花澤香菜『辿りつく場所』楽曲配信が決定!

2015年夏に販売された音楽プレーヤー「Astell&Kern AK100II KANA HANAZAWAエディション」。

※「Astell&Kern AK100II KANA HANAZAWAエディション」の詳細はこちら

書き下ろし音源『辿りつく場所』がプリインストールされたこともあり、1台約12万円という高額な商品ながら、限定450台が予約だけで即完売するというすさまじい人気を博しました。

しかしその値段から、なくなく諦めたという方もいらっしゃったのではないでしょうか。

そんなみなさんに朗報です。プリインストールだけの楽曲かと思っていた『辿りつく場所』が、2015年10月21日(水)0時から、「iTunes」「レコチョク」「mora」にて楽曲配信が開始します。

同時にハイレゾ音源も配信されますが、プリインストール版とは音質が異なり、192Khz/24bitではなく、96kHz/24bitでの配信。数字では大幅にkHzが下がっていますが、96kHz/24bitももちろんハイレゾ規格ですよ。

「Astell&Kern AK100II KANA HANAZAWAエディション」を手に入れることができなかったという方、手持ちのプレイヤー、ハイレゾプレイヤーで『辿りつく場所』を楽しんでみてはいかがでしょうか。

●楽曲情報

「辿りつく場所」
作詞:Reom 
作曲・編曲:Yamato Kasai from.Mili

Illustration:よしとも (AQUA ARIS)
Art Direction:Reom(AQUA ARIS)

●information
花澤香菜公式サイト http://www.hanazawakana-music.net/
花澤香菜STAFF公式ツイッター https://twitter.com/hanazawa_staff
Miliツイッター https://twitter.com/hamoloid
Reomツイッター https://twitter.com/reom_aqua_aris

文/横田吉木

一流のカジノディーラーはルーレットの数字を狙えるのか?

カジノゲームで知られるルーレットは、回転する円盤に投げられた小さなボールがどの数字に落ちるのかを当てるという単純なゲーム。果たして、一流ディーラーともなればボールの落ちる場所を狙うことはできるのでしょうか? この疑問に対して、現役ディーラーからの意見がメルマガ『鍛野ミミの「カジノの目線で」-ここだけばなし-』で取り上げられています。

カジノディーラーはルーレット狙える?

 よくね、「私カジノのディーラーなんです」

とか、

「ラスベガスのディーラーラインセンスを持っています」

とか話をすると……

「ええ!? じゃあさ、ルーレット狙えるでしょ?」

と、ほとんどの場合、同じリアクションが返って来るんです(苦笑)。

本当に、ホントウに冗談抜きで。

9割くらいの人たちの質問は、

自分の好きな数字に落とせる? 狙えるよね??

なんですよ……(おもしろいなあ~)。

あまりにも同じことを聞かれるので、きっと皆さんにとって、ルーレットディーラーのイメージとは……

(ディーラーは狙える! = イカサマが出来る)

とかね……或いは、

(ディーラーは狙える!= すごい技術を持っていて素人には絶対に勝てない)

となっているのではないでしょうか。

今回はこの辺りの話をしたいと思います。

まず単刀直入に……ルーレットディーラーは、

「Yes! 私たちは狙えます」

なのか……。

「No! 私たちは狙えません」

のどちらかと言うと……。

結論から言うと、

No! 私たちは狙えません

が、その答えです。ましてや一点に落とすことなんて……(はっは~)。

もっと厳密に言うとね、

現在のディーラーは狙うことは出来ません

という方が正しいかと思います。

ちなみに「一点」とは、1つの数字のことを表しています。「一点に落とす」とは、38通りあるルーレットの数字の中で(アメリカンタイプの場合)、1つの数字にボールを落とすことを言います。

(え、ならば昔のディーラーは狙えたの?)

(なぜ現在のディーラーは狙えないの?)

と思いますよね。

人気ブロガーが伝授、信頼性の高い情報は10分ググれば集められる

ブログをたくさんの人に読んでもらうのに必要なのは何より内容の信憑性の高さ、でもどうすれば信頼性の高いデータを探すことができるのか―。ブログ運営者の誰もが持つそんな悩みに、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で大人気ブロガーとして知られる永江さんがサクッとお答えくださっています。曰く、グーグルを使えば10分足らず、だそうですよ。

Question

ブログに説得力を持たせられる、データ収集方法のコツは?

shitumon

今回「ブログに説得力を持たせられる、データ収集方法のコツ」を教えていただきたくメールしました。

永江さんのブログは毎回説得力があり、私もあのようなブログが書けるようになりたいと思っています。以前より、その説得力の秘密が知りたく、私なりに永江さんのブログを分析していました。結果、信頼性高いデータと深い知見に裏打ちされた情報量の多さから来るものだと私は考えています。

また以前、永江さんのメルマガにあった、下記『質問&回答』も大変参考になりました。

●9/16 読者質問6:「ブログの内容の決め方について」

 永江氏回答:基本は「自分が知りたいことを調べて書く」です。時間も手間もかかります。

以上のことから「知りたいことを調べ、信頼性の高い資料と知識で説得力を持たせることができれば! PV数UPも間違いなし!」とテンションアゲアゲでした。

しかし、いざ自分がやろうとすると、時間も知識も足りないことに気づき愕然としました。「2~3時間(※)で、自分が知りたいことの情報や資料を集めて、ブログを作るなんてムリ!」…と。

※ 以前Twitterの質問で永江さんに「ブログ作成は1日2時間までと決めている」と回答いただいたことあり。それでも何か方法を考えたく。

知見については、本を読んだりニュースを見たり、普段から積み重ねるしかないと考えています。しかしデータ収集については、短時間でも信頼性の高いデータを得ることは可能かもしれないと考えました。

永江さんの見解はいかがでしょうか。短時間の間に、信頼性の高いデータを得ることは私の様な一般人には不可能でしょうか。何かコツや秘訣などがあれば、お教えください!

持論の裏付けに資料が必要になった場合、都度キーワード等で検索されているのか、普段から各省庁やリサーチ会社のHPをお気に入り等に登録して、必要時アクセスされているのか、など具体的に教えていただけますと幸いです。

【書評】執事「大富豪は松竹梅で迷ったら梅をお買いになります」

話題書の要点をかいつまんで教えてくれる無料メルマガ『毎日3分読書革命! 土井英司のビジネスブックマラソン』で、今回取り上げられているのは、富裕層向けに執事サービスを提供する著者による一冊。一流の執事が実際に見聞きした、お金持ちと呼ばれる人たちが等しく備える「思考と行動パターン」とは、いったいどういうものなのでしょうか。

 

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『執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学』 新井直之・著 幻冬舎

 

こんにちは、土井英司です。

『お金持ち入門』を出版したのがきっかけで、共著者のみなさんと「お金持ちとはどんな人か」を議論する機会が増えています。

お金の使い方、人の扱い方、目の付け所、リスクに対する姿勢……。さまざまなポイントがありますが、明らかなのは、それらが一般の人とはまったく違うことです。

ということは、お金持ちになるには、人と違った考え、行動をする必要がある。手っ取り早いのは、やはりお金持ちをマネすることでしょう。

そこでおすすめなのが、富裕層限定でバトラー&コンシェルジュサービスを展開している著者が書いた、『執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学』

松竹梅で迷われたら、を買われます」

宝くじはお買いになりません」

時間を買うことが大好きでいらっしゃいます」

など、執事風の口調で、お金持ちの思考パターン行動パターンを紹介しており、読み物としても、実用書としても使える一冊です。

お金持ちは、一体どんなことを考え、どう行動するのか。

さっそく、本書のエッセンスを見て行きましょう。

燃えるものには投資しない

大富豪から選ばれるのは、「普遍的な価値がある」と認められたものだけです。その代表格が土地です。不動産投資がお好きな大富豪は、「この物件を燃やしてみたら価値は残るかな? 建物は燃えるけど、土地は残るな」と確認していました

大富豪が決済用口座に入れているのは、一カ月分の生活費だけです

大富豪は店頭金利に見向きもせず、必ず銀行と交渉をされます。そして常に、店頭金利以上の数字を引き出しているのです

大富豪は家を所有することにこだわりません。それどころか、自分が今現在、住んでいる家であっても、高い値がつくなら売ってしまおうと常に考えています。つまり、大富豪にとって家は投資商品でもあるのです

「記念硬貨は元本が保証されている上に、そのあとで値上がりするケースも多いから、これほど投資に適したものはないんだ」

最大の投資は、節約であることを知っていらっしゃいます

大富豪は、書類の作成から取引先との会合まで、「誰かに代わってもらえる仕事は代わってもらう」という方針を徹底しています

大富豪が贅沢に使うのは、自分で稼いだお金ではなく、お金が稼いできてくれたお金──株式投資や不動産投資、金融商品、先物取引などで得た利益です

損得よりも好き嫌いで付き合う相手を決めたほうが、結局は人間関係が長続きするとわかっている

人脈とは、無理を頼める人の数だと思っていらっしゃいます

来る者は拒まず、去る者を追われます

出戻りの従業員は、今まで以上に働いてくれます。一度辞めた自分をまた雇ってくれた大富豪に恩義を感じ、一層の忠誠心を持つからです

お金持ちの思考と行動パターンがシンプルに表現されていて、じつに勉強になる本です。

「人によって違う」と思う部分もいくつか見られましたが、鵜呑みにせず、あくまで考え方を参考にすれば、良い刺激になると思います。

ぜひチェックしてみてください。

image by: Shutterstock

巨大企業の張り込みからゴミ屋敷まで…報道カメラマンの過酷な1日

毎日、それこそ湯水のように報道される日本各地のニュース。中には「よくこんな映像撮れたなー」などと感心してしまうようなものも多々あります。そんな現場の苦労や知られざる真実を、元報道カメラマンが無料メルマガ『お教えしましょう!報道・撮影現場の裏側』で配信しています。

きょうも1日

きょうも1日中「待ち」になるだろう。

T自動車の幹部が逮捕された。警察がガサ入れに来る可能性大なので、そのT自動車本社の前でスタンバイだ。自分1人ではと、さすがに若手のS記者とT音声マンをよこしてくれた。

朝8時、きょうはこれからこの3人で、同じ1日を過ごすことになるだろう。

本社ビル前の歩道にカメラを据えた。このT自動車は、大企業だけあって、すかさず警備員が飛んできた。いつものことだ。歩道にいる限り何か言われることはないが、必ずやってくる。

:「何時になるかわかりませんよ」

警備員:「ええ、わかってます、私たちのことはゴミだと思ってください

そういいながら自分たちがいる限り、見えるところに立っている。まあ、それが彼らの仕事だ。

T自動車の本社ビルは、でかい。車もひっきりなしで出入りする。そこで警察らしき車両を見分けて、撮れという。

脚立も2つ持ってきて長期戦に備える。天気はいいが、その分、日差しがきつい。歩道には大きな樹木が多く、日陰にあわせて徐々に移動する。他社がどこもいないから、できる業だ。

昼になった、S記者がおにぎりとお茶を買ってきた。歩道の上3人で昼食だ。こんなでかいビルの前の歩道でおにぎりを食べるなど、日常ではありえないことだ。

午後2時、日差しが一段と強くなった。少し離れたところには相変わらず警備員が立っている。交代しているとはいえ、日差しの中、前を見据えたままだ。あれも大変な仕事だな。きっと心の中で、「はよ帰ってけ~~っ」とオレたちに叫んでるんだろうな。

午後3時をまわった。S記者は相変わらず走ってくる車のナンバーを読みとっている。

S:「これだけ車ばっかり見てるのも、人生初めてだな」

それらしいナンバーの車は数台いたが、この正面には入らず、真っ直ぐ走り去ってしまった。

いつまでここに居ればいいんだろう。ただ脚立の上に座ってみてるだけだが、1日いるとさすがに疲れてくる。

午後4時、本社のカメラデスクから連絡がきた。スタンバイ解除の指令だ。結局、ガサ入れに入ったのかどうか判らなかった。機材を撤収、一応確認のために車で、ビルの周りを1周した。正面に帰ってきたとき、すでに警備員の姿はなかった。

記者と音声の2人と別れて帰路についた。やれやれ、そう思ったとたん、カメラデスクから電話がかかってきた。

D:「すぐ、H町に向かってもらえませんか?」

え…、ま、まだ何かあるのお……。

仕事はつづく…。

社員のアイディアが商品に!米3Mに学ぶ「やる気を引き出す」経営

社員のやる気と才能を引き出すための、“お金”以外の方法とは? マネジメントの基本を分かりやすくレクチャーしてくれるメルマガ『戦略経営の「よもやま話」』では、米企業・3Mでの実例を挙げつつ、イノベーションを起こす人材をしっかり確保するための方法を説いています。

ホーソン実験(最初の発見)

人には感情があります。感情無視した経営は無策で、大きな成果を生み出すことはありません。ところが、給料さえ払えば働くのは当たり前という考えがいまだに生き続けています。せっかく縁があって雇用したのに、最大の能力を発揮してもらえないというケースが一般的です。

極端な例で、人のやる気根源を説明します。戦争になったとき、国を守るため、栄誉を得るため、人は命をかけて戦います。もちろん臆病で自分のことしか考えない人もいますが、その人でさえも本人の誇りと価値観と大切にしているものにかかわったとき、思わぬ爆発的な行動を取ることさえあります。

初期の経営学においては、労働力は手段で、フレデリック・テイラーの「科学的管理法」が主流でした。合理性知性人間の労働を律する原理であると考えていました。

ところが、エルトン・メイヨー、フリッツ・レスリスバ ーガーがアメリカのホーソン工場で行われた照明実験から思わぬ結果が出てきました。これは作業条件と従業員の作業能率の関係を分析するために行った実験です。

なんと、照明環境が悪くなっても能率がさらに向上したのです。物理的条件外で、作業能率向上させる要因があることが初めて認識された実験でした。客観的な職場環境よりも「職場における人間関係」が、能率にかかわるのではないかという仮説が導き出されました。

この発見が現在、経営学の新たな扉を開きました。人こそ「最大の経営資源」です。人の持つ能力を最大限に発揮させる、人の心とする経営こそが強さ実現できる経営であり、松下幸之助さんが「私の会社は人をつくっています」と言われた真髄です。

子どものテスト「0点」に驚く親は、無能で仕事ができない理由

子育ても仕事も、予想外のトラブルの連続。それらに対し戸惑うことなく対応するためには、日ごろからの「予想力と準備力」への意識が大切であると、人気の無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんは語ります。

予想力と準備力

子育てをしているパパさんやママさんには、「子どもの行動は予想できないから困る」「子どもは想像していなかった動きをするから大変」と主張する人がたくさんいます。

私は以前からそれがすごく疑問だったのですが、実際に自分にも子どもが生まれて子育てをすると、やっぱり案外そうでもないなと感じます。

子どもの行動は、たいてい想定の範囲内なのです。

子どもが小さければ小さいほど大変だという人もいますが、小さければ小さいほど、想定外の動きはありません。

もちろん、赤ちゃんはいつおしっこをするかとか、夜中にいつ泣きだすのかとか、正確には分かりません。

でも「オムツを変える時におしっこを引っ掛けるかも」「何時間以内には泣きだすだろうな」といったことは予想できて、その想定に対して準備はできます。

「予想ができないから大変」と騒ぐ人は大抵、そういう準備をきちんとしていないから、いざその時になって慌てるのです。

「こんな場所でおもらししちゃって、大変!」と、余計に騒いで子どもをもっと泣かせる親もいれば、「替えのズボン持ってきてるから大丈夫よー」と、さっさと履き替えさせられる親もいます。

「目を離した隙に、危険なものに触りたがる」などと言って子どもの行動にため息をつく親もいますが、目を離した隙を作っているのは自分だし、危険なものを触れる所に置いてあるのも自分です。

たいていのことは、親自身気配り下準備で、問題解決するものなのです。

また、小学生や中学生のお子さんに対しても、「テストで20点しか取ってなくて驚いた」「我が子が0点を取るなんて予想外だった」などと声を荒げる親が多いですが、これも想定力準備力欠けた人の言い方です。

100点満点のテストだったら、点数は0点~100点までの範囲しかないのですから、予想するのはすごく簡単なはずです。

「100点満点のテストで、5億点も取ってる!」というなら文字通り「想定外」ですが、100点満点のテストで0点や20点はあり得ることで、そういう点数を取った時にどう声をかけるかという想定準備は、すぐにできます。

親自身ががそんな想定力がないだけなのに「私の想定外の点数を取るなんて!」などと子どもを叱るのはナンセンスなのです。

これと同じことが、仕事でも言えます。

マイナンバー導入で会社にバレる副業、バレない副業

いよいよ施行されたマイナンバー。早くも汚職が発覚したりと何かと話題に事欠きませんが、サラリーマンとしては「副業が会社にバレる可能性」も気になるところです。実際、どうなんでしょうか。無料メルマガ『もう、資格だけでは食べていけない』の著者で行政書士の横須賀輝尚さんに聞いてみました。

マイナンバーでサラリーマンの副業はバレる?

10月5日に、とうとうマイナンバー法が施行になりました。運用は来年1月からですが、早くもいろいろな動きが出てきています。例えば、マイナンバーがスタートした瞬間にマイナンバー詐欺を行う人がいました。すでにこの詐欺に引っかかってしまった…、なんて人もいるようで、これからもそういったことには気をつけなければなりません。

さて、マイナンバーが始まるということで、サラリーマン副業バレるなんていうことが言われています。実際のところ、バレるかどうかということでいえば、本当にケースバイケースですと言うしかありません。ただ、一応こういうこと気をつけておきましょう、ということを今回はお伝えしておこうと思います。

まず、副業などの収入が、年間20万円超える場合、確定申告必要です。副業だから確定申告が要らないって思っている人も多いようですが、そんなに国は甘くないです。20万円以下であれば、問題ありません。

会社員の住民税は、給料から天引きされていますので、副業によって収入が増えてしまうと、住民税の多さから、会社にバレてしまう可能性があるわけです。これまでも、バレることはあったのですが、本業と副業の照合の手間などを考えると調査するほどのことでもなかったわけです。しかし、マイナンバーによってひも付けがされれば、調査は簡単になり、一発バレてしまう、ということもありえるのです。

ただ、すべての副業が会社にとってNGかというと、そうでもありません。投資信託外貨取引などの資産運用は別に副業にはなりません。ただ、オークションアフィリエイトのように、主体的に事業をしていると思われるもの、継続的にビジネスをしている場合などは副業に当たるとみなされることが多いので、マイナンバー後も注意が必要です。

米国の「都合のいい正義」を抹殺した、プーチンの正論すぎる演説

先日、大筋合意を見たTPP交渉。米国主導の巨大な経済圏が誕生しようとしていますが、これについてロシアのプーチン大統領は国連総会で真っ向から批判、さらにIS問題やウクライナの内乱なども引き合いに出し、アメリカの一極主義を厳しく非難しました。いったい米露どちらが正しいのでしょうか。その判断のヒントとなるプーチン演説の要旨が、メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で紹介されています。

誰がルールを作るのか? ──そこで分かれる世界の景色の見え方

オバマ米大統領は10月6日、TPPの大筋合意を受けてホワイトハウスで開かれた経済界代表との会合でこう述べた。

「われわれが世界経済のルールを作る」

さらに10日のラジオ&インターネットを通じての週末演説でも同じ言葉を繰り返し、さらにこう付け加えた。

「TPPがなければ、中国のように価値観共有しない競争相手が世界経済のルールを築きあげる」

プーチン露大統領の答えはである。彼は9月28日の国連演説でこう述べた。

「ご存じのように、冷戦後この世界に単一支配センター出現した。そのピラミッドの頂点に立った人たちは、自分たちがそれほど強力で例外的な存在であるとすれば、他の誰よりも何をなすべきかが分かっているのだから、国連など無視して構わないという考えに傾きがちだった。…世界は、共同作業よりも自国本意利己心によって支配されるようになり、平等、真の民主主義、自由よりも頭ごなしの命令が罷り通るようになった」

「今日、国連憲章の裏をかいた一方的な経済制裁がほぼ当たり前のように実施され、それが政治的目的を達成したり、競争相手を排除する手段として用いられている。もう1つの『経済的な利己心』の高まりの兆候は、選ばれた一部の国が閉ざされた『特権的』な経済連携を作り上げ、しかもその交渉を水面下で行って自国の市民や公衆やビジネス界にも秘密にしていることである。それによって影響を受けるであろう他の国にも何も知らされない。ゲームのルールは、WTOを無視して、選ばれた者たちの狭いグループ有利なように変更されてしまったかのようだ。これは貿易システムの均衡を完全に崩し、グローバルな経済空間を分断するものである」

自衛隊の装備について、自民党「ヒゲの隊長」の回答が素人丸出し

自衛隊のイラク派兵時に一躍人気者となった「ヒゲの隊長」こと佐藤正久現参議院議員。彼が現役自衛官だった頃に諸々の質問をする機会を得たという元戦場ジャーナリストの加藤健二郎さんでしたが、氏の回答は戦闘部隊の指揮官としての能力を疑わざるをえないようなものだったのだとか。メルマガ『異種会議:戦争からバグパイプ~ギャルまで』で、加藤さんがその内容をリークしています。

海外派遣自衛隊の武装決定権

大きなプロジェクトほど、決定権と責任が曖昧のまま放置できるのが日本の特技かもしれない。日中戦争の責任者は不在のまま関心も持たれずスルーできている。

では、やや細かめのことだとどうなっているのだろうか。陸上自衛隊イラク派遣に関して、ヒゲの先遣隊長として知名度を上げた佐藤隊長に訊く機会があったのは、2004年の記者会見とその後の懇親会。

カトケンが気になっていたのは、派遣する装甲車に搭載されている標準武装である擲弾発射機を取り外して重機関銃替えた理由。佐藤隊長の回答は「攻撃的な兵器である擲弾でなく、防御兵器である重機関銃に替えたのだと思います」とのこと。これは、あまりにも軍事素人すぎる回答なので、彼の軍人としての名誉のためにスルーすることにした。ブロック塀でも貫通する威力を持つ12.7ミリ重機関銃の方が攻撃兵器で、ミニ手榴弾サイズをばらまく自動擲弾発射機は、遮蔽物を貫通できない上に命中精度もかなり悪い威嚇用の兵器なのだから。

記者会見の質問者だから軍事知識なんかないだろうとバカにしての回答になることを避けるため、カトケンの方は、防衛庁内局OPLであることは名乗っている。えっ、内局は自衛官からバカにされてるってか?

まあ、とにかく、佐藤隊長はこの質問が嫌そうだった。嫌がってる相手から真実は訊き出せないので「40ミリ自動擲弾の実射立ち合い経験はありますか?」とだけ質問し、「ノー」の回答を受けとり、で、次の質問に進めた。「重機関銃に替えるという意見具申佐藤隊長がしたのですか? この装備変更に先遣隊長としての意見は反映されてますか?」と。