香港の自由は死んだ。現地新聞『リンゴ日報』休刊が伝える中国共産党の横暴

中国当局の不当な圧力により、6月24日に事実上の廃刊となってしまった香港メディア「リンゴ日報」。アメリカのバイデン大統領も「メディアの自由にとって悲しい日」と述べるなど、世界に衝撃が広がっています。この件を受け改めて言論の自由について考察するのは、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さん。北野さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で今回、政権に対して非難ばかりを繰り返す日本のマスコミや野党の存在意義について、自らの持論を記しています。

「リンゴ日報」休刊~言論の自由はなぜ大事なのか?

中国政府に批判的な香港メディア「リンゴ日報」が6月24日、休刊になりました。「リンゴ日報」は、香港国家安全維持法違反の容疑で、複数の幹部が起訴され、資産も凍結されています。それで、やむを得ず休刊することになったのです。この辺の事情、世界情勢に多少興味のある人ならご存知でしょう。

香港には、2019年までかなりの自由がありました。しかし、2020年に香港国家安全維持法が施行され、自由は死に絶えています。

今回は、「なぜ言論の自由が大事なのか」を考えてみましょう。

長期政権は、必ず腐敗するという現実

なぜ言論の自由が必要なのでしょうか?いろいろ理由はあるでしょう。

私が一番大切だと思う理由は、自由なマスコミが、「権力の腐敗を阻止する役割を果たしているから」です。どういうことでしょうか?

人間は弱い存在なので、長い間権力を持ち続けると、ほぼ例外なく腐敗します。16年ドイツの首相を務め、ほとんど腐敗していないメルケルさんのような例外もありますが。たいていは腐敗します。たとえば2010~2011年に起こった中東民主化運動「アラブの春」について考えてみましょう。これで失脚したのは、

  • チュニジア、ベンアリ大統領 革命で23年の統治に終止符
  • エジプト、ムバラク大統領、在位30年で失脚
  • リビア・カダフィ大佐 42年間リビアを支配後失脚
  • イエメン・サーレハ大統領、在位34年で失脚

これらの支配者に共通していることは、「独裁化」と「非自由化」を進めていったということ。そう、長期間政権になると、どんどん独裁化がすすむ。そして、独裁者が独裁者と家族、友人、利権を守るために、自由な言論や政治活動を制限したり、弾圧したりするようになるのです。

中国でオスのマウスが妊娠・出産。男性が子どもを産む世は来るのか?

上野動物園のパンダ・シンシンが双子を出産し日本に歓喜を呼んだ2週間ほど前、南アフリカの女性が10つ子を出産したニュースが世界を驚かせていました。そしてもう一つ、出産関連で話題となったのが、中国の海軍医科大学で子宮を移植されたネズミのオスが妊娠・出産に成功したという話。メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、中国の実験に加えてニューヨークでの研究にも触れ、男性が妊娠、出産する社会の到来について言及しています。

世界初の実験成功!ネズミのオスが赤ん坊を出産!次は人間か?

ぶっちゃけ、日本でも中国でも少子化の波が押し寄せており、日本ではこの傾向が続けば、今世紀末には「地球上から日本人がゼロになる」と言われているほどである。そんな折、驚くようなニュースが南アフリカから届いた。

何と、37歳の母親が一度に10人の赤ん坊を出産したというではないか。事前の超音波検査では8人の赤ん坊と診断されていたらしいが、ふたを開けてみると、7人の男の子と3人の女の子、計10人の赤ん坊だった。

母親も父親もビックリしたようだが、「とても嬉しく、感動しています。言葉もありません」と応じている。もし、確認されれば、ギネス記録を塗り替えることになるだろう。

とはいえ、このようなケースは極めてまれで、世界的には少子化の流れには歯止めがかかりそうにない。と同時に「女性に家事、出産、育児の負担が過重にのしかかっている」との指摘も聞かれる。「男性にも平等に妊娠や出産の責任を分担して欲しい」といった要求も出てきそうだ。

実は、そんな声を先取りするかのような実験の成果が話題となっている。お隣、中国でのこと。生命科学の専門サイトによれば、上海にある海軍医科大学では、この度、オスのネズミを去勢し、メスの子宮を移植させた上で、このオスのネズミによる出産に成功したという。実験の成功率は3.68%と限定的ではあるが、生まれた10匹の子ネズミは順調に育っているようだ。

いずれにせよ、「世界初の実験成功」ということで、中国のみならず、世界の医学界では大きな話題を呼んでいる。もちろん、賛否両論が入り混じっていることは言うまでもない。

オスによる妊娠そして出産ということは、現段階ではネズミに限られているようだが、将来的には他の哺乳類への応用も視野に入っているに違いないからだ。実際、中国の研究者たちは「人工的に哺乳類のオスによる妊娠を可能にした意味は大きい」と胸を張っている。

一方、アメリカのニューヨーク医科大学では既に「人間の男性に女性の子宮を移植する研究」を進めており、その内容は「医療倫理ジャーナル」誌に詳しく紹介されている。こちらの場合は「トランスジェンダー時代のニーズに応える」ことも視野に入れているというから、発想の面では中国より先を行っていると言えそうだ。

しかし、実際にオスを妊娠させ、出産まで成功させたのは中国である。ぶっちゃけ、遅かれ早かれ、オスや男性が妊娠、出産する「平等な社会」が実現するかも知れない。

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横浜流星のファン離れが加速?『着飾る恋』で向井理に完敗、人気低迷で俳優生命の危機、熱愛報道が致命傷の恐れも

女優・川口春奈(26)が主演を務め、俳優の横浜流星(24)が共演するドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)が22日で最終回を迎えた。横浜の胸キュンセリフの数々に興奮したファンも多かったが、一方で少し心配になるような現象も起きているようだ。

横浜流星に胸キュンも意外なライバル出現!?

『着飾る恋』は価値観の違う人々がひとつ屋根の下でさまざまな恋を繰り広げるというラブストーリー。7年半ぶりの連ドラ主演となる川口がヒロイン・真柴くるみを、横浜は真柴のルームシェアメンバー・藤野駿を演じた。

川口と横浜がハッピーエンドで終わる~というのは多くの人の予想がついていたが、そこは旬な2人。横浜が川口に向かって、「この先ずっと、一生付き合ってください」と告白するシーンは「胸がキュンキュンする」「流星くんかわいすぎる」と大きな反響を呼んだ。

ドラマでは川口が務めている会社の元社長・葉山祥吾を演じる向井理(39)が横浜の恋敵という設定だったが、実はリアルな世界でも向井が横浜の前に立ちはだかっているという。

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横浜流星から向井理に“乗り換える”ファン続出

一体どういうことかというと、それは横浜流星のファン離れ。

『着飾る恋』を毎週チェックしていたのは、横浜流星のファンという女性がほとんどだが、共演した向井理のかっこよさが際立ってしまい、向井の評価が上昇。向井の登場にハラハラドキドキする視聴者が急増してしまったという。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「もともと向井さんはイケメン俳優として有名でしたが、年齢的なこともあって、近年は若い女性が見るようなラブストーリーには出演していませんでした。しかし、今回のドラマは随所に向井さんのかっこよさが散りばめられていて、そのイケメンぶりに気付く“横浜流星ファン”が続出。向井さんに乗り換える人たちが増えているようです」

向井の評判が回を重ねるごとに高まっていき、特に最終回での川口演じる真柴に放ったセリフ、「片想いじゃなかったよ。気付くのがちょっと遅かったけど」と自身も真柴が好きだったことを明かしたシーンにファンは大興奮。

「かっこよすぎる」「流星ファンだけど向井理が好きになった」「向井理のイケメンぶりは別次元」など称賛する声があがっている。

横浜流星とは一回り以上年齢が離れている向井理。キラキラしていた頃の向井をあまり知らない10~20代前半の女性たちにとって、『着飾る恋』の向井は王子様のような印象を与えた。

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増殖する横浜流星から向井理に乗り換えるファンたち。横浜にとってはとんだ災難となってしまったようだ。

天皇陛下「五輪にご懸念」の拝察を自民党ガン無視で国民唖然。IOCバッハひっくるめ“朝敵”呼ばわりの異常事態に

宮内庁の西村泰彦長官が24日の定例記者会見で、「開催が感染拡大につながらないか(陛下が)懸念されていると拝察している」と発言したことが波紋を広げている。加藤官房長官は同日、「宮内庁長官自身の考え方を述べられた」と語り否定したが、開催まで1カ月に迫った東京五輪に大きな影響を与えそうだ。

天皇陛下が五輪開催を懸念 宮内庁長官が“拝察”

東京五輪・パラリンピックは天皇陛下が名誉総裁を務めている。拝察とはいえ、宮内庁長官の口から天皇陛下の考えが示されたことは深い意味を持つ。

開催を間近に控えた中での梯子を外されるかのような発言に、自民党内では「天皇陛下の政治発言は憲法違反だ」という意見も出ている。

しかし、東京五輪はあくまでスポーツの祭典だったはずだ。その名誉総裁を務める陛下が、事ここに至ってご懸念を表明したからといって、多くの国民は違和感を抱かないだろう。オリンピックを「政治利用」し、カネと利権の舞台に貶めたのは当の自民党である。

東京五輪に向けてさまざまな準備が進む中、いつの間にか日本中が「五輪開催は仕方ない」「東京五輪は開催されるもの」と思うようになってしまった。

だが、その流れはまた変わってくるかもしれない。なぜなら、天皇陛下のお言葉で国民が改めて気づかされたからだ。

振り返ってみれば、自民党が東京五輪開催のために行ってきたことはむちゃくちゃだ。

招致当初は「コンパクト五輪」というコンセプトを掲げながら、いざ蓋を開けてみれば利権だらけ、開催にかかる費用は湯水のように流れていき、予算などという概念はないものに等しくなってしまった。

また、無観客開催といっておきながら、1万人入れるだの、招待客は別だの都合の良い言葉ばかりを並べ、国民を欺いてきたのだ。

天皇陛下のお言葉は宮内庁長官の拝察とはいえ、騙されかけていた国民の意識を正常に戻してくれた。東京五輪開催について再考を促す一石となったことは間違いない。

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宮内庁長官が「天皇陛下を政治利用している」との指摘

宮内庁の西村泰彦長官の拝察に対し、「天皇陛下を政治利用しているのでは」との声もある。

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は24日、BSフジ『プライムニュース』に出演し、「政治利用される。西村さんの気持ちの中に陛下の気持ちを拝察する以上の事があると思われても仕方ない。天皇陛下を政治利用するのは日本にとって不幸だ。やるべきでない事をやった意味で宮内庁長官として大きな責任を問うべきだ」とコメント。西村氏自身の言葉も込められているのではと危惧した。

他にも“拝察”という言葉で政治利用されてしまっていると指摘する声は多い。

【関連】辛坊治郎氏が“死と隣り合わせ”の70日間ヨット航海で悟った「真の孤独とは何か?」

こうしたことを受け、菅首相は25日、記者団に対し「長官ご本人の見解を述べたと理解をしている」と述べ、加藤官房長官を同じ見解を示した。また、公明党の山口代表は「天皇陛下のご発言がどうかということをあまり詮索すべきではない」としている。

辛坊治郎氏が“死と隣り合わせ”の70日間ヨット航海で悟った「真の孤独とは何か?」

ヨットでの太平洋単独横断に挑戦し、無事にゴールすることができたジャーナリストの辛坊治郎さん(65)。日本へ向けて再び「Kaorin V(カオリンファイブ)」に乗船し、アメリカ・サンディエゴを出航しました。そんな辛坊さんが自身のメルマガ『辛坊治郎メールマガジン』の中で70日間の長旅の中で悟った「孤独論」について紹介。一人旅を経験した後だからこそ語れる深いメッセージです。

日本へ向けサンディエゴから出航

暇人S
先週号でお伝えしたように、無事辛坊さんサンディエゴに到着、6日間の停泊を経て、現地時間22日早朝6時、再び日本に向け出航いたしました。

その短い停泊期間で、日本から来た私と「Kaorin V」のクルーメンバーでもある鍋谷氏、オレゴン州ポートランドからわざわざ来られた古野電気の関根氏、さらにはサンディエゴの皆様の協力で全ての修復作業を終え、日本出航時とほぼ同じ状態で、旅立ちました。

おかげさまで、「思い出のアノ番組」の原稿、無事手に入れました。ただ少々不安もあります。その辺りは後ほどお伝えするとして、まずは、新連載からお楽しみください。

新連載 65老年漂流記

太平洋横断を終えて、サンディエゴにいる時、よく「二か月間も(本当は69日)一人きりで寂しくなかったですか?孤独じゃなかったですか?孤独をどう紛らしたのですか?」と聞かれた。

聞く気持ちは分かる。

確かに日本で普通に社会生活を送っていて、二か月間も誰とも人に会わずに過ごすなんてあり得ない。引きこもりの青年だって、食事の際やトイレの際に家族と遭遇する事くらいあるだろう。

私の場合、太平洋の真ん中にいる間は、「半径数百キロ以内に人間は私一人」という状況が何日も続いたわけで、それが人間社会ではあり得ない事だというのは確かだ。

しかし、孤独は一人でいて感じるものではない。

二人でいる時、「目の前のこの人は、私といて楽しいんだろうか?気をつかって、話を合わせてくれているだけではないか?」なんて感じ始めると、とても孤独になる。

三人でいる時、自分以外の二人が楽しそうにお喋りしているのを見ると、「俺は邪魔なんじゃないか」と思う。

たとえ百人のパーティーに参加していても、ざわめきや笑い顔で埋め尽くされる会場の壁際で一人でワイングラスを持って立っていると、いたたまれない淋しさに包まれることがある。

これに比べて一人でいることは決して孤独ではない。

多くの引きこもりの人々は、世間や家族の目線とは裏腹に、一人で部屋にいる時が一番孤独で無いのだと思う。

船内の私も同じだ。半径数百キロ、もしかすると数千キロの範囲内に私しかいないとしても、私は少しも孤独ではなかった。

むしろ、これほど人の存在を身近に感じたことは人生でかつて一度もなかったのでは?と思うほどの豊饒な時間だった。

船内で一人でいる時、常に「ここで死ぬわけにいかない。それは大切な人々に取り返しのつかない傷を与えることになる。」そう考えていた。

安全に船を目的地に付け、大切な人々に健康で元気な姿を見せて声を聴かせることが船の中にいる私の最大の目的であった。私は今までの人生の中で、これほど濃密に自分以外の人々の事を考えた事が無かった。

風速毎秒30メートル以上の暴風がうなりを上げ、船内のあらゆるものが空中を飛び交うほどの揺れの中で、私は大切な人の事をずっと考え続けていた。一人でいることは孤独ではないのだ。

以下次号。

辛坊さん_0625

暇人S

以上全て原文のままです。お気づきですよね。いつもと文体が違う。。

これは本人の弁ですが、航海中、サン・テングジュペリの「人間の大地」を三回も読んだため、文体が頭から離れなくなり、自分の文体に戻せなくなったとのことです。

さらに、「以下次号」とありますが、船の修理に忙しく、この先の原稿は出航した22日の時点で辛坊さん全く手をつけていません。

随時、衛星電話で連絡を取り合いますが、さて、次号はどうなるのでしょうか?

(この記事はメルマガ『辛坊治郎メールマガジン』2021年6月25日配信分の一部抜粋です。続きはご購読の上、お楽しみください)

image by: 辛坊氏提供

令和の学徒出陣か。オリンピック「学校連携観戦」で危機に晒される子供たち

キャンセルが相次ぐものの、未だ運用される予定の東京オリンピック・パラリンピックの「学校連携観戦チケット」事業。子供たちやその家族、教員らの新型コロナ感染リスクを考えれば中止されて然るべきですが、そうもいかない事情もあるようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵であり「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、PTAの関係者や学校教員、教育委員会職員に確認を進めるうちに見えてきた、その裏側を紹介。さらに事業適用地域内に住む保護者に対しては、子供が通う学校の対応の確認を促しています。

 

オリンピックの学校連携観戦チケットがにわかに注目を浴びている

学校連携観戦は、コロナ禍以前の計画で、全国の児童生徒対象に割安のチケット枠を設け、オリンピックの観戦をしようとの試みであった。

しかし、コロナ禍で延期や一斉休校の他、運動会や文化祭などの中止や限定的な開催などが当たり前になる中、このオリンピックの「学校連携観戦」は中止されることがないまま、実行にうつされようとしていたのだ。

各社報道

各社報道機関は2020年末あたりから、この学校連携観戦が未だに生きていることを把握していたようだ。2021年になり、4月ごろから徐々にこの問題があるが大丈夫なのかと報道を始めた。

例えば、東京都は「生徒81万人観戦計画」に変更がないことを指摘されている。さらに、いわゆる学校行事の一環として行われることで、この参加を自主的に生徒側が回避した場合に「欠席扱い」になるのではないかと警鐘を鳴らした。

東京都教育委員会は報道後、これについて見解を示し、「各校校長の判断で」に留めたのだ。

オリンピック直前の6月に入ると、「学校連携観戦」に参加しない表明が相次いで報道されている。

例えば、東京都目黒区は区内の学校や幼稚園などから新型コロナの不安が拭えないという声を受け全面的にキャンセルをするとしている。

東京都以外でも首都圏はこの「学校連携観戦」プログラムに参加していたが、例えば横浜市は計画では5万人が参加とあったが、およそ半数がキャンセルし、残りは現在確認中としていると報じられている。

埼玉県でもさいたま市を含む28の自治体がチケットの全部か一部のキャンセルを決めているとされ、多くの自治体がキャンセルを申し入れている。

こうした相次ぐキャンセルを受け、2021年6月21日、東京オリンピック開催に向けた5者協議は、会場の上限を決めていたが、「学校連携観戦」については別枠だと表明していると報じられている。どうも観点がズレている。

ちなみに、先日行われたG7サミットでは、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が2,450%増となったとされている。果たして東京オリンピックパラリンピックではどうなるのか。

 

徹底した媚中ぶり。国益ガン無視の二階幹事長が潰した中国非難決議

以前掲載の「親中どころか媚中。米国も警戒する二階幹事長に握られた日本の命運」でもお伝えしたとおり、そのあまりの中国との距離の近さゆえ、米国から名指しで警戒されているという自民党の二階俊博幹事長。そんな二階氏が、与野党合意済みの中国非難決議を葬り去った「暴挙」が物議を醸しています。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、国会が人権侵害非難さえできない日本は、中国にますますつけ込まれると強く批判。さらにこの二階氏の行動を、G7の共同歩調に逆行するようなふるまいであると指弾しています。

 

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与野党合意したはずの中国非難決議を葬った二階幹事長

「ものすごい人数が収容所で洗脳、拷問などの人格を破壊するような扱いを受け、何百万人もが強大な監視機関におびえながら暮らしている」(BBCニュースより)

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルはこのほど、中国政府がウイグル族やカザフ族などイスラム教徒の少数民族に対し、集団拘束や監視、拷問をしていたと主張する報告書をまとめ、国連に調査を要求した。

いかに中国の巨大マーケットで自国の企業が稼いでいようと、各国政府は、もはや、中国のふるまいを見過ごしてはならない。

6月13日に閉幕したG7サミットにおける共同宣言で、各国首脳は以下のごとく、この問題に言及した。

「中国に対し、特に新疆との関係における人権及び基本的自由の尊重、また、英中共同声明及び香港基本法に明記された香港における人権、自由及び高度の自治の尊重を求める」

新疆ウイグル自治区などの少数民族や香港の民主活動家に対する、習近平政権の人権弾圧をやめるよう、強く求めた内容だ。ドイツやイタリアなど経済の中国依存度が高い国も、米国に同調した。G7の足並みが乱れるのを期待していた中国政府は「中国を中傷し、内政に干渉するものだ」と反発した。

一方、6月16日に閉会した日本の国会では、ウイグル、チベット両自治区などでの人権侵害を非難する決議案の採択が見送られた。自民党、立憲民主党、国民民主党の政調会長レベルで合意したのに、最終段階で、自民党の二階幹事長が文案にOKを出さず、幻の決議案となったのだ。

立民の泉健太政調会長は「与党の皆さまは責任を持って、この国会で手続きをやっていただくことを強く求めたい」と述べていた。

そもそも、この決議は自民党の有志が昨年11月に議連をつくり準備を進めてきたものだ。その後、賛同する野党議員が加わって超党派議連となった。立民や国民は6月10日に、維新は9日に、決議案の党内了承手続きを終えたのに、自民、公明両党では難航をきわめた。

二階幹事長と、その「懐刀」と言われる林幹雄幹事長代理は誰もが知る親中派。公明党は、創価学会の池田大作名誉会長と故周恩来氏の仲から続く中国との友好関係をなにより大切にしているという。いずれも、習近平国家主席の怒りを買うようなことはしたくないのだ。

国際外交舞台では菅首相が中国の人権問題を盛り込んだ共同宣言にサインし、国内では与党の幹事長が人権侵害非難決議を反故にする。個人的心情も絡んだこの種の政策のブレは、日本の政治の信頼性を損なう。なにより、厳しい対中国姿勢を強める米国から見て、不透明、不合理と映るだろう。いずれ日米間の大きな問題になりかねない。

ただ、中国の巨大マーケットに依存する日本企業の経営者のなかには、二階氏が決議案を握りつぶしたことに、ひとまず胸をなでおろしている人も、さぞかし多いだろう。

 

グローバリズムの先駆者・織田信長が教える現代日本が進むべき道筋

三英傑の一人で、変わりゆく戦乱の世を生きた戦国武将である織田信長。彼に今の日本が学ぶことは多くあるようです。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、 多くの時代小説を執筆してきた童門冬二氏と、小説家として歴史関係の随筆家としても著名な安部龍太郎氏のお二人が、現代日本の進む道筋のヒントともなる織田信長の多面的な魅力について語っています。

織田信長の日本人離れした精神構造に学ぶもの

群雄割拠の戦国時代、加えて「第0次グローバリズム」とでもいうべき西洋文明との接触の時代を生きた武将・織田信長。日々生と死に向き合うような熾烈な時代の狭間で、信長はいかにして運命を切り拓いたのでしょうか。

童門冬二氏と安部龍太郎氏、作家のお2人に信長の多面的な魅力と底力について語り合っていただきました。

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安部 「僕は織田信長にとても大きなこだわりがあるんです。信長は、日本人として初めて西洋文明、西洋列強と向き合うことを迫られた為政者でした。彼が生きた時代は西洋でいえば大航海時代で、スペイン、ポルトガル両国が世界植民地支配体制をつくろうとしのぎを削っていました。

両国の影響力が東アジアに及び始めたのがちょうど信長の頃です。信長がそれにどう対処したかを見ることは、今日のグローバリズムの中で日本がどう生きるかを探る上でも大きな示唆を与えてくれると思います。そういう意味で、信長から目が離せないんです」

童門 「確かにそうですね。信長というのは、円筒形の人間だと僕は思っています。どの方位から光を照射しても十分堪えうる存在で、切り口はいくらでもある。だから、いまおっしゃったように現代に照らして学ぶべきことがたくさんあるし、これから時代が変われば変わるほど、彼の存在からまた違ったことを発見できますよね」

好奇心旺盛な子には最高の相棒に。1人1台iPad支給の成果が期待できる訳

政府のGIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想で小中学生への1人1台のタブレット支給が進んでいます。しかし、現場では利用方法に自治体ごとの規制があったり、教師によって使用頻度に差があったりと、悩みを抱えているようです。『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さんの元には、iPadが支給されている横浜市の小学校教師から「iPad学習に期待すること」について意見を聞かせてほしいと相談が届きました。永江さんはタブレット利用で検索リテラシー向上に大きな期待を示しています。

世間が小学校のiPad学習に期待すること

Question

shitumon

いつもありがとうございます。楽しく参加させていただいております。私は横浜市立の小学校で教員をしております。公務員ですので悩むことや考え方が皆様とは違うとは思いますが、目の前の子どもは将来その多くがビジネスに関わると思いますし、保護者の皆様と関わる度に、いろいろと考えさせられる日々を過ごしており、ぜひご意見をうかがいたく質問させていただきました。

さて、GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想ということで、公立学校にも子どもたち1人1台iPadが導入されました。自治体によって差はあるかと思いますが、アカウントやアプリに対するお金もある程度かけています。個人的には「ようやくここまできた!」と思う部分と「とはいえ、まだこの辺はできないのか…」と葛藤しているところです。例えば家庭に端末を持ち帰れないとか、アカウントの制限につきアプリの使用の幅が限られてしまうなど。

前置きが長くなりましたが、このような状況になり、保護者の方のみならず多くの方が多少はiPadなどのタブレット端末が導入されたことでどのような教育効果、または変化を期待されていらっしゃるか気になります。文科省は学習指導要領でいろいろと謳っていますが、みなさんはどのようにご覧になっているでしょうか。

実は、学校や担任によってすでに使用する頻度や扱いに差がでてきていて、今後その差が広がっていくことになるのはよくないと思っています。ざっくりとした質問で申し訳ありませんが、ぜひ今後の参考にさせていただきたく、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。

永江さんからの回答

iPadなどのタブレット学習に最も期待することは、子供が自らインターネットに触れ、疑問に思ったことをその場で検索できる機会が増える点です。「分からないことは自分で調べて解決する」という習慣を身につけるメリットは非常に大きく、将来の検索リテラシー向上にも繋がると思います。

わたしも数あるデバイスの中でiPadを最も愛用しており、InstagramなどのSNSはもちろん、映画や動画鑑賞もしますし外出時には仕事もしています。いま画面サイズもPCと大差なくなってきているのでiPadを1人1台支給というのはPCを1人1台与えているのとなんら変わりないんです。

その上でiPad学習の一番の利点は検索が容易にできることでしょう。今までなぜ?どうして?と疑問が浮かんでも親や教師などの周囲に聞くしかなかったのが、iPadがあれば世界中のあらゆるソースの中から子供自身で情報を取り出せますよね。

以前ブログに詳しく書きましたが、情報にはプッシュ型とプル型の2種類あり、テレビやラジオ・動画などが前者、新聞・雑誌・検索などが後者と分類できます。ネットサーフはプル型なので幼い頃から検索に慣れ親しむことのメリットは計り知れません。トラブルもあるかと思いますが親が介入できるうちに対処法を学んでおくと後々役に立つでしょう。
どうしてここ20年で情報格差(知的格差)が広がったのかを永江理論で解説します – More Access! More Fun

よくスマホファーストといいますが、ネットサーフは画面の大きいタブレットの方が断然向いています。もちろん子供の家庭環境によって差はあるかと思いますが(親がテレビしか観ていないと子供もそうなってしまう)、好奇心旺盛で何にでも興味がある子にとってiPadは最高の相棒になると思います。

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米軍制服組トップが「台湾有事」見解表明。軍事アナリストはどう見たか?

6月17日、米上院歳出委員会の公聴会に出席した米軍統合参謀本部議長が、中国による台湾の武力統一について「可能性は低い」との見解を表明したと各メディアが報じています。今年3月に米インド太平洋軍司令官が「台湾有事」の可能性を否定しなかったのとは異なる見解が示されたことについて、軍事アナリストでメルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する小川和久さんが解説。現場司令官が「有事」に触れたのは別の意図があると指摘しています。

台湾有事のリアリティ

中国が台湾に武力を行使する可能性について、米インド太平洋軍のデービッドソン司令官(当時)とアキリーノ太平洋艦隊司令官(同)が3月、米議会の公聴会で「脅威は今後10年間で、実際には6年で明白になる」と述べ、米国内だけでなく、日本国内でも台湾有事についてにわかに関心が高まることになりました。

私は2人の海軍大将の発言を「こちらが手立てを講じないでいれば追いつかれる」との警告だと受け取るべきであり、同時に、海軍力の増強に向けて議会に予算増額をアピールする狙いも含まれていると発信してきた訳です。

台湾有事のリアリティの乏しさについては、軍事専門家であれば根拠をもって示すことができるものだからです。そのあたりのお話は、YouTubeにアップしてありますので、視聴いただければ幸いです。
「台湾有事」は起こりうるのか 前編/日本の安全保障は「台湾」抜きで語られていた?/アメリカ海軍大将の発言「6年以内に脅威」/中国軍の台湾上陸・占領がありえない理由/弾道ミサイルによる斬首戦は? – YouTube

そして17日、米軍側からも私の指摘と重なる見解が示されました。以下、19日付の朝日新聞を引用します。読売新聞なども同じ内容を報じています。

「米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は17日、米上院歳出委員会の公聴会に出席し、中国が台湾に対して軍事的圧力を強めている問題をめぐり、『中国が台湾全体を掌握する軍事作戦を遂行するだけの本当の能力を持つまでには、まだ道のりは長い』と述べた。中国による台湾の武力統一が『近い将来、起きる可能性は低い』とした。

 

ミリー氏はまた、『中国には現時点で(武力統一するという)意図や動機もほとんどないし、理由もない』と分析。ただ、『台湾は中国の国家的な利益の核心部分だ』とも語った。

 

同じ公聴会でオースティン米国防長官も『中国が台湾統一を目標にしていることは疑いの余地はない』と述べ、『複数の機密情報がある』と語った。ただ、中国がいつ台湾を武力統一できるような軍事能力をもつかについては『不透明だ』とした。(後略)」(6月19日付 朝日新聞より)

私が若いころ、教えをいただいていた青木日出雄先生(陸軍航空士官学校、航空自衛隊から航空ジャーナルを創刊)は、いつも「軍事は常識の科学である」と言っておられました。極端な議論の多くは客観的根拠に欠けるという教えですが、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」にならないよう心がけながら、冷静かつ着実に日本の安全を高めていきたいものです。(小川和久)

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