親の反対で内定辞退する新卒急増。これは企業にとってチャンス

近年、「親が反対している」という理由だけで内定を辞退する新卒者が多いのだそうです。そんな事態を避けるため、企業サイドにとって「親が入社を了承しているのかの確認」、つまり「オヤカク」が必須なのだとか。「なんだかなぁ」なんて思ってしまう方も多いと思いますが、無料メルマガ『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』では「むしろ自社のファンを増やすチャンス」と説きます。

新卒採用は親の対応もしっかりと

新卒採用において「オヤカク」という言葉がよく聞かれるようになりました。その言葉の意味は「内定を出した学生の両親が入社を了承しているかの確認をすること」です。それを省略して「オヤ(親)カク(確)」と言います。

この言葉が使われるようになった背景には「親の了承が得られない」ということだけが原因で内定を辞退されてしまうケースが増えているという現状があります。それだけ、採用において親の存在が大きくなっているということです。

会社によっては、内定者の親向けに

  • 会社説明会
  • 食事会、懇親会
  • 親同伴の内定式、入社式

などを行っているところも増えてきています。

みなさんの中には

「親が過保護すぎる」
「そんな親離れできていない学生はいらない」

と考えるひともいるかも知れません。確かに「自分の仕事を自分自身で決められないのか」と考える気持ちは私もわかります。大卒であれば、20歳を越えているわけで立派な大人ですからね。

ただ、現実にはそうは言っていられないほど「親に相談してから」という学生が増えているのです。それであれば、こちらがそれに合わせていくしかありません。

ただ、実際に行うのは上記のような会社説明会や懇親会ほどの大掛かりなイベントである必要はありません。会社案内や説明資料を親宛に送るだけでも(さらに手書きの手紙を付けたりとか)一定の効果はあります。

また、親にも納得してもらうことの効果は内定辞退を防ぐことだけではありません。それだけ自社のファンを増やす事にもつながります。

会社にとってはチャンスでもあるのです。

役職のない中高年社員を無視…日本企業にはびこるエイジハラスメント

労働問題に関連する様々な話題を、分かりやすい会話形式で解説してくれる『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』。今回は、現在放映中のドラマでも取りあげられ、話題となっている「エイジハラスメント」がテーマです。……職場だけの問題かと思いきや、家庭内での何気ないひと言も、実は「エイジハラスメント」になってしまう可能性が大だって、ご存知でしたか?

エイジハラスメントって知ってますか?

ここは、京都社労士事務所。今は昼休み。俺と、大塚トレーナーとE子先輩とで昼食をとっている。

大塚 「エイハラって知ってますぅ……??」

お弁当派の大塚京子がおかずを口いっぱいに頬張り、ほっぺを膨らましながら話し始めた。俺のトレーナーさんだ。

新米 「エイハラ~??」

E子 「何、それぇ?また新しいハラスメントの一種?」

大塚 「そうなんですよ。ハラスメントの一種です」

新米「またぁ~、なんかどんどん増えていきますね」

E子 「あんまり聞いたことないから、よくわかってないけど、何の造語?」

大塚 「エイジ(age=年齢)を理由としたハラスメントのことで、エイジハラスメントの略です。中高年の社員に対する差別や嫌がらせを意味するんです」

E子 「そっかー。そう言う意味ね」

大塚 「最近では若い女性社員や、家庭内で父親に対して、それから介護施設の利用者に対しても使われるそうですよ」

新米 「え? 職場を離れて、そんなところまで?!」

大塚 「今、ドラマで『エイジハラスメント』やってるんですよ」

新米 「出たー。ドラ中(ドラマ中毒)の大塚トレーナー!」

大塚 「原作は、人気脚本家の内館牧子さんの『エイジハラスメント』(幻冬舎)です。刊行されたのは2008年だから、その頃からあった言葉らしいんですけど、そのときは知りませんでしたね」

新米 「うだつの上がらない中高年社員をバカにすることって意味ですよね」

E子 「でも、『歳を取る』って本人の責任ではどうすることもできないことだよね。精神年齢や肉体年齢はあるていどコントロールできても、年齢を重ねることは誰にも止められない……」

大塚 「そうですよねー。大卒で入社したときに22歳なら、10年たてば誰でも32歳になる。『同期で入ったあいつは、まだ25歳で頑張ってるらしいよ』なんてことはあり得ないですよねー」

新米 「自分ではどうしてもコントロールできない、年齢がハラスメントの対象にされるのだから、されるほうはたまりませんねー」

大塚 「上司の話は聞くけれども、上司の同期だけどまだ平社員のAさんに話しかけられたときは無視するというのも、典型的なエイハラだそうです」

新米 「うわっ、それキツイですねー。そう言う風にはなりたくないです」

大塚 「じゃ、バカにされないようガンバろっか」

新米 「ははー。そうですね。頑張ります(-_-;)」

習近平も尊敬。リー・クアンユー氏にあって他の政治家にはないもの

今年3月、惜しまれつつ亡くなったシンガポール建国の父、リー・クワンユー氏。あの冷徹な習近平氏が「中国人民の古い友人」と称賛したことでも知られています。そんなリー・クアンユーに感銘を受けた元参院議員の田村耕太郎さんが自身のメルマガ『田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」』の中で、日本の政治家にはないリー・クアンユー氏の「本気さ」について記しています。

リー・クアンユー氏にあって他の政治家にないもの

本気さである。殺されてもやるという気合である。その背景には緻密な「課題設定」があったのだ。「課題設定」は「課題解決」よりはるかに難しいと最近思う。課題設定は未来を見通す力がないとできないのだ。ざっくりいえば、リーダーとして「何がやりたいか?」である。これが最近の安倍総理を見ていても、日本の野党の議員の追及をみていても、アメリカの共和党のディベートを見ていても、皆できていないと思う。まあ無理もない。今の日本やアメリカで「課題設定」をするのは簡単ではないと思う。

「課題設定」ができていないと情熱も魂も込められないのだ。私もリーさんにお会いするたびにそれを聞かれ、グチャグチャ言ったが、彼は(これ以上追及したからかわいそうという表情を浮かべながら)笑って話題を変えてくれた。リーさんは緻密に死ぬ気でシンガポールの課題設定をした。それは課題がわかりやすい状態の国としてスタートしたから。それでも当時、あれだけ未来を見通して課題設定をしたことはスゴイと思う。今なら当たり前に思われるが、当時は国民からクレイジーだと思われたと思う。

以下のリーさんの言葉ににリーさんの凄さがあらわされていると思う。

If I decide what something is worth doing, then I’ll put my heart and soul into it. The whole ground can be against me, but if I know it is right, I’ll do it. That’s the business of a leader.

NYでは韓国人より日本人のほうがマイノリティなのはなぜか?

「自由と平等の国」と呼ばれるアメリカですが、実際には厳然と存在するマジョリティとマイノリティとの格差。NY在住の起業家・中川不二雄さんは自身のメルマガ「誰でもなれる海外起業家論」で、現地における「日本人の立場」について、そのリアルな現状を紹介しています。

マイノリティーを自覚

アメリカで仕事していると、我々はマイノリティーであることを実感します。

日本ではこの感覚は決して感じることはないでしょう。と言うか自分達がマイノリティーだなんて、考えたことすらないのではありませんか?

アメリカで仕事するには、この「マイノリティー」を認めることが大切です。

日本では、当たり前ですが、日本人はマジョリティです。一番なんです。日本語もネイティブなんですから(笑)。

アメリカでいうと白人のようなものです。まあ、ワスプ(WASP)ですね。

しかしアメリカでは、我々は基本的に日本にいる外国人と同じようにマイノリティなんです。

日本のファーストフードレストランで働いているアジア人と同じだと思ってください。彼らは日本語は話せますが、ネイティブレベルではありません。同様に我々の多くは英語をネイティブ並みに話せないのです。

なので、日本同様(?)にちょっと下に見られているのです。だから、給料もそれなりとなります。

アメリカで就職する場合、日本でいくら給料をもらっていようが、関係ないのです。アメリカではマイノリティーレベルの給料でスタートするのが基本です。それが嫌なら、マジョリティーになるか起業して社長になるかです。

マジョリティーになるには、まずはその国の言語をネイティブレベルにする必要があります。ようは英語がネイティブレベルにならないとマジョリティー扱いはしてくれないのです。

もちろん、人種のるつぼのNYCです。片言の英語でも表面上はマイノリティー扱いはされないかもしれません。差別もないでしょう。

しかし、それはあくまで表面上です。内心は、英語が下手で何言ってるか分からない外国人…マイノリティーだな~とみられています。

英語を克服できたとして、次に日本人である誇りがないとマジョリティーになれません。ようはIdentityです。そのためには日本の歴史、文化の勉強も必要です。

例えば、今慰安婦の銅像がNYCであちこちでできています。

いじめを「隠蔽」した教師は処分に。大阪の試みは功を奏するのか

つづくいじめ自殺事件をうけて、いじめを隠蔽した教師に対する罰則を明記した方針が、大阪で策定されました。教師に対しての罰則は、全国で初のこころみだそうです。メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』より、くわしくご紹介いたします。 

「大阪市いじめ対策基本方針」に教師の懲戒処分

9月に入り、子供たちは始業式を迎えました。

昨日は、早々に都内の中学でいじめの話をしてまいりました。一人の先生が「いじめが一学期に発覚して、子供たちの間がうまくいっていないんですよ。いじめを受けていた子に言葉をかけてあげるような話を入れてもらえるといいのですが」と声をかけてくれました。このような先生の優しさや慈しみの目があることを子供たちに知ってもらいたいと思いながら「いじめに負けるな」と訴えてまいりました。

子供たちのいじめは、ある意味単純です。大人のいじめには、出世がからんだりお金が絡んだりすることもあると思いますが、子供たちが権謀術数を駆使するようなことはありません。

単に、「気に入らないからいじめる」だけのことです。「いじめるのが面白い」からいじめるという子もいますが、そんな理由であっても、基本的にターゲットは「気に入らない子」なのです。

この単純さがあるからこそ、教師がいじめを止めることができるのです。いじめがまだ芽のうちに、教師が加害者を「叱る」ことでいじめを止めることができるのです。しかし、いじめを止めることができるのにもかかわらず、いじめを止めない教師がいます。一度だけ「注意した」というアリバイだけつくって逃げてしまう教師もいます。

ブログにも書きましたが、8月25日、大阪市および大阪市教育委員会は教師が「いじめ隠蔽」を行った場合には懲戒処分するということを「大阪市いじめ対策基本方針」に明記し策定いたしました。全国で初めてのこころみです。

この「大阪市いじめ対策基本方針」に貫かれているのは「被害者の救済」の姿勢です。ここまで被害生徒の側に立ったいじめ防止基本方針は、かつてありませんでした。2013年6月には、「いじめ防止対策推進法」が成立しています。その中には「教師、学校には責務ある」とは載っていますが、私たちが強く要望していたいじめの隠蔽、いじめを放置、いじめに加担、いじめを助長、黙認した学校や教師に対しての罰則、懲戒については盛り込まれませんでした。

繰り返しになりますが、教師の懲戒規定は不可欠です。実際、いじめられた子供たちの自殺が相次いでいます。特に、夏休み明けのこの時期、毎年、毎年、自殺する子が何人もでているのです。子供たちを守るためには、教師の介入が、絶対に、必要です。「懲戒処分規定」が間接的ではありますが、教師がいじめから逃げることを防いでくれます。

私なりに、「大阪市いじめ対策基本方針」の要点をまとめてみました。

●隠蔽したら「非違行為」として学校、教師を懲戒処分
●重篤ないじめの加害生徒を「個別指導教室」で指導
 (「大阪市西成区の生活指導サポートセンター」が「個別指導教室」を担う)
●「仲なおり」よりも「助ける」優先
●未確認でも被害者として扱う
●犯罪行為はすべて警察に通報
●被害生徒よりも先に加害生徒に転校の意志を確認する
●出席停止措置をためらわない
●被害者を流言、噂などの二次被害から守る

この大阪市のような懲戒処分を盛り込んだ「いじめ防止基本方針」を、全国に広げていきたいものです。また「いじめ防止対策推進法」も改正が必要です。

全国の保護者の皆様、サポーターの皆様、皆様の県、皆様の地域で議会や教育委員会に「陳情」をあげていただけると大変にうれしく思います。ぜひとも、ご協力を賜りたく、心からお願いいたします。尚、陳情書についてのご質問がございましたら、当事務所までご連絡ください。

いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

 

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キッチンにスライムたちがあらわれた!ようこそ勇者の食卓へ

名作ゲームの世界観を食卓で表現する、勇者の晩餐のお時間です。前回は夏の暑さを吹き飛ばすようなひんやりマヒャドなデザートを作った嫁ちゃん。自慢のお絵かきスキルでドラクエ10のアンルシアを描くという芸の細かさを見せてくれましたが、ひょっとして今回も…?

今度の晩メシ…ではなくデザートは、あのぷるぷるしたキャラ!

「最近疲れてるから、甘いモノが食べたいな」なんてつぶやいたのが発端なのでしょうか? よしきた!と目を輝かせて台所に立った我が家の嫁ちゃん。試行錯誤、悪戦苦闘しながらもホットケーキを作ってくれましたよ。しかし、ただのホットケーキではなく、今回もイイカンジにドラクエ脳に侵食されていたのです! 今月も勇者のデザートをどうぞ。

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「しょくたくに スライムたちが あらわれた!」
ホットケーキのスライムたちがお出迎えしてくれました。あらかわいい。ホットケーキもこうしてイラストが描かれているだけで、「特別製」っぽい雰囲気がでますね!

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スライムはただチョコペンで描かれているのではなく、ホットケーキの「柄」として焼きこまれています。なんというコダワリ…。これってどうやって作ったのでしょうか?

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緑のスライムにはハートも散りばめられています。これ、全部ホットケーキミックスで作るとは…。お料理とお絵かきだ! お料理とは造形だ! という意志の表れでしょうか。嫁の中では食べ物はキャンバスでもあるようです。

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ドラクエ10の人気?モンスター「ナスビナーラ」も登場しています。なぜこれを選んだ。嫁よ…。

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ではチョコソースをかけて……。

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聖なるナイフと……。

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聖なるフォークでイタダキマス。毎回この瞬間がつらい。

 

やる気が出ない…それ「夏のストレス」かも。効果大の解消法5つ

暑さがひと段落した今の時季は、夏の間に溜まってしまった「ストレス」による不眠や心の不調にご用心! メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、そんな「ストレス」を解消するための5つのポイントが紹介されています。……ス、スキンシップも効果アリなんですか?

「白露」のころ

先週は2つの大型台風が通過した後、関東地方は急な気温の低下がありました。

急に秋めいてきた陽気は、毎年10月初旬にみられる「長引く止まらない咳」と同じように、呼吸器にストレスをかけて咳や風邪症状をひきおこしはじめました。まずは朝の冷たい空気から肌やのどをまもることから用心したいですね。

「憂鬱・不眠」チェック

9月に入り夏の疲れや長期休暇のつかれが出てきます。

・なんとなく朝からやる気が出ない
・落ち込みがち
・緊張しやすい
・いつもイライラする
・気持ちが晴れない
・ぼーっとする
・集中力がつづかない
・疲労感がぬけない
・偏頭痛がする
・欲求不満な傾向
・ストレスがたまる
・過食・拒食・食欲にむらがある
・お酒の量がふえる、我慢が出来ない

とくに今年は8月中の暑さや大型台風がつづけて発生したり、「気がつかないストレス」がたまっていました。お盆休みや長期の休みでいつもと違う生活リズムも、じつは「気がつかないストレス」となり、心身ともに慢性的に緊張しっぱなしです。

興奮・高揚・緊張がつづくと、カラダはつねに「こわばりをやわらげる工夫」をし続けます。
※医学的には緊張・興奮をうながすノルアドレナリン・ドーパミンというホルモンの過剰な分泌をセロトニンというホルモンが拮抗してやわらげると考えられています。

原因のよくわからない憂鬱や不眠が続くようなら、心身の緊張をやわらげるゆとりのある生活を心がけることが大切です。

『規則的な生活』
毎朝きめた時間に起床するように心がけるとカラダスイッチがはいりやすくなります。

『太陽光』
毎朝、10分程度の日光浴をしながら瞑想するとアタマがスッキリします。

『リズム感のある運動』
軽めのスクワットや縄跳び、音楽に合わせてステップを踏むだけでも心拍があがり、カラダに活気がわいてきます。

『適切な食事』
バナナ、乳製品、大豆製品、赤身魚、青魚、レバー、アボカドなどがオススメです。

『スキンシップ』
家族や友人にカラダを触れられるのが気恥ずかしかったら、美容院やネイルサロンなどで洗髪してもらったり、手を触れてもらうだけでも効果的です。できるだけリラックスして会話を楽しんだりできるとよいですね。

9月後半にも大型連休があり、生活リズムが乱れやすく「気がつかないストレス」にさらされます。 今週は一度カラダとココロを調えるとよいですね。

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信玄から孫正義まで…成功した経営に共通する「孫子の兵法」

武田信玄や豊臣秀吉などの戦国武将、そして現代において多くのシェアを獲得する企業の経営者たち。その成功にはどちらも「孫子の兵法」が深く関わっていると『戦略経営の「よもやま話」』の著者、浅野良一さんはいいます。

戦国大名と孫子

孫子の兵法は13篇からなっており、決して読むのに骨の折れる量ではありません。
ただし、正しく理解するのは別ごとですが、戦国時代の武将もこれを必死に理解しようとしたことが察せられます。
先日のNHKの番組でも、長宗我部元親がこの書を読み戦術に活かした逸話がありました。

孫子と言えば最も有名な武将は武田信玄です。
武田信玄の「風林火山」がよく知られています。
しかし、孫子からの忠実な抜粋であれば「風林火陰山雷」となるようですが、
広告センスがあるのか、わかりやすいように略しています。

武田信玄の孫子の兵法の事例はいろいろありますが、そのなかで「三方ヶ原の合戦」は代表的な合戦です。
信玄は、諜報活動が巧みで「透破(すっぱ、とっぱ)」と呼ばれる忍者がしたのか山本勘助がしたのか、三方ヶ原の地形を熟知した戦法は芸術的ですらあります。

信長は、諜報と調略を重視した働きを得意としたようです。
桶狭間の戦いでは、今川義元の首に焦点を定め奇襲を行い勝利していますが、その折には今川義元の所在を探し求め、その情報をもたらした簗田政綱を第一番の手柄としています。

信長の行動は現実的でかつ論理的です。
現実的でかつ論理的な分析を骨子とする孫子の兵法を理解していたふしが伺われます。
武田信玄のように表には出しませんが、かなりの勉強家で孫子をよりどころにしても不思議はありません。

その戦法を窺い知ると、桶狭間の合戦の「兵とは詭道なり」以外は勝てる状況をつくりあげて、その機が熟すまで忍耐強く準備を怠っていません。
孫子の言うところ「勝つべきは敵にあり」とあるように相手が負ける状況になるまでできるだけ冒険を避けています。

孫子の兵法謀攻篇第三に「百戦百勝は善の善なるものに非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」とあります。
戦えば巨額の費用を要します。
それゆえに、戦わず相手を取り込むのが最も上策です。

秀吉は調略の名手で、敵方の内情を徹底的に調べ主従の関係や性格を巧みに探りだし、味方に引き入れたり離間させたりして、戦わずして戦力の増強をも実現させています。
さしずめ「M&A」による戦略増強です。
この能力こそが、信長の合理精神を満足させて重宝し評価することになったとも解釈されます。

経営において、情報の収集とその活用は成果を実現させる最も大切な要素であってマーケティングの最も根幹をなす考え方です。
顧客が何を欲しているかという情報が、顧客の視点でわかれば百戦してあやうからずの状況が実現されます。

最小の経営資源で最大の成果を得るのは、情報が最も肝要な要素であり、時代を超えて基本戦略になります。

さらに続けると、孫子のなかには現在経営の最も基礎になる論理が述べられています。
兵とは国の大事なり、これをはかるに五事を以てし
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり」とあります。

“道”とはあるべき成功の基本要因、「顧客の欲求」です。
“天”とは「強み」が活きかつ活かされる機会です。
時代に受け入れられるには、まずこの道理に合っていなければなりません。

【書評】自称「ツイてない男」が1兆円企業・ニトリを作るまで

今回の「3分間書評」で取り上げるのは、家具販売大手・ニトリの創業者である似鳥昭雄氏が、自らの半生を振り返った一冊。貧しい家庭に生まれ、青年期も“ツイてなかった”と振り返る似鳥氏。食べていくために始めたという家具販売業で、いかにして成功を収めたのかが、興味深いエピソードとともに綴られています。

 

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『運は創るもの 私の履歴書』似鳥昭雄・著 日本経済新聞出版社

こんにちは、土井英司です。

経営書なんて著者の与太話」と言ったのは、ベストセラー作家の勝間和代さんですが、現在はすっかりその与太話も売れなくなってしまいました。

現在売れているのは、きっちり編集された定番書か、悩める人間向けの自己啓発書、コミュニケーション本ばかり。

そんなトレンドを無視してでも読みたい「与太話」が、本日ご紹介する、『運は創るもの 私の履歴書』ニトリ創業者の似鳥昭雄さんが書いて大反響となった、日経新聞「私の履歴書」に大幅加筆した、注目の一冊です。

貧しい家に生まれ、両親に殴られながらヤミ米を配達した少年時代。学校ではいじめられ、成績は散々で、高校生になるまではまったく「ツイていなかった」著者が、自らの手で人生を切り開いていく、そんな半生の記です。

社会人になってからも、就職した広告会社はクビ、女性問題がトラブルに発展、似鳥コンクリート工業の跡継ぎになる路線も変更となり、人生は振り出しに。

そんな著者が、食べていくためにやむなく開業したのが、現在の家具販売のお店でした。

起業してからも散々で、食べるのにも苦労した著者が、結婚を機に変わり、快進撃を続けていく。それでも、社員の不正や店のトラブル、海外展開に伴い起きたトラブルなど、問題は山積みだったようで、これらすべてが、連結売上高4172億円、経常利益680億円、時価総額1兆円の現在のニトリにつながっています(2015年2月期)。

エピソードがすべて刺激的で、かつ渥美俊一先生から教わった理論や著者が実践したことが、経営の良い教訓にもなる、面白すぎる内容です。

さっそくいくつか、ポイントをご紹介しましょう。

 

「少年」監禁の前科も。朝日と読売が隠し続ける中1男女殺害容疑者の過去

大阪の中1男女殺害事件の容疑者が、過去に少年に対する強制わいせつで起訴されていたことがわかりました。しかし、この前科を未だ隠し続けているのが朝日・読売の両紙。『辛坊治郎メールマガジン』では、「性犯罪というだけで情報を伏せるメディアの現状は問題」と厳しく批判しています。

大手2紙が隠し続ける容疑者の「前科」

他社から遅れる事半月、ようやく朝日が容疑者の前科報道をはじめたわけですが、その前科の内容について、今でも朝日と読売が隠し続けていることがあります。それは、10代の男の子を監禁した目的です。産経新聞は朝日が初めて前科に触れた8月29日の朝刊社会面で「中1遺棄容疑者13年前わいせつ目的7件 被害者少年の父『今も許せない』」と、容疑者の起訴容疑が「少年7人に対する強制わいせつ、逮捕監禁と強盗罪、成人男性1人への傷害罪」であったことを初めて書いてきました。読売新聞は同じ朝に「中1少年遺体に第三者体液容疑者以外の関与偽装か」と書いてきて、一定の洞察力のある読者には「男の子目的の性犯罪者の犯行」と分かる記事を書いてきましたが、それでもオブラートに包みすぎでしょう。何せこの前々日の8月27日発売の週刊新潮には、男子生徒のズボンのポケットから「精液の入ったコンドーム」の発見という記事が掲載されていましたからね。

この容疑者、男子生徒の死体を遺棄して福島に帰り、その後何故遺体の場所に戻ったのか謎だったんですが、これが目的、つまり第三者の犯行を偽装するのが目的だったんですね。他の情報を総合すると、この精液は、遺体の遺棄後、容疑者が逮捕される直前に大阪市北区堂山町の「ゲイの聖地」で誰かから採取したようです。精液の中で一定時間精子は生きていますから、偽装後すぐにこの重要証拠を押さえることで、採取時期の特定ができたんですね。遺体遺棄より後で採取された精液となると、精液の主が犯行にかかわっていないのは明らかです。その意味で、容疑者を泳がして、結果的に容疑者にこの偽装工作をさせた大阪府警はホントお手柄です。