【動画】17歳にダイヤル式電話をかけられるか挑戦させたら…

昔ながらの喫茶店くらいにしかもう残ってはいないだろう、黒電話をはじめとする“回転ダイヤル式電話”。

日本では2002年に製造中止となってしまったらしいのだが、今回ご紹介するのはその同年2002年生まれの現在17歳の少年2人に、回転ダイヤル式電話で電話をかけさせてみるという、ユニークなチャレンジを撮影した動画だ!

与えられた時間は4分間。

さて結果はいかに・・・?

 

 

恐らく見た事も触った事もないであろう、この旧式の電話にいささか困惑している様子の17歳たち。

必死に数字の箇所を押したり回してみようと試みるのだが、そもそも仕組みがわかっていない様子・・・。

試行錯誤した結果、思いついたかのようにダイヤルを回し見事クリア!

出来た!と喜びの表情があどけない少年達の様子を見ていると、昔は当たり前のようにあった物たちはどんどんこの世から忘れ去られてゆくのだなと切ない気持ちにもなる。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Kevin Bumstead)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

男もメイクする時代。おすすめ「BBクリーム」3アイテム徹底比較

毎回さまざまな美容法を紹介してくださる美容ズカイストあつこさん。今回は、関心の高まりを示すように質問も増えているという、メンズメイクにおすすめのアイテムを、メルマガ『美容ズカイストあつこの「魅力を引き出すロジカルマジック!」~徹底図解ユニセックス版~』の中で紹介してくれています。

メンズメイクに関心を寄せる男性が増加中

Q. メンズメイクに興味があります。どんなアイテムがおすすめ?

美容ズカイスト あつこさんの回答

このお悩みはたくさんの方からいただきました。以前のメルマガでもご紹介しましたが、CHANELがメンズコスメをこの秋から発売したり、と男性でもメイクをするのに抵抗がない、という時代が到来しつつあります。

韓国の男性は女性にも負けないほど美意識が高く、お化粧も当たり前にするようです。わたしはこれからの時代、魅力をさらに引き出すためにメンズメイクが浸透していくのでは?と考えています。

日本でのメンズメイクは、肌の赤みやニキビ跡を隠したり、肌を整えて魅せたり、眉を整えたり、青ひげを改善したり、といわゆる「身だしなみ」に近いものだと思います。「メイク!?」と怖がらずに、身だしなみを整える一環として挑戦してみてもいいのかな、と思います。

わたしは、「THEメイク」というメンズメイクより、ナチュラルで、していてもわからないメイクがおすすめなので、そちらを紹介していきますね。メンズメイクも奥が深いので、今回は肌を整えて魅せる「BBクリーム」についてご紹介します。

BBクリームとは、ファンデーションのように「つけている感」は出ないけれど、肌色を補正してくれたり、クマやシミ、毛穴、ニキビ跡などをカバーしてくれるものです。肌色のクリーム状で、塗ると肌に馴染みます。

LOFTで3つアイテムを買ってきて、比較実験してみました!! まず1つ目は、TEX MEXの「オールインワンクリームBB」(¥1200)。

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TEX MEX「オールインワンクリームBB」

日焼け止め効果(SPF28、PA+++)があります。皮脂吸着パウダー・ソフトフォーカス効果パウダーが配合されており、テカリやベタつきを抑えながら、肌の凹凸を補正してくれます。洗顔料で落とせるのもいいですね。

この画像からわかる通り、色はナチュラルな肌色、というより、「黒ずんだ肌色」でした。肌が黒めの方や、日焼けした方に合いそうな色味です。実際に顔につけてみると、3つの中で1番カバー力がありました。そのため、3つの中で考えると1番「つけている感」はあります。

ただ、女性のわたしからすると、そんなに言うほどでもないのですが、メイクをしない男性から見ると「つけているな」というのはありそうです。 2つ目は、L’UOMOの「ナチュラルBBジェル」(¥1600)。

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L’UOMO「ナチュラルBBジェル」

こちらのアイテムも日焼け止め効果(SPF37、PA+++)があります。皮脂吸着パウダー・凹凸補正パウダーが配合されているので、肌のテカリやベタつきを抑えつつ、カバーしてくれる効果があります。これも石鹸で落とせます

日本人に多い肌色、という感じです。顔につけてみると、1番ナチュラルに見えます。ただ、その反面カバー力は低いので、毛穴やシミを隠す力はあまりなかったです。しかし、とてもナチュラルなので、「メンズメイクを初めてする」という方や「絶対にバレたくない」という方におすすめです。

『SPA!』女子大生記事の大炎上に、何でも単純化する現代を憂う

年末から年始にかけて続いた炎上騒ぎの中で、「ヤレる女子大学生ランキング」という記事を掲載し批判の対象となった『週刊SPA!』。この騒動に関して健康社会学者の河合薫さんは、メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、憤りと嘆きを表明し、さらには何でも単純化してしまう現代の風潮について分析しています。

ヤレる?ランキング?って何?怒

年明け早々、炎上騒ぎが続いています。

  • 2018年12月末に公開された西武・そごうのメッセージ広告「わたしは、私。オリジナルムービー」
  • 自民党の平沢勝栄議員の「性的少数者(LGBT)ばかりになったら国はつぶれる」発言
  • 週刊誌『SPA!』の「ヤレる女子大学生ランキング」

個人的な見解を先に述べておきますと、

  • 西武・そごうについては「別に」
  • 平沢議員については「呆れる」
  • SPA!に関しては「バカだね~」

といった感じでしょうか。平沢議員に関する意見は、1月11日公開のITmediaで取り上げましたので、今回の「裏返しメガネ」では、SPA!問題を取り上げようと思います。まずはこれまでの経緯を振り返っておきましょう。

『週刊SPA!』が18年12月25日号で、「ヤレる『ギャラ飲み』実況中継」と題した特集を掲載。内容は男性が女性の飲食代を負担し小遣いも渡す「ギャラ飲み」の実態を紹介したもので、ギャラ飲み後に性交渉に発展しやすい大学を「ヤレる女子大学生RANKING」として紹介しました。

ランキングは男女のマッチングサービスを運営する「ハイパーエイト」の社長の意見をもとに作成されたもので、都内の大学を1~5位までそれぞれ「男ウケの良さを磨いている」「横浜方面に住んでいて終電が早い」などと理由も掲載。これに対して批判が殺到し、署名サイト「change.org」で「女性を軽視した出版を取り下げて謝って下さい」との呼びかけがスタート。1月7日時点で2万4000筆も集まりました。SPA!編集部はその後、謝罪コメントを発表

「『より親密になれる』『親密になりやすい』と表記すべき点を読者に訴求したいがために扇情的な表現を行ってしまった」とのこと。

若者のマージャン離れと喫煙率激減に共通する「かっこ悪い」感覚

10月にMリーグが開幕し、麻雀人気復活を期待する向きはありますが、そう簡単ではないと『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さんは言います。麻雀で何か副業を始めたいと考えている読者からの相談に、永江さんの回答は現実を直視したとてもシビアなものでした。

麻雀を副業にすることは可能か

Q. 私の勤務する会社では、副業をしても良いという規定があります。私は麻雀が好きで、麻雀で何か副業ができたらと思います。永江さんが麻雀を副業にするとしたら、どんなことをしますか?
麻雀のプロになる、麻雀教室の先生になる、麻雀のブログを書くといったことは思いつくのですが、他に何か麻雀で収入を得る方法があったら知りたいです。

永江さんからの回答

結論から言いますと、趣味でやるならまだしも麻雀を副業にするのは非常に厳しいと思います。なぜなら麻雀のマーケットは年々縮小しているから。昨年発売された『レジャー白書2017』によると、麻雀の2016年の参加人口は500万人で、前年から100万人も減少してるんです。

わたしが大学生の頃はよく駅前の雀荘が賑わってましたが、いまはほとんど見かけないですよね。理由は大きく分けて2つあると思うのですが、まず一つ目は集団行動が苦手な若者が増えたから。彼女もいらないという草食男子が多い中、4人揃わないと始まらない麻雀の敷居が高くなっているのは大きな要因でしょう。

二つ目は麻雀に対するイメージの悪化です。例えばパチンコも以前は親子で行って帰りに景品をもらって喜ぶ子供の姿も目にしましたが、今は店内にタバコの煙が充満しており、客層も悪いのでとても子連れでいける雰囲気じゃありませんよね。

以前ブログに書いたように、若い層で喫煙率が激減しているのは、経済的理由の他に「かっこ悪い」という要素も大きいと思うんです。

もし麻雀のブログを書いても読者はシニア層ばかりですし、教室を開いても年金暮らしの高齢者から高い月謝は取れませんよね。

まとめると、副業ってマーケットが伸びているジャンルじゃないと成功しないので、業界が急速に縮小しているところで新しくビジネスを始めようとしても難しいと思いますよ。

image by:Olleg, shutterstock.com

解決策はあるか。「温泉タトゥー問題」は宿と日帰り施設でも違う

外国人観光客が増え続ける日本にあって、その人の国では文化としてごく普通のことだとしても、タトゥーのある人の公衆浴場利用が認められないということが問題になっています。そんな「温泉タトゥー問題」に関するシンポジウムの企画にも関わる紀行作家で温泉ソムリエの飯塚玲児さんは、メルマガ『『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』でこの件に言及。タトゥー問題解決のアイデアを提示し、読者に意見を求めています。

『タトゥーと温泉』に関する一つの提案

兼ねてからアナウンスしていた「タトゥーと温泉」の国際シンポジウムに関して、詳細が決定した。詳しくは下記のサイトを参照していただきたい。

イレズミ・タトゥーと多文化共生

正直なところ、未だこの問題に関しての温泉施設の現状を把握しきれていない。感覚的に言えるのは、温泉宿と日帰り温泉施設では、対応の仕方に差が出ても仕方がない、ということだろうか。

温泉宿の場合は、観光庁の発表通り、貸切風呂の入浴を促す、入浴の時間帯に配慮する、ということが可能だろうが、日帰り温泉施設の場合はそうもいくまい。結果としてオールオアナッシング的に、すべてダメかすべてオーケーか、という対応になりがちである。

観光庁のアンケート調査に先立つ2014年の関東弁護士連合会実施のアンケートの回答の中に「イレズミやタトゥーと聞いて何を連想しますか(複数回答可)」という質問に、「アウトロー」と答えた人が55.7%、「犯罪」と答えた人も47.5%に上る。

また同調査では「イレズミを入れた人から実際に被害(不快感などの感情的なものは除く)を受けたことがあるか」という問いの結果として、95.5%の人が「ない」と答えているのも事実なのである。

そう考えていくと、つまり、イレズミの入った人を排除しようとする理由は、「なんとなく怖い」ということに過ぎないわけだ。すると、その「怖さ」を軽減する方法があれば、もう少し規制が緩やかになってくるのではないか、というのが僕の推論である。

そこで一つの提案がある。

「私はイレズミが入っているが、暴力団員でもなく、乱暴者でもありません。もし、問題を起こしたら速やかに警察などを読んでいただいても結構です」という「イレズミを入れた本人の意思」を、入浴前に書面で宣誓していただき、そこには住所・氏名・電話番号などを記入して、温浴施設側に提出する。

その代わりに、「私はヤクザではありません、ご安心ください」という目印になるグリーンベルトのような標章(ロッカーキーみたいなやつ)をつけて入浴していただくというのはいかがだろうか?このやり方であれば、イレズミ排除の理由の一つになっている「地元警察との申し合わせ」という件については問題がなくなるのではないか?

もっとも、イレズミ拒否の理由にはほかにもたくさんあって、すべてが丸く収まるとは思っていないのだが、一般入浴者(というのも変だけど)が、「あの人はベルトつけているから安心だよ」というような流れが全国に広まれば、少しは規制緩和に向かうのではないかと思うのだが、いかがなものだろう?

この意見というか、僕の提案についての、皆さんのご意見を伺いたく思う。ぜひとも忌憚のないご意見をお聞かせください。多くの人の賛同が得られるようであれば、国際シンポジウムでも提案したいと思います。

image by: BlueOrange Studio, shutterstock.com

「今日は予約で満席」とだけ言われたら二度とその店には行くな

接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、訪れたお店の良し悪しを判断する際、「対応できないときの対応」を一つの指標にしているといいます。いったいどのようなことなのでしょうか。坂本さんは今回、自身の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で明らかにしています。

対応ができない時は

個人的な基準ですが、ある店が、良い店かどうかを判別する時の、一つの指標としていることがあります。対応ができない時の対応がどうかという点です。あくまでもサービスの話で、商品力は一旦置いておくことにはなりますが、ここを見れば、その店がどんなレベルのサービスを提供しているかが一発でわかると思っています。

どういうことかというと、例えば、飲食店を例に出すとわかりやすいでしょう。飲食店の場合は、予約ができる店が多いですが、予約でいっぱいで飛び込み来店のお客様が入れないという時などは、まさにその時です。

下手なお店だと、新規の入店ができなかったりすると、ただ単に断るだけになります。「今日、予約でいっぱいです」で終わるのです。

私の場合、この手の対応をする店で良いサービスをしてくれる店など存在しないと思っているので、二度と行くことはありません。商品的な面でも、他に良いお店はいくらでもあるので、別にわざわざそこを選ぶこともなくなります。

少しレベルの高いお店になると、これが、少しだけ変わってきます。「すみません今日は予約でいっぱいなんですまた来てくださいね」みたいな感じに、お客様を気遣う対応に変わってくるんですね。これだけでも、対応してもらえなかったお客様は、「それならしょうがない」と、納得してくれます。

そしてもっとレベルの高いお店なら、どうなるかというと、気遣いに加えて次の話をしてくれます。「すみません。今日は予約でいっぱいなんです。○曜日のこの時間は結構混み合うのでもしまた来ていただけるようなら席を取っておきますよ」みたいなことですね。観光で来ているような場合でも、「いつまでいらっしゃいますか?ご用意できる時間を探すますよ」のように、お客様に合わせた対応をしてくれます。もちろん、電話応対などでも同じように、です。

そうしてくれると、特に気にもせず行ったお客様も、サービスの質の高さを感じてくれますし、だからこそ、商品(メニュー)への期待も膨らみ、何とか時間を作ってでも、来たくなります。そんな部分で、ファンを作っているお店は、確かに存在するのです。

北方領土交渉は本当に絶望的なのか?ロシアの強硬姿勢にこそ希望

北方領土問題をめぐって、ロシアから発信されてくる姿勢が強硬なものとなっています。返還交渉を絶望視する向きもあるようですが、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんは、ロシアの強硬姿勢にこそ希望を見出しています。小川さんが見るロシアの真意とは?

北方領土──ウラがある?ロシアの強硬姿勢

私は昨年9月12日の東方経済フォーラム総会(ウラジオストク)での光景を忘れることができません。

安倍首相、中国の習近平国家主席、プーチン大統領の順で座っている席で、プーチン大統領は習主席にも伝えようとするかのように、安倍首相に「70年間、我々は交渉を行ってきています。シンゾウ(安倍首相)は『アプローチを変えましょう』と言った。そこで私も次のようなアイデアを思いつきました。平和条約を結ぼうではありませんか。今すぐではなく、年末までに。一切の前提条件を設けずに」と唐突に提案してきたのです。

ご存じのように、ロシアは中国との領土問題を面積等分の形で決着させています。そればかりか、バレンツ海でのノルウェーとの問題も面積等分で着地させました。

日本にも北方領土問題を面積等分の形で解決すべきという考えがあります。安倍政権の外交の司令塔・谷内正太郎国家安全保障局長の持論です。それを知っていて、プーチン大統領は領土問題解決の前例でもある中国の国家主席を横に置いて「謎をかけてきた」と、受け止めることも可能な展開だったのです。

すぐに効果の出る対策を教えるコンサルが、相談者の会社を潰す

前回掲載の『マーケティングの定義を即答できぬコンサルを雇ってはいけない訳』では、マーケティングの定義について誤った認識を持っているコンサルタントが思いの外多いと指摘した、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者・中久保浩平さん。今回は、「即効性のあるノウハウを教えたがるコンサルを信用してはいけない理由」を記してくださっています。

即効性のあるノウハウを提唱するコンサルタント

僕のところに相談に来るクライアントの中には、「売上アップ」「集客アップ」を一瞬で叶えることに期待されてやって来る方もいらっしゃいました。いわゆる即効性のあるノウハウやテクニックを求めて来るのです。「今季の目標をクリアできなかったら、いよいよヤバイ」ということで、一気にお客さんが集まるチラシや広告を打ちたい、みたいな。

気持ちは理解できますが、クリアしたところでまたしばらくすると同じようにもがき苦しむことになった人達を少なからず見てきたので、こうした相談には乗ることはできないと丁重にお断りしています。しかし、「それでも…どうしても…」とい方の相談に乗ったことがあります。

そのクライアントは雑貨店を数店舗営んでいた社長でした。「背に腹は代えられない。なんとか集客をし売上なければ…」と社長が作ったチラシを見せて貰いました。とにかく、安売りや限定などで煽りまくっているものでした。言ってみれば「うちの店を助けてください」という独りよがりなチラシ。つまり、自己都合が透け透け

恐らくそのチラシを打てばお客さんは来てくれる可能性はあるでしょう。しかし、波のようにワッーと来て、サァーッとひいていくというのは明らかでした。チラシを見れば商売の本質からズレまくっているのを感じるからです。おそらく商売の本質からズレていることに気がつかないまま商売をしてきたから背に腹は代えられないような状況になったのでしょう。

そんなことで、いくらチラシでお客さんを集めようが同じです。

そのことを伝え、一から立て直すよう根本的な問題点や課題点を抽出し、取り組むことを提言しても状況が状況だけに社長は聞く耳を持っくれませんでした。仕方がないといえばそれまでですが。

障がい者が繰り広げるチンドンパフォーマンスに未来の可能性を見た

2018年11月10日の昼下がり、渋谷のハチ公前広場で行われた「障害のある人の学びと表現の実践交流フォーラム」に、和歌山からやってきたポズック楽団が出演。メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』の著者でジャーナリストの引地達也さんは、彼らの音楽と踊りと笑いのパフォーマンスに衝撃を受け、新しい世界の可能性を感じたと言います。引地さんが見た圧巻のパフォーマンスとはどんなものだったのでしょうか?

「障がい」を「障がい」として笑い、笑いにする力強さ

爆発的な存在感はおしろいで覆われた顔の鮮やかなほほ紅だけではない。手作り楽器の滑稽さ、出で立ちと立ち振る舞いのおかしさ、そして彼ら彼女らの「芸」の迷いのなさ。すべては圧巻だった。会場は笑いとともに、その新しいチンドン屋さんの可能性に少し気圧された印象だ。文部科学省が今年度から本格的に取り組んでいる「障がい者の生涯学習」の啓もう活動の一環として東京・渋谷で開催された「障害のある人の学びと表現の実践交流フォーラム」

「東京は初めて」と登場したチンドン屋さんは和歌山市の社会福祉法人一麦会の就労継続支援B型事業所「ポズック」のメンバーであり、この事業所の生業だ。おなじみのチンドン屋さんの音楽に合わせ、派手な衣装といでたちに手作りの楽器を鳴らして踊りながら、彼らは観客の注目を集めた。

観客の多くは初めての経験で、「東京の」感覚には刺激的かもしれないパフォーマンスに障がい者とチンドン屋さんの未来の可能性を見たのは私だけではないはずだ。沖縄の三線、サックス、大きなチンドン太鼓は楽器であるが、そのほかは不用品を寄せ集めた手作りの「楽器」。バケツ、フライパン、ナベ、洗濯板、木枠、テニスラケット―。日用品が改造され、音を奏でる道具になっているところも面白いが、それを音楽として奏でる演者と、演者の良さを引き出す支援者の口上も秀逸だ。

楽しそうに踊るアスペルガー傾向の強い知的障がいの男性メンバーに三線を弾く支援者の演者が「君、どこにおんの?」と質問すると、このメンバーは戸惑った表情を見せる。「じゃあ質問代えようか、何県におんの?」。するとメンバーは「大阪!」と大声をあげる。その瞬間、ほかのメンバーはずっこける。吉本新喜劇で見られる、あの「ずっこけ」だ。「ちゃうやんか、ここは。大阪は県でもないし、ここは大阪ちゃうやん」。このやりとりに観客はどんな展開になるか、ドキドキ。「ここは都や、県でもないし府でもない。どこやろ?」。メンバーは大きな声で「と!」と答え、一同またずっこけ。知的障がいだから、おそらくは計算してぼけてはいない。それは「障がい」なのだが、そこを笑う、力強く、笑いにする。このシーンに観客は笑いながらも圧倒されていた。

【書評】「元」中国人が暴露。もしもSNSに習政権批判を書いたら

中国当局による国民に対する言論弾圧の動きが更に広がりつつあります。インターネット上の書き込みはもちろんのこと、2億台以上のAI内蔵監視カメラが14億人を常に見張り続けているという、ある意味「異常」な世界が綴られている一冊を、無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんがレビューしています。

偏屈BOOK案内:石平『アメリカの本気を見誤り、中国を『地獄』へ導く習近平の狂気』

81tpuDGCjdLアメリカの本気を見誤り、中国を『地獄』へ導く習近平の狂気
石平 著・ビジネス社

相変わらず長いタイトルがお好きな石平さんである。カバーのデザイナーも大変だ。一冊全部がタイトルの内容ではないのは当然である。さまざまな問題が取り上げられている。「世界最悪の監視社会の誕生」というテーマが恐ろしい。14億人の中国人は、共産党政権と異なる価値観や意見を持つことは許されない。

習近平が目指すのは、カルト宗教的な全体主義国家の建設である。そのための言論弾圧が凄まじい。「言論監視システム」の恐ろしいほどの完璧さと効率のよさを知らされると、中国人でなくて本当によかったと思う。国会で野党が繰り広げる無礼で愚劣なイチャモンを聞いていると、君たち日本人に生まれて本当によかったね、言いたい放題できるのは日本だけだよ、と言ってやりたい。

ある若者が、夜に自分の微博(ソーシャルメディア)で、「僕がこの程度のことを言って捕まっていたら国民に言論の自由がないことが証明されこの国は終わりだ」と書いた。翌日には当局により拘束の身となっている。言論監視の厳密さと弾圧の迅速さは、まさに驚嘆すべきものだ。その若者は「終わり」だ。微博で「悪臭支那!」と一言書いただけで、人生を狂わされた女性もいる。