「韓国人になりたいと思っている日本女性が急増」は本当なのか

かつて「冬のソナタ」の大ヒットで日本を席巻した「韓流ブーム」。ヨン様に熱狂する奥様たち、懐かしいですよね。韓国在住の日本人著者による無料メルマガ『キムチパワー』によると、今年は女性アイドルグループ「TWICE」が韓国籍歌手としては6年ぶりに紅白歌合戦に出場するなど「第3次韓流ブーム」といえる盛り上がりを見せているのだそうです。ただ、これまでの韓流ブームとは支持層に変化が起きてきているのだとか…そこには、日本の若年世代の韓国への強い憧れや関心が見えるようです。

韓流、第三の波

韓国人になりたいと思っている日本女性が急増しているという記事を見てちょっと驚いた。こんな話を聞いて「んなバカな!」「韓国のステマかよ!」と思った人はオジサンなんだそうだとか。時代って変われば変わるものなんだな。

ところで、この韓国人気。2002年頃のあの「ヨン様で有名になった冬のソナタ』(韓国での原題は『冬の恋歌』)を1次ブームとすると、その後「少女時代」「KARA」「東方神起が2次、そして今、第3次の韓流ブームだとか。

TWICEトゥワイス)」っていうガールズグループ。今年2017年末のNHK紅白歌合戦に実に6年ぶりとなる韓国籍の登場決定。18~22歳の9人組の彼女たちは15年にデビューし、16年10月には日本でデビューしていないにもかかわらず、オリコン週間アルバムランキングで10位に入ったというからすごい。日本デビューは17年6月で、ベストアルバムデビューシングル共に同ランキング1位を獲得しいずれもプラチナ認定を受ける大ヒットを飛ばしたそうだ。

これを支えているのが日本の女子中高生。やっぱ、若い子が時代を引っ張っていくんだよな。

ブームの兆しは、「オルチャンファッション」が数年前から人気になっていたこと。韓国語で「顔」を意味する「オルグル」と「最高」を意味する「チャン」を合わせた造語で、直訳は「顔が最高」という意味になり「かわいい一般人」とも訳されている。

メイクは目をバッチリ、眉は並行で太めに、チークはさらっと、といった特徴があり、体のラインを強調しているものなどがある。若者が集まる東京原宿の竹下通りは今やオルチャンファッションだらけだとか。

幼い兄の悲痛なSOS。探偵はいかにして被虐待児を救ったのか?

著者で現役探偵の阿部泰尚さんの「実体験」が毎回紹介されている人気メルマガ『ギリギリ探偵白書』。今回の依頼は、「母の彼氏に弟が暴力を受けている」という小学生男児からのSOSなのですが…、証拠もなく、児童相談所も警察も動けないという最悪の事態に、阿部さんはどのように立ち向かったのでしょうか?

地元

阿部はショッピングモールの一角にあるおもちゃコーナーにいた。暇そうに世間話をしている店員に声を掛けたのは、音の出る鉄砲を探すためであった。店員は「この辺ですよ」と言いながら、その一角を指差した。阿部はスマホから写真を探し、その商品と照らし合わせた。

「おお、これだ!!」

試しに引き金を引いて音を確認すると、安っぽい電子音が鳴った。阿部は嬉しそうにそれをレジに持っていき、会計をする店員に「領収書をください」と名刺を差し出した。店員は、え? という表情をしながら、胸に挿したボールペンを手に取り「T.I.U.総合探偵社」と宛名に書いた。

阿部 「機材代として」

店員は、また、えっ? という表情で領収書に書き込んだ。阿部はその場で箱を処分してくれるように頼み、車に戻った。車に戻ると、トランクスペースから工具箱を取り出し、すぐにこのおもちゃの鉄砲を分解した。

このおもちゃの中に阿部は超小型のカメラを仕込んだ。カメラユニットとシンプルなプッシュボタン、マイクロSDカードに記録するという仕組みで、トリガーを引く時とその前後5枚を撮影するプログラムを組み込んだ。また、音センサーを組み込み、90デシベル以上の音を感知すると、その前後3枚の写真と録音をする仕組みをグリップ下に仕込んだ。

ここまでの製作におよそ30分ほど。おもちゃの鉄砲を元の形に戻し、再び写真を見て、塗装が薄くなっているところなどを細かい番手のヤスリで削った。

準備が整ったところで、阿部は車のスタートボタンを押した。ショッピングモールから出て、しばらく走り、住宅街に入ったところで車を停めた。「おもちゃのお医者さんと背中にプリントされた赤いジャンバーを羽織り阿部は車から降りると、伊達眼鏡をかけてから髪の毛をボサボサにするように頭を掻いた。

そしてアパートの鉄階段を登り、呼び鈴を鳴らした。すぐに飛び出てきたのは、少し目つきの悪い少年であった。彼の背後から嬉しそうな表情でカケてきたのは、まだ小学生になっていない男の子であった。

阿部は、この男の子から先ほど改造したおもちゃの鉄砲と同じ型の鉄砲を受け取ると、再び車に戻った。車で一服し、30分ほどで、再び呼び鈴鳴らした。今度は笑顔で男の子が玄関を開けた。

阿部 「少し重くなったけど、ちゃんと動くようにしておいたよ」

男の子は大喜びで、部屋の奥方へ下がっていった。仕掛けは十分である。

沖縄に手を出してきた中国の「一帯一路」、狙いは本土との分断か

先日沖縄で開かれた、中国と沖縄県内の企業の経営者によるフォーラム。両地域の11社・団体が事業協力の覚書を交わしたと報じられていますが、「相手が中国となると単なる経済交流とはいかない」とするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さんです。黄さんは自身のメルマガで、中国の進出により主権を奪われつつあるオーストラリアの惨状を紹介しつつ、中国や中国人に対して警戒心が薄すぎる日本人に対して強く注意を喚起しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2017年12月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】沖縄は中国支配が進む「オーストラリアの危機感」を直視せよ

「一帯一路」沖縄展開を模索 中国・沖縄11社が事業協力で覚書

中国の『一帯一路』、不信感広がり巨大事業が相次いでキャンセル」では、「一帯一路」プロジェクトがパキスタン、ミャンマーなどの親中的な国でも拒否され始めたことをお伝えしました。

その「一帯一路」ですが、中国は沖縄へもその手を伸ばそうとしています。沖縄タイムスによれば、12月9日、沖縄の読谷村で、中国と沖縄県内の企業の経営者らが両地域でのビジネス展開を探る「国民ブランド一帯一路 in 沖縄フォーラム」を開き、両地域の11社・団体が事業協力の覚書を交わしたそうです。

フォーラムは、中国のベンチャー企業経営者らで構成される資本奇跡同窓連合会による、沖縄での初めての年次総会の一環として開かれたとのことで、沖縄を拠点に中国貿易を支援する琉球経済戦略研究会なども出席しました。なお、資本奇跡同窓連合会は、3,000人もの中国経営者が加盟しているといいます。

中国ベンチャーが沖縄で商談会 11月「一帯一路」フォーラム 県産品もPR

フォーラムで講演した福井県立大学名誉教授の凌星光氏は、「中国との関係が深い沖縄が先駆けて一帯一路政策を取り込むことで、日本経済を引っ張れる」などと述べたそうです。なお、この凌星光氏は一貫して「安倍政権による右傾化政策で日中関係がおかしくなった」と主張してきた人物です。

以前、人民日報の取材に対して、「日本右翼勢力は中国がやむなく反撃措置を講じたことにかこつけて、『中国の脅威』を公然と誇張するとともに、一連の右傾化政策を推し進めた。こうした欺瞞的宣伝は一時的に日本の民衆を惑わし、平和憲法改正の声が一度は高まった。だがペテンが長い間思い通りにいくことは困難だ。日本の有識者が声を上げ始め、理性的な声が高まり、日本世論も転換し始めた」とも発言しています。

日本の民衆、安倍政権の右傾化に不安

日馬富士事件、法律より強い「横綱の正義」なんてあるのだろうか

ここ最近、複数のメディアがトップ扱いで取り上げている「日馬富士の暴行問題」。これを受け、メルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』の著者で中部大学教授の武田先生は、「単純な暴行事件を複雑化している」とマスコミに苦言を呈しています。日馬富士が貴ノ岩を殴った後にとるべきだった4つの行動とは何でしょうか?

日馬富士事件と日本(1) 日馬富士は殴った後、どうするべきだったか?

「暴行=違法」の法律よりも「殴るべきだった」論理が目立った事件

横綱・日馬富士が平幕・貴ノ岩を殴って重傷を負わせた事件は、既にテレビでイヤというほど報道されましたが、いずれの報道も歯切れが悪く、この単純な事件をできるだけ複雑で、論理的では無い方向に持って行っているように思われます。

事件は単純な暴行事件で、抵抗しない相手に素手と凶器を使って頭に10針縫うまで殴り続けたというものです。まずこの事件を「倫理法律」の面から単純に整理してみます。

日馬富士は自分の後輩が、大横綱である白鵬がお説教をしている時には、神妙に頭を垂れ、相手の目などは見ずにひたすら恭順の様子をして、時には「すみません」ぐらいは言う必要があると考えていたようです。

だから、貴ノ岩が不真面目な態度で聞き、さらに女性からメールが来たので、それを見ていたというに及んで感情が抑えられなくなり殴りかかったとされています。相撲協会の中間報告では、「(貴ノ岩が日馬富士を)にらみ返したり、せめて「すみません」と言っていたら暴力はなかった」と感情的な表現をしていますが、事実としてはそうだったのでしょう。心の中はどうであれ、お説教を受ける時には大人しくしていろと思っていたと推定されますし、まして日馬富士は貴ノ岩が批判されていることを知っていて、それをカバーしようとしていたので、余計にカッとなったとも思えます。

このように、他人から見ると「あんなに殴るなんて」と思っても、当の本人は「正義」と思ってやっていることが多いのです。たとえ殺人でも、「こいつを殺すことが正しい」と信じて、殺してしまうことは普通にあることです。人は「自分が正しいと思うことをする」からです。

でも、社会を構成する一人一人にはそれぞれ考えがあり、必ずしも同じではありませんので、「自分が正しいと思ったことをしても良い」とすると社会が混乱します。そこで、昔は王様、今は国家などが代表して「みんなでこれだけは守ろうという規則を決めます。それが「法律」です。

このほかに「倫理」というのもあり、「法律で決めるほどでは無いが、人間としてやらない方が良い」ということを考える分野ですが、今回の日馬富士事件は倫理が登場してくるほどは難しい事件ではありません。

「日馬富士は殴るのが正義と思った」「法律は殴ってケガをさせると傷害罪に問われる」、という二つの相反する事が起きたら必ず法律を優先するというのが決まりで、すでに紀元前400年にソクラテスがその原理を獄中で「悪法も法なり」といって確定しています。

だから議論するまでも無く、日馬富士の行動は違法であり、一方的に批判されなければなりませんし、「にらみ返した」とか「謝らなかった」などはまったく無関係のことです。何があっても法律に違反することは許されないからです。

福岡で6年連続No.1を誇る、ちょっとヘンな自動車教習所のヒミツ

少子化や若者の車離れなどの影響もあり、市場規模が縮小傾向にある自動車教習所業界にあって、ユニークさが大受けし大人気となっている教習所が注目を集めています。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、福岡県内で6年連続No.1の入校者数を誇る南福岡自動車学校の戦略・戦術を分析しています。

だれをバスに乗せるか

福岡県で6年連続No.1の入校者数を誇る人気の自動車教習所を分析します。

南福岡自動車学校(自動車教習所)

戦略ショートストーリー

福岡近隣の若者をターゲットに「ホスピタリティ精神を持って相手を楽しませる」という姿勢に支えられた「楽しく免許が取れる」等の強みで差別化しています。

社長扮する「かめライダー」が広告塔となり、注目を集めるとともに、マンツーマン教習やオリジナル学科授業などの独自の取り組みで入校者の支持を得ています。

■ 分析のポイント

だれをバスに乗せるか

2011年に江上社長が、南福岡自動車学校の社長に就任し、翌年には、先細る会社の将来を危惧して戦略の転換を図っています。具体的には、どの教習所でも行われているような教習生に滞りなく免許を取らせる姿勢からホスピタリティ精神を持って生徒を楽しませるという姿勢に転換しています。

その結果として、13年度から15年度の間に約100人の社員のうち47名が退職したそうです。短期間に社員が約半数も辞めてしまうことは、経営者にとっては大きな痛手だと思いますが、江上社長は、方針を変えることはありませんでした。この江上社長のぶれない姿勢が、南福岡自動車学校が再び成長することにつながった一つの要因だと思います。

今回、紹介したい戦略上、重要な考え方が、「だれをバスに乗せるか」ということです。企業が成長を目指す上で、戦略に合わない方が同じバスに乗っていると滞ることが多いです。戦略に合わない方が、大勢を占める場合には、より顕著です。まずうまくいきません。なぜなら、どんなに素晴らしい戦略を描いても、それを実行する人が、同じ方向を向いていなければ、戦略を具現化することは、できませんからね。特に大きな変革(戦略の転換)を実現する際には、協力者(同じ方向を向いてくれる人材)の比率を高めることが必要です。

経営者にとっては、厳しい判断となりますが、これを実現するには、戦略に合わない方は、バスから降りてもらう必要性も出てきます。恐らく、江上社長も、戦略の転換により、多くの社員が去っていくことは覚悟していたのでしょう。

変革には痛みが伴うということ、既存の社員の大半が賛成するような改革案(戦略)では、企業が変革を実現することは難しいということを理解されていたのだと思います。そもそも、多くの人が反対するくらいでないと変革とは言えないですからね。今までの延長線上では困難な局面を打破することは難しいということを、改めて感じた事例でした。

今後の南福岡自動車学校が教習所という枠を超えてどのような打ち手を打っていくのか楽しみですし、注目していきたいです。

シシドカフカ

大活躍中のシシド・カフカ、MVで金子ノブアキと共演

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し、音楽業、俳優業共に活躍中のシシド・カフカ。

10月から3ヶ月連続配信リリースと題し、10月はクレイジーケンバンド「横山剣」とのディエットソング、11月はザ・クロマニヨンズ「真島昌利」に楽曲提供を受け、配信リリースを行った。

そしてついに13日、金子ノブアキがサウンドプロデュースを手掛けた「zamza」が配信開始となった。楽曲は近年、アートや舞台、映画などの音楽も手がける金子がシシドをイメージして制作に取り組んだ、物語のような2部構成になっている。

さらに、配信開始と同時にミュージックビデオ「zamza /MV Short Ver.」が公開された。

このMVは「清水康彦」監督の元、楽曲の世界観を映画シーンとライブシーンの2部構成で、ミュージシャンとしても俳優としても活躍するシシドと金子の魅力を描いた。

なお、このMVはレコチョクが運営する共創・体験型プラットフォーム「WIZY」で集まったファンの協力のもと制作されている。

シシドは「まるで映画音楽のようなサウンド。ノブアキさんのお力添えを頂いてまた新しい挑戦をする事が出来ました。zamzaが部屋を飛び出し空へ舞っていく姿を感じて頂けたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

なお、シシドは来年3月16日に公開されるディズニー / ピクサーの最新作「リメンバー・ミー」の日本版エンドソング「リメンバー・ミー」を担当することが決定している。

 

 

<関連サイト>
指原莉乃、“高級デ○ヘル”の違いに興味津々
http://www.entameplex.com/archives/40349

話題の“美人すぎる劇団員”糸原美波が初のグラビア!
http://www.entameplex.com/archives/40353

品川祐が庄司を17年も嫌いだった理由!
http://www.entameplex.com/archives/40246

 

 

記事提供EntamePlex

フロリダ サメ

【恐怖】海をドローンで撮影していたら衝撃的なものが映っていた

今や様々なところで見る機会が多くなった『ドローン』ですが、そんなドローンで美しい海を撮影した結果、衝撃的なものが映っている映像が話題になっています。

撮影場所はアメリカ・フロリダ州の都市マイアミビーチです。

有名な観光地なので、行かれたことがある方もいるのではないでしょうか?

そんな有名な観光地の海に衝撃的なものが映っていました。

その映像がこちら。

 

 

動画は綺麗な観光地を撮影している映像から始まります。

エメラルドグリーンな海です。

ただ状況は一変します。

海に映る黒い影・・・。

動画によるとこれは『イタチザメ』という種類のサメで、人食いザメとして有名で別名『タイガー・シャーク』と呼ばれている凶暴なサメです。

そんなサメが観光客のすぐそばに。

たくさんの人がいるビーチのようです。

幸いこの時イタチザメは人を襲うことはなく、お腹がいっぱいだったのではないかと言われています。

もしこれが空腹の時だったら・・・。

考えるだけでもゾッとする映像でした。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Storyful Rights Management)

記事提供ViRATES

池田清彦 子宮頸がんワクチン

結局「子宮頸がんワクチン」は接種すべきか?生物学者の見解は

先に「日本人医師の国際的な賞の受賞を、国内メディアがボツにした裏事情」で取り上げた「子宮頸がんワクチン」接種の問題。わが子に接種させるべきか否かお悩みの方も多いかと思います。どちらにもメリット・デメリットがあるようですが、子宮頸がんと子宮頸がんワクチンについてもっと詳しく知ることができれば、自分なりの答えが出せるかもしれません。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの生物学者・池田先生がわかりやすく解説しています。

子宮頸がんワクチンについて

がんは基本的には遺伝子の異常で起こる病気だが、ウイルスが主たる原因となるがんもある。子宮頸がんのほとんどはHPV(Human Papillomavirus ヒトパピローマウイルス)の感染によっておこることが分かっている。ウイルスは生きた細胞に侵入して、その細胞の代謝機能を利用して増殖するが、侵入できる細胞は限定されている。HPVが侵入するのは、主としてヒトの上皮細胞である。皮膚とか喉の細胞、肛門の細胞、子宮頚部の細胞とかは、ターゲットとなりやすい。

HPVが皮膚に侵入すると疣ができる。しばらくすると免疫システムが働いてウイルスが排除されるが、かなり長い間、居残ることもある。こういう人と性交渉のような濃厚な接触をするとHPVに感染する恐れが強い。男は子宮を持たないので子宮頸がんにはならないが、感染した女の人では子宮頚部の細胞にHPVが居残って発がんに至る場合がある。子宮頸がんが性感染症と言われる所以である。

彼女たちは幸せ。フツーの子を浪費に走らせる非日常ビジネスの実態

外車に乗り、DCブランドの服を着て、高級レストランに行くことがステイタスだった昔に比べ、現代の若者たちは贅沢品をあまり好まず、家でまったりとSNSやゲームを楽しむのが好きなんだとか。では「浪費」をしなくなったのかといえば決してそうではないようです。メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、話題の本『浪費図鑑』を挙げ、昔とは方向性を変えながらも活性化している「浪費市場」の今を伝えています。

浪費市場の活性化

1.『浪費図鑑』が面白い!

浪費図鑑』(劇団雌猫著・小学館)という本が売れているというので、早速書店で購入した。

この本は当初、同人誌として発行され、それが商業出版につながったらしい。オタク女子たちが集まり、「人のお財布事情が知りたい」という興味で始まったという。

この本には、多様な浪費生活が吐露されている。共通しているのは、ある日突然何かにはまり通常の経済感覚が麻痺し、お金を「溶かす」ようになること。定期預金を解約し、生活費を使い込んでまで趣味にお金を使いまくる女性達。

何にはまるかと言えば、「あんスタ」「同人誌」「若手俳優」「地下声優」「宝塚歌劇団」「東京ディズニーリゾート」「ホスト」等々である。

ネットゲームで推しのキャラクターが出るまでガチャ(ゲーム)を続け、10万円使った。

親に借金して、同人誌を買いに行った。

若手俳優が好きになり、2年間で30万円もプレゼントした。

声優のイベントの応募券が同封されたDVDを15枚買って応募したが、全て落選し、一般発売のチケットを死に物狂いで入手し、イベントで声を聞くために10万円使った。

宝塚歌劇団に魅了され、遠征、お茶会、グッズに時間とお金をかけまくった。

一般的に考えればバカな話だが、彼女たちの思い切りの良い熱中ぶりはどこか清々しささえ感じるし、何よりも彼女たちは幸せなのだ。

2. 浪費の定義

この本で書かれている浪費は、全て正規の商業サービスを対象にしたものである。しかも、経済的に破綻している人はいない

たとえば、愛人に入れあげている人を浪費家とは言わない。キャバクラ、アイドル、ホストは商業サービスであり、料金も決まっている。正規の商業サービスや商品を対象に散在しているのが浪費の条件だ。

浪費は過剰ではあるが健全な消費である。

浪費の対象は、非日常の消費である。トイレットペーパーを大量に買い溜めしても浪費とは言わない。日用品、コモディティ商品は浪費の対象ではない。

我々は賢い生活、バランスの良い生活を良としているが、浪費はそのバランスが崩れた状態だ。逆の言い方をすれば、バランスなど考えられなくなるほど、強く魅了されるのだ。

この本を読むと、ある日突然何かの拍子に浪費の沼に足を踏み入れている。それまで賢い生活者だった人が、突然感情を揺さぶられ、浪費に走るのだ。

多くの浪費の対象は過剰な人工物である。宝塚もホストもディズニーリゾートもネットゲームも人工的であり、過剰で現実離れしている。

そこに魅了されるということは、ある意味で現実逃避かもしれない。素敵で過剰な現実逃避。それをビジネスとして演出し、そこにはまり込んで幸福感を味わうのである。

人間社会への警告か。ドイツで羽を持つ昆虫が76%も消えた事実

「昆虫の減少の程度と根本的な原因」というテーマで27年という長い歳月をかけて行われた研究の結果、ドイツの自然保護地区で羽を持つ昆虫が76%も減少していることが判明し、同国民に大きな衝撃を与えています。今回、無料メルマガ『出たっきり邦人【欧州編】』の執筆者のひとりでドイツ在住の日本人著者・KOKOLIさんが詳しく解説するとともに、「共存」の難しさについても持論を展開しています。

にわとこ通信 ~共存の道~

オランダのラドバウド大学のカスパー・ハルマン氏を筆頭に、ドイツ人やイギリス人から構成される専門分野チームの研究の結果が10月中旬にドイツ国内の様々なメディアで、大々的なニュースになりました。それはドイツ人にとって非常にショッキングな内容でした。

ドイツ国内のノルトライン・ヴェストファーレン州、ラインランド・プファルツ州、ブランデンブルク州の自然保護地区の計63箇所に昆虫を捕まえる装置を設置し、1989年以降ボランティアで集まった昆虫学者たちによって収集されたデータを集計し、27年間という長い期間で昆虫界にどのような変化があったかという研究結果の発表でした。