伊藤博文から安倍晋三まで。吉田松陰の“誇大妄想”を実行に移して日本を150年間も誤らせてきた長州閥の歴代首相たち
先日掲載の記事で、「頑迷な徳川政権を薩長が武力で打倒する以外に日本の近代は始まりようがなかった」という捉え方に疑問を呈し、とある書籍の内容を軸として検証を試みたジャーナリストの高野孟さん。今回高野さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、なぜ幕府が反動派で薩長が進歩派といった「明治維新観」がこれまで罷り通ってきたかを考察するとともに、幕末の思想家・吉田松陰に対する従来の評価に異を唱えています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:遠山茂樹や丸山真男はなぜこれほどまでに間違ってしまったのか?/関良基『江戸の憲法構想』が刺激的《その2》
【関連】渋沢栄一も高く評価。「日本最初の民主的な憲法構想」を徳川慶喜たちに提出するも斬殺された人物の名
プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
遠山茂樹や丸山真男はなぜこれほどまでに間違ってしまったのか?/関良基『江戸の憲法構想』が刺激的《その2》
徳川幕府は頑迷無知な守旧派で、それを武力で打倒した薩長こそ日本の近代を開いた進歩派であるというのは、全くの誤解というより歪曲に過ぎなかった。
事実は真逆で、徳川幕府とそれを囲む「四賢公」はじめ佐幕派の方が早くから欧米の立憲体制と議会機能について研究を重ね案を練り、それを実現する方策として「公武合体」による平和的な政権移行を進めようとしていたのに対し、薩長側は幕府を倒した後にどのような国家・社会を築くのかについてほとんど何の構想もなく、「尊王攘夷」の名の下に殺戮を繰り返した挙句に陰謀的なやり方で無理やり内戦に持ち込んだのだった。
なのに何故、前者が反動派で後者が進歩派であるかのような「明治維新」観の倒錯が罷り通ってきたのだろうか。
この記事の著者・高野孟さんのメルマガ
やる気が出ない時に“自分で自分の背中を押す”ための「1億円テクニック」って何だ?
やる気がでない時や、あと一歩気持ちを動かしたいけれどうまく動かせない時ってありますよね。そんな時に有効な方法をメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が伝授しています。これ、意外と使えるかもしれません!
今すぐ1億円がもらえるならやる?自分の心を自在に操る技術
こんにちは、ゆうきゆうです。
元気でお過ごしでしょうか?
さて皆さんは、
「何かやるべき時にやる気が湧かない…」
「もう少し頑張りたいのにうまくいかない…」
「眠くなってしまう…」
「おやつを食べたくなっちゃう…」
というように、もう一歩気持ちを動かしたいのにうまく動かせないことはありませんか?
今回はそのヒントになるようなお話をします。
■ 「1億円」で自分の心を操ろう!
それこそが「自分の心の中でちょっとした報酬をゲーム的に考える」ことです。
報酬の重要性は以前からお話していたんですけども、これを「報酬効果」と言います。
人間は、何か終わったらちょっとしたお金をもらえる、ちょっとしたご褒美をもらえる、というものがあると頑張ることができるのですが、それだけでは限界が来る時があると考えます。
いちいち適切なご褒美を考えるのが大変だったり、もしくは日常生活で用意できるご褒美が魅力的ではなくなってしまったり…。
例えば、冷蔵庫の中のケーキを「これ終わったら食べよう」というように、うまくちょうどいいものがあれば良いのですが、ケーキなんか買ってないしとか、ケーキあったけど今別にケーキ食べたい気分じゃないし…と思ってしまうこともあるでしょう。
そんな時には、架空のご褒美や架空の罰を設定して、これだったらどうしようと考えてみることが重要です。
例えば、眠いなぁと思っても一旦勉強机に向かわなきゃいけない時があったとしたら、このまま眠ってしまったら罰金1億円だとか、本当に1億円払わされてしまうとイメージをします。
人間はイメージするだけでも、気持ちが動きます。
何故なら、例えば映画や小説で感動したり泣いたり、もうそれは事実じゃない話だと分かっていてもそれに共感することはできるので、リアルに起こっているかどうかは実はあまり重要ではないです。
フィクションであっても人は感動して心を動かすことができます。
ですので、だらけてこのままだとやばい…という時に、このままだらけて朝まで行ってしまったら1億円払わされるんだ、というように自分の心が動く額だったらいくらでも良いのでそれだけ払わされて、逆にもし机に向かうことができたら1億円もらえるんだ、と常に考えてみると「それだったら行ってみよう。
1億円もらえるんだったらやるよこれくらい、この辛さぐらい行くよ」と思って行動できるのではないでしょうか。
寂れた温泉旅館の女将が思い立った「サポート女将」システムが画期的すぎた!
関西地方では珍しい「湯治」のできる温泉旅館。そんな貴重な1軒である宿の女将による「マーケティング」が話題となっています。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、その詳細を紹介しています。一体何がすごいのでしょうか?
自身も湯治をしながら、湯治場を守り続ける女将の奮闘!
和歌山県白浜町・椿温泉。
名湯白浜温泉に隣接しながらも、寂れてしまった小さな温泉街。
以前は20軒以上あった旅館も、いまは4軒を残すのみ。
街を歩く人も少なく、旅館の廃墟が刻の流れを物語っています。
その中の1軒が、「湯治のできる宿 しらさぎ」。
湯治(とうじ)とは、数週間に渡って温泉に浸かり、温泉の効能で身体の痛みなどを和らげ、回復させる、日本古来の療法です。
関東や東北では、湯治文化が根づいていますが、関西では珍しく、貴重な1軒だと言えます。
身体に問題を抱えている人にとっては、救世主のような存在となっています。
しかし、地元温泉街の衰退やコロナショックによって、危機的状況に。
廃業も視野に入ったものの、湯治客である常連さんの支援やクラウドファンディングの活用によって、持ちこたえることができました。
とは言え、安堵には程遠く、さまざまな方策を立て始めたところです。
その中心になっているのが、3代目女将。
旅館の子として生まれ、まわりからは将来の跡取りだと言われ、自身も疑うことなく、この道へ。
高校卒業後は東京のホテルに就職し、ホテル経営を学んで帰ってきました。
その後結婚し、夫も家業に入り、ともに旅館を盛り上げていくことに。
しかし、しばらくすると、病が女将を襲います。
難病「SLE」。
全身のさまざまな臓器に炎症や障害を起こす、自己免疫疾患です。
身体のあちらこちらが痛み、倦怠感もあり、毎日痛い場所が違っていたりします。
治るかどうかはわからず、痛さとつき合っていくしかありません。
辛い状況に置かれながらも、「湯治宿の女将として病気をしたことは、すごく意味がある」と、前向きに捉えています。
自身が病気であるが故に、湯治に来るお客さまのことが理解できるし、望むこともわかります。
お客さまの気持ちを汲んで、欲するサービスを提供できます。
そこには、信頼が生まれ、良いおつき合いが始まるのです。
湯治を必要とする者同士の繋がりです。
体格指数BMIと精神状態は「関係がある」可能性。欧米約100万人の調査結果
体重÷身長メートルの2乗で示されるBMI(体格指数)。このBMIは22が健康的で病気になりにくいとされていますが、それは、心の健康にも当てはまる可能性があるようです。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、ヨーロッパと北米で生活する平均13.55歳の思春期年代約100万人を対象にした大規模調査結果を紹介。BMIと精神状態の悪化傾向を示すグラフは、わかりやすいU形状になっていると伝えています。
BMI(体格指数)と精神状態の関係
◎要約:『BMIは健康値と言われる付近で、心因性の症状が少なく、そこより高すぎたり低すぎたりすると症状が多くなるかもしれない』
今回は、思春期におけるBMI(体格指数)と精神状態(心因性の症状)の関係について調べた研究をご紹介します。
BMI(体格指数)と精神状態の量的関連、経年的変化
Dose-Dependent Association Between Body Mass Index and Mental Health and Changes Over Time
ヨーロッパと北アメリカにおける百万人以上(1,036,869人)の参加者(平均13.55歳、女性50.9%)が対象となりました。
結果として、以下の内容が示されました。
- BMI(体重÷身長メートルの2乗で、体格の目安となる数値)と精神状態(心因性の症状)との関連は、Uカーブを描いていました。つまり、BMIが高すぎても低すぎても、精神状態は悪化する傾向がありました(健康的と言われるBMI22付近、やや低めまでは心因性の症状は少ない傾向)。
- 調査の起点である2002年から2018年までの間に、心因性と思われる症状は明らかに増加の傾向を示していました。
- 男性よりも女性の方が、初等教育よりも中等・高等教育過程に在学中のほうが心因性の症状は増加していました。
体格と心理的要因の関係する身体症状との関連が、U形状のグラフとして比較的分かりやすく示された内容でした。
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中村七之助「京都No.1芸妓と真剣交際」で注目、元カノ・トリンドル玲奈との関係は?父・勘三郎が「ブラジル人と結婚しろ!」と七之助に助言したワケ
歌舞伎役者の二代目 中村七之助さん(41)と京都ナンバーワン芸妓の「真剣交際」が週刊誌にスクープされ、「ついに結婚か」と芸能マスコミがザワついています。2015年秋に女優・モデルのトリンドル玲奈さん(32)との「代官山デート」が報じられてからはや8年、「梨園のモテ男」の結婚観はどう変化したのでしょうか?そして亡き父、十八代目 中村勘三郎さんが七之助さんに「ブラジル人と結婚しろ!」と言っていた真意とは?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
歌舞伎役者の二代目 中村七之助に「熱愛発覚」お相手は京都・宮川町のNo.1芸妓
二代目中村七之助が京都の芸妓と真剣交際!と『女性セブン』がスクープし、芸能関係者たちの間では“七之助もとうとう年貢の納め時が来たか…”と噂になっています。
5月29日に東京・帝国ホテルで行われた歌舞伎役者・中村米吉の披露宴に、七之助が彼女を同伴して出席したことから“梨園の公的イベントに伴わせるぐらいだから…”と、同誌は“結婚”の文字を躍らせます。
梨園関係者が御相手のことを“30代前半で京都・宮川町のNo.1芸妓。浮世絵の美人画そのままの清楚な方”というコメントも。
記者の直撃取材に「僕は絶対に結婚はしませんから…」と公言してきた高橋一生が少し前に飯豊まりえと結婚したことを考えれば、やはり一人の人間として、理想の生涯の伴侶が目の前に現れれば、これからの人生を一緒に過ごしていきたいと思うのは少しも不思議ではありませんよね。
【関連】共演者キラー・高橋一生の「すごい女性遍歴」に芸能記者が震えた訳。一生結婚できないKD男子はなぜ飯豊まりえと“ジョジョ婚”に至ったのか?
二代目中村七之助という人物は、芸能記者たちの間では“梨園のモテ男”として認識されています。
トリンドル玲奈との代官山デート、亡き父・十八代目中村勘三郎さんの「ブラジル人と結婚しろ!」の真意とは――
私が思い出すのは、2015年秋、やはり『女性セブン』が報じたトリンドル玲奈との代官山デートでしょうか。
ドイツ系オーストリア人の父と日本人母の両親を持つトリンドルと七之助というカップリングに、私は深い胸騒ぎのようなものを感じたことを憶えています。
というのも、七之助の亡き父・十八代目中村勘三郎さんが生前、冗談とも本気ともつかぬ言葉で「ブラジル人と結婚しろ!」と言っていたと聞いていたからです。
七之助はこの意味を“職業とか国籍じゃないんだよ。本気で愛したのなら、歌舞伎役者として結婚出来なきゃだめ”という意味だと解釈していましたが、随分と端折ったこの物言いは勘三郎さんらしく微笑ましく思えたものでした。
歌舞伎の歴史を紐解けば、ハーフの歌舞伎役者は明治時代から昭和初期にかけて活躍した十五代目市村羽佐衛門という方がいらっしゃったようです。
また七代目尾上菊五郎を父に持つ寺島しのぶは、2007年にユダヤ系フランス人と結婚、2012年に誕生した長男が初代尾上眞秀として歌舞伎座の初舞台を踏んでいます。
トリンドルとは仲の良い友人同士だったようですが、もし結婚となれば、クオーター·ハーフの歌舞伎役者が誕生するのか…なんて妄想しながら、2人の行方を気にかけていたものです。
話は少し横道に入りますが、2人が目撃された代官山の『蔦屋書店』近辺は、芸能記者たちにとっては有力な取材ポイントのひとつです。
以前このブログでも書きましたが、品川駅の新幹線改札口周辺とも似た、有名人との遭遇ポイントだからです。
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私の取材メモの“2015年秋”を振り返れば、自宅マンションから着飾って外出する有働由美子や、ジム帰りの65代・66代横綱(貴乃花&若乃花)の母、藤田紀子さんが鼻歌を歌いながら歩く姿等が確認できていました。
「梨園のモテ男」もついに年貢の納め時?お似合いの夫婦に
昨年40歳を迎えた七之助は今年2月、あるトーク番組で「40歳になると結婚しようと思って結婚するんじゃなくて、そうなれば結婚する道に行くでしょうし、あまり深く考えていないですね」と結婚観を話していました。
梨園の人気者が結婚となれば、当人たちの気持ち以外でクリアにしていかなければならない慣習やしきたりがあると思いますが、花街No.1芸妓と若女方で役者のカップルはとてもお似合いのような気がします。
天国から勘三郎さんも、あの人懐っこい笑顔を見せてくれるのではないでしょうか…「良かったよ…良かった!良かった!!」と…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by: 中村屋公式サイト
誰がウソをついているのか。横田めぐみさんの「歯」に関する発言を「救う会」会長が慌てて取り消したウラ事情
先日掲載の記事でもお伝えした、北朝鮮から日本政府に提供された「骨壺」内に横田めぐみさんの「歯」が含まれていたという情報。このめぐみさんのものと見られる歯をめぐり、新たな騒動が巻き起こっていました。今回のメルマガ『有田芳生の「酔醒漫録」』では北朝鮮の拉致問題と真正面から対峙してきたジャーナリストの有田芳生さんが、「救う会」会長が集会で口にしためぐみさんの歯に関する発言を大慌てで訂正した理由を詳しく紹介しています。
【関連】「横田めぐみさんの歯」とカルテが一致。警察が極秘扱いする北朝鮮から提供された拉致被害者の「歯」を巡る情報
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:日朝首脳会談は実現するのか 横田めぐみさんの「歯」をめぐる大混乱(中)
慌てて発言を取り消した謎。「横田めぐみさんの歯」をめぐり起きていた新たな騒動
日朝首脳会談は実現するのか 横田めぐみさんの「歯」をめぐる大混乱(中)
北朝鮮が日本政府との接触さえ拒否したにも関わらず、岸田文雄総理は政権浮揚の目的で、いまだ今夏の首脳会談を諦めていない。
6月6日から7日にモンゴル外務省で行われた「北東アジアの安全保障問題」を議論する「ウランバートル対話」に外務省から北東アジア課第2課長(北朝鮮に関する外交を担当)と大使館員が参加した。昨年と同じく北朝鮮からの出席はなかった。岸田総理は、もし北朝鮮からの参加があれば局長級の派遣を予定していた。その思惑が外れたため、岸田総理は8月にモンゴルを訪問する計画を立てている。北朝鮮との関係が深いウフナーギーン・フレルスフ大統領に仲介を依頼し、できればモンゴル在住の朝鮮労働党関係者と日本の実務者との接触を図りたいのだ。
裏金問題などで低下した支持率から劇的に回復を実現するための日朝首脳会談カードだが、2回目の小泉訪朝から20年間、首脳会談が行われなかった歴史を振り返っても、あまりに認識が甘い。アメリカや韓国に拉致問題の解決への協力を依頼しても、実際には何の動きもなかった。こんどはモンゴルだ。最大の問題は岸田政権が政策的変更を行うしかないのだが、その課題と現状については次号で詳述する。
横田めぐみさんの「歯」が関係者の間で波紋を呼んでいる。2004年に北朝鮮から日本政府に渡された「骨壷」に焼かれた骨といっしょに歯が入っていたという問題だ。これは日本テレビの福澤真由美さんが『北朝鮮拉致問題の解決』(岩波書店)に書き、『毎日新聞』が報じたので広く知られることになった。拉致問題解決に取り組む「家族会」「救う会」は、日本テレビの取材を拒否、福澤証言を公開するのを日本テレビが認めたのかを問うたという。
混乱したのは西岡力「救う会」会長だった。5月30日夜に文京区民センターで行った集会で、約40分にわたり横田めぐみさんの「歯」などの報道について批判的に発言した。西岡会長自身は「歯のことは知らなかった」という。そのうえで横田早紀江さんに電話したときの会話を次のように詳細に語った。
早紀江さんに電話したら、「歯があったことは最初から聞いてました。でも、それは死亡の証拠と何の関係もないので、あらためて説明したいと言われましたけど、いらないと言ったんです。めぐみはたくさん虫歯が多かったんですからね」。
私もいろいろ取材しましたが、まず、歯が入っていたことはどうも事実のようです。入ってていいわけですから。それはめぐみさんだと断定出来るような情報はない。めぐみさんは虫歯が多かったから、出てきたカルテの中に歯の治療の情報があったんです。早紀江さんは「それはそうでしょう」と、「日本にいたときから虫歯がたくさんありました」と。虫歯の治療でもし歯の1本を抜いたとしたって、いつの間にか遺骨の中に入っていただけのことで、死んだ証拠でもなんでもならないし、その歯がめぐみさんのものだと証明されていない、というのは、私が取材で聞きました。
この記事の著者・有田芳生さんのメルマガ
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市長に反省の色なし。静岡・湖西市いじめ隠ぺい事件で被害者が行政側から受けた「あまりにも酷い仕打ち」
2022年7月に初めてお伝えして以来、過去5回に渡り報じてきた静岡県湖西市における重大事態いじめ隠ぺい事件。今年でいじめ事案発覚から5年が経過しましたが、この件に関する湖西市サイドの動きは相も変わらず誠意の感じられないもののようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、未だ被害者を「あっち側」と呼ぶ市長の姿勢を疑問視。さらに当問題を放置したまま今後のいじめの予防策を講じるとした同市についての違和感を記しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:湖西市いじめ隠ぺい事件から1年の顛末
【関連】学校は隠ぺい、校長が妨害。静岡県湖西市市立中いじめ事件の信じがたい事実
【関連】現役市長「大暴走」の異常事態。静岡県湖西市いじめ事件の被害児童保護者をSNSでブロックした証拠画像
【関連】学校も市長も腐り切った静岡県湖西市。重大事態いじめ事件の被害家族が晒した最悪の対応全貌
【関連】いじめ隠蔽で謝罪なし。被害者側が静岡県湖西市に提出した「所見書」が綴る衝撃の真実
【関連】暴かれたウソと壮大な開き直り。中2女子生徒が助けを求めた手を払いのける静岡県湖西市いじめ隠蔽事件の絶望
湖西市いじめ隠ぺい事件の未だに設置されない検証委員会
コミュニケーション、継続的に行っていて検証委員会と言ってもなにを検証する、やるのか、ムコウも再調査を求めるものではないと最初に言って頂いていますけど、中身が決まらないとスタートできないので、担当と相手が今、詰めさせて頂いている、その合意が取れないとスタートできないのかなと。
そこはお互いのどこまでどこまでというのを、すり合わせを、時間をかけて行っているのかなと思います。
これは5月22日湖西市市長の定例記者会見で、静岡新聞の記者が、以前から取り上げている湖西市いじめ隠ぺい事件の調査報告書が出てから1年経っていて、検証委員会をやるというけれど、いまだに設置すらされていないことに対し進捗状況などを質問したことへの市長の回答だ。
もしも、この市長の言葉を事件の概要や前提などを知らない人が聞けば、至極正当な回答のように思えてしまうだろう。答えはごく当たり前のことで、「何を検証するかなどを含めて項目のすり合わせとしているところだ」である。
ところが現実は違うのだ。
まず、いじめ自体は平成31年のことであり、いじめの申告と働き掛けが実り、令和3年に第三者委員会が設置され、令和5年5月に調査報告書が答申された。
当日私は立ち合い、その日のうちに、わずか2時間ほどの時間で意見書等々の下地を作成し、被害保護者さんの意向をうけて被害側から意見をまとめて書面化し、さらに記者会見に同席して補助した。当時はまさに第三者委員会からの不意打ちであり、中間報告もないまま被害側に意見をする機会を与えずに強硬答申したという印象で、慣れていない被害者のみであれば意見すらいえなかったのではないかと思われた。一方で、その際にこうした強引なやり方は文科省ガイドラインなどを逸脱するものであり、その他の問題も積もっていたことから、今後のためを含めて検証委員会の設置を求めたのだ。
それから1年経って、担当との話し合いは続いていると言えば続いているが、被害側と担当(市長部局)との話は、実はわずか2回しか行われていない。しかも、何を検証するのかという中身の話ではなく、規約なるものを送り付けてきて、被害側から、ちょっと足りなくないですか?という専門的な内容を返答したくらいなのだ。
そしてそれ以降、投げたボールは返ってきていない。まさに、キャッチボールで言えば、こちらはすぐさま球を投げ返すが、市側が球を持ったまま半年くらい彷徨うという具合なのだ。
さて、冒頭の記者会見で市長はこのようにも答えている。
市長 「継続的なお話し合い自体は担当からも聞いています」
おいおい…である。つまりは、市長もたかが検証委員会を設置するについて1年以上も経っている中で、わずか2回の話ししかないということもわかっているということだ。
この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ
楽天モバイル 新卒美人社員の“パパ活営業”に「親が泣くぞ」「見上げた度胸」世論二分。努力・根性・ドブ板に試される日本
楽天の新卒女性社員が、実名&顔出しで「楽天モバイルの回線契約」を呼びかけるSNSアカウントが注目されている。この社員のアカウントには、下心丸出しのおじさんユーザーからリプライが殺到し「まるでパパ活」の批判も。一方で「ドブ板営業の強さ」を高評価する声も決して少なくない。
楽天「新卒女子」の“パパ活もどき営業”が物議
圏内でさえあれば固定回線の代替も担える「データ使い放題の安価な高速回線」が好評を博する一方、移動中の電車内や地下にある店舗、郊外など「肝心な場所で繋がらない」とのクレームも多かった「楽天モバイル」が反転攻勢を強めている。
楽天グループが先月14日に発表した第1四半期決算の連結最終損益は423億円の赤字。依然として苦境は続くが、グループ全体の“足を引っ張る”楽天モバイルのNon-GAAP営業損失は730億円と前年同期比で259億円も改善した。
楽天モバイルは今月中にも、ビルなどの障害物に強い電波帯域「プラチナバンド」の商用運用開始を予定しており、単月黒字化は目前との見方も。
そんな今、ネットで物議を醸しているのが、楽天モバイルの「新卒女性社員による“体を張った”契約獲得営業」だ。
「楽天の新卒社員たちがSNS上で顔出し&実名で回線契約を呼びかけていたところ、特定の若い女性社員らに大量の“おぢ”が群がってしまったため、『まるでパパ活じゃないか』『これストーカー対策は大丈夫なの?』など懸念の声が多くあがっています」(ネットメディア編集デスク)

ある新卒女性社員のXアカウントには、中高年男性と思しきユーザーたちから「か、かわいい…😍」「友達に…なってくれますか😉」「(彼女の姿勢に)学ばないと…😤」など、よからぬ“下心”を感じさせるリプライが殺到。絵文字満載のおじさん構文を見かねたネット民から、
《何を学ぶんだよ。これパンツ脱いでるだろ》
《新卒女子に群がるおっさん連中キモすぎて草》
《パパ活かよ。おぢを捕まえて複数回線契約させればノルマクリア?》
《枕営業モバイルかな?》
《結構な有名大学を卒業させたのにこれじゃ親もやりきれんよ》
《いやいや顔出し&実名はマジ危ないって…》
といった批判があがる事態となっている。
楽天の社風や新卒社員の“根性”に称賛の声も
ただ、その一方で、楽天の泥臭い社風や、新卒社員たちの“猪突猛進ぶり”を高く評価する声も意外なほど多いという。そのような“称賛の声”の主たちが、みんな家でパンツを脱いでいるとは思いたくないが――
「このご時世ですから『ブラック企業』の批判一辺倒かと思いきや、意外なほど楽天に対して好意的な意見も見られますね。“おぢ”の下心とは別に、新卒社員たちの度胸・根性や、会社へのロイヤルティ(忠誠度)の高さに素直に感心してしまった、との声が少なくありません」(前同)
ネットをみると、たしかに、
《有名企業なのにドブ板営業できるって偉いし強いと思うよ》
《最初に楽天で鍛えられてれば転職は引く手あまただろうな》
《あの楽天の社風に合わせられる新卒社員達だ。面構えが違う》
《何が凄いって、新卒の意識を短期間でここまで引き上げる楽天の教育力が凄いんだわ》
《頭がいいだけの引きこもりより、結局こういう“行動力お化け”が結果を出すんよ》
といった称賛が多数見つかる。
とはいえ、自分の実名や写真に加え、学歴、趣味など詳細なプロフィールをネットに晒しながらの“回線獲得キャンペーン”は、若者にとって「TikTokで新入社員を踊らせる会社」以上にしんどい気がする。楽天グループの今後の新卒採用に悪影響をおよぼす恐れもあるのではないか?
だが、都内某上場企業の人事担当者は次のように指摘する。
「逆かもしれませんよ。楽天グループの社風をこうやってSNS上で正直に伝えておくことで、今後、不向きな学生が応募してこなくなるなら、それは採用プロセスの効率化につながりますから。それに楽天さんのような規模の企業では、新卒採用は“多産多死”が基本。大半が辞めてしまうことを見越していますし、生き残ったごく一部が“生え抜きのソルジャー”なり“楽天プロパー社員”に成長してくれればそれでいい、という考え方なのではないでしょうか」(人事担当者)
同じ「IT企業」とはいえ、日本の楽天は、米国のアマゾンやアルファベット(グーグル)などとはまったく別カテゴリの会社、ということか。
目には目を、核には核を。徹底的にプーチンを潰しにかかる欧州「ロシア恐怖症」の深刻度
これまで事あるごとに「核の威嚇」を繰り返してきたプーチン大統領。しかし6月7日に突如、「ウクライナで核を使う必要はない」との見解を示したことが大きく報じられています。なぜプーチン氏はこのような発言をするに至ったのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、「プーチン翻意」の真相を解説。さらにウクライナ戦争の最新の戦況を詳しく紹介しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ロシア領内攻撃で核エスカレーションが起きている
ロシア領内攻撃で核エスカレーションが起きている
ウクライナ戦争で、ウ軍は欧米兵器によるロシア領内攻撃を行ったが、プーチンは核の脅しを強めている。今後を検討する。
ロ軍は、ハルキウ国境を超えて攻撃してきたことで、欧米諸国はウ軍へ供与した兵器でのロシア領内への攻撃を容認し、その攻撃で、ロ軍はこの方面での損害が大きくなり、特に補給トラックのHIMARS爆撃で補給ができなくなった。
このため、攻撃の重点を再度、ドネツク市北側のオチェレティネ周辺に移したようである。
米国も、ハルキウ州、スームィ州やチェルニーヒウ州の国境付近へのロ軍軍事目標への攻撃を容認したが、ATACMSの使用を許可せずに米武器での攻撃を細かく指示してくる。ロシアの核攻撃を恐れていて、エスカレーションを高めないようにしている。
これに反して、マクロン仏大統領は、ロシアの核攻撃に対してウ軍の核反撃を行う準備をするようだ。「ミラージュ2000-5提供のための訓練が数日以内に始まる」と言及したが、スェーデンのグリペン戦闘機の供与をやめた理由は、F-16の訓練を優先するとしたが、実は核反撃を想定して、ミラージ2000-5の訓練を優先することであったようだ。
F-16訓練の人数が米国は16人に絞っているので、ウクライナは、米国で訓練を開始できるパイロットが30人いるというが、また、2年程度で供与される90機のF-16もパイロット不足で稼働できないし、米国は戦術核供与をしないので、ロシアの戦術核攻撃を受けた時の核反撃ができない。
フランスには、ミラージュ2000Nが核搭載可能であり、ウクライナがもし戦術核での攻撃を受けた時には、フランスはミラージュ2000Nと戦術核の供与をして、報復攻撃を可能にするようである。
このことで、ロシアの戦術核攻撃に対応することで、ウクライナへの核使用の抑止力を効かそうとしているようであるが、徐々に核使用のレベルが低くなってきたように見える。
このフランスの対応とは違い、トランプ氏最側近によれば、ウクライナが領土を奪還することは不可能なので、これ以上領土を奪われないように武器支援はするが、ロシアとの和平交渉を受け入れることを条件とする。和平が実現すれば、ロシアと欧州を和解させ、G8にも復帰させ、中ロを離間させる。中国こそが最大の敵と見ている。
というように、トランプ政権では、ロシアより中国を敵対視するようである。EUは、中国よりロシアが怖いので、ロシアを徹底的につぶす方向であり、核には核という対応を推し進めることになる。トランプ氏は、ハンガリーやチェコ、ポーランド、バルト3国の人々のロシア恐怖症を理解していない。このため、米欧の戦略の差が出ている。
しかし、ウクライナ最大のドニプロ水力発電所がロシア軍の攻撃を受け、発電能力を失うなど、ロ軍の電力インフラ攻撃で、ウクライナから30GW相当の発電能力がなくなっている。このため、キーウでの停電時間が20時間という事態になっている。ほぼ、原子力発電所の電力しかない状態である。
この電力量であると、ドローンなどの兵器製造でも支障が出ているはずであり、ロ軍からの領土奪還でも大きな支障になることが確実である。その意味では、トランプ陣営の言うこともわかる。
この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ
“トランプの移民法”を採用へ。なぜ日本のマスコミはバイデン移民政策の歴史的転換を伝えないのか?
これまで人権重視の観点から不法移民に寛容な政策を取り続けてきたバイデン政権。しかしここに来てまさに「歴史的転換」とも言うべき大統領令を発令し、米国内で大きな論争を呼んでいます。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、共和党のみならずバイデン氏の「身内」である民主党からも批判が噴出しているこの大統領令を紹介。さらにかような重要なニュースに注目することのない日本メディアの報道姿勢を疑問視しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:歴史的転換を示すバイデンの大統領令
歴史的転換を示すバイデンの大統領令
またまた米国大統領選に関連した不法移民関連の話題です。
バイデン大統領が「民主党の歴史的な政策転換」とまで言われる大統領令を出して米国内で大論争が起こっているのに、日本のマスコミが注目していないからです。
バイデン米大統領は6月4日、メキシコ経由の難民希望者の受け入れを制限する大統領令を発令しました。
しかしながら、この大統領令、共和党はおろか民主党内からも集中砲火を浴びています。
以下、先週のニューヨーク・タイムズの記事の題(または副題)の一部です。
- 6月4日 バイデン大統領、南部国境での亡命申請を実質的に阻止する大統領令を発令
- 6月4日 移民を制限するため、バイデンはトランプのお気に入りの移民法に頼る
- 6月5日 バイデンはトランプの看板政策である移民問題を逆手に取れるか?
- 6月5日 移民問題で勝利するために、バイデンは国境を越えて議論を進めるべき
- 6月6日 バイデン大統領の移民に関する大統領令について知っておくべきこと
- 6月7日 バイデンの移民令を左右のメディアはどう報じたか
- 6月8日 なぜバイデンは移民を抑制するのが正しいのか
このメルマガで何度も指摘したとおり、今までは、不法入国で捕まった人も難民申請をすれば米国内に釈放されていました。
釈放は後日に米国内の指定された裁判所に出頭する事を条件としています。しかしながら、ほとんどの不法移民はそのまま米国に隠れて出頭していませんでした(キャッチ・アンド・リリース問題)。
【関連】米国、そりゃ分断されるわ…トランプ大統領を再選させる怒りのマグマ、不法移民とマヨルカスを報じぬ報道の罪
今回のバイデンの大統領令は、不法入国者数が1日平均2,500人を超えた場合に、難民申請の受け付けを一時停止し以降は国外退去とする内容です。
当然ながら共和党は「遅すぎる、中途半端な政策」と非難しています。
民主党内に支持する人もいますが、急進左派からは「亡命・難民申請を制限するなんで、とんでもない非人道的な行為だ」とこれまた強烈な非難です。
上記のニューヨーク・タイムズの記事を一つみて見ましょう。
2024年6月4日「移民を制限するため、バイデンはトランプのお気に入りの移民法に頼る」からの抜粋です。
バイデン大統領は演説で語った。
「単純な真実は、世界的な移民の危機があるということだ。もし米国が国境を安全なものにしなければ、ここに来ようとする人々の数は青天井になる」
今回のバイデン氏の発表は、アメリカは移民の国であると長年主張してきた大統領と政党にとって驚くべき反転である。
バイデン氏のような民主党議員やその支持者たちは、国境閉鎖に執着するトランプ氏を長年にわたって非難してきた。
カマラ・ハリス氏は2017年、「何百万人もの難民に背を向けることはできない」とトランプ氏を非難した。2018年、民主党の議員たちは、トランプ氏が亡命の廃止を求めて「偏見の火種」を煽っていると非難した。
しかし、記録的な数の移民が国境を越え、はるか彼方の都市にまで広がるにつれ、移民をめぐる政治は変化してきた。バイデン氏はそれに合わせて調整した。
この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ


















