実践できたら大成功。お金をかけずに集客できる「100のテクニック」

お金をかけずに集客ができたら……それは多くの企業にとって最も叶えたい願望ですよね。メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、そんな集客のテクニックを100個も集めたお得な一冊です。いったいどんな方法があるというのでしょうか?

すぐに使える集客100のテクニック⇒『お金をかけない集客図鑑』

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お金をかけない集客図鑑

吉澤健仁・著 白夜書房

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、ECビジネスを得意とし、子供服の二次流通で国内最大級のサービスを作り上げた著者が、お金をかけない集客アイデアを100個まとめた一冊。

ビジネスで集客をしていると、ついつい得意な手ばかりを使って、行き詰まってしまうものですが、そんな時、抜け漏れを指摘してくれるリストがあると便利です。

本書では、著者がおすすめする集客のアイデア100個を、「商品・サービス」「見せ方」「プレスリリース」「SNS」「リピート戦略」に分けて紹介。

まさに、集客アイデアの抜け漏れを防ぐためのリストと言っていい内容です。

奇抜な集客方法を期待して読む本ではありませんが、さすがに100個もあると、チェックした時、「この視点が抜けていたな」という気づきが確実にあります。

試しに、「商品・サービス」と「見せ方」から、いくつかピックアップしてみましょう。

「商品・サービス」

・どこでNo.1になるかを決める
・「選ばれない理由」を把握する
・自社の商品・サービスを使い込む
・競合他社の商品・サービスを徹底的に使う

「見せ方」

・表現の基準を変える
・大きさや重さの単位を変える
・希少性を示す
・セット販売も用意する
・需要に合わせて価格を変える

詳細は本文に譲りますが、こうして見出しを見るだけでも、集客のアイデアが湧いてくると思います。

ビジネスにおいて必要な本とは、答えを与えて本ではなく、考えるヒントを与えてくれる本。

結局、付加価値は自ら、顧客のため、自社のために考えることからしか生まれてこないのです。

あなたは電車で子どもが騒いでいるのに注意しない親へ何と話しかけるか?

なにか判断しなければならないシチュエーションの時、「自分の考えだけ」で決めていることはありませんか? メルマガ『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』の著者で自己改革小説の第一人者・喜多川泰さんは今回、「判断する前にやってみてほしいこと」を提案しています。

判断はあとでいい。その前に「知ろう」としよう

あなたが電車に乗って、座っていることを想像して。

そこに父親と男の子二人が乗ってきた。父親は一つ席を空けて、あなたの並びに座った。男の子は小学校に上がったばかりくらいの子と、幼稚園の制服を着ている子で、あなたと父親の間にある空席に二人で交互に座ったり、膝立ちになって窓の外を見たり、何かとうるさい。子供の靴があなたのズボンに当たる。

キャッキャと二人ではしゃいでいるが、そのうち座席に立って吊り革に飛びついてぶら下がったりとひどくなる一方。だが、その隣の父親は真横で起こっていることを気にする様子もなく、ただ座っている。時折子どもに話しかけられて「うん、そうだな」とつぶやく程度だ。周りの人の迷惑になるからやめなさいと注意する様子はない。

このとき、あなたはどう思うだろうか。

「静かにしてほしいなぁ」
「親の躾がなってないんだよ」
「普通親が注意するだろ」
「別の車両に移ろうかなぁ」

なんて考えるんじゃないかと思うんですよね。場合によっては「自分が注意してあげたほうがいいんじゃないか」って考える人もいるかもしれない。

そして実際に注意した人がいたとする。

「お子さんたちが他の乗客の迷惑になっていますよ。注意されないんですか」

あなたは「いいぞ、よく言った」と思わずニヤける。

言われた父親がハッと我に返る。

「あ、申し訳ありません。先ほど病院でこの子たちの母親が亡くなったところなんです。そのことをどうこの子たちに伝えたらいいか、この先どうやっていけばいいか、考えていたらぼーっとしてしまって…」

父親のその言葉を聞いたら、あなたはどう思うだろうか。おそらく、さっき考えたこととは違うことを考えるのでは?

この記事の著者・喜多川泰さんのメルマガ

賭けに出た習近平。ウクライナ戦争「和平案」提示のウラに透ける本音

ウクライナ戦争開戦から1年というタイミングで、突如「和平案」を提示した中国政府。それまで頑ななまでに沈黙を貫いてきた中国は、なぜ今、大きな動きを見せるに至ったのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、考えうる3つの理由を挙げそれぞれについて詳説。さらにプーチン大統領が要請しているという習近平国家主席のモスクワ訪問の時期を、中国政府が慎重に探っている理由を解説しています。

ポスト・ウクライナの主導権を狙う中国が「ロシア優勢のまま夏に終戦へ」と発信した思惑

「2023年の夏ごろには、ロシア軍優勢のまま、この戦争は終局に向かう」

この驚くべき見立ては中国人民解放軍直属で共産党の諮問機関としても位置付けられる中国軍事科学院が行った分析結果です。

英BBCを通じて英国情報機関が流す見立てでは「ロシア軍は配給されているシャベルを武器として用い、ウクライナ東部での戦闘は近接戦の様相を呈してきている。これはロシア軍側の武器弾薬の供給の滞りを示す証拠ではないか」というようにロシア軍がウクライナ軍の抵抗に押され気味というようなイメージになっています。

また最激戦地と言われるバフムトの攻防戦はロシア・ウクライナ双方ともに「まさに地獄」と例えるほどの凄惨な戦闘になっているようですが、“どちらが優勢か”という分析は日々サイド・チェンジが行われるように、一進一退の攻防と考えられます。

そのような中、ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦を呼びかけ、「ロシアに侵略されたウクライナの土地を取り返すまで、ロシア軍がウクライナから全面的に撤退するまで戦い続ける」と言っていますし、大方の分析ではロシア軍はまだ兵器・弾薬の在庫があり、最新鋭の兵器もまだ温存されているため、継戦能力も意思もまだまだあると言われていますので、この戦いは長期化すると見るのが一般的です。

しかし、中国の安全保障関連のブレーンとなる中国軍事科学院が行った昨年冬頃からの調査と分析は、最初に触れたように“ロシアが優勢のまま、戦争は夏ごろに終局を迎える”という読みを行っています。

そして「ロシア・ウクライナともに経済の疲弊が激しく、夏ごろには戦争の継続が困難な状態に陥る」という分析結果も出しています。

本当でしょうか?

一説では、ロシアはインドやトルコなどの協力もあり、欧米諸国とその仲間たちがロシアに課す経済制裁の網に穴をあけ、ロシアに外資をもたらしていると言われていますし、イランや北朝鮮からの武器弾薬そしてドローンの供給を受けていると言われていますので、本当に夏ごろに継戦不能になるのかは分かりません。

またウクライナにしても欧米諸国とその仲間たちからの支援が増幅されているわけですから、急に困難な状況に陥るというのも首を傾げる状況です。

もしかしたら“ロシア寄りの姿勢”を示す習近平国家主席と共産党指導部に対する忖度も働き、“ロシア優勢”という分析にしたのではないかとも勘繰りたくなります。

ただ中国政府内の情報によると、軍事科学院は比較的ニュートラルな分析を独自の情報網を用いて行うことで知られており、それは歴代国家主席と外交部、そして人民解放軍からも高い信頼を置かれているとのことですので、その評価を守るために、政治的な忖度は行わないとのことでした。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

韓国語だけを話す「政教一致」国家。統一教会・文鮮明教祖が目指していた驚きの理想

俳優で作家、参議院議員も務めた中村敦夫氏の小説『狙われた羊』が、昨年11月に再刊行されました。この小説を「統一教会のおぞましさがわかりやすく描かれている」と評すのは辛口評論家として知られる佐高信さんです。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、統一教会の信者が自民党議員の秘書をしている問題を追求した議員時代の中村氏の言葉を紹介。統一教会が標榜する世界や家族の理想像のおぞましさや、政界、教育機関、産業界に静かに入り込んでいる実態について、40数年前には米下院の調査委員会が報告していたと、その記述を引いて伝えています。

報告書が明らかにした統一教会・文鮮明の野望

去年の秋に送ってもらっていながら、遅ればせに読んだ中村敦夫の『狙われた羊』(講談社文庫)が統一教会のおぞましさをテーマにして実にわかりやすかった。これはおよそ30年前に出た小説の緊急再刊である。

ニュースキャスターで参議院議員をやった中村は1993年にテレビで統一教会を批判して名誉毀損で告訴された。合同結婚式が問題になっていたころである。弁護士やジャーナリストと反論の記者会見をしたが、「ややこしい団体だから触れない方がという空気が一般的」だったのに我慢ならなかったのである。

議員になって、統一教会が自民党の議員に秘書を派遣していることなどを追及した。しかし、いつのまにかマスコミも取り上げなくなり、中村によれば「統一教会はより目立たないよう、深々と政治に入りこんでいった」という。

「3ジジ放談」の最年長ジジ、平野貞夫からもらった「文鮮明機関」についての「米下院フレーザー委員会」の報告書を読んでも、慄然とする。

文鮮明は「世界を支配するために、自然な政教一致国家をもたなければならない」とし、「神に中心をおく理想的な世界では、人はみな韓国語だけを話すであろうし、通訳は必要でなくなる」と言っているらしい。「宗教と政治の分離は、サタンがもっとも好むところ」なのだとか。

1971年以前にはアメリカの統一教会会員たちは自らの組織を「統一家族」と言っていたというのも注目すべき点だろう。家族にこだわるのである。そして、現実の父親ではなく、文が「おとうさま」となる。

日本の大学でも教会に直結する原理研がはびこったが、文は「学園は主要な戦場であり、もしそこで勝つなら、われわれは確実にアメリカを獲得できるだろう」と力説していた。そして、将来、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、日本、韓国に「われわれ自身のりっぱな大学」をもつことを願っていたのである。

企業進出も報告書は明らかにする。まず、統一産業会社。「韓国政府によって国防上の注文の受注者として名をあげられている唯一の文鮮明企業」であり、空気銃、旋盤、フライス盤、ボイラー、およびM79型擲弾発射筒やバルカン機関砲の部品を製造している。これは1976年に米国務省がまとめた資料によればである。

2番目に一和製薬会社。これは主として日本人向けに人参濃縮液を製造輸出する目的で設立された。3番目が一信石材。石製の壺を製造しているこの会社は1975年度の総輸出高が60万ドルで、統一産業(日本)と「幸世商事株式会社」によって売りさばかれた。

報告書はまだまだ続くが、こんな教会と自民党が一体となっているのである。絶縁しようとはしていない。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

image by: Robert Granc, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

もはや無法地帯。殺人未遂いじめ放置事件の和歌山県海南市が見せた“異次元”対応

もはや殺人未遂と言っても過言ではないいじめを6年間も放置し、発覚するやあたかも解決に動いていたかのような保身的文書を公式HPに掲載した和歌山県海南市。ここに来てようやく第三者委員会が設置されることとなったのですが、定例市議会に提出された「いじめ条例案」は到底納得できるものではありませんでした。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、入手した条例案の全文を公開し数々の問題点を指摘。その上で、「犯罪者が捜査する権限を持つのと変わらない」と厳しく批判しています。

海南市「重大事態いじめ放置事件」がSNSで拡散。市全体を巻き込んで事件を隠ぺいするつもりか?

和歌山県海南市のいじめ放置事件、伝説の探偵が取り上げた後、SNSで拡散が進み、報道機関が動いた。

【関連】教員らの暴走、校長の嘘。いじめ被害者を迫害する小学校「異常対応」の証拠写真
【関連】用水路に落とされ死んだかもしれない。和歌山県海南市立小学校で起きた重大事態いじめ全貌
【関連】“殺人未遂いじめ”を6年間も放置。NHK報道を受けた和歌山県海南市の信じ難い公式コメント

上の表題だけでも賢明な読者の皆様にはわかるだろう。

実質6年間いじめを放置、確認ができる書面での範囲で重大事態いじめを4年間も放置した。いや放置しただけではない、教員による被害児童への授業妨害、被害者に加害者への謝罪を強要するなどした。その上、これが世間に知られることになっても、海南市教育委員会は、市の公式ホームページに、「抜粋~報道では、教育委員会が、いじめに係る調査等を何もせず放置しているようにも読める記載がありますが、教育委員会は、当初から何回もいじめ調査を行い、事実確認を行っています。また、教育委員会としては、今日まで、いじめ被害を訴えている児童保護者からの要望にも配慮のうえ対応しており、今後も当該児童が健全な学校生活を送り、成長することができるよう、できるかぎりの対応を継続して行ってまいります」と記載したのだ。

これは、NHK報道に対しての牽制と言えるだろう。

しかし、世間の常識からかけ離れた教育委員会の常識は、一般社会の「非常識」であるのだ。

さらなる報道、市教委が作り出した嘘が明るみになっていく過程で、ついにその時が来たのだ。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

地震予測の権威が分析。南海トラフ巨大地震よりも警戒すべき4つの地域【東日本大震災から12年】

東北地方を中心に津波などによる甚大な被害をもたらし、今なお多くの方が行方不明のままとなっている東日本大震災。マグニチュード(M)9.0という未曾有の大地震から今年で12年、その間に村井俊治東大名誉教授らによって独自の方法で地震予測の技術を確立したのが、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者である「JESEA(ジェシア) 地震科学探査機構」です。今回は「地震予測のプロ」であるJESEAが、リアルな再現ドラマが話題となったNHKスペシャルでも取り上げられた「南海トラフ巨大地震」よりも今もっとも大規模地震を警戒すべき4つの地域を公表しています。

南海トラフ巨大地震が発生する「予兆」には何があるのか?

南海トラフ地震とは、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートのプレート境界で起きる地震であり、日本列島の太平洋岸の神奈川県から九州までのエリアで東海、東南海、南海と呼ばれるエリアで起きる地震、またはそれが連動して起きる地震を言います。更に日向灘エリアを加えて4エリアの地震の総称として扱う場合もあります。

さて、南海トラフ地震はいつ起きるのでしょうか。

政府の見解は「今後30年以内にマグニチュード8~9クラスの地震が起きる可能性は70~80%」としています。それは「巨大地震はいつかは起きる」と言っているようなもので、実感として伝わりません。

南海トラフ地震は100~150年間隔で繰り返し発生してきましたが、過去の事例を見ると、前の地震から100年後であったり200年後であったりまちまちで規則性はありません。

一番近い地震は戦時中の1944年に「昭和東南海地震」が起き、その2年後に「昭和南海地震」が起きました。それから77年経っています。東海エリアにおいては江戸時代の1854年の安政東海地震から169年間も起きていません。いつ起きてもおかしくないと言えます。

2013年に設立した(株)地震科学探査機構は、10年間の研究成果として地震の前兆をとらえる10種類の方法を確立しています。 

2021年から実用化している「ピンポイント地震予測」は、予測した地震の70%以上が的中する大変確度の高い地震予測を実現しています。「ピンポイント地震予測」は短期的な予測方法ですが、ほかにも中長期的な予測方法も兼ね備えており、南海トラフ地震も3段階で予測できるシステムを擁しています。

南海トラフ地震の前兆を捉えるには、同じプレート境界型地震の東日本大震災の前兆に注目する必要があります。

大地震の前に起きる「沈降」を確認することが肝要

まず、中長期的な前兆として大きな地震の前には、そのエリアが必ず「沈降」します。

プレート境界型地震ではありませんが、甚大な被害をもたらした「熊本地震」も地震前には広く沈降していました。

東日本大震災の場合は、震災の1年前に東北地方の太平洋側が沈降し始め、約半年前から直前にかけては全国的に沈降しました。ですから、日頃から常に地殻が沈降していないか確認することが肝要です。

しかし、地殻が沈降しているかどうかを確認するにはどのようにすればよいかわかりませんよね。

「まぐまぐ!」から配信している地震科学探査機構のメルマガ『週刊MEGA地震予測』(月額:税込220円)は、地震予測情報と共に毎週全国各地の隆起沈降図を掲載していますので、これを見るだけで全国の沈降状況がつぶさにわかります。

例えば、静岡県の御前崎付近が沈降して、それが静岡県全体に広がり、その後、全国的に沈降していけば、それは大きな地震の黄色信号と言えます。

南海トラフ沿いに設置された「秘密兵器」

このように中長期的に大きな地震が起きることがわかると、次に短期予測として、高い的中率を誇る「ピンポイント地震予測」の前兆現象が出れば、マグニチュード6以上の地震が起きる可能性が高くなります。

さらに「直前予測」が可能になるかもしれない秘密兵器があります。

実は、東日本大震災の後にGPSなどの測位衛星データを解析したところ、地震の3日前から「座標値」が著しく変化する現象が起きていました。

私たち地震科学探査機構は、NTTドコモの協力を得て南海トラフ沿いにオリジナルの観測装置を設置し、日々その値を観測しています。もし東日本大震災と同じように座標値が著しく変化すれば 一両日中に大きな地震が発生する確率が極めて高いと考えています。

このように、3段階で前兆現象を捉えるのが、私たち地震科学探査機構の「南海トラフ地震」の予測方法です。

いま南海トラフ沿いの「沈降」はどうなっているのか?

さて、それでは現在の南海トラフ沿いの日本列島の沈降状況はどうなっているのか知りたいところだと思いますのでお伝えいたします。

2年前の1月を起点とした高さ方向の変動は、静岡県の駿河湾周辺が沈降しています。御前崎付近も沈降しております。

隆起と沈降は繰り返し起きる現象ですから、沈降したからすぐに危ないということではありません。基本的には沈降すれば翌週または翌々週に隆起して元に戻りますが、大きな地震の前には沈降したまま戻らず、更に沈降していく傾向にあります。

静岡県の駿河湾周辺、特に御前崎付近の沈降が今後広がっていくのか注目してください。

そのほか静岡県だけではなく、愛知県、和歌山県、高知県の沈降に注目していただきたいと思います。

現在、和歌山県の潮岬や高知県の室戸岬と足摺岬はやや沈降しております。こちらも今後の広がりに注目してください。

南海トラフ地震の前兆についてまとめると、「今のところまだ明確な前兆は現れていない」ということになります。

本当に警戒すべきエリアはどこか?

それでは、「いま警戒すべきエリア」はどこでしょうか?

それは、東北地方、関東甲信地方・静岡県、北海道、九州地方の4エリアです。

どんな前兆現象が出ているのかについては、後半に述べさせていただきます。

また、前述の南海トラフ地震の前兆にもつながる沈降につきまして、東日本大震災の前兆として現れた実例も後半にてグラフィックを交えて説明いたします。

★『週刊MEGA地震予測』を2023年3月中にお試し購読をスタートすると、この続きを含む3月分の全コンテンツを無料(0円)でお読みいただけます。JESEAの理念に賛同される方は、ぜひサポートをお願い致します。

 

image by: ETOPO1, Global Relief Model / public domain

統一教会問題とコロナ報道で露呈した「権力のイヌ」でしかない大マスコミ

自身のメルマガ『有田芳生の「酔醒漫録」』で、昨年10月末以来、テレビ番組への出演依頼がピタリと止んだことを報告したジャーナリストの有田芳生氏。そんな「旧統一教会が最も恐れる知識人」である有田氏が上梓した、漫画家の小林よしのり氏との対談本が大きな話題となっています。今回のメルマガ『小林よしのりライジング』では、小林よしのりさん主宰の「ゴー宣道場」参加者としても知られる作家の泉美木蘭さんが、その衝撃的な内容の一部を紹介。さらに「第四の権力」としての役割を放棄した日本メディアを強く批判しています。

※本稿では著者の意思と歴史的経緯に鑑み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を「統一協会」と表記しています

統一協会問題の「闇」に震撼

小林よしのり氏と有田芳生氏の対談本『統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体』(扶桑社新書)を読んだ。

山上徹也が安倍晋三を殺害してから、30年前の統一協会問題が再燃し、実は日本の中枢がどっぷりと統一協会に染まっていたことが明らかになったときは驚愕した。

ライジングでも、文鮮明が設立し、統一協会の幹部信者らが運営している『世界日報』が主催する講演会で、数多くの保守系知識人たちが弁舌をふるっていたことや、かつて『世界日報』の編集方針をめぐって、血生臭い事件が起きていたことなど(第268回「世界日報と統一協会の深い関係」2022.8.23発行)を書いたが、本書では、有田氏がジャーナリストとして長年調べ上げて来た、さらに衝撃的な事実がたくさん語られていた。

【関連】小林よしのり氏が暴露。統一教会系団体で講演していた「男系固執派」の名前

知らなかった話が多く、あまりの異常さに、読む面白さを感じるとともに、統一協会がどれほど危険なのかという認識がまだまだ甘かったこと、そして、これほどの外国勢力の侵略を受け入れ続けてきていた日本の無防備さに、背筋が凍るような思いをした。

なかでも、コロナでも感じたマスコミ報道の酷さが印象深かった。

2022年7月8日に山上が安倍晋三を殺害した直後は、テレビも新聞も、協定でも結んだかのように「特定の宗教団体に恨みがあった」という不思議な言葉を使って報道し、「統一協会」という団体名は一切伏せられていた。

最初は、よく言われる「コンプライアンスの観点」から、団体名を伏せているのかと思っていたが、殺害の動機について報道する際に、山上自身の供述であるにも関わらず、「安倍氏が団体と深いつながりがあると思い込んで襲った」という不自然な文言がくりかえし使われたことで、「なるほど、マスコミと政府が結託して、『安倍晋三と統一協会の関係は、犯人の思い込みでしかなく、事実ではない!』という印象操作をやっているのだな」と理解した。

山上を逮捕した奈良県警が、供述内容をマスコミに伝えていることに憤った片山さつきが、政治権力を発揮して、警察庁長官を介して圧力をかけたのも、この一環である。

よほど、安倍と統一協会の関係を隠したかったのだろう。

ところが、日本統一協会の田中富広会長が、「(山上の)蛮行に強い憤りを感じている」「日本の国民が尊敬し、愛する偉大な指導者を失い、大変胸が痛みます」など、安倍晋三に対する愛のあふれる記者会見を開いたために、状況が一変する。

これがきっかけで、いっせいに「統一協会」という団体名が解禁され、「安倍と統一協会」の関係性が注目される事態になった。

さらに、記者会見が勅使河原秀行にバトンタッチとなり、まったく客観性がなく、怒りを抑えられていない威圧的な言動を見せて、世間の好奇心を一気にかき立てた。

しかも、問題視されている二世信者問題への対応として、協会内の二世信者の男性たちに同じ黒スーツを着せてずらりと並ばせるなど、あまりにもテレビ映えしてしまう「勅使河原劇場」をくり広げたために、ますます注目が集まり、報道は過熱していった。当初の隠蔽姿勢はどこへやら、だ。

この記事の著者・小林よしのりさんのメルマガ

元WBCの王貞治監督に学ぶ、一流の「ネガティブな出来事」の捉え方

生きている以上どんな人にも等しく訪れる「ネガティブ」な出来事。そんな状況に襲われたときこそ人間の本質が見えると、経営コンサルタントで関東学園大学講師の菊原智明さんは言います。菊原さんは今回、自身のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』で、元WBC監督の王貞治氏やソフトバンクグループ会長の孫正義氏らのエピソードを紹介しつつ、一流の「ネガティブの捉え方」を解説。人間のレベルをワンランク上げる方法をレクチャーしています。

元WBC監督・王貞治氏に学ぶ「ネガティブの扱い方」で一流を目指すには

私はソフトバンクの王会長を尊敬している。本格的に好きになったのはダイエーホークス時代から。私は王選手としての現役時代はあまり知らない。選手として前人未到のホームラン記録を持っている。これだけでもとんでもないこと。生きている間に記録が更新されることはないだろう。

プロ野球では「名選手名監督にあらず」といった言い方をされる。しかし王会長は監督になってからがさらにスゴイ。なんといっても、あの弱小のダイエーホークスを強くしたのだから。田淵監督時代は弱かった…。

もともと強かったチームの監督をして優勝しました。というのではない。ゼロ、いやマイナスから強いチームを作り上げた。それまでに卵を投げつけられる、なんてこともあった。それにも負けずに努力を続けて結果を出す。王会長以上にすごい人を私は知らない。

80歳を超えた今でも現場主義。グランドに出て選手たちにアドバイスをしている。ますます元気になってきいているようだ。

王会長の発言を聞くと「本当に野球が好きなんだな」ということがよく分かる。

それを象徴するのが「負ける悔しさを味わう」という言葉。

もちろん勝つことも喜び。野球は勝負の世界。勝つことを目的としている。負ければ解雇されチームに関わることすらできなくなる。非常にシビアなのだ。だから負けるのは悔しい。

そのことを分かった上で「負けて悔しい思いをするのもまた味わい深い」と思える。ここまでの境地にぜひたどり着きたいと思う。

ソフトバンクつながりで言えば孫会長もすごい人。地元の高崎のヤマダ電機の会長と仲がいい。かつては一緒にゴルフもしていたという。

孫会長の言葉に「批判は忍耐力を高める」というものがある。

孫会長は今までいろいろなことに挑戦していた。

  • ヤフーなどの検索エンジン
  • 携帯、スマホ事業
  • 電子マネー
  • 投資会社

などなど。いずれも参入した際に「よそ者があとから入ってきて上手くいくはずがない」と批判されていた。

確かに携帯電話業界に参入した時は「さすがに今から携帯事業はきついのでは」と思ったものだ。

はじめこそ赤字だったものの今は軌道に乗せている。並みはずれた判断力と行動力だ。ただし、それには批判を伴う。

孫会長はこういった批判に対して「これは忍耐力を高めるトレーニングになる、と思えば腹が立たない」と言っている。孫会長もまた強い信念をもっている。尊敬すべき一人だ。

  • いいことが起こった時
  • 上手くいっている時
  • 絶好調の時

などなと。こんな時は誰でもポジティブになれる。カッコいい言葉もコメントも言えるだろう。しかし、

  • 批判を浴びた時
  • 結果が全く出ない時
  • すべてが上手くいかなくなった時

はどうだろう?そのとたんにネガティブになる。泣き言、愚痴も言いたくなる。誰かのせいにもしたくなるだろう。それが人間というものだ。

窮地に立たされた時、その人の本質が見える。本当の姿があぶり出されてしまう。こんな時にどう振舞えるかで一流なのかそれ以下になるかが決まる。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

騙されないで。年金積立金の「赤字」で年金破綻がありえないワケ

「年金積立金で何兆円の赤字」こういった見出しをニュースで見ることってよくありますよね。そのたびに気になるのが「年金積立金が赤字になったら年金が破綻するんじゃないか?」という不安ではないでしょうか。今回のメルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』では、著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、年金積立金についての歴史を詳しく解説しながら、この不安が杞憂である理由を説明しています。

年金積立金の現在の役割と進行する高齢化への対応、そして年金積立金の重要な歴史

1.年金積立金の運用が赤字になると年金が危ない?

よくあるんですが、「年金積立金で運用が何兆円赤字」みたいなのがニュース記事として取り上げられたりしますよね。先月も1.8兆円赤字という見出しでありました。

どういう人が書いてるのかはわかりませんが、年金積立金のそのような記事を目にするたびに悪意しか感じないです。いつまでそんな不毛な事を書き続けるのだろうか。

なんとかして不安を煽りたいのかもしれません。

僕からしたら年金積立金というのは年金の主な財源ではないし、単なる評価益か評価損を示してるだけなのでフーンとしか思いません。

民間で個人で金融商品(投資信託など)やってる人なんかも、運用が下がったり上がったりを繰り返しながらすこーしずつ資産を増やしていくものですよね。

年金積立金の運用益がどうのこうのというニュースには、フーンとしか思いませんが、単に短期的に赤字が出ましたって事だけ記事に取り上げて国民の不安や年金に対する不安を煽られるのが本当に迷惑だと感じま(何兆円というお金が動くのでとんでもない事だと勘違いしやすい)す。

それに赤字はニュースにするけど、黒字になった時や今までの事は表立って知らせようとしない。報道の仕方が不公平ですね(こういう事は他の場合でもよくある事ではありますが)。

メディアの悪いとこですが、良いニュースは視聴率取れないからあまり話題にせず、悪いニュースや不安なニュースは視聴率取れるからそういうのが積極的に話題となりやすい。

だから、ニュースってネガティブな話題が多いものです。

この記事の著者・hirokiさんのメルマガ

本当にあなたは「指示」を出したのか?部下に悩む上司が今すべきこと

部下の仕事の仕方に不満があるという上司の皆さんは、きちんと指示を出せているのでしょうか? 今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんは、 これからの時代の「指示の出し方」について伝授しています。部下のいる上司は必見の内容です。

AI時代に生き残る人の「指示」の出し方

まとめて指示を出すのは、「ドラマの世界」だけ

私は建設会社の総務経理を担当しています。2月は、通常業務のほかに確定申告書の作成、新卒者の採用手続きなどが重なり、毎年慌ただしく過ごしています。大変な仕事量ですが、17時以降は講師業の仕事もあり残業することができません。部下の力を借りながら、何とか定時に終わらせています。

今回のテーマは、その部下への指示の出し方です。同じ業務でも、指示の出し方によって仕事のスピードが違ってきます。

年末年始は、懐かしさもあり『24-TWENTY FOUR-』というアメリカのテレビドラマを観て過ごしました。CIA内部に設立されたテロ対策組織が、大統領暗殺の計画を阻止したり、ショッピングモールに仕掛けられた爆発物を除去したりなど、分刻み、秒刻みで任務を遂行していく人気ドラマです。今回久しぶりに見直しましたが、相変わらずハラハラドキドキして、感情移入しながら楽しみました。

私は、このドラマを初めて観た10年前、大失敗をおかしたことがあります。

ドラマでは、組織のリーダーが部下に次々と指示を出し、部下も期待に応えて任務をやり遂げます。その姿に影響され、「24(トゥエンティーフォー)感覚」で、部下に指示を出しまくってしまったのです。

以下の「 」書きを早口で読んでみてください。

「C君、20日締めの請求書の発行処理を頼む、30件ぐらいあったな。それから来週の会議資料を明日までに送って。会議の後の親睦会の店、8名で予約しておいて。飲み放題で料理はセット。税込で5,000円以下。時間は19時ぐらいからかな。あっ!部長から頼まれた新製品のアンケートをまとめた報告書作った?あれ今日中に頼む」

ついついドラマの主人公に憧れて、こんな指示を出していました。部下は耐えられないですよね。

次から次へと指示されて、それを確実に遂行できるのはドラマのなかだけの話です。現実の世界では、まとめて指示することは部下の混乱を招きます。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ