【佐世保バーガー】マクドナルド会長の弟が経営する噂のバーガー店を勝手に評価

佐世保バーガー食べ歩きで勝手に☆でランキング

Stamina本舗 Kaya 佐世保市大和町113-2

メルマガ『大原さんちの九州ダイナミック』を漫画家の妻・大原由軌子と共同配信しているライターの大原広軌です。佐世保バーガー食べ歩いて勝手に☆で評価する『ボーサセのガーバー』、今回は日本マクドナルドの会長・原田泳幸氏の弟さんが経営しているという噂のバーガーショップを勝手に評価します。

皆さん今年のお花見はいかがでしたか? 私ら一家は妻の姉妹両親甥っ子姪っ子という総勢12名で、自宅からほど近い旧海軍墓地で満開の桜を見てまいりました。

その際、せっかくだから佐世保バーガーを皆でいただこうということになり、義母が予約を入れてくれたというお店に二人、受け取りに向かったのですが……、市街地からどんどん離れ、到着したのは町工場が立ち並ぶうらぶれた地域。こんなところに食べ物屋があるのかと見回すと、ラジエーター屋の横に掘っ建て小屋が立っています。

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隣のラジエーター屋のシャッターが開き、中から奥崎謙三のような人間が出てこないかちょっとドキドキですが、あれはたしかバッテリー屋だったので大丈夫。そう自分に言い聞かせ、例のキャラクターを写真に収めました。

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店名は…、「Stamina本舗 Kaya」

Kaya?Kayaと言ったらジャマイカで大麻を指すはずでは?まさかパティにそういったものが練り込まれていて、一度食べたらブラックカレーを食べた時のような状態に陥ってしまうのでは!?などとウキウキしながら予約しておいたハンバーガーとフライドポテトを受け取りに掘っ建て小屋のカウンターに向かいました。

と、接客してくれたのは、20代と思しき女性。総茶髪でギャル風のメイクをバチッときめた、木下優樹菜ちゃんによく似た子と、ギャル曽根にそっくりの子です。

うわー、「なんすか」的な対応をされて気分悪くなるのかなーなんて一瞬思いましたが、真逆。とにかく驚くほど優れた接客態度なのです。義母がこのお店にこだわるのは、見た目と態度のギャップに心を打たれ、以来ご贔屓にしているからなのだとか。

ちなみにこちらのお店はテイクアウト専門店で、掘っ建て小屋の中は厨房があるのみ。

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ただ、上記写真のスペースで飲食するのは自由とのこと。

そして最近は人気急上昇らしく、昼食時には30分~40分待ちなどはザラなのだとか。そんなわけで行かれる方は事前に電話予約することをオススメします。

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さて、こちらが旧海軍墓地。佐世保市でも有数のお花見スポットということで、この日も平日ながら数組が宴を開いていました。

そんな人々を見守るがごとく立っている東郷平八郎元帥の直下でハンバーガーをいただきます!

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デカい。とにかくデカい。バンズのサイズは16cm~17cmはあるでしょうか。携帯電話と並べたショットを押さえておかなかったことが悔やまれますが、小学校4年生の長男坊の顔と比べていただければ、その大きさがお分かりになるかと思います。

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パティは若干薄めながら、それはきっと大きすぎるバンズと比べるからそう感じてしまうだけであって、ボリュームは満点すぎ。”Stamina本舗”と謳っているだけあって相当ガッツリしています。

いただいたのはオーソドックスな「ハンバーガー」だったのですが、写真の長男はボリュームがありすぎて食べきることができませんでした。

こちらのお店はフライドポテトの味にも定評があるとのことで同時購入したのですが、200円のМサイズとハンバーガーで私ですら満腹状態。ハンバーガー400円ですから、コストパフォーマンスは最高です。

これだけのサイズですから大味なのでは、とかぶりつく前には思ったのですが、佐世保バーガーの命でもあるレタスのシャキシャキ感もキープされていますし、ソースも甘すぎずスパイシー。質・量ともに他を凌駕する、これまでで一番のオススメといっても過言ではないバーガーです。ブラックカレー並みに癖になりそうで少々心配です。

というわけで「Stamina本舗 Kaya」、このコーナー始まって以来の最高点・星三つです!

info:Stamina本舗 Kaya

『大原さんちの九州ダイナミック』
著者:大原広軌(おおはら こうき)
1969年、東京生まれ。フリーランスライター、構成作家。代表作は『精神科に行こう!(文春文庫)』。妻は漫画家の大原由軌子。2011年、家族とともに妻の実家がある長崎県佐世保市に移住。現在は夫婦でメルマガを配信しつつ、様々なメディアに寄稿する日々を送っている。
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21世紀はアジアではなくユーラシアの時代!高城剛独占インタビュー第1弾

ISIS騒動に始まり、中国主導のAIIB、新興国の台頭、そして米国の衰退……、世界情勢は明らかにこれまでとは異なるフェーズに入っています。変わりゆく世界の中で日本はどう振る舞うべきなのでしょうか? そこでまぐまぐは、世界中を放浪し続ける高城剛さんに、これからの日本人が進むべき道を聞いてきました。ロングインタビューを受けるのは、なんと2年ぶりだそうです。日本の景気の真相、大勝した安倍政権が待ち受ける世界、音楽、食、テクノロジーの未来まで多岐に渡って語り尽くしてもらいました。

全4回にわけてインタビューを掲載します。第1回となる今回は、最新のアジア情勢や注目国について言及しています。

これからの一番注目な国はマレーシア

―昨年末の堀江隆文さんとの対談も読者からご好評をいただきましたが、今回は2015年に向けて、高城さんの世界の見方を聞かせて欲しくて、時間をいただきました。今回もお引き受けいただきましてありがとうございます。

早速ですが、2015年について高城さんはどういう年になると予想していますか? 昨年は朝活やサードウェーブコーヒーとか、高城さんが言ったことがズバリ流行りました。それと、今の生活から離れて、もっと”圏外”に行けるように準備しようよという提言も印象深かったです。

まさにちょっと前まで「圏外」にいました。つい二週間くらい前はカンボジアの無人島にいまして、そこは電気がない島で、もちろんネット環境もなければお湯も出ない。ただ、メルマガの発行があるので、発行の前日か当日の朝にネットがある港まで船で行って、書いてまた「圏外」の島に帰る。週に一回、買い出しと兼ねて、そんな生活をしていました。

―高城さんは世界中を飛び回っていますが、これから面白そうだなって一番感じている国ってどこですか? 最近はアジアの国々が着目されていますが。

絶対数が多い中国やインドは成長の踊り場があっても、それなりに経済発展が予想つきますが、文化的には東南アジアが今後面白くなるでしょうね。特にマレーシアで、続いてインドネシアでしょうかね。どちらにしろ、21世紀はアジアというより、ユーラシアの時代は間違いありません。

―マレーシアの話はあまり日本国内では話題に上りませんが、どのような点が特別なんでしょうか?

マレーシアは他民族国家ですが、基本的にイスラムなんです。だから今アメリカと良くも悪くも距離がありますし、大きな人口を持つインドネシアを文化的に牽引できる可能性があります。また、いま世界的に問題になりつつある中東とアジアを上手につなぐことができるとしたらマレーシアだとも思いますね。21世紀はイスラム人口が爆発的に増え、「文明の衝突」が起きるのは間違いありません。東南アジアを見ればインドネシアもタイの南部もイスラムです。それらをつなぐのが平和的で文化があるマレーシアが有望で、今後アメリカの衰退とともに面白くなる国だと思います。日本と違い、明確にアメリカと距離を置け、中東のように好戦的ではなく、しかも今勢いがある東南アジア。面白い国ですよね。なにしろ、世界はいま「接続性」に悩んでいるんです。グローバルといっても、イスラムと上手く接続できていないのは明らかです。今後、あらゆる「接続性」の問題が浮上するでしょう。「接続性」は、大事なキーワードですね。

マレーシアのクアラルンプールに行くと、「反グローバルモール」っていうのがあるんです。モールって世界中どこでも一緒ですよね。スターバックスやスワロフスキーがどこでもある。反グローバルモールっていうのは、そのようなグローバル・チェーンがひとつも入ってないんです。クアラルンプールで一番人気で巨大なモールなのに、聞いたことがない服屋や家具屋しかない。地元のすごい美味しいけれど、ボロボロのラーメン屋を綺麗にデザインして入れたりして、女性にも大人気です。時代の落とし込み方が上手です。そのモールには、ローカルのサードウェーブコーヒーの店も何店も入っていますが、スターバックスはありません。そういう一般的な世界標準から外れたイスラム圏、マレーシアとかインドネシアとかタイの南部とかはいま面白いですよ。同じアジアだし、イスラムの文化を理解する必要が世界の誰にもありますからね、いま。

じつは、アジア通貨危機が起きた時にIMFの協力をマレーシアは断りました。韓国はIMFの言われるがままになって、その後経済はボロボロになり、海外移住者が増え、いまや7人にひとりの韓国人は海外居住になっています。マレーシアはIMFを拒み、自分たちで再建しました。そのことで、英米メディアからすごく叩かれたんです。でもちゃんとその後もやっているわけですよね。それを、いまのギリシャはお手本にしようとしている。だからマレーシアのような、ポストグローバルとリージョンを軸にした新しい動きに個人的に注視しているんです。そろそろ、次の社会を本気で考えねばいけない時期なんだと感じています。

そんなことを考えながら、最近、僕は世界中の南の島を回っています。いうまでもなく、僕ら日本人は良くも悪くも島国メンタリティーを持っているのですが、でも今は、近代化しすぎちゃって島国育ちであることをほとんどの人が忘れてしまっているように思います。このまま日本がもっと衰退したり、もしくはなにかをきっかけに初心に戻ることがあるなら、言葉だけの「オールジャパン」や「サムライ魂」じゃなくて、具体的なシステムを考える必要が生まれるはずです。世界の果てにあるどこかの島国は、もしかしたら日本の未来像かもしれないので、次の社会を理解するヒントがあるのではないか、と思って考えながら、仕事の合間にあちこち出向いています。島国って本当に閉鎖的で、閉鎖的内需というか自給自足というか、それでいて素晴らしいところが多く、学ぶことがたくさんあるわけです。言い換えれば、いまのグローバルシステムに変わるのが、もしかしたら「南の島的ポジティブなガラパゴス・システム」ではないか、とも考えています。適度に開かれたね。

今マレーシアとかタイ南部とかイスラム圏の島国に行くと、面白いことにやたらスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシアの人がいっぱいいるんです。プーケットといったわかりやすい観光地ではなく、アジアの辺境の島にいるんです。そんなところに来ているヤツはよっぽど変人で、僕と気が合いますね(笑)。そういった変人は以前はイギリス人が多かったんですけど、今は北欧とロシア人ばかりです。これは、世界が多様化しつつある傾向だと感じています。グローバリゼーションの次を探して、ついでに楽しんでいる人が、実は世界にはいっぱいいると実感します。

―北欧とかロシアの人がそんなに世界を回っているなんてイメージはなかったです。

そうかもしれないですね。でも、そんな変わり者が辺境の地でひらめいて、その後帰国して、新しい会社や文化や製品とかができるわけですよね。カリフォルニアからインドに大勢の人が流れていって、その中にスティーブ・ジョブスみたいなのがいたわけですから。時代の流れをわかっている変人が、あたらしい製品や社会を作るんです。SNSやカンファレンスからは、革新的なものはなにも生まれません。とんでもない場所に来ている変わり者の奴らが国に戻って、新しいカルチャーが生まれるのは、いまも昔も同じだと思いますよ。最近、カリフォルニアのITから突出した製品やサービスが出ないのは、小利口な人ばかりになってしまったからでしょ。世界を変えるって、日本の雑誌とかの表紙で見るけど、本当はもっとアナーキーなことじゃないですか。雑誌の特集になるわけがありません。いつも体制を疑問視し、なんとかアクションしようとしている問題がある人間ばかりで、ピカソの時代もビートニックも、そうだったと思います。ITの源流もその次も本当はそこにあるのです。

また、アメリカが、というよりアメリカ的なやり方が衰退するのは、もはや規定路線のように思いますが、その次の世界がなかなか見えません。いま、世界で起きていることは、インターネットのようなシステムと中央集権システムが合わないことに起因すると僕は考えています。その混乱をついて、市場経済システムが台頭してきたと思いますね。

———— このインタビューの全編は—————

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著者:高城 剛
コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。毎週お届けする『高城未来研究所「Future Report」』では、今後世界はどのように変わっていくのか、私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。
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最高裁で逆転判決!子供が蹴ったボールでバイク事故、親の賠償責任認めず

道路に飛び出したボールを避けようとしたバイクが転倒してしまい重大事故に……。ボールを蹴った児童とその両親に対し損害賠償を求めた訴訟の最高裁判決が、先日出されました。親の監督義務はどこまで及ぶかが、大きな争点となったこの裁判。弁護士自らが監修する無料メルマガ『知らなきゃ損する面白法律講座』では、逆転判決となった最高裁の判断について、詳しく解説しています。

親の監督義務をめぐり、最高裁で逆転判決。その理由は?

校庭から飛んできたサッカーボールを避けようとしたバイクの転倒事故で、サッカーボールを蹴った当時小学生の男性及び両親に損害賠償を求めた訴訟の最高裁判決が、2015年4月9日に出されました。今回はこの判決について見てみたいと思います。

事故は、2004年に起きました。オートバイに乗った80代の男性が、少年が蹴って、小学校から飛び出したサッカーボールを避けようとして転倒し、足を骨折しました。事故によって寝たきりとなった男性は、入院直後に認知症の症状がでて、約1年4か月後に肺炎で死亡しています。その後2007年に、遺族は約5,000万円の損害賠償を求めて提訴しました。

1審では、「蹴り方次第でボールが道路に飛び出すことを予見することができた」と少年の過失を認定して、事故と死亡の因果関係についても、因果関係はあるとしています。その上で、少年の両親には監督責任があるとして、1審では約1,500万円の損害賠償の支払いを命じました。

2審でも「ボールが飛び出さないよう注意する義務があった」と同様に過失を認めて、因果関係も認め、両親についても「本件ゴールに向けてサッカーボールを蹴らないよう指導する監督義務がある」として監督義務を認め、約1,100万円の損害賠償の支払いを命じました。

監督義務とは、民法上の不法行為を行った者に責任能力がないために不法行為責任を負わない場合において、その者が第三者に対して加えた損害を、その者を監督する義務者が賠償する責任のことを言います(民法714条1項)。不法行為における未成年者の責任能力については画一的な基準は存在しませんが、一般的に12歳位を基準に責任能力が判断されているようです。未成年者の監督義務者は親権者と定められています(民法820条)。

最高裁では、両親の監督義務について争われました。最高裁は、少年が本件ゴールに向けてサッカーボールを蹴ったことは、通行者に対しては危険を有する行為であったとした上で、

1.少年の行為は開放された校庭の日常な使用方法として通常の行為であること
2.本件ゴールに向けてボールを蹴ったとしてもゴールの設置された場所やフェンス等の関係からボールが常に道路にでるという状況ではなかったこと
3.事故は少年が殊更道路に向けてボールを蹴ったといった事情もない

としています。

その上で、責任の能力のない未成年者の親権者は、直接的な監視下にない子の行動について、人に危険が及ばないように注意して行動するように日頃から注意監督する義務があるが、問題となったサッカーボールを蹴った行為は、上の1~3の各事情から、通常は人に危険が及ぶような行為であるとは言えず、このような場合は、その行為について具体的に予見可能であるなど特別な事情が認められない限りは、監督義務を尽くしていなかったとすべきではない、としています。

本件では、特別な事情も認められず、少年の両親には監督義務違反はないとしました。

子供を持つ親御さんにとってはかなり気になっていた判決のようで、この判決に対しては反響が多く、インターネット上でもかなり話題となっています。そもそも、事故と死亡の間に本当に因果関係があるのかという疑問も多く出されているようです。

また、今回監督義務者の責任が認められないことで、被害者側の救済に欠けるのではないかという意見もあります。かなり特殊な事例といえますので、親の監督責任が問題となる場面で、この判決が適用されるかについては、今後の判例の積み重ねを待つしかないようです。

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AIIBは公式サイトでさえやっつけ仕事。今は静観するのが上策

中国投資銀(AIIB)への参加を見送った日米に対して、国内外から「世界から孤立した」「新しい経済の波に乗り遅れた」といったマイナスのコメントが向けられています。しかし、アメリカ在住の作家・ジャーナリストの冷泉彰彦さんは「今は静観するのが上策」とした上で、AIIBのHPから漂う「不穏な空気」を指摘しています。

AIIB、当面は静観が上策

中国が主導する「アジア・インフラ・開発銀行(AIIB)」に関しては、日本とアメリカは、その創設メンバーには入りませんでした。一方で欧州各国は出資することとなったわけで、日米が孤立したように見えるとか、中国主導の経済に乗り遅れていいのかといった議論が、創設メンバー入りを見送った後でも、色々と騒がれているようです。

私は、このAIIBに関しては、現時点では「静観」で良いと思います。

というのは、恐らくは理念という意味でも、実務という意味でも、このAIIBという金融機関の立ち上げは全くの準備段階で「海のものとも山のものとも分からない」からです。

まず、このAIIBですが、とりあずインターネットのホームページはできています。ですが、内容は全く薄いのが現状です。これからドルベースでビリオン(日本円で1千億円の桁)とか更にその100倍、あるいはそれ以上、といったカネを動かす機関としてPRの体裁はできていません。例えば、このホームページの中にはQ&Aのコーナーがあるのですが、例えば当メルマガのようなディスカッション形式のものは勿論ありません。

例えば設立の経緯としては習近平主席李克強首相が東南アジアを訪問した際に着想されたとか、銀行の運営はこれから決められる理念や内規によって行われるといった、全く毒にも薬にもならない、「無内容な言葉」が並んでいるのです。

全く無内容というと、やや言いすぎかもしれません。例えば理念としては「リーン(引き締まった)、クリーン(清潔な)、グリーン(環境に優しい)」というスローガンが掲げてあります。

ですが、これが何とも心配な感じを与えます。大規模な金融機関として官僚組織の肥大化を避けるとか、恣意的な審査や融資といった腐敗を避ける、また融資先のプロジェクトに関して乱開発とか環境破壊を避けるというのは、話としては良い話です。

ですが、それをスローガンとして掲げるという姿勢には、何とも心配な感じがするのです。周囲から「肥大化、腐敗、環境破壊」といった懸念があることに対して、まるで弁解のように見えるからです。

勿論、これは「やっつけ仕事」で作ったホームページであり、あんまり真に受けて論評するのは酷なのかもしれません。まだまだ閉鎖的な中国社会の状況を考えると、規模の小さいものであっても、英語のホームページがあるだけ「まし」なのかもしれません。

ですが、この内容で「全世界に発信する」ことが企業の意志決定として決裁されるということ自体を考えると、「どうにも心配だ」という印象につながるのは、否定出来ないのです。

『冷泉彰彦のプリンストン通信』第60号より一部抜粋

【第60号の目次】
1.巻頭言 クリスティ知事の奇策
2.メイン・コンテンツ「プリンストン通信」(第60回) AIIB、当面は静観が上策
3.連載コラム「フラッシュバック70」(第42回)
4.Q&Aコーナー

著者/冷泉彰彦(作家)
東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは毎月第1~第4火曜日配信。
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image by:AIIB

「SBIモーゲージ」が社名変更!新社名は「ARUHI」

国内住宅ローン大手「SBIモーゲージ」が社名変更と新経営体制を発表しました。新しい社名は「アルヒ株式会社」(以下:ARUHI)となります。SBIモーゲージといえば、「フラット35」の取り扱いシェア6年連続No.1を誇り、業界シェア1位の金融機関。リーディングカンパニーの社名変更にはどんな狙いがあるのでしょうか? MAG2NEWSの兄弟メディアMONEY VOICEでは、「ARUHI」が掲げる3つの取り組みを詳しく紹介しています。

>>詳しくはMONEY VOICEにて

 

なぜ、Apple Watchは使いにくいと言われるのか?

来るべき4月24日に遂にApple Watchが発売されます。大手量販店などでも試着が開始されていますが、実際に触った感想はどうなんでしょう? 一部に「使いにくい」という声もありますが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんはスマートウォッチの使い勝手について独自の見解を示しています。

スマホはウェブデバイスだが、アップルウォッチは「クラウドデバイス」である

アップルウォッチの使い勝手についての誤解がある、という記事をビジネスインサイダーが書いています。

The Apple Watch is a misunderstood bridge to the future

「誤解された未来への架け橋である」というタイトルですね。もうすぐ発売のアップルウォッチ、試着してみた人たちの感想は「至福だ」「驚異的」といった感動がたくさん出ているいっぽうで、「やっぱりちょっと使いにくいのでは?」という声もあるようです。画面が小さく、アイコンを間違えてタップしやすいとか、山ほど通知が来てうっとうしいとか。

でもこういうネガティブな感想が出てしまうのは、われわれがスマホ時代のUI/UXに慣れきってしまっているためで、スマホ時代のマインドセットから逃れられていないからだ、と記事は指摘しています。

「スマホのマインドセット」とはどのようなものか。iPhoneの最初のバージョンが米国で発売された2007年以降、この8年ぐらいはスマホがコンピューティングの中心になっていった時代でした。つねにインターネットに接続され、スクリーンに情報が表示され、画面をタップすることで写真撮影やテキストメッセージの送受信、SNSへのコメントなどさまざまな操作を行える。アップルがiPhoneで作ったこのUIは、いまのスマホのUIのデファクトスタンダードとなっています。

しかしこのスマホのUI/UXを、腕時計型のスマートウォッチにそのまま持ち込むと、たいへん使いづらいものになります。画面は小さく読みづらいし、タップによる操作もやりにくい。

しかしスマホのUXとスマートウォッチのようなウェアラブルで期待されるUXは、まったく違うんですね。だからスマホのUIをウェアラブルにそのまま持ち込んでもうまくいくはずがありません。

このあたりは、私が昨年書いた『ウェアラブルは何を変えるのか?』というKindle本に詳しく書いているのでそちらを参照していただければと思いますが、そこから少し内容を抜粋して、「リープモーション」という機器の話を紹介してみましょう。

PCのUSBポートに接続し、空間の手のジェスチャーでパソコン画面を操作できるリープモーション(Leap Motion)というデバイスがあります。使ってみるとわかりますが、慣れないと非常に操作が難しいのです。特に「メニューを出す」「メニューの中から選択する」といったパソコン的な操作がまったく直感的ではありません。これはすなわち、「メニューバーの中から選択する」というような操作は、パソコンとの「対面・対話型」の操作であって、パソコンと「同方向・同化」の操作になっていないということなのだと思います。iPhoneでスワイプのような直感的な操作系を生み出したアップルは、そう考えると本当すごいなあとあらためて感じます。「携帯電話を再発明した」と言われたiPhoneというデバイスの新しさと、新しいデバイスに適合したまったく新しいUIが組み合わせられ、スマホ的なUXがゼロから生み出されたということなのです。

ちなみにリープモーションは専用アプリのプラットフォームも用意されており、App Storeからゲームなどをダウンロードできます。ここで入手したリープモーション専用のゲームは、実に直感的で操作しやすいのです。これはリープモーションという新しいデバイスのために新しい専用のUIを開発したからなんですね。

言い換えればKinectやリープモーションのような空間ジェスチャUIに対して、マウスとキーボードを基礎としたいまのパソコンの操作体系はまったく場違いだということです。パソコンより進んでいるスマホのタッチスクリーンの操作系も、空間ジェスチャUIにはそぐわないでしょう。だから空間ジェスチャUIに最適化されたデザインを持つデバイスを新規に開発し、UX全体を再設計しないといけないということなのでしょう。そしてそうした空間ジェスチャUIが最も適したデバイスは、身体に装着され身体と同化しているウェアラブルであるのは間違いありません。

そう捉えてみれば、スマートウォッチなどのウェアラブルがスマホのUIを踏襲しているのは筋違いだということがわかります。眼鏡型にしろ時計型にしろウェアラブルデバイスは、対面・対話型のUXではなく、空間ジェスチャUIなどを採用した同方向・同化型のUXを目指すべきなんですね。(以下の342号に続きがあります)

『佐々木俊尚の未来地図レポート』第342号より一部抜粋

【第342号の目次】
・特集1
スマホはウェブデバイスだが、アップルウォッチは「クラウドデバイス」である。
~アップルウォッチの意味を理解している人は現時点では少ない
・特集2
マスメディアの「弱者」記事と在特会の在日非難は実は表裏一体であるという真実
~戦後のメディアの歴史を読み解く(6)
・今週のキュレーション

著者/佐々木俊尚(ジャーナリスト)
1961年生まれ。早稲田大政経学部中退。1988年毎日新聞社入社、1999年アスキーに移籍。2003年退職し、フリージャーナリストとして主にIT分野を取材している。博覧強記さかつ群を抜く情報取集能力がいかんなく発揮されたメルマガはメインの特集はもちろん、読むべき記事を紹介するキュレーションも超ユースフル。
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宅配ピザ、約束の30分を過ぎたらキャンセルできる?

宅配ピザを注文してあなたは何分ぐらい待てますか? 最近では「30分以内にお届けできなければ無料」というのは少なくなりましたが、生活に役立つ豆知識を紹介するメルマガ「日常生活で役立つ!お金・法律のマメ知識」では、約束を守らなかった場合はキャンセルできると伝えてます。

約束の30分を過ぎたら法律的にキャンセルできる?

みなさんは宅配ピザは好きですか? わが家では昨日家族の誕生日だったので久しぶりに宅配ピザを頼みました。やっぱりピザっておいしいです。

ところで最近あまり見なくなりましたが、以前は宅配ピザってよく、「30分以内にお届けできなければ無料!」がうたい文句でしたよね。(残念ながら遅れたピザ屋はありませんでしたが・・)

たとえば、お店に注文して「30分以内にお届けしますね!」と言われた場合、約束の30分過ぎてもピザが届かなかったらそのピザはキャンセルできると思いますか?

正解は「できる!」です。

民法では、お店が約束したことをちゃんと守らなかった場合にはお客は注文を解除できることとしています。(民法541条 履行遅滞等による解除権)(民法542条 定期行為の履行遅滞による解除権)

この法律、ピザ屋さんに限らず当然いろんな商売に関わる法律なので詳しく知りたい人は本などで調べてみて下さい。

※ピザ屋が「30分以内に届けなかったらタダにします!」の場合は、キャンセルではなく、ピザを受け取ってください。キャンセルするとピザがもらえませんので。

日常生活で役立つ!お金・法律のマメ知識

著者/古俣雄二
東川口相続FP事務所のファイナンシャルプランナー。家族・近所・会社など、日常で誰もが経験するようなちょっとしたトラブルなどの解決に役立つマメ知識を紹介しています。

世界初の海底駅が閉鎖。海面下149.5mの海底鉄道フォトレポート

4月3日に青函トンネル内で発生したJR北海道の特急発煙事故。その際、乗客の一時避難場所となり思わぬ形で注目を集めたの旧竜飛(たっぴ)海底駅(現在の正式名称は竜飛定点)ですが……、この海底駅、一体どんなところなんでしょう。無料メルマガ『写真で見る日本の歴史』でその全貌が明らかに!

竜飛海底駅1

『写真で見る日本の歴史』No.314より一部抜粋

竜飛海底駅表示

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海面下149.5mに位置していた日本一低い位置にある鉄道駅でしたが、平成25年(2013)11月10日をもって見学者向けの停車および見学コースの営業が休止しました。のち、平成26年(2014)3月15日には正式に駅が廃止されました。

海底駅ホーム

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非常に狭い海底駅ホーム。しかし、ここからは青函トンネルの中が見渡せるほぼ唯一の場所といっていいです。

下り線ホーム

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上り線ホームから見た向かい側のホームとその連絡口。もちろん地下道でつながっています。

連絡通路

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上り線と下り線をつなぐあたりの連絡通路。このような通路がまるで迷路のように張り巡らされてあります。案内がなければ確実に迷います。

海底駅通路1

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さすが海面下約150mに位置しているだけのことはあります。壁にはうっすらと塩分が固まってみえています。腐食が激しいですが、工事の時の資材を運搬するために用いたのか、レールの跡もみることができます。

レール跡

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資材運搬用に使用されていたものと思われます。

移動用自転車

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あまりにも広いため、このように移動用の自転車がありました。一般の見学者は徒歩で移動になります。

海底駅通路2

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海底駅通路はさらに奥へ奥へと伸びています。中には立ち入り禁止の場所もありますが、この先を進むと意外な場所につながっていました。

『写真で見る日本の歴史』No.314より一部抜粋
日本史のお勉強を写真を通して行います。全国にちらばる色々な史跡の写真を、詳しい解説といっしょにお届けします。全国にあるお城、教科書に出てくるお寺など、多数紹介。
≪最新記事を読む≫

「なんかだるいなー」という人に試してほしい、やる気スイッチのメンテナンス法

始まったばかりだと思った新年度ですが、気づけば来週はもうGW突入週。『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』によると、新しい生活に慣れてきたこの時期、人は“燃料切れ”を起こすんだそうです。どちらの肩が下がっているかでその対処法も変わってくるとのことなのですが、あなたは右肩?それとも左肩?

春のやる気・占い

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.112より一部抜粋

新年度を迎えてちょっとずつ新しい生活に慣れはじめると、張りつめていた気持ちがゆるみます。やる気をたもてるかどうかは姿勢で占うことができます。そんな「春のやる気・占い」は、あごと肩で占います。

・あごが出て右肩下がり:クヨクヨ気持ちの燃料切れ

アゴが出るのは気持ちにカラダがついていかないからです。くわえて、肩が下がってしまうのは気持ちがくたびれてしまうからです。右の肩が下がるのは身のまわりの忙しさがボチボチ煩わしく感じ始めてきた証拠です。

ちょっと忙しいスケジュールをみなおして、楽しいことややりたいことに取り組む時間をつくるとよいです。春先からの息詰まりをたのしいことで解消しましょう。

・あごが出て左肩下がり:ゲッソリカラダの燃料切れ

カラダとココロの燃料切れです。頑張りつづけたココロとカラダは燃え尽き状態です。 左の肩がさがっていると普段の食事も食べもたれしやすいです。

大切なのは十分な睡眠時間をとることです。普段やっていることでも疲れたカラダではイライラしてうまくいきません。こまめな息抜きはココロとカラダをやしなう大切な時間です。ついつい過食になりがちな左肩下がりですが、味だけ楽しんでむやみに食べすぎないよう気をつけましょう。

※姿勢を調える「百会(ひゃくえ)のツボ」についての動画解説

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.112より一部抜粋

【Vol.112の目次】
1.今週のイケテル・カラダ
・「穀雨」のころ
・めまい・耳鳴りの肩こり・チェック
2.今週のカラダ占い
・春のやる気・占い
3.今週のくらしかたのコツ
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『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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西友の親会社ウォルマートが、理不尽な店舗閉鎖を進行中

ウォルマートが買収した西友が成績不振により2015年に30店舗を閉店する計画を進めています。実はこの閉店計画、本国アメリカのウォルマートではもっと悲惨なことになっていることがわかりました。アメリカをはじめ世界のビジネス情報を毎日配信するUSBIZNEWSでは、Wal-Martが突然5店舗を閉鎖したというニュースを紹介しつつ、資本主義大企業の恐るべき“本性”を暴いています。

Wal-Mart突然の5店舗閉鎖、しかも理由が明らかでない。

USBIZNEWS Wal-Mart 突然の5店舗閉店、、、理由不明!より一部抜粋

Wal-Mart (アメリカ最大量販店、西友の親会社)が突然5店舗を一時閉鎖したというニュースが入ってきました。

この閉鎖は最高で6ヶ月間以上かかる予定で、テキサス州、カリフォルニア州、オクラホマ州、そしてフロリダ州でおおよそ2,200人の従業員に影響を及ぼしそうです。

Wal-Mart 従業員によると、わずか2時間前に店舗が閉店することを伝えられ、突然の通知により「皆がただパニックになって、泣き始めた」とのこと。

この突然の一時閉店の原因は水道工事のためと言われてますが、「一時閉鎖したどの店舗にも水道配管工事の許可が下りていない」「水道管検査係が工事許可を取る為の手助けをしようとしたら断られた」「例え全部の水道管を修理してもあの店で6ヶ月間もかからない」という証言もあり、閉店原因そのものが謎と言われています。

全米の広大な土地で、なぜウォールマートの店舗だけが水道工事を緊急に行う必要があったのでしょうか? 関係者からも本当に配管トラブルがあったのか疑問の声もあがってます。

また、ある従業員は高賃金を抗議したから店は閉店されたのではないかと主張しています。というのも、今回閉鎖となったカリフォルニア州のPico Rivera店は、2012年にウォルマートに対するブラックフライデーストライキを一番最初に行った店舗であり、その代償として今回の閉鎖につながったのではないかとの見方が強まっています。

以上、Wal-Martが突然5店舗を閉店したというニュースでした。

理由は明らかにされていませんが、ほとんどの人が賃金値上げを要求したことへの仕返し、と見ています。

数年前、マクドナルドであったニュースですが、ある店舗の従業員が組合を始めたところ、次の日には本社社員が従業員に組合を辞めるよう説得し、それが失敗に終わると、何と1ヶ月後にはそのマクドナルドは店舗ごと店を閉店。店そのものを新地にしました。同時にそこの従業員全員は失業、しかし6ヶ月後には新たな店舗をそこで建て、平然と今は運営しています。

さすが資本主義、オカネのためなら理不尽なこともお構いなしですよね。

USBIZNEWS

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