著名IT起業家・小野裕史氏の「出家」に感じる資本主義の行き詰まり

インターネットの黎明期からスマホ時代を経てAIやVRの世界へと急速に進化し成長するIT業界。時代の寵児と言われた人たちは今でも最前線にいる人、一線を退き自由な立場から物を言ったり、ベンチャーに投資したり、はたまた宇宙を目指したり行ったりと様々です。そんな中で、成功した企業のCEOを突如退任し、「出家」した人がいます。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では、著者の吉田さんが、元IT起業家・投資家の小野裕史氏(現・小野龍光僧侶)が出演したYouTube動画を紹介。整体施術の顧客にデジタル分野で活躍する人が多いことから感じていた日本社会の行き詰まりについて考えを述べています。

イノベーターは出家の時代

100年に一度、いや、もしかしたら1000年に一度の大転換期を私たちは生きているのかもしれない。政治・国際問題・環境・自然・健康・コンピュータ、あるいはスポーツや芸能まで、毎日ビッグニュースが絶えないこの状況にすっかり慣れてしまっているので、麻痺している可能性もある。

しかし、この資本主義も行きつくところまで行きついている感覚がないだろうか?ひたすら競争し続けて、そして、終わりがない。

割合にして市場全体の約2.5%がイノベーター(革新者)であると言われているが、その中でも更に少ない少数派に少し変化が出てきているのではないかと考えるきっかけがあった。それが、IT起業家の「出家」だ。

イノベーターは情報感度が高く、新しいものを積極的に導入する好奇心を持った層だ。「新しい」ということに価値を感じて、市場にまだ普及していない、コストが高い製品やサービスであっても、そのユーザーの価値観に合致したモノであれば支えてくれる。特にIT業界はこの革新的サービスを競争の連続の中、日々追い続けているのは周知のとおり。

そんな一人だった、IT起業家のある男が「出家」した。それが、ベンチャー投資家・アドバイザーとして「ジモティー」や「グルーポン」の立ち上げに関わり、「17LIVE」のCEOを務めるなど日本のIT業界を牽引してきた小野裕史氏。出家して、小野龍光と名乗っているのだが、昔の自分のことを過去世と呼んでしまうほどの変革ぶり。

彼は、札幌出身の1974年生まれ。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。大学院生時代より、個人でモバイルメディアを複数プロデュースする。

2000年より株式会社シーエー・モバイルの第一号社員として創業を率い、2008年専務取締役を退任し独立。同年インフィニティ・ベンチャーズLLPを設立。その後日本と中華圏でベンチャー投資を行った。

更に、起業家としては、サンシャイン牧場のRekoo Japan、ジモティー、グルーポン・ジャパン、Farfetch Japanなどの創業を率いた投資家兼シリアルアントレプレナーだったのだ。

う………ん。すごい経歴だなぁ。

しかし、ある意味、突破した(笑)。今では、黄色い袈裟を着て「お坊さん」なのだ。詳しくは、【成田悠輔、唖然】欲望地獄と資本主義、生きる道は?【エンタメ系IT起業家の激白】 – YouTubeを参照されたい。

この記事の著者・吉田正幸さんのメルマガ

脳科学でも証明済み。尊敬する人の「カバン持ち」が人間力を上げる理由

今となっては耳にすることが少なくなった「カバン持ち」という言葉。しかしその効用は今も絶大であることに変わりはないようです。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、尊敬する人のカバン持ちが人間をプラスの方向に変える理由を考察。さらにその証明となる自身の経験を紹介しています。

営業スタッフとしてあなたが目指す理想の姿

営業の世界では「売れている人のカバン持ちをしろ」というものがある。

実際、カバン持ちをした人と会ったことがある。その人は営業スタッフではないが。尊敬している人と1年間過ごしたという。

カバン持ちをしたことで、仕事からプライベートまで学んだ。その人は「この1年が人生で一番濃い1年だった」と言っていた。

カバン持ちをすれば勉強になる。そう分かっていても簡単には出来ないもの。これをやれる人はなかなかいない。当然だが、今は成功している。

本や対談で「成功したければ成功者の近くにいるといい」といった話を聞く。これは真実。

また自己啓発の本で「自分がいつも一緒にいる人物5人の収入を足して5で割った数が今の自分の収入」というものがある。これもまた真実だ。

これは収入だけではない。人格や人柄など。さまざまなことに関して当てはまるという。

それを知った時は「まあ、よくある格言みたいなものだろう」といった印象をもった。

しかし、実際やってみると「確かにこれは真実だ」と納得した。

今まで話したことは“ミラーニューロン”とよばれるものが関係している。脳科学の本などでもよく出てくる言葉。

ミラーは鏡のこと。ニューロンは生物の脳を構成する神経細胞のこと。

ミラーニューロンとは「他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように“鏡”のような反応をする」ということになる。

動物が子供になにかを教える際“実際にやって見せる”というやり方をする。

鳥ならば飛んでいる姿。ライオンならエサを取る姿など。それを実際に見せて、そして子供が学んでいく。

この話を聞いて「それは動物だけの話だろう」と思うかもしれない。

人間は言語でコミュニケーションをとる。だからミラーニューロンはそれほど関係ないように感じるかもしれない。ところがこれは人間でも同じ。大きな影響があるのだ。

私はこの“ミラーニューロン効果”を体験したことがある。

20代後半のこと。その当時は“ダメ営業スタッフのリーダー”のような存在になっていた。

私のアパートが集合場所。毎週、火曜日に集まって飲みに行った。悪い飲み方(愚痴、不満、浴びるように飲む)をしていたが。

それはそれでメリットもある。当時はそれがいいガス抜きに。メンタル面を支えていた大事なものでもあった。ただこれが悪いミラーニューロンになっていたが…。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

味にうるさく飽きっぽい。飲食店泣かせの中国・深セン飲食事情

世界一とも称される豊かな食文化で知られる中国。そんな国にあって全土から人材が集まる深センでは、どんな料理が楽しまれているのでしょうか。今回の無料メルマガ『出たっきり邦人【アジア編】』では現地に長く住むMochiさんが、深センのグルメ事情を紹介。さらにMochiさんが感じているという「深セン人の気質」を綴っています。

『華南の風』中国・深セン【24】深センの食について

皆さんこんにちは!深センはとうとう連日30度オーバーの季節が始まりました。これで湿度は70-85%なのでまぁ蒸し暑いです。

今日は深センの食について書いてみようと思います。

中国は広いだけあって各地方に特色のある料理があります。

広東料理と四川料理は日本でもご存じの方が多いと思います。

では広東省の中にある深センは広東料理がメインかと言えば、そう言い切れないほどいろんな料理があります。

これは深セン在住者のほとんどは広東省以外を実家とする人達だからです。省都である広州市の生活用語が広東語なのに対し、深センでは普通話(いわゆる北京語)が話されるのと同じ理由です。

出身別では湖南人、四川人、広東人が多いので街中には自ずとこれらのレストランが多くを占めます。

湖南料理、四川料理、どちらも辛いことで有名ですが、明確な違いは山椒を入れるか入れないかです。こちらの山椒は日本で鰻に掛ける山椒とは異なり、食べると口が麻痺したような痺れる感覚があります。これが辛いのと相まっているのが四川料理。

湖南料理はこの山椒を入れず各種唐辛子がメインなので非常に辛くなります。現地のお土産でも「微辣」というピリ辛を意味するレベルでもMochiにとっては辛すぎます。そのため会食が湖南料理だったりするともう滝汗状態で食事どころではありません。

中国には省を表す字があります。

例えば湖南省は「湘」、四川省は「川」、広東省は「ユエ(奥の字の下半分が弓)」。ですからレストランの名前にこれらの字が入っていれば何料理のレストランかすぐにわかるのです。因みに車のナンバープレートも登録された省の字が入っています。

そんな各省から来た人達で構成される深センは本当に各地の料理が多く、バラエティに富んでいます。そして舌が肥えているので美味しくないお店は客が寄り付かず、すぐにつぶれてしまいます。Mochiのオフィス付近の食堂街で、13年前に来た当時から残っているお店は2軒しかありません。

生き残っていくには固定客をどれだけ掴み続けられるかが鍵です。「あの店は味が落ちたからもう行かない」とスタッフが言った店は本当に2、3ヶ月でつぶれてしまいます。

あと私の個人的な感覚ですが、深セン人は単に味にうるさいだけでなく、飽きっぽいのではないかということ。

せっかく見つけたお気に入りの店がいつの間にか客足が減り、無くなってしまいます。「美味しいものは美味しい」で定番食になっていいじゃないかと思うのですが、深セン人は新しい店、新しい味に惹かれるようです。

ざっと挙げてみると「干鍋」という唐辛子をふんだんに使った炒め物(干すという字が入っているだけにスープが無い)、「小龍蝦(ザリガニ)の炒め」(ビールによく合う!)、「酸菜魚」という四川省の酸っぱしょっぱい漬物ベースの魚のスープ。

残ってはいるけどどれも一時期よりは店舗数が減ってしまいました。

さて次に流行るのは何でしょう?

(『出たっきり邦人【アジア編】』6月10日号より一部抜粋)

著者/Mochi(「『華南の風』中国・深セン」連載)

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永山絢斗の大麻所持で脳裏に「広末涼子」の顔が浮かんだ理由。芸能記者が懸念する共演者たちの“芋づる”逮捕

大麻所持の疑いで16日未明に逮捕された、俳優の永山絢斗容疑者(34)。以前から素行の悪さが噂されていた永山容疑者ですが、今回の大麻所持の情報を提供したのは関係の深い女性だったようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、この逮捕を受けて、なぜかW不倫で話題の女優「広末涼子」の顔が浮かんだ理由について語りながら、共演者たちの“大麻コネクション”による芋づる逮捕を懸念しています。

「永山絢斗容疑者、大麻所持で逮捕!」で、芸能ジャーナリストの私が心配する事

以前から芸能関係者の間で素行の悪さが囁かれていた永山容疑者、キャスティング・ディレクターの中には芝居は出来るがスキャンダルが恐くて使えない…といった輩も少なくありませんでした。

昨夜の一報、早朝からの報道を観ていると一部マスコミが事前に捜査情報をキャッチしていたことがよ~く分かります。

逮捕前の最新の近影は『女性セブン』が報じた逮捕3日前の路上喫煙シーンでしょうか。

今となっては堂々と路上で大麻を…も彷彿とさせる写真になったわけです。

大麻はその臭いですぐにわかるものだと聞いたことがあります。

むせ返るような独特の甘い香りは、呼吸器疾患を抱えた人間には卒倒しそうな程だとも。

また逮捕4日前には、同棲相手と食事に出かける永山容疑者を『文春オンライン』が捉えています。

“永山と関係の深い女性からの情報提供”で逮捕に至ったという記事から、空振りが許されない現場の裏取りのタイミングが昨晩だったと理解できます。

“関係の深い女性”の正体が気になるところではありますが、これは後々わかってくる事でしょう。

永山容疑者といえば同年代の某大物女優の顔が浮かびますが、『文春~』が書くようにその女性は“半同棲している20代のモデル”なのかもしれません。

捜査関係者によると、永山容疑者の知人から情報を受け、年が明けた頃から内偵捜査が始まっていたといいます。

なぜ、ミツバチが絶滅すると私たちの食卓が「貧しいもの」になるのか?

世界の食糧生産の三分の一をミツバチに依存していることをご存知ですか? そのミツバチが絶滅しつつあるとして、世界ではミツバチを保護しようとする動きが出てきています。その詳細について、無料メルマガ『キムチパワー』で韓国在住歴30年を超え教育関連の仕事に従事する日本人著者が語っています。 

人類の食卓まで脅かす恐れがあるミツバチ減少

ミツバチが消えつつある。ミツバチの減少は単に個体種に対する被害にとどまらず、人類の食卓まで脅かす恐れがある。ミツバチは植物の花粉を運ぶ役割をするからだ。世界の食糧生産の3分の1がミツバチに依存している。

生物多様性科学機構(IPBES)によると、この50年間、動物受粉に依存する農業生産量は300%増加したが、受粉媒介種の40%は絶滅の危機に瀕している。同期間、ミツバチの寿命も半分に短縮された。その原因として気候変動や殺虫剤を使う農業方式、害虫や病気などが挙げられている。これを受け、科学者たちがミツバチの再生に乗り出した。病気を予防するワクチンや蜂の巣を管理するロボットを開発するやり方だ。

オーストラリアのカーティン大学研究陣は6日、国際学術誌「太平洋保全生物学と都市生態系」に発表した論文で「都市化による生息地減少で野生蜂が減る状況で蜂の選好度を理解することが必須だ」として「蜂が好む植物を探した」と明らかにした。

研究陣は大都市パース内の14の場所を調べた。彼らは蜂がどんな花を探しているかを記録し、オーストラリア在来蜂を引き付ける花10種を探した。いずれも土着植物で、主にユーカリのようなメッキ羊科植物と豆科植物だった。在来蜂の70~80%がこの植物を訪れたことが分かった。また、在来花の割合が高いほどミツバチの繁殖成功率も高くなることを確認した。

ミツバチを天敵や病気から保護しようとする研究も出ている。米国バイオ企業「ダランアニマルヘルス」は今年初め、米国農務省から世界初のミツバチワクチンを条件付き承認された。感染するとミツバチの幼虫を腐らせる「アメリカ腐蜂病(Americanfoulbrood)」を防ぐためのワクチンだ。まだ治療法がなく、感染すれば蜂の巣を燃やして取り除かなければならない。同社が開発したワクチンは女王蜂の餌であるローヤルゼリーにアメリカ腐蜂病を起こすバクテリアを非活性化して混ぜたものだ。女王蜂の卵巣にワクチンが蓄積され、幼虫はアメリカ腐蜂病に対する免疫力を持って生まれてくる。

本を通して恩師と交わってきた甲斐拓也捕手の「心に残る一冊」とは

WBCで世界一を獲った侍ジャパンで捕手をつとめた、福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、多くの苦労を経験しながら「自己鍛錬」してきたという彼に大きな影響を与えたという一冊を紹介しています。

甲斐拓也捕手の愛読書

第5回WBCで3大会ぶり3度目の世界一を掴んだ侍ジャパン。

同チームの扇の要としての活躍が記憶に新しい甲斐拓也捕手は、育成選手からプロ入りし、苦節を経て史上初の記録を打ち立ててきた人物です。

幾多の恩師と書物を通じて交わり、自己鍛錬してきた軌跡を追う中で、甲斐選手に大きな影響を与えた一冊の本をご紹介いただきました。

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一軍に上がった頃、元捕手の達川光男ヘッドコーチが赴任しました。

達川さんは技術からメンタルまで、何かと支えてもらってきた親父のような存在です。

他の選手の前で僕をめちゃくちゃ叱るかと思えば、後できちんと話す時間を取ってくれる。

本当に愛情ある指導を受けました。

その達川さんに「甲斐、これはおまえが絶対に読むべき本だ」と渡されたのが、『生きよう今日も喜んで』でした。

2018年のシーズン中、遠征で空港にいた時です。

連敗で落ち込む僕を気遣ってくれたのでしょう。移動中に一気に読み終えました。

第三章“仕事は祈り”にはシンプルにこう書いてあります。

人生に望ましいのは失敗や困難がないということではなく、決してそれに敗けない、ということである。

成功は成功、失敗は失敗であるが、失敗のマイナスを持たぬ人には成長はない。

キャッチャーは守備や投球の采配を担うので、チームの連敗は自分の責任だと思うあまり、失敗を恐れている自分がいました。

一軍に入りたてだったのでなおさらです。

でもある時、達川さんに言われたんです。「心配するな。おまえが失敗しても二軍には落とさない。おまえが落ちる時は私も一緒に落ちる」と。

(略)

大事なのは失敗や困難を避けることではなく、それに敗けないこと。平澤さんと達川さんの言葉が沁みて、失敗を恐れず思い切ってプレーができるようになりました。

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なぜ「高学歴の社員」ばかり集めても企業は成功しないのか?

高偏差値の大学を卒業したものの、いざ実社会に出てみると自信をなくしてしまうという人は少なくないようです。今回の無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』では著者の浅井良一さんが、『ビリギャル』を慶応大学に合格させた学習塾塾長の話から、答えのない実社会で高い成果を上げる人間になるにはどうすればよいのかということについて語っています。

唯一の意味ある強み

うまい先生

ドラッカーはこのように言います。

「“マネジメントのリーダーシップ”なくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。彼らの能力と仕事ぶりだけが、事業に成功さらに事業の存続を左右する。『マネジメントこそ、企業が持ちうる唯一の意味ある強み』である」

ということで、すべてはマネジメントに委ねられます。そして、加えて「最も希少な資源は人材である」と続きます。ということで「“人材”のマネジメントこそが、事業に成功さらに事業の存続を左右する唯一の強みである」となると解されます。このことは、自分一人で仕事を行っていても“考え方”は同じです。

NHKのテレビ番組で、偏差値30(下位2%)のビリギャルを偏差値70(上位2%)にまで押し上げ、みごと慶応合格させた学習塾塾長の示唆に富んだ話が紹介されていました。その人物とは坪田信貴さんなのですが、このような思いがけないことを言っています。

「大学までの勉強では、頭が良い悪いなどない。究極的に言うと、東大に行くことは誰でもできる」

なぜならば

「大学受験の勉強には“答えがある”からだ」

と。そこで、人の親なら思わずつぶやかされてしまうんですが「この先生に、我が子を預ずけることができれば、万々歳だ」と。子供を一流の大学に合格させるには、一にも二もなく「うまい先生を見つけ出して、その先生にすがるにしくはない」と。やはり、東進ハイスクールの林修先生は大正解なのではないかと。

大麻で逮捕の永山絢斗、最悪だった業界内の評判と地元・板橋での“素行”。兄・瑛太の「七光り」も大失態で『東リベ2』ピンチ

警視庁は16日未明、俳優の永山絢斗容疑者(34)を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。容疑の認否については明らかになっていない。各社の報道によると、永山容疑者は東京・自由が丘の自宅マンションで大麻を所持していた疑いがもたれている。永山容疑者は公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―運命―』に主要キャラの「場地圭介」役で出演しており、続編の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』が30日に公開を控えている。本作の上映について、この逮捕の影響が心配されているようだが、そもそも永山容疑者の「素行」については以前より悪い評判が出回っていたようだ。一体どんな素顔を持っていたのだろうか?

業界内の評判は最低最悪

今回の逮捕について、以前から永山容疑者を知る芸能関係者はこう明かす。

「とにかく態度が悪いというのは有名でしたよ。マスコミ業界の中での評判は最悪でしたね」

この関係者は、映画やドラマの撮影で見せた永山容疑者の目に余る態度についても語ってくれた。

「こう言っちゃなんですけど、あまり演技が上手くないくせに脚本に文句をつけたり、撮影現場で見かけたときは横柄な態度ばかりとっていましたね」

元々は実兄であり俳優の永山瑛太(40)からの紹介で、大物プロデューサーに見出されたという永山絢斗容疑者。しかし、そんな恩のある大物Pに対しても当初から楯突いたりと、問題行動をとっていたようだ。

「彼(絢斗容疑者)は、兄・瑛太の<七光り>であることを理解していないんです。そんな兄にコンプレックスを抱きながらも、自分の方が才能も演技も上だという驕りがあったんじゃないでしょうか」(同関係者)

地元・板橋では「喧嘩っ早い」ことで有名

業界内の評判が最悪な永山容疑者だが、俳優としてデビューする以前の様子はどうだったのだろうか。出身地の板橋区時代を知る人物は「素行の悪さは昔から」だと明かしてくれた。

「彼は地元でも喧嘩っ早いことで有名でしたし、口も悪いんです。まあ、お兄さんの瑛太さんもプライベートでは口が悪いんですけどね」

永山容疑者らの実家は板橋区高島平で焼肉店を営んでいたが、経営不振と持病に悩んでいた父親が2011年2月に自殺している(享年55歳)。父親は離婚後、男手ひとつでのちに俳優となる息子たち(竜弥、瑛太、絢斗)を育てていたという。

「亡くなったお父さんも、永山容疑者の素行の悪さには手を焼いていたようです。今ごろ天国で、今回の逮捕について誰よりも悲しがっているのではないでしょうか」(同)

手塚治虫が描いた、疾走する“駅馬車”。晩年の代表作『ミッドナイト』から感じた芳香と咆哮

今も「漫画の神様」 と呼ばれて愛され続けている漫画家・手塚治虫が1986年から87年にかけて『週刊少年チャンピオン』で連載していた晩年の代表作品『ミッドナイト』。無免許のタクシー運転手を主人公に、その車に乗り合わせる客たちの悲喜交々の人生を描く名作ですが、単行本に未収録となった11作品や最終回で重要な役として登場するブラック・ジャック出演回3話分を収録した『ミッドナイト ロストエピソード』(立東舎)が6月16日に刊行されました。この作品を通じて、晩年の手塚治虫は何を描こうとしていたのでしょうか。漫画原作者で、元漫画編集者の本多八十二さんが「駅馬車形式」という手法を軸に、手塚治虫がこの作品で「本当に描きたかったもの」について考察しています。

手塚治虫が操った「駅馬車」

ひとつの空間を舞台に複数の人物のドラマを描く物語の手法をグランド・ホテル形式というそうで、それに類似したものとして駅馬車形式というものもあるらしい。ホテルより駅馬車のほうが空間としては狭い。そしてタクシーはもっと狭い。密である。

かつて誰だったか、世の中で一番あらゆる階層、身分、職業の人々がひとつの場所に集まるのが運転免許センターだと述べた気がするが、タクシーの車内もまた、さまざまな事情を抱えた者どもがいっときを過ごす。運転士と乗客との一期一会の縁と、対峙。そんなタクシーという装置を題材にし、手塚治虫の『ミッドナイト』が1986年に週刊少年チャンピオンで連載開始された。テレビドラマ『ナイトライダー』が1982年(日本での放送は1984年)、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が1985年だったことを考えると、カスタマイズされたスペシャル・カーを主人公が乗りこなす活劇は、当時の大きな趨勢の一つだったのかもしれない。

破竹の勢いで手塚治虫復刻シリーズを刊行中の立東舎から、このたび『ミッドナイト ロストエピソード』が発売された。今回も企画編集の濱田髙志による念入りな調査と手塚プロダクションの全面協力のもと、連載当時の扉絵の全話分が収録され、さらに本作品の幻のプロトタイプ『ドライブラー』の現存する総ての原稿が掲載されることとなった。そして本書の一番の存在価値は、これまでの単行本で未収録だった回が一堂に集められたこと。これを通読することで本作品の全体像が初めて見渡せるわけで、熱心な読者にとっても待望の刊行といえるのではないだろうか。

未収録回を目にして再考した「駅馬車形式」という表現

じつは拙稿筆者は前職で、過去数度復刊された本作品の、ある一回分の復刻担当を担ったことがあり、その当時も味わい深く読んだ記憶があるが、今回本書のゲラで未収録回を併せて目にすることができ、手塚が駅馬車形式を使って当時何を表現しようとしたのか、もう一度考え直してみる機会を得た。

ウィキペディアの受け売りになるが、駅馬車形式というのは演劇評論家の菅井幸雄が著書『演劇の伝統と現代』(未来社、1969年)で述べた概念とのこと。1939年に公開されたジョン・ウェイン主演のアメリカ西部劇映画『駅馬車』が元になっている。ちなみにこの映画は赤塚不二夫が大きな影響を受け漫画家になるきっかけとなった作品とのこと。さらに言えば、『駅馬車』のジョン・フォード監督はこの映画についてモーパッサンの短編小説『脂肪の塊』(1880年)から影響を受けたと語っていることから、この物語形式のルーツはかなり旧く遡ることができる。

『ミッドナイト』はホテルや馬車のように、居合わせたり乗り合わせるといった同時進行の群像劇ではないものの、タクシーという限られたスペースで不運、危機、ロマンス、因果関係、対比、日常との落差、逃避、復讐などのドラマが繰り広げられていく作品なので、やはりいにしえからのオーソドックススタイルである駅馬車形式の系譜を踏まえていると感じた。毎回異なる旅客がそれぞれの問題を抱えて主人公のタクシーへ乗り込むという設定は、長期週刊連載の案出しという過酷な環境の中で、手塚と担当編集者にとっても盤石なアイデアと思われただろうと想像する。

自身の姿を重ねて描いた漫画家像

編集者といえば、本書収録のACT.20に、ツクバ大学教養学部卒の編集者が児童文学界隈を志したにもかかわらず漫画雑誌に配属となり、子どもマンガの運び屋に……こんな仕事辞めたい! と主人公に愚痴るシーンがあり、拙稿筆者のかつての上長にも数人、そのような人物像が被る教育大卒だったりする元手塚番が居たなあ、と思い起こした。漫画の中で、たかがマンガなんて、という倒錯を描き、漫画への軽視と弾圧に抗議しているようにもみえる。もっと言えば、このエピソードで原稿を一枚一枚入稿する漫画家の姿は手塚治虫そのものでもあるのだろう。現実の手塚はそのさらに一段上をいっていて、連載回の最終ページから描き上げて担当者に渡すことで、時間切れ校了下版となって途中までの形で雑誌に掲載されてしまうことを阻止したという伝説があるが、おそらくそういう攻防も深夜におこなわれていたものと思われる。偏見であるが、漫画家は、そして大ヒット漫画家は、ジョジョの先生など稀有な御仁を除いて、おおむね超夜型で、編集者も夜なべでそれに付き合う例の枚挙にいとまがない。そういう漫画製作現場の、いってみれば卑近な息遣いのようなものが、本作品のそこかしこからあふれ出ているような気がしてならない。

それにしても、当時の歴代担当編集者は口が滑っても手塚の面前でそのような愚痴は漏らさなかっただろうから、おおかた巡り巡った噂として手塚の耳に入ったといったたぐいの話なのだろうけれど、それを原稿に描いてその原稿を編集者が受け取り入稿する、というのもまた捻じれた関係性がうかがえて少し愉しく、少し切ない。

安倍シンパ発狂。岸田が「LGBT法案」で維新と国民案を丸のみした訳

6月13日に衆議院の本会議で可決され、今国会での成立が確実視される「LGBT理解増進法案」。十分な議論がなされたとは言い難いのが現状ですが、なぜ岸田首相は法案の成立を急ぐのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、そのウラ事情を解説。法案に乗り気ではなかった首相の方針を一変させた「内政干渉」の存在を明かしています。

【関連】「同性愛は精神疾患」と書いた冊子まで配布。LGBT法案成立を強烈に嫌悪する保守系団体の名称

岸田政権の前のめり。賛成派も反対派も納得できないLGBT法案が衆院通過したウラ事情

「安倍さんがいたら、こんなことはさせなかった」。保守派界隈から怨嗟の声が聞こえる。

衆議院解散のタイミングをうかがう岸田首相は、他党の案を丸のみしてまで、与党のLGBT法案を修正させ、6月9日の衆議院内閣委員会と13日の本会議での可決にもちこんだ。今国会での成立は間違いなさそうだ。

「この法律ができたら、トランスジェンダー女性が女性用トイレや女湯に入るのを拒めなくなる」というのが、表向き、保守派が反対する主な理由だ。この意見に煽られて、不安を訴える女性が増えてきたのも確かだろう。

当初は、与党案で突き進むかまえだった。しかし、総選挙を意識し、女性の離反を恐れる岸田首相は修正へと方針を変えた。

日本維新の会と国民民主党が提出した法案は、与党案に比べると、いくらか「女性の安全」に配慮した内容だった。岸田首相の指示を受けた萩生田政調会長は、委員会採決前日の8日になって維新の馬場伸幸代表に「何とか協力してもらえないか」と修正協議をもちかけた。

馬場氏は「われわれの案が中心でなければ協力は一切できない」と条件をつけたうえで話に応じ、翌朝にかけて徹夜の修正作業を進めた。

「性的少数者への理解増進」という目的が掲げられた議員立法のこの法案。もともとは超党派の議員連盟が2021年にまとめたものだが、自民党保守派の中から「訴訟が多発する社会になりかねない」などと異論が続出し、法案提出が見送られた経緯がある。

だが、世界の趨勢からして、法案を棚晒しにしておくわけにはいかない。

EU加盟国の全てや、カナダ、アメリカ(一部の州)などの先進国では、LGBTの差別を禁止する法律が制定されている。G7のなかで、そのような法律がないのは日本だけだ。

このため、自民、公明両党は今年の5月18日に与党案として法案を提出した。超党派案の「差別は許されない」との文言を「不当な差別はあってはならない」と変更し、「性自認」を「性同一性」に置き換えたのが主な修正点だ。

立憲、共産、社民の三党はそのまま超党派議連の法案を、日本維新の会と国民民主党は独自案を提出した。

だが、与党案が自民党内ですんなり了承されたかというと、そうではない。5月12日に党本部で開かれた「性的マイノリティに関する特命委員会と内閣第1部会の合同会議」は大揺れだったのだ。

法案の条文審査ということで、計28人が意見を述べ、うち半数を超える15人が反対した。普通ならおさまりがつかない状態だ。ところが、特命委の幹事長を務める新藤義孝政調会長代行が議論の打ち切りと部会長への一任を提案したことから紛糾した。

「反対が多いのに『一任』はあり得ない」「法案提出ありきで期限を区切っているのではないか」との声が相次ぎ、憤慨した保守系議員らが新藤氏に詰め寄る場面もあったが、強引な形で部会長一任が決まった。

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