修繕工事が危ない。マンションを狙う悪質コンサルの悪どい手口

マンションの居住者による積立金で行われる、大規模修繕工事。「住まいが新しく生まれ変わる」と誰もが待ちわびているこの一大事業に、近年問題が多発しているようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者の廣田信子さんが、平然と利益相反行為を行う「悪質設計コンサルタント」の実態を明かしています。

不適切コンサル問題と国交省の相談窓口

こんにちは! 廣田信子です。

大規模修繕工事は管理組合にとって一大事業です。これを公明正大に適正に実施するというのは、簡単なことではありません。大きなお金が動くので、設計コンサルタントや施工業者の選定には、様々な思惑が渦巻くこともあります。

昨日の記事「理事長、理事会への不満・不信はいつの時代も変わらない」にも書いたように、大規模修繕工事を巡る内部紛争は多いのですが、その大半は、設計コンサルタントや施工業者選定に絡むものです。

そういった状況を踏まえ、平成28年3月の適正化指針(マンションの管理の適正化に関する指針)改正では、

工事の発注等については、利益相反等に配慮して適正に行われる必要がある。

と追記されました。そのくらい発注に関する問題がマンション管理の適正化のために放っておけないような状況になっているということでしょう。でも、そう言われても、管理組合は具体的にどんなことに気をつけたらいいか分からないのが実態だと思います。

6月21日は「夏至」。そもそも「夏至」ってなんでゲシ?

今年の「夏至」は6月21日。「夏の至り」と書くものの、実際には梅雨真っ只中ですよね。そもそも「夏至」とは何なのでしょうか? その答えを知るには、太陽と地球の関係を理解する必要があるようです。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者で天文に造形の深い須田將昭さんの解説を読めば、人に説明できるくらいに頭にすっと入ってきますよ。

夏至ってなんだろう?

自然界の気候は梅雨ですが、暦の上では「夏至」、「夏の至り」ですが、感覚的にはむしろ「これから夏じゃないか」というところですね。

そこで今回はそもそも「夏至とはなんだろう? ということを少し書いてみようと思います。

夏至は二十四節気の一つで、太陽が夏至点を通過する時をいいます。北半球では昼が最も長く夜が最も短くなります

夏至点?

また聞きなれない言葉が出てきました。

地球は太陽の周りを回っています。これを公転と言います。その公転してできる面を天球上に伸ばしていって、地球上の緯度、経度と似たようなものを作ります。そうすると天体の位置を座標で表せますね。これを黄経黄緯と呼びます。

その時、春分点を0度として経度をとっていきます。そして90度進むと夏至180度進むと秋分270度進むと冬至、ぐるっと回って360度、つまり0度に戻って春分です。それぞれ、春分点、夏至点、秋分点、冬至点です。

整備士「辞めたいです」→ 上司が放った衝撃的な言葉にア然…

整備士の仕事をしている、Twitterユーザー・れんチョビ(@Ren_Ohtsuka)さんが上司に「辞めたいです」と言ったようだ。

これを聞いた上司は、次のように言ったのである。

 

 

 

『辞めてもどうせ次もすぐ辞めるぞ』、ここまでは言われた事もある人がいるであろう。

この上司は更に、 『今まで信頼してたのにお前に裏切られたな』 『辞めたらぶん殴ってやるから店舗こい。会社と関係ないからパワハラにはならないだろうし』 『みんなうちの会社辞めて後悔してるぞ』と畳かけたのである。

パワハラにはならないって・・・。

その後、れんチョビさんは、

 

 

その後、会社を辞めて何百倍も幸せになったという。

次の会社では頑張ってほしい。

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

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記事提供ViRATES

【書評】天才・羽生善治が対局に負けるほど入れ込んだAIの可能性

人工知能は、敵なのか、味方なのか…。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんが紹介されているのは、天才棋士・羽生善治氏がレポーター役として出演した番組の取材後、更に思索を重ねて出版されたという人工知能に関しての一冊です。柴田さんも舌を巻いた羽生氏の「慧眼」とは?

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人工知能の核心
羽生善治 NHKスペシャル取材班 NHK出版

羽生善治・NHKスペシャル取材班『人工知能の核心』を読む。番組企画は2015年にスタートし、間髪を入れずレポーター役を引き受けた羽生が、アメリカ、イギリス、日本各地を取材班と一緒に飛び回る。あまりに取材へエネルギーを投入したため、本業の対局で負けることもあった。

番組は2016年5月15日に「NHKスペシャル 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」として放送された。羽生は人工知能の進化を肌身で感じており、その進化を人間の新たな可能性を切り拓くものだと肯定的に考える人だったから、様々な論点の核心にズバリ切り込む、考えられる最善のレポーターであった。

「人間VS人工知能」という単純な対立構造を考えるのではなく、人間がさらに可能性を広げるために、人工知能をどう使っていくべきかを探る優れた番組。なんで棋士がテクノロジー革命を考えるんだ? と舐めていてすみません。最前線の取材後に、更に重ねた思索の結果を注ぎ込んだこの本、素晴らしい。

夏場のスタミナ回復には「バナナ」を食べた方がいい当然の理由

「熱中症予防のために水分を摂りましょう」と言われますが、その分トイレに行く回数も増えますよね。そこで疑問になるのが、尿を作る腎臓への負担。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、尿のできるメカニズムを紹介するとともに「腎臓は大丈夫なのか?」という疑問にも回答。さらに尿と一緒に流れ出ていってしまう栄養素の効果的な補給方法についても紹介しています。

尿とナトリウムとカリウム

暑くなってくると、頻繁に水を飲むようになって、トイレも増える…なんて人も多いと思いますが、尿はいったいどうやって出来てるのか、クッソどうでもいいマメ知識を知っておきましょう。

水分自体は、汗や呼気からも1~2L、そして尿から1.5~2L程度の水分が体からでていきます。意外と皮膚や呼気から失われる水分量が多いので、砂漠で遭難して尿をのんで水を回収したとしてもすぐに死ぬのはそういう理由です。

この尿は腎臓ではもともと原尿といわれるものができて、腎臓で99%の成分を再回収して排出されて膀胱に溜められたものが尿です。

とはいえ、相当量飲まない限り尿を作る負担で腎臓が痛むということは無いので大丈夫です(むしろ、塩分過多などのほうがダメージが大きい)。

尿はナトリウムの排出の調整にも使われているので水分を大量に取る場合はナトリウムも不足することもあります。とはいえ日本人はもともとナトリウム過剰摂取に近いので、ナトリウムが不足になることはそうそうないのですが、カリウムも一緒に出て行くことでカリウム不足にはなりがち

カリウムは海藻や果物といったもので摂取しなくてはならず、またカリウムはナトリウムの排出にも使われるため、ナトリウムの多い食生活の人はカリウム分も多めにとるようにしたほうがいいとされています。

とりあえずバナナはカリウム多めで万能食材なので、夏場のスタミナ回復にはバナナがいいかもしれません。

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聞いたことあるけど意外と知らない。「中耳炎」ってどんな病気?

中耳炎という病名を耳にした方は多いかと思います。

しかし実際にどのような病気で、どういった症状が出たら中耳炎を疑うべきか、という点についてまでご存知な方は意外に少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、中耳炎という病気について取り上げます。

中耳炎とは「鼓膜の奥の部分に炎症が起こっている状態」

中耳炎とは、鼓膜の奥にある「中耳」と呼ばれる部分に炎症が起こることで発症する病気です。

中耳炎には大きくわけて3つの中耳炎があります。

急性中耳炎

風邪の菌やウイルスが原因となり発症する中耳炎で、突然起こる耳の痛みが特徴的な病気です。

特に乳児から就学前という、耳の形成が未発達な子供に多くみられますが、大人でも繰り返し風邪をひくことで中耳部分に炎症を起こし、発症することがあります。

慢性中耳炎

中耳部分の炎症が改善せずに慢性化してしまい、常に膿がたまってしまうことで鼓膜に穴が開いてしまう病気です。

主な症状としては難聴があげられ、急性中耳炎とは違い耳の痛みを伴わないことが特徴となっています。

急性中耳炎とは違い主に大人に見られる症状となっており、難治性の難聴、耳鳴りやめまいの原因となることもあります。

滲出性中耳炎

中耳と鼻を結ぶ「耳管」と呼ばれる部分になんらかの異常が起きることで、滲出液が中耳部分を満たしてしまい、炎症を起こしている状態です。

主に中耳部分が未発達である3~10歳頃、および機能が低下している高齢者に多くみられる中耳炎です。

症状としては、難聴や耳の閉塞感等があげられます。

乳幼児の鼻水&発熱は要注意!

中耳炎について、特に注意しなくてはいけないのが乳幼児です。

乳幼児はまだ相手に自分の症状を伝えることができないため、耳の痛みについて訴えることができません。

そのため、親が気付いた時には症状が進行し、重症化してしまっているというケースも少なくありません。

鼻水が急激に増えた、熱がなかなか下がらない、最近機嫌が悪い、耳を頻回に触るなどが見られたら、中耳炎を疑ってみることをお勧めします。

風邪=すぐに小児科や内科、ではなく、耳鼻科受診への検討を

風邪症状が出ている場合、多くの方はまず内科、子供の場合は小児科を受診されるかと思います。

しかし、風邪の主症状が鼻水や発熱の場合は、内科の他に耳鼻科受診を検討されることをお勧めします。

耳鼻科では小児科ではできない鼻水なども吸引でき、症状の早期改善が期待できます。

特に中耳炎は早期に治療を開始することで、治りも早くなりますが、乳幼児の場合は一度中耳炎となってしまうと、治るまでに数か月かかってしまいます。

急性中耳炎が進行してしまうと、薬や吸引処置でも改善せず、鼓膜を切って中の膿を出す鼓膜切開をしなくてはいけなくなってしまいます。

風邪症状の中でも特に鼻水、咳、発熱が主症状の場合には、内科や小児科ではなく、まず耳鼻科を受診し、処置を受けることをぜひ検討してみてください。

最後に…

私自身、乳幼児の子供が中耳炎をこじらせてしまい、数か月にわたって耳鼻科へ通院するという経験をしました。

まだ小さい子供が鼓膜切開処置を受ける姿は、親として見ていてとても辛いものがあります。

一人でも多くの方に中耳炎という病気を知っていただき、私のような思いをされる親御さんが一人でも減るよう、願っております。

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士)

 

<執筆者プロフィール>
山村 真子(やまむら・まこ)
看護師・西東京糖尿病療養指導士、一児&犬二匹の母親兼主婦。現在は医療系ライターとして執筆活動中

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【関連リンク】

優秀な社員が突然、退職。これこそ会社にとって大きなチャンスだ

社を引っ張ってきた優秀な人材が職場を去ってしまった時、あなたの会社がどうなってしまうか想像したことありますか? もしかしたらマイナスな状況ばかりが脳裏をよぎる、といった状況かもしれません。「そういう時に会社の課題が浮き彫りになる」と語るのは無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんはまた「その時こそ組織改革のチャンスである」と話しています。

優秀な人材が抜けたときこそ

社内で一目置かれる実力者や、一番頼りにしている右腕的存在のスタッフが、突然、退職することになったとき、会社としては大きな損害となります。というか、大きな損害となってしまう、と思い込んでしまっているという方が適しているのかも知れません。

「Aさんが辞めてしまった穴を埋めるのは大変だ」
「Aさんの代わりを努めることのできるヤツはいない」

など。

しかし、時間は止まりません。Aさんという無くてはならない人材が抜けたことを嘆いている暇などありません。現実的に、Aさんが抜けた直後というのは、色々なところでその穴埋めや対処に翻弄されるかも知れませんが、全員でカバーしていくうちに意外とあっさりと不安が解消されクリアになっていくものです。

そういう時こそ、人材育成のあり方や会社組織としてのチーム作りの改善点や課題などを見直すチャンスです。

私がかつて勤めていた会社では、突然、トップ営業の課長が退職したことがありました。社の実に50%以上の売上を支えてきていただけに誰もが行き先に不安を感じました。しかし、社内全員で課長の担当していた顧客をフォローし案件の引き継ぎも1つ1つ丁寧に対応していきまいした。

全員でカバーしたおかげで不安は一蹴されたのと同時に、「課長1人に頼ってきたチームの仕組みそのものがおかしい」という議論になっていきました。つまり、このときようやく、組織のあり方であったり、人材育成のことを全員で考え共有するようになったのです。

まさに飛びぬけた人財が抜けたからこその産物です。

呪われた復興庁。なぜキャリア官僚襲撃事件は隠蔽されたのか?

東日本大震災を契機に設立された「復興庁」。しかし、歴代大臣が度重なる失言や問題行動で、更迭・辞任を繰り返しています。メルマガ『安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~』の著者で、業界の裏事情に精通するジャーナリストの安恒理(やすつね・おさむ)さんは、復興庁のキャリア官僚を襲撃する「テロ事件」が先日発生していたという驚きの事実を暴露。しかも、この事件はマスコミの報道が「口止め」されているとのことですが、安恒さんが知る事件の全貌とは?

隠蔽されたテロ事件。キャリア官僚が過激派に襲われたが……

4月、復興大臣が問題発言で辞任した。この復興庁、呪われているんじゃないかと思うくらい歴代担当大臣ほかが問題発言等で辞任したりしている。

初代復興担当大臣の松本龍氏は、「知恵を出さない奴は助けない」という暴言で、わずか就任9日目で辞任

その後、第5代の復興相に就いた高木毅氏は選挙区内で香典を支出したことや、過去の下着ドロの疑いがあるなどトラブルを抱えていた。

2016年秋には内閣府政務官兼復興政務官の務台俊介氏が台風被災地の視察で長靴を持参せず、職員に背負わされて水たまりを渡ったことの批判が集中。さらに「長靴業界は儲かったんじゃないかと発言し、更迭された。

復興庁は東日本大震災を契機に設置され2021年までに廃止されることになっている。あわてて設置されたため、他の省庁からの出向組がその職員の多くを構成している。そのため、体制がうまく整っていないのではないかという気がする。問題ありの大臣でも、うまく回りがサポートできない面もあったのではないかという思いもあるんだけどね……。

復興庁は今でこそ霞が関の中央合同庁舎内にあるが、創立された当時は赤坂の三会堂ビルという、いわば雑居ビルの地下1階に置かれてた。

ワタシは何度かその前を通り過ぎたことがある。たまたまその雑居ビルの2階で勉強会のような会合が催されていて、何度か顔を出した。夕方過ぎると1階からは外に出られず、わざわざ地下1階まで下りていかなければならなかった。
地下1階の同じフロアには、居酒屋などの飲食店などもあり、「こんなところに官公庁の本部があるのか……」と大いに違和感を抱いた記憶がある。

内閣支持率が急落。新聞各紙は「安倍政権の危機」をどう報じたか

各紙が一斉に報じた、安倍内閣支持率に関する調査結果。共謀罪の強行採決や「森友」「加計」両疑惑が響いたのでしょうか、どの調査も軒並み「急落」を記録しました。安倍首相は19日、通常国会の閉会を受けて行われた記者会見において、加計学園問題は「一点の曇りもない」と断言しましたが、有権者はどう判断するのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんは自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で、今回の支持率急落と今後の安倍政権の行く末について詳細に分析・解説しています。

内閣支持率急落!「安倍政権の危機」を各紙はどう報じたか

はじめに~危機の端緒

こんにちは。

内閣支持率が大きく動いているようですね。

《毎日》の調査では支持率36%で10ポイント減不支持率44%は9ポイントの増加で、支持率を上回ったのは2015年10月以来とか。《読売》はさすがに支持率もまだ高めで、49%もありますが、それでも前回比12ポイントの下落。不支持率41%は、《毎日》の調査結果とも近い、大きい数字になっています。

要因はもちろん、「共謀罪」法案のゴリ押しや「森友」「加計」の2つの“学園もの”と見られますが、圧倒的に影響が大きかったのは、「加計学園問題でしょう。理由は、その構図の分かりやすさ、「総理のご意向」という浸透力のあるフレーズ、それに、決定的だったのは頑なで露骨な隠蔽の姿勢です。ほとんどの人が「存在する」と信じた文書について、政府だけが「ない」と言い張り、文科省による最初の調査でも「見つからない」と発表してさらに批判を浴び、ようやく「範囲を広げた」調査で「発見した」と公表せざるを得なくなった。当初、文書を「怪文書」扱いしていた菅官房長官などは、「言葉が一人歩きして…と意味不明の言い訳で失笑を招き、しかも、誤りについて訂正さえしない傲慢さで顰蹙を買う始末。低レベルの“隠蔽”工作を、有権者に容易く見破られてしまったということでしょう。

「安倍政権はウソつきだ」

こういう感覚の広がりは、おそらくはこの先も急速に政権を蝕んでいくことになるでしょう。当然、政権も黙ってはいないでしょうし、様々な計略謀略策略を駆使してなんとか支持率を回復しようとするでしょう。市民は、そうした攪乱を狙った情報の洪水に対して正気を保っていられるかどうか、そのリテラシーを試されることになりそうですね。

ということで6月19日の『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』、ご覧下さい。

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「『心は女性』女子大も門戸?」
《読売》…「創薬専用のAI開発」
《毎日》…「民間検定・マーク式併存」
《東京》…「加計説明『納得せず』73%」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「『お客第一』サービス 転換点」
《読売》…「与党危機感『謙虚に』」
《毎日》…「支持急落 政権に逆風」
《東京》…「政府4条件 揺らぐ根拠」

ハドル

冒頭から「内閣支持率急落」について書いてしまいましたが、案の定、記事の方もこれが最大のテーマになっています。今日のテーマは…内閣支持率急落!「安倍政権の危機」を各紙はどう報じたか、です。

マフィア化する政治の中で

【朝日】は1面中央に「本社世論調査」についての記事。詳報は20日付け、つまり明日の朝刊ということに。他に、2面には長谷部恭男氏と杉田敦氏の対談で「マフィア化する政治」について。4面には、前田直人世論調査部長による「政治断簡」。まずは見出しから。

1面

  • 内閣支持率下落41%
  • 加計問題の説明「納得できない 66%」

2面

  • マフィア化する政治
  • 「共謀罪」法 議会の関係壊し危険 杉田
  • 説明責任果たさず権力を私物化 長谷部
  • 特区 恣意的行政になる恐れ 長谷部
  • 規制 不要ならすべて撤廃を 杉田
  • 改憲の道具として自衛隊利用 長谷部
  • 首相の加憲論こそ「印象操作」 杉田

4面

  • 世論に浮かぶ「面従腹背」(世論調査部長)

uttiiの眼

《朝日》のデータは「中位に収まっているようだ。支持率41%は《毎日》より高く、《読売》より少ない。支持率と不支持率の逆転を記録しているのは毎日だけで、《朝日》の不支持率も、支持率よりまだ5ポイント低い。

ただ、記事は支持率のトレンドについて「今年に入って下降傾向にあり、1月調査の54%と比べると、大きく下がっている。」また、全体のほぼ半数を占める無党派層だけで見ると支持は19%不支持49%と激しい結果となっていて、また女性の支持率も36%と低い。無党派層と女性の中で、安倍政権を支持しなくなった人がかなりの量出ているということだろう。その意味では、前川前文科事務次官に対する人格攻撃は功を奏さなかったと言えるかもしれない(あの攻撃がなければもっと大きな影響が出ていたかも知れないとも言えるが…)。

2面の対談は、通常、2人に別々にインタビューしたものを掲載する「考論」をクロスさせたというような趣向。それぞれ「論」を持った人同士の対談。かつて、自民党推薦の参考人として国会に呼ばれ、安保法制を憲法違反と断じた長谷部恭男早大教授と、法政大の政治理論の専門家、杉田敦教授の議論。「議会でまじめな審議をすること」の意味など、大切な議論があちこちで展開されているが、標題の「マフィア化する政治」に関わって何が言われているか、紹介しよう。

杉田氏は、「『1強』なのに余裕がない」ことが現政権の特徴だとして、したがって、「軽々に強硬手段に訴え」、都合の悪い文書は「怪文書」と決め付け、「恫喝的な態度を取る」。マフィア化とは、身内や仲間うちでかばい合い外部には恫喝的に対応するもの。米国やロシアも同様だという。

長谷部氏はその話に続けて、マフィア化の本質を「公が私によって占拠されている」状態とする。「公権力は私物化され、個人間の私的な絆をテコに政治が行われ」、反対する奴は切り捨てればいい…これがむき出しのマフィア政治だと。

以下、マフィア化を可能にしたのは90年代の政治改革で首相官邸に権力を一元化し、内閣人事局を作って高級官僚を政治任用にしたことであり、ところが、前提とされていた政権交代が実際には頻繁に起こらないので、各省庁の意見を無視して政権が何でもできることになってしまっていると。特区制度はマフィア化した政治に好都合で、本来なら一般的な政策課題とすべきことであること、など。最後に、憲法改正について。長谷部氏は、「どう生きるかは自分で判断する」というのが日本国憲法の理念であり、安倍政権はその理念を壊したいと思っていると。安倍氏の加憲論は現状維持なので「ただの無駄」。拠り所は「自衛官の自信と誇り」という情緒論だけ。実際には、憲法改正という個人的な野望のために自衛官の尊厳をコケにしていると杉田氏。

今回の内閣支持率下落が、有権者が政治の「マフィア化」を感じ取った末の変化なのかどうか。「身内でよろしくやっているは多くの有権者が共有したと思うのだが。

4面記事は、都議選に関する世論調査の結果。実は、自民党の支持構造は脆く、「自民に投票したい」と答えた人は選挙への関心が薄いので投票しない可能性が高い。逆に、投票する可能性が高い「大いに関心」層では自民党が嫌われているのだという。

この記事を読んで感じたのは、以前にも触れたように、国会最終盤の超強行策などは、都議選に関する調査の危機的な結果を受け自民党執行部が判断した可能性が高いと思われる。

現役医師が警告、「ソーセージ」がもたらす早死にの恐怖

「肉の食べ過ぎは危険」「加工肉は良くない」などの声は巷間よく聞こえてきますが「健康オタクの戯言」と聞き流すのは早計かもしれません。ハムやソーセージなどの「加工肉」の危険性について、日本人にはあまり影響がないとする報道もありますが、実際のところはどうなのでしょうか? 今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』では、著者で現役医師の徳田先生が食肉の健康被害について根拠を明らかにしています。

死に至る食肉

“Laws are like sausages, it is better not to see them being made.” 「法律はソーセージに似ている製造過程はみないほうが良い

これは「鉄血宰相」といわれたビスマルク(ドイツ)が述べたことわざです。見た目がキレイで美味しそうなソーセージはジャンク(くず)の様な肉や内臓を粉々にしてさまざまな化学物質を注入し細長い棒の様な形のものに詰め込まれてあの様な完成品となります。立派な文章で書かれた法律も、利害関係の調整や取引などを経て完成されます。その過程にはドロドロとした密室のやりとりがあるのです。

ソーセージの製造過程を見たビスマルクは、マズそうなジャンク肉が、美味しそうな形と色の食品に変化していくことにびっくりしたのでしょう。ソーセージに害がなければ、確かにビスマルクの言うように、製造過程を見たり、問題にしたりする必要はないはずです。

しかしながらソーセージはカラダに悪い。ソーセージやハム、ベーコン、スパムなどの加工肉や牛肉や豚肉の赤肉を多く食べる人は早く死にます。このような研究結果が明らかにされつつあります。早期死亡の原因は、がん、糖尿病、そして心臓や血管、肝臓の病気などでした。

加工肉がカラダに良くない主な理由としては亜硝酸などの添加物の影響が挙げられています。また、赤肉の影響は、筋肉の赤い色素(ミオグロビン)に含まれているヘム鉄によるものと考えられています。一方で、亜硝酸添加物が含まれていない魚の摂取が多い人では長く生きる傾向を認めました。

しかしながら、赤肉や加工肉の有害物質はそれらだけではありません。これらの肉を食べると体内で発がん物質であるニトロソアミンがつくられます。また、これらの肉に含まれるカルニチンは腸内細菌によって分解されて大腸がんを起こす物質となります。