくありません。もちろん、自分が相手を犠牲にしているなんて、夢にも思ってもいませんよ。

例えば、「あなたのために、お母さんはこんなに頑張っているの…」とお母さんが子供に恩着せがましくする時、それはお母さんが自分の弱さを正当化していることには全く気付かずに、犠牲者を装って、子供に「お母さんを労わること」を強いています。もっと露骨にいうなら、「こんなに頑張っている母のために、あなたももっと自分を犠牲にしなさい」っていうメッセージをお母さんが発しているんです。

そうやって「お母さん可愛そう…」「お母さん申し訳ない…」こうしたことを刷り込まれてしまった子供は、「お母さん申し訳ない」と言った罪悪感に縛られてなかなか心が健全に自立に向かって成長しません。むしろ、「私のせいでお母さんに苦労ばかりかけてしまった…」といった、罪悪感や無力感などに苛まれて、悩み多い人生を生きることが多いようです。

そもそも、本当に愛情から子供のために色々と親が何かを背負ったのであれば、それは、「好きだから勝手にやっているだけ」「愛しているから勝手にやっているだけ」ですから、親が子供の犠牲になっているなどと思うことはそもそもないわけで…。なので、恩着せがましく罪悪感劣等感などを子供に刷り込むことはないのです。

こうしたことはなにも、親子関係だけではなくて、恋愛関係や友人関係、職場の人間関係など、あらゆる対人関係に言えることです。

ちょっと重たい話になってしまいましたが、こうしたことを踏まえて「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生が続くと感じている人は、「自分は相手に対して、犠牲者のふりをしながら、実は恩着せがましいことをしていないか?」ということを真剣に振り返ってみるといいかもしれません。

恩着せがましいということは、「見返りを要求している」ってことです。残念ながら、早々、期待した通りの見返りなんて実現しないし、そもそも見返りばかり要求されていたら面倒くさくなってそういう人とは距離をおきたくなります。なので、人間関係は悪くなるのが当然です。

もしかしたら、そのせいで「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生が続いているのではないかと、一度、これまでの人との関係性を振り返ると現場から抜け出すヒントが見つかるかもですね。

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獣医師が絶賛する冬食材3つ。これがあれば犬猫も健康満点

寒さが増してきましたね。人間なら、冬の根野菜を入れたおでんや鍋料理を食べて冬を乗り切りたいところですが、ペットの犬猫が冬野菜を口にしたらどうなるのでしょうか?結構あげてしまっている飼い主の方も多いのではないですか?そこで今回、『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』でおなじみの獣医師、佐藤先生からアドバイス。ある3食材をペットに与えると冬の体調管理に効果が期待できる、と述べています。

寒い冬を乗り越えよう!家庭の食材で予防する冬の健康管理

急激に寒くなってきましたね。犬も猫も実は寒さに弱い動物でもあります。特に、家で暮らすようになってからはその傾向がとても強いです。今回は、家庭にある食材でこの寒い冬を乗り越えるための「予防食材」をいくつかご紹介します。ただ、野菜ですから与え過ぎると消化不良を起こす可能性がありますから、十分に量には注意してくださいね。

1) からだを温める効果がある「大根」

大根は、一年中スーパーで見かけるますよね。実は冬の野菜です。大根にはビタミンCを始め、カリウムやミネラルが含まれています。栄養素が豊富であり、体を温める作用があります。
注意)カリウムが豊富に含まれているため、腎臓に病気を患っている犬には与えないようにしてください。

2) 皮膚を健康に保つ効果がある「にんじん」

にんじんは、Bカロテンが豊富に含まれています。体内に吸収されることによって、ビタミンAに変化します。ビタミンAは皮脂の調整を行うため、皮膚を健康に保つ上でも重要な栄養素です。皮膚を健康に保つということは、体の熱を守る意味もあります。

3) 免疫力アップ!「さつまいも」

さつまいもには、便秘改善や免疫力を向上する効果があります。免疫力が上がれば体調を維持できます。犬や猫の健康を維持するためにも優秀です。しかし、糖分が多いので与えすぎには気を付けましょう

まとめ

冬の食材は甘みが強く、体を温める作用があリます。是非、体調管理を薬ではなく食べ物で安全に取って、この冬、体のバランスを整えて下さいね。寒い冬を乗り切って下さい。

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まさに考え方ひとつ。いいことの後に悪いことが起こる3つの理由

「いいことばかりは続かない」「人生楽あれば苦あり」。そんなふうに思っている方、案外多いのではないでしょうか。しかし、こうした考え方こそがマイナスな感情を招いているとしたら…。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、作家・エッセイストでまぐまぐ!からもメルマガ『浅見帆帆子の宇宙につながる話』を絶賛配信中の浅見帆帆子さんが、生きていく上で身につけると楽になる、「幸せ感度を高める考え方」について解説しています。

よいことの後に悪いことが起こる3つの理由

作家・エッセイストとして大活躍中の浅見帆帆子さん。9年前の『致知』の対談取材で、「マイナス感情をプラス感情に変える工夫」についてお話しいただきました。


 

最近よく「浅見さんって全然マイナスのことを考えないんですか」と聞かれるのですが、私も人間なので「こうなったらどうしよう」と思うことはあります(笑)。

感情がマイナスに振れた時、プラスに持っていく工夫を自分ですることが大事だと思うんです。尊敬する人に会いに行くとか、元気になる音楽を聴くとか、好きな映画を見るとか、何でもいいんです。強運な人は共通してみんな平常心ですが、それはマイナス感情を抱かないのではなく、自分で自分の心をこまめにケアして、プラスにする努力をしていると思います。

これは本の中にも書いたのですが、いいことが続いた後には必ず悪いことがやってくると思っている人って結構多いんですよね。でも、運は上がったから下がるというものではありません。

もし、いいことの後に悪いことが起こるとしたら、たぶん次の3つの理由ですね。

  • 次は悪いことが起こるのではないかと自分で思っている
  • よいことが起こったのは、すべて自分の力だと思って感謝が足りない
  • 何かを犠牲にして我慢したからこそ、うまくいったと思っている(そう思い込んでいると、犠牲がなくてはうまくいかない人生になる)

高いレベルで生きている人ほど幸せ感度が高いんですよね。何でもありがたいと感じられるからこそ、小さな危険信号にもすぐに気がついて、「これを通して自分に何かを教えてくれているんだ。こんなに早くに気がつけてよかった」と思えるんです。

私は「運」に関する本を多く出していますが、その運とは宝くじに当たるとか、明日白馬に乗った王子様が現れるとか、そういうことではないんですね。運がよくなるとは、別な言葉で言えば「どんな状況でも幸せを感じられるということだと思います。

一人ひとりがそれぞれの環境で周りの人を幸せにしていくことが、人間として生まれてきた使命だと思っています。使命は有名人とか選ばれた人だけではなく誰もにあるもので、いまのその人の環境ですぐにできることなんですね。

まずはあなたがワクワクと満たされて生きる

その姿を見て、周囲の人が勝手に「あの人を見ていると自分も頑張ろうと思う」とか「一緒にいると楽しい」と思っているとしたら、それもその人の器でできる立派な社会貢献だと思うんです。

社会に大きな影響力を与える人だけに使命や意味があるのではない。だから周囲を幸せにしたいと思ったら、まずは自分が幸せに生きること。結果として一人の人間が幸せになると、そのパワーが家族を幸せにし、地域を幸せにし、国家を幸せにし、そして世界を幸せにする。

すべての発展繁栄は一人から始まる。私はそう思っています。

(『致知』2010年4月号より)

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優秀すぎても失敗する。経営継承がうまく行かない企業の共通点

どんな敏腕経営者であっても、いつかは事業を後継者に託さなければいけませんが、業績を落とすことなく引き継ぐ「コツ」のようなものはあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では経営コンサルタントの梅本泰則さんが、上手に事業継承するために必須な「理念やビジョンの引き継ぎ」について解説しています。

うまく経営を引き継ぐポイント

大塚家具の事業承継はゴタゴタ続きで、とうとうヤマダ電機の支援を仰ぐことになりました。事業を引き継いだ後の経営がうまく行かなかったのには、いろいろな問題があると思います。

しかし、一番大きな問題は、企業理念やビジョンが正しく引き継がれなかったことにあるのではないでしょうか。この極めて肝心なことが引き継がれないと、企業の継続が難しくなるという、分かりやすい事例です。

そして今、スポーツショップも次々と経営者が交代し始めています。それらのお店では、経営の引継ぎはうまく行っているでしょうか。私の知っているお店でも経営の引継ぎがされていますが、理念やビジョンの引継ぎの形は、大きく3つに分けられます。

  • 理念やビジョンがうまく引き継がれた
  • 理念やビジョンを新たに作った
  • 理念やビジョンが衝突している

順番に説明していきましょう。

まず、理念やビジョンがうまく引き継がれたお店があります。素晴らしいことです。そのお店は、さすがに良い業績をあげ続けています。このタイプのお店は、先代経営者が優れているのでしょう。まだ元気なのに、経営を引き継いでから一度も経営には口を出しません完全に新しい経営者に任せています。

ただし、経営を引き継ぐまでに、後継者候補には時間をかけて自分の考えを伝えてきましたさらに、行動を通じて経営に対する姿勢を伝えました。そして、もう大丈夫だと思った時に、経営を引き継ぐ決断をしたのです。

そのお店の後継者は、引き継いだ理念やビジョンに沿った新しい戦略を打ち出し、実行しています。先代は、にこにことじっと見守っているだけです。こうした形が、一番望ましい引き継ぎ方でしょう。

新しく理念やビジョンを作る

2つ目は、後継者が新しく理念やビジョンを作るパターンです。この引継ぎ方法も、結構あるのではないでしょうか。

例えば、先代の経営者が突然亡くなったり健康を害したりして、経営が出来なくなる場合があります。残念ながら、それまで明確な理念やビジョンがありませんでした。そこで、後継者が今までの経営を頭に置きながら、理念やビジョンを作って経営を始めます。この作業は、後継者にとって結構難しいことです。

とはいえ、先代は言葉にこそ残してはいませんが、漠然とした理念やビジョンを持っていました。後継者自身も、自分なりにお店の進むべき方向やあるべき姿について考えを持っています。その先代の考えと自分の考えを合わせて、理念やビジョンを作らなければいけません。そうすれば、今までの経営と大きく外れることはないでしょう。

その結果、お客様も引き続き関係を続けてくれることになります。しかも、この場合先代は経営に口を出せません。そのため、経営がスムーズに運ぶことでしょう。

一方、それとは違って、先代とは違った理念やビジョンを考える後継者がいます。大塚家具のようなケースです。この場合は、経営に大変な力が必要になります。今までの方向性を変えてしまうのですから、よほどしっかりとした戦略を打ち立てないと、うまく経営が出来ません。私はそうしたお店も、よく見かけます。結構大変そうです。

中高年の強い味方。健康にこだわる食材揃え大繁盛の地方スーパー

商品販売において、リアル店舗にせよネット販売にせよ、他店と同じようなやり方で顧客の心をつかむことができるはずもありません。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、中高年に人気の「いちやまマート」などの事例に取り上げつつ、繁盛店の創意と工夫を紹介しています。

【参考記事】● 合成着色料をなくせ。地方スーパー「いちやまマート」のブレない信念

中高年をサポート

山梨を中心に展開するスーパーいちやまマート」。このお店は、中高年にとって、なくてはならない存在となりつつあります。

このお店のテーマは、「健康」。「減塩」「糖質カット」「無添加」……など、身体を気遣う年代になった中高年をサポートする品揃えをしています。

たとえば、お弁当コーナーで謳っているのは、「糖質カット」。干物は、「減塩」。子ども向けお菓子は、「国産小麦」。プライベートブランドのテーマは、「無添加」。

扱う商品のすべてにおいて、「安心・安全をチェックした上で、販売しているのです。

塩分や糖質を制限されている人は、できるだけ自分や家族が調理したり、減塩や糖質カットの調味料や食材を探さなければいけませんでした。しかし、このお店なら、それらの商品が揃っているのです。

これが、どれほど大きな意味を持つことかは、当事者でなければわからないことですが。素晴らしい取り組みです。困っている人を助けることが、商売繁盛に繋がっているのです。

ポップコーン意外な活用法

あるお菓子メーカーでは、ネット通販購入者へのおまけとして、ポップコーンをつけています

そのポップコーンのプレゼント方法がユニークなのです。送るお菓子の「緩衝材」として、透明な袋に入ったポップコーンを入れているのです。

荷物を開けたお客さまが、ただの緩衝材かと思ったら、ポップコーンだった、というオチなのです。これは驚きますよね。

このことが話題となり、他メーカーからの緩衝材としての注文も増えたそうです。素晴らしいアイデアです。

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